「フィルムカメラ放蕩記」赤城耕一著買いました ― 2020年10月30日 00時00分00秒
今日(2020年10月30日)発売の赤城耕一著「フィルムカメラ放蕩記」(ホビージャパン刊)ISBN978-4-7986-2342-9を買った。
2020年7月号でいきなり休刊という名の廃刊になった「アサヒカメラ」に連載されていた「銀塩カメラ放蕩記」をベースとした単行本。
本書の「はじめに」から赤城耕一氏のありがたいお言葉。
スマホで美しい写真が撮れるのだから、本来必要ではないカメラを買ってもらうにはどうしたらよいか知恵を絞らなければならない。カメラメーカーの苦労は並大抵ではないだろう。
「デジタルはスマホに任せてしまうんだから、カメラはフィルムにしましょうよ」という考え方もなくはない、と私なんかは思いますけどね。無駄を楽しむという論理からすれば、フィルムカメラの無駄ってなかなか高尚かつ面白いものなのではないか。そうでもないか。やはり”放蕩者“が楽しむ行為。それがフィルムカメラを使った写真制作なのかもしれないなあ。
ハードカバーで税抜き2700円、正直ちょっと高いなぁと思うが、こういう装丁の本の手触りを楽しみながら、ウイスキーを飲んで、ちょっと涼しくなってきた秋の夜を過ごすのも悪くない。この本で取りあげられたカメラを撫でたりしながら。
写真は赤城耕一著「フィルムカメラ放蕩記」(ホビージャパン刊)と後ろ左は「定番カメラの名品レンズ」(2000年小学館刊)と後ろ右「銀塩カメラ辞典」(2012年平凡社刊)。「銀塩カメラを使いなさい!」と「銀塩カメラ至上主義!」も持ってたように記憶するんだけどなぁ…。
コメント
_ みっち ― 2020年10月31日 12時09分38秒
_ ノーネームしたん ― 2020年10月31日 14時25分11秒
「デジタルはスマホに任せてしまうんだから、
カメラはフィルムにしましょうよ」という考え方もなくはない、
と私なんかは思いますけどね。
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i: i ありがたやありがたや
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ほんとにそういう人も増えましたねぇ、
あとレンズはどうせ電子物でそんなに長期間はアレなんだろうと、とっとと下取りに出してマウント変えてしまったりもします、
そういう人が多いです。
>ハードカバーで税抜き2700円
まあそのぐらいします、買いますよ自分も、
そのうちに廉価版が出るかもしれませんがアサヒカメラがあった記念です。
あと無事Nuro光は開通しました、
これがADSL最後の通信日です、安くて良かったんですが…、
昨日からNuroの速度テストして思ったことは速度十分の一で良いので料金を半分に……とか思いましたけど、
今は早いけどそのうち遅くなるのか??とか、
速度は安定しないとわからないんだろうし…、
IPがあまり変わらないらしいので多少嫌かな…とか、
まあいろいろと……、
いゃそれよりも内から送るお歳暮をまた準備しないと…………。
>こういう装丁の本の手触りを楽しみながら、ウイスキーを飲んで、ちょっと涼しくなってきた秋の夜を過ごすのも悪くない。
野良猫から送られたウヰスキーは中身が熟成された…………
_ Haniwa ― 2020年11月01日 08時26分48秒
情報ありがとうございます。試し読みがあったんですね。「はじめに」以外のところから引用すればよかったですね。
>表題を「銀塩カメラ」から「フィルムカメラ」に変えた理由は書かれてなかったですが、どうしてなんですかね。
赤城先生自らツイッターでお答えいただいています。
ttps://twitter.com/summar2/status/1322457328176701440
銀塩ということばに馴染みがなくなってきたからなんでしょうかねぇ。
デジタル写真が台頭してきた一時期だけ使われていた言葉になってしまったという判断かもしれませんね。
>最近ライカでフィルム写真を撮ってますが、やはり完全マニュアルというところが、ツボのような気がします。これがAF、AE、フィルム自動給装のフィルムカメラで撮るとなると、なんやデジタルと変わらんがな、となってしまいそうな。(笑)
たしかにF100などを使うとあまりフィルムで撮っている感じがしないといいますか、調子に乗ってパシャパシャ撮ってしまいそうです。ライカいいなぁ。
>今はネガカラーをデジタルデュープでRAW撮り(すっかりNegative Lab Proに慣れてきました)ですから、暗部を起こしたり、明部を落としたりの調整が、相当程度可能です。極端に云えば、露出なんて全然測らなくてオーケーです。(笑)いや、楽な時代になりました。
ネガカラーフィルムのラチチュードの広さで、デジタルのRAW撮影を超えている感じですかねぇ。うらやましいです。わたしもそういう環境構築したいです。
_ Haniwa ― 2020年11月01日 08時40分28秒
>ほんとにそういう人も増えましたねぇ、
>あとレンズはどうせ電子物でそんなに長期間はアレなんだろうと、とっとと下取りに出してマウント変えてしまったりもします、
>そういう人が多いです。
電子もののレンズは値打ちが下がったり使わないでいると壊れてしまったりしないうちに売り払った方がよさそうですね。1 NIKKORで痛感しました。もうババ抜きですよ。
>まあそのぐらいします、買いますよ自分も、
>そのうちに廉価版が出るかもしれませんがアサヒカメラがあった記念です。
私も赤城先生へのリスペクトとアサヒカメラがあった記念と思って買いました。
こういうハードカバーの本の質感といいますか、手に持った感触というのはその本固有のものですので、電子書籍にはない記憶になります。
>あと無事Nuro光は開通しました、
>これがADSL最後の通信日です、安くて良かったんですが…、
>昨日からNuroの速度テストして思ったことは速度十分の一で良いので料金を半分に……とか思いましたけど、
おめでとうございます!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
うらやましいです。私もちかういちに光ファイバーに移行せねばならないと思っています。
朝日ネットの光回線がフレッツということなので、朝日ネットはメール・ブログ会員として残して他社に移ることになるのかなぁと思っています。フレッツの評判は誰に聞いても悪いです。夜になるとADSL未満の速度とか言っている人が複数いました(泣)。いまのADSLは時間帯による速度変化はありません。ずっと6Mbpsぐらいですね。
>IPがあまり変わらないらしいので多少嫌かな…とか、
これは間違ってIPアドレス表示のある匿名掲示板などに書き込んでしまったときなどに困りますね(笑)。
>いゃそれよりも内から送るお歳暮をまた準備しないと…………。
「どれにしまっか?」みたいなカタログが送られてくる時期になりましたね。
>野良猫から送られたウヰスキーは中身が熟成された…………
ああっこの琥珀色は違うもの由来だったのかっ(泣)。
そういえば数日前朝ドアを開けたらノラ猫がいて猫の方が狼狽していました。久々に敷地内でノラ猫を見たなと思ったら、ちょうどその場所をカバーする超音波発生器の電池が切れていました。前々日に見たときはまだ電池あったのですが。耳なし芳一みたいにお経書いてないところを狙ってくるなあノラ猫は…。超音波でお経流す作戦にしたいところです(違)。
_ みっち ― 2020年11月01日 12時18分56秒
>
>赤城先生自らツイッターでお答えいただいています。
おーっ、なるほど、たしかに「銀塩」なんて、昔は使ってなかったですなぁ。「銀塩写真」ってわざわざ云うと、それは大昔のダゲレオタイプだの、写真湿板だのを指していたと思います。
そうだ、忘れてましたが、赤城センセには、お世話になっていたのでした。
これなんですが、センセ考案のライカM型用接眼カバーリングです。これ安価で、具合が良いです。何でもないようですが、眼鏡使用者には、これがあるとないとで、ずいぶん違います。(愉)
ttp://www.kantocamera.com/sale/ring/index.html
_ ノーネームしたん ― 2020年11月02日 14時48分47秒
フレッツ隼とかいう物もあました…、
敵の戦闘機に撃墜されたんでしょうかねぇ。
実は先行して友人のI君の家でNuro光にしてもらってたんですが、
そこもスピードと反応速度は今のところ上限なんじゃないかと、
ただ今後はわからんという…、
こっちでは評判は悪くもないんですが特に良いとも聞かないんですけどね、
でもHaniwa家のある地方のはなぜか確実に評判は悪いという…………、
加入数の違いなのか??、
そしてオペレーターとの交渉の必要がある場合はHaniwa氏の怒りのネタをご提供確実では……
>私もちかういちに光ファイバーに移行せねばならないと思っています。
落天の4G5Gとかの回線はどうなんでしょう?、
まあ無線なので色々とアレなんでしょうけど、
巨大なアンテナでも作って安定させたりしたら使いやすいんでしょうか…、
まあみんな使いだすと通信容量とか速度が今後も…という心配が。
>「どれにしまっか?」みたいなカタログが送られてくる時期になりましたね。
高齢の人だと怒る人も居るんですよ…、
まあ面倒でなくていいんですが。
>耳なし芳一みたいにお経書いてないところを狙ってくるなあノラ猫は…。超音波でお経流す作戦にしたいところです(違)。
都構想も党に反発して某学会のお経で防いでm
_ Haniwa ― 2020年11月04日 10時56分22秒
■ みっち様
>おーっ、なるほど、たしかに「銀塩」なんて、昔は使ってなかったですなぁ。「銀塩写真」ってわざわざ云うと、それは大昔のダゲレオタイプだの、写真湿板だのを指していたと思います。
私も言われてみればデジタルが台頭してきたときに急に銀塩とかいう言葉が出てきたんですよね。もうデジタルカメラが当たり前になって銀塩という言葉もあまり使われなくなってきているので、フィルムの方がよいという判断なんでしょうね。そういえばこの本の変編集者はアサヒカメラ連載時代の人と同じ人が担当しているそうです。
>そうだ、忘れてましたが、赤城センセには、お世話になっていたのでした。
>これなんですが、センセ考案のライカM型用接眼カバーリングです。これ安価で、具合が良いです。何でもないようですが、眼鏡使用者には、これがあるとないとで、ずいぶん違います。(愉)
>ttp://www.kantocamera.com/sale/ring/index.html
ありがとうございます。わたしも老眼鏡でメガネ使用者になってしまいましたのでありがたいです(メガネありで覗いたり無しで覗いたり一定していませんが)。ニコンのアイピースもFM2タイプの丸形は標準装備のアイピース以外はゴムが付いていないんですよね。流用できるかもしれませんね。コシナの丸形視度補正レンズがゴム付きでしたがまだ売っているかどうか…。
_ Haniwa ― 2020年11月04日 11時09分09秒
■ ノーネームしたん様
フレッツは東日本と西日本とで違うのかもしれませんね。
Nuro光はいまちょっと評判を見ましたら、開通した人は快適と言っていますが、工事がなかなか来ないという不満が渦巻いていますね。サポートとの連絡もなんか阿鼻叫喚地獄のようで。私が0SIMで連絡したときは迅速(というよりも拙速)でしたが。
>落天の4G5Gとかの回線はどうなんでしょう?、
>まあ無線なので色々とアレなんでしょうけど、
>巨大なアンテナでも作って安定させたりしたら使いやすいんでしょうか…、
>まあみんな使いだすと通信容量とか速度が今後も…という心配が。
落天はまず会社が…。携帯電話網はいろいろと制限が加えられやすいので3日で何GBとか制限があると、新規インストールとか再インストールの時に困るような…。
>>「どれにしまっか?」みたいなカタログが送られてくる時期になりましたね。
>
>高齢の人だと怒る人も居るんですよ…、
>まあ面倒でなくていいんですが。
ネットで決められるようになって随分楽になったように思います。昔はデパートのお歳暮コーナーで住所書いたり変更したり面倒でしたから。
>都構想も党に反発して某学会のお経で防いでm
きちんと判断した会員の方がおられて安心です。
しかし、これからもこういう動きはあると思いますよ。
大阪から本社移した企業は多いですから、大阪の法人税は長期低落だと思いますので。
まあ政令市から特別区にしたらハッピーなんだったら人口375万人もいる横浜市が最初に解体しますよね。どこもそうしていないというのが示しているとおりです。
_ タロウカジヤ ― 2020年11月05日 19時03分27秒
Df値崩れと共にいよいよ麗しいニコンは終わりの様です。
_ Haniwa ― 2020年11月06日 08時32分56秒
情報ありがとうございます。m(_ _)m
記事にさせて戴きました。
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2020/11/06/9313675
寂しくなりますねぇ。
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ここで試し読みができますなぁ。「はじめに」と最初の記事ミノルタSR-T101が読めます。
表題を「銀塩カメラ」から「フィルムカメラ」に変えた理由は書かれてなかったですが、どうしてなんですかね。
最近ライカでフィルム写真を撮ってますが、やはり完全マニュアルというところが、ツボのような気がします。これがAF、AE、フィルム自動給装のフィルムカメラで撮るとなると、なんやデジタルと変わらんがな、となってしまいそうな。(笑)
今はネガカラーをデジタルデュープでRAW撮り(すっかりNegative Lab Proに慣れてきました)ですから、暗部を起こしたり、明部を落としたりの調整が、相当程度可能です。極端に云えば、露出なんて全然測らなくてオーケーです。(笑)いや、楽な時代になりました。