ヨドバシドットコムでGS YUASA YTX7L-BSバッテリーを買った ― 2020年10月28日 00時00分00秒
やっと雨続きから解放されましたな(嬉)。このところ全然バイクに乗っていなかった。ひとつはコロナ禍で外出自粛していたせいもあり、また最近忙しくてなかなか乗れないのもあった。さらに今年は雨が多くて、自分の休みの日に天気が悪いということも多かった。今バイクに入っているガソリンは6月に給油したものである。2ヶ月ぐらいエンジン掛けていなかった。
さすがにバッテリーがやばくなっているだろうと先週にバッテリーを充電しようとしたら、充電器Optimate4 Dual Programの診断インジケーターが赤と黄色の表示になっていた。これはメンテナンスフリーバッテリーの場合には説明書によると「充電不能」レベルに当たる。診断結果の電圧が12.0~12.2Vだとそういう表示になるようだ。【追記】表示は「充電不能」レベルだが、実際には充電できて、緑色表示になった。ただし、少し間を置くとすぐに緑と黄色の表示になったりするので、フル充電でも新品時の8割以下の充電量になっていると思われる。後述のキュルルルルでエンジンが掛かるというのは充電後のことだ。【追記ここまで】現在Honda CRF250Lに私が使っているバッテリーはGSユアサのYTX7L-BSで2016年12月に交換したものだ。もう4年になるので、念のため交換しておいた方がよさそうだ。いまのバッテリーで始動不良はないのだが、いままでキュルンで掛かっていたエンジンがキュルルルルで掛かる感じなので、ちょっと不安だ。
それで、このYTX7L-BSなのだが、2種類ある。ひとつはGSユアサのYTX7L-BSでもう一つが台湾ユアサのYTX7L-BSだ。メーカーはいまでは完全に別会社のようだ。なのに同じ型番を使っている。しかもCRF250Lのサービスマニュアルには純正搭載としてGSユアサのYTX7L-BSと書いてあるのに、新車でホンダドリームで買った自分のCRF250Lには台湾ユアサのYTX7L-BSが搭載されていた。なぜなんだ?しかしよそ様のブログを見てもCRF250Lには純正で台湾ユアサが搭載されているようだ。CRF250Lに新車で搭載されているバッテリーは台湾ユアサのもののようである。
前回は迷ったのだが、GSユアサのYTX7L-BSを買って使っていた。完全にあがらせたことはないが、充電不足には何回かしたことがあるし、バッテリーの鉛の接点を磨かないでハーネスをつけていたりした。
今回は安い台湾ユアサにするか高いGSユアサにするか迷った(前者は5千円ぐらい後者は1万円ぐらい)。倍ぐらい値段が違うのだが、GSユアサの方を今回も選択した。
それで、鉛バッテリーを買うときは、電解液(希硫酸)を注入済みよりも自分で注入するものの方が鮮度がいいので、そうしたかったのだが、ネット通販だと希硫酸を注入済みの方ばかり売っていた。別添のものはお店で買うときも一筆書かないといけなかったりするので、通販だと注入済みしかないのは仕方ないのかもしれない。
そこで、GSユアサのYTX7L-BSはヨドバシドットコムが安くて早くて送料無料のようなのでヨドバシで買うことにした。前回はたしかモノタロウで買った。
ヨドバシドットコムには「液別タイプのバイク用バッテリーに予め指定の電解液を入れ、初充電を行った状態で出荷しております。」と書いてあるのだが、注文を受けてから電解液を入れて充電して送ってくれるのか、それとも随分前に電解液を注入して充電したままなのか、随分前に電解液を注入して初期充電して注文があったら充電して送ってくるのかが謎であった。
しかし、注文するとなんとすぐに発送に入って10数時間で届くようなのだ。これは絶対に充電なんかしていない。では、注文してすぐに電解液注入なのか?いやその可能性も低い。ヨドバシの倉庫から送ってくるようなので、倉庫の中で希硫酸を注入するとは思えない。前回モノタロウでGSユアサのYTX7L-BSを買ったときは、モノタロウの倉庫からではなく、奈良県のバッテリー業者から直送されていた。
ということで、届いたバッテリーをOptimate4 Dual Programにつないでみた。そうすると青と黄色の表示(12.4~12.6V)だった。これは補充電されていない表示だ。
このOptimate4 Dual Programのよいところは、電圧を測りながら充電しているので、満充電を検知してそこで充電をやめてくれることだ。それ以降もOptimate4 Dual Programをつなぎっぱなしにしておくと、メンテナンスモードになって、電圧を測り続けて、下がってきたらまた補充電するというのをずっと繰り返すようになっている。
それで、ヨドバシドットコムから届いたGSユアサYTX7L-BSをOptimate4 Dual Programにつないでどのくらいで充電が終わるのかときどき確認していた。普段の補充電なら数時間で充電が一旦終了してメンテナンスモードに入る。ところが何時間経ってもずっと充電中なのだ。ただ、オプティメイト4のインディケーターは充電を始めるとすぐに緑色のみ点灯に変わって以後ずっと緑色一色表示のままで充電を続けている。
結局充電が終わってメンテナンスモードに変わるのに9時間かかった。
そして届いたGSユアサYTX7L-BSの製造年月は2020年4月なので、これはかなり前に電解液を注入して初期充電したまま倉庫に保管されていたものなのだろう。
ということで、これは初期充電無しにちょっと近所に乗りに行っただけだとバッテリーを傷めるところだった。
補充電後まだバイクには取り付けていないので、数日おきにOptimate4 Dual Programをつないでみているのだが、診断結果は緑色のみで、補充電も数分で終わってしまうので、このバッテリーはほとんど劣化はしていないようだ。少し劣化してくると数日間隔で充電しても緑と黄色表示になったりするし、補充電も数分では終わらないからだ。
ちなみに、Optimate4 Dual Programはお勧めできる充電器だ。ちょっと表示が見にくいところがあるのだが、基本的になにもすることはなく、つなぎっぱなしでもOKの充電器だ。以前持っていた古い充電器は電流計が付いていて電流で充電完了を見極めるタイプだったのだが、よほど放電していない限り電流はすぐに下がってくるので、どのくらい充電しているのか分からないのであった。ときどき電圧を測ればいいのだろうが、充電直後は電圧が高いのであてにならないのであった。Optimateはなにか負荷を掛けたりしてチェックしているようなので、電圧で充電管理しているがかなり信用できるのであった。
このOptimate4 Dual Programもヨドバシドットコムで買ったものだ。購入日を見ると前回のバッテリ交換の2016年12月に買ったようだ。前回のバッテリー交換の時に以前の古い充電器で補充電しようとしてどこまで充電されているか分からないので、結局あとからOptimate4 Dual Programを買ったのだった。
今回買ったGS YUASA YTX7L-BSはこの週末にでも載せ換える予定。前のGS YUASA YTX7L-BSは、新しいバッテリーを車体から外して充電するときに時計やECUのセッティングが初期化されないように入れ替え用に保管しておく。一番最初に買ったときに載っていた台湾ユアサのYTX7L-BSはその用途に保管していたが、サルフェーションがひどくなっているようで、たまにOptimate4につなぐと赤表示になってしまう。これでもバイクの時計やECUのセッティング保持の役割は果たしているようだ。数時間のあいだ時計を保持するぐらいならこれでも役に立つのだ。今回この台湾ユアサYTX7L-BSは処理業者に廃棄を頼もうと思う。
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