アサヒカメラ2020年6月号は総力大特集「いまこそフィルム!」 ― 2020年05月20日 00時00分00秒
今日発売のアサヒカメラ2020年6月号は、総力特集「今こそフィルム!」だというので、近所の書店で買ってきた。
特筆すべきは「現行モノクロ&カラーネガフィルム68本の実力を詳細チェック」(まつうらやすし氏)だろう。
いまこそ、フィルム!
フィルムだから生まれる写真がある/ボケや明るさだけじゃない 「開放」が深い! ほか 波他 デジタル時代に見いだす新たな魅力
いまこそ、フィルム!【口絵】
「初夏の詩(うた)」 米 美知子
「Recent Film Work」 立木義浩
「おはようもしもしあいしてる」 川島小鳥
「The Way Things Go」 奥山由之【インタビュー】
米 美知子さん
「デジタルは何でもできてしまうけれど、 フィルムにはできないことがいっぱいある」立木義浩さん
「手軽に撮るのもいいが、感性だけで一生を過ごすわけにはいかない」川島小鳥さん
「このタイムレス感はフィルムならでは。フィルムで撮っていてよかったと思います」奥山由之さん
「自分と写るもの、カメラ、環境のバランス。何を伝えたいかが全てです」探訪 個性派ワークショップ + 番外編
現行モノクロ&カラーネガフィルム
68本の実力を詳細チェック
まつうらやすしカラーネガフィルムをデジタルデータ化する基本
西島大輔デジタルカメラで撮った写真をフィルム風に
河田一規ソフトウェアで定番モノクロフィルムをどこまで再現できるか? まつうらやすし
赤城耕一的フィルムカメラ購入ガイド
フィルムカメラ修理の現状
フィルム/フィルムカメラ 用語辞典 赤城耕一
まだあんまり読んでいないけど、目次だけでもワクワクするでしょ。
コメント
_ タロウカジャ ― 2020年05月21日 15時46分40秒
_ ノーネームしたん ― 2020年05月21日 21時13分52秒
総力戦ですよ、神 赤城耕一氏は安定してるなぁ!。
>特筆すべきは「現行モノクロ&カラーネガフィルム68本の実力を詳細チェック」(まつうらやすし氏)だろう。
とりあえず2020年の時点の写りの傾向の資料用に永久に保存しとかないと、
あのフィルムに比べて云々という指標ですからね。
>カラーネガフィルムをデジタルデータ化する基本 西島大輔
むしろデジタルデータをフィルムにも記録した方が…、
デジタルは意外ともろいので…と、
そしてフィルムの需要が安定してゆくという狙いg
_ いつもとおりすがり ― 2020年05月22日 07時55分24秒
(流行りの)「エモい」写真が見たいところ:
[フォトギャラリー]工藤遥&伊藤健太郎が“写ルンです”で撮影!『のぼる小寺さん』オフショット
2020年5月21日
ttps://www.cinematoday.jp/gallery/E0016867
_ Haniwa ― 2020年05月22日 09時22分17秒
>はるか昔に新刊の少年雑誌を買い求めて、家に着くまでの待ちきれない
>ワクワク感、懐かしいですね。
そうなんです。今号のアサヒカメラは内容ぎっしりです。
休刊になった月刊カメラマンとは差が大きいと感じました。月カメの出版に関わった人たちには申し訳ないですがそう感じました。
>最近は、新しいデジタル一眼レフカメラを買ってもさほど感動しなくなりましたね。歳か、で終わりにしているようです。
そもそも新しいデジカメ買ってないです(汗)。新しいデジカメ関連製品見ても感動しなくなっているのは事実です。歳のせいなのかは分かりませんが。物欲自体はあるのですが、新製品にワクワクするものが少ないもの事実です…。
■ ノーネームしたん様
>とりあえず2020年の時点の写りの傾向の資料用に永久に保存しとかないと、
>あのフィルムに比べて云々という指標ですからね。
1本ずつ試してデータも付いているという渾身の記事です。
そして、モノクロの場合紙焼きとスキャンデータとで傾向がガラッと変わりうることも書かれていました。保存版だと思います。
>むしろデジタルデータをフィルムにも記録した方が…、
>デジタルは意外ともろいので…と、
>そしてフィルムの需要が安定してゆくという狙いg
映画を三色分解してモノクロフィルムで保存する事業って今はどうなっているんでしょうね。重要なことだと思います。
■ いつもとおりすがり様
情報ありがとうございます。
伊藤健太郎さんといえば、朝ドラスカーレットにでていましたし、再放送中のアシガールにも出ていますね。
こういう日常・非日常を写ルンですで記録していくのはいいですねぇ。
_ タロウカジャ ― 2020年05月27日 18時31分51秒
から紙媒体は休刊、AERAdot.で配信、不定期となっています。
他に情報がありませんが、これが真説ですといよいよ紙媒体の終焉ですね。
もっとも一か月遅れて図書館で借りて読んでいるので大した読者ではありません。これも新型コロナ騒動の影響ですか。
_ みっち ― 2020年05月28日 15時59分02秒
目に付いた記事は、カラーネガのデジタル化をいろいろな機器で比べているもの。これは面白いです。フジカラーCDの200万画素が、エプソンのフラットベッドスキャナーをぶっちぎる解像度なのには、たまげました。フラットベッドスキャナーって、この程度のものなのか...
その一方で、Haniwa氏も愛用されている、ニコンCOOLSCANは良いですね。D850のデジタル・デュープとそん色ない感じです。そして、台湾のplustek社の安価なフィルムスキャナーが良い解像度でほほぉ、と思いました。プロラボのFlextightと解像度はあんまり変わらないです。その代わり、ちょっと他のスキャナーと色合いが違います。まぁ、これはカラーネガなので、どの色が正しいのか、この誌面からは分かりませんが。
_ みっち ― 2020年05月28日 16時21分07秒
_ Haniwa ― 2020年05月29日 11時25分18秒
■ タロウカジャ様
>八百富写真機店のツィターによりますと、アサヒカメラが2020年7月号
>から紙媒体は休刊、AERAdot.で配信、不定期となっています。
>他に情報がありませんが、これが真説ですといよいよ紙媒体の終焉ですね。
情報ありがとうございます。
該当のツイートを確認しましたが、ソースがはっきりとしませんね。
アサヒカメラ2020年6月号の編集後記にも特に書いてありません。次号予告があるぐらいです。
どこかから漏れたものでまだ正式発表はできない感じなのでしょうかねぇ。
紙媒体で出して欲しいとは思いますが、もしそれが不可能であれば、
電子ブックのみででも出せないですかねぇ。
私は電子ブックはあまり好きではないのですが(サービスが終わると読めなくなったりするので)、まったく出なくなったり、不定期でちょこちょこっとネットに載るぐらいなら、電子ブックの方がよいです。
あと、オフロードバイク雑誌の月刊ガルルが季刊Go RIDEで復活したように、紙媒体で季刊というのは無理ですかねぇ。
>もっとも一か月遅れて図書館で借りて読んでいるので大した読者ではありません。これも新型コロナ騒動の影響ですか。
図書館で借りる人がいるからこそ図書館が購入するので立派な読者だと思います。
図書館も購入しなくなるようだと雑誌としてはかなり終わっていることになりますから。
余談ですが、値段のかなり高い専門書を出した人が「○○という本を出しました。買ってくれとまでは言いませんのでお近くの図書館に購入希望出してください」と言ってました(笑)。
_ Haniwa ― 2020年05月29日 14時05分56秒
■ みっち様
>いやぁ、じつに久しぶりに「アサヒカメラ」6月号を身銭を切って買いました。なんだか、休刊...とか怪しい噂が飛んでいるようですが、まぁそれはそれとして、やはり全体として、「衰退は覆いがたし」という感じです。
私も猫カレンダーの月は必ず買いますが、あとはもう一、二回買うぐらいで、年に1~3冊の購入ですね。
>立木義浩さんの言葉「手軽に撮るのもいいが、感性だけで一生を過ごすわけにはいかない」、これってどういう意味だか理解できなくて、気になっていたのです。どうやらこれはデジタルの手軽さに甘えて、写真の基本(距離と絞りの関係とか)が疎かになるのを戒めていたみたいです。しかし、これだけでは、全然意味不明ですね。やっぱり、写真家に喋らせてはいけない(笑)、と思います。
ちなみに立木氏のご実家ご母堂のお話であるNHK「なっちゃんの写真館」は1980年9月11日、1980年9月25日の放送で45.1%をマークし、平均視聴率は39.6%をマークしているそうで…。
喋ってはっきり分かる写真家は浅井慎平さんぐらいですかねぇ。でも写真以外の発言しかみたことないような(笑)。最近浅井さん見かけないなぁ。
デジタルに限らずオートに甘えてはいけないというのはありますよね。
オートに頼ってシャッターチャンスが命という面もありますからうまく使えということでしょうかねぇ。
>目に付いた記事は、カラーネガのデジタル化をいろいろな機器で比べているもの。これは面白いです。フジカラーCDの200万画素が、エプソンのフラットベッドスキャナーをぶっちぎる解像度なのには、たまげました。フラットベッドスキャナーって、この程度のものなのか...
これは私もそう実感しています。EPSON GT-X770ですが、そんなに解像はよくないです。見かけ上の解像度だけという感じです。理由は色々あると思いますが、フィルム自体は非常に小さいのに、フラットベッドスキャナは動く範囲が大きいので精度とかがフィルムだけに対応できないんだと思います。COOLSCANの方はフィルムの幅しか動かなくてよくてその範囲だけは超緻密に動いていますからね。レンズも違いますし。
>その代わり、ちょっと他のスキャナーと色合いが違います。まぁ、これはカラーネガなので、どの色が正しいのか、この誌面からは分かりませんが。
>あと、もう一つ印象的だったのは、カラーネガのテストで、「基準をそろえて正しくプリント」したら、「区別は難しい」「正直お手上げ」と認めていることです。(笑)リバーサルと違って補正が効きますからね。
これはニコンがなるべく元の色に近い再現をしたいと考えているからだと思います。見栄えよりも再現性重視の方向だと思います。ですから、ネガでもフィルムブランドが違えば違うようにスキャンされる傾向にあります。
「基準をそろえて正しくプリント」というのが、そのネガの特性を活かしたり殺したりするような基準なんだと思います。コニカのネガをノーリツの機械でプリントしたような感じとフジ系のラボでプリントした感じが違っていて、それぞれがぞれぞれの対象をよく再現できるような設定になっていたんだと思います。コニカ系ラボではちゃんとC-41とCNK-4とCN-16とを区別していました(セッティングが違うんだと思います)。だから同じ設定でプリントしてみるということがおかしいのではないかとも思います。それぞれのフィルムの分光感度とか違うのですから。
>ただそれでもコダックのEktar100だけは例外となっているのも、興味深いです。
Ektar100は分光感度などの特性が特に他と違っているんだと思います。ちょっと使ってみて赤の飽和っぽいところとかデジタル臭い割り切り感のある描写が嫌で(ネガのようなあいまいな裾がない感じ)あんまり使っていないです。たしか冷蔵庫に期限切れのものが1本あったと思います。Ektar100ぐらい特性が違わないと同じ設定では違いが出にくいんだろうなと思います。その小さな違いを引き出す設定が各社のラボマシンにあったんだと思っています。
_ タロウカジャ ― 2020年05月31日 14時49分43秒
2020年7月号(6月20日)発売を持って休刊する。となっております。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月01日 14時58分00秒
アサヒカメラの件、この雑誌もまた相当「ウエメセ」だったわけで、潰れて当然かと:
2019-08-24
「インスタ映え」にアサヒカメラが怒りの一撃!ギラギラした風景写真はもう要らない。
朝日新聞出版
ttps://www.oricon.co.jp/pressrelease/521779/
若者やアマチュアの感性をけなす商売が成り立つわけがない。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月01日 17時02分48秒
写真家が「過剰レタッチ」に喝! インスタ映えがもたらす不自然な風景写真
米美知子2019.12.29
ttps://dot.asahi.com/dot/2019100100055.html?page=1
抜粋ここから
誤解してほしくないんですが、「レタッチをするな」、ではないんです。出来上がった写真が不自然でなければ、レタッチしてもいいんです。でも、出来上がった写真が不自然に見えるから、「レタッチしすぎ」なんです。
もっと言うと、不自然な写真になっていることに、実際の風景を目にした撮影者自身が気づいていない。
イメージ写真であればアリ、ですよ。例えば、コマーシャルフォトであれば、何をやってもいいと思います。クライアントがいて、その注文に合わせて写真をつくっているわけですから。
でも、自然風景を撮るのであれば、自然を自然に表現してほしい。それをレタッチで見たことのないような風景にしてしまうから違和感を覚えるんです。
抜粋ここまで
「レタッチで見たことのないような風景にしてしまうから違和感を覚える」と言うものの、この写真家の「お手本」(作例)では「五十歩百歩」かと。
(コロナにおける「自粛警察」に例えて)アサヒカメラに出入りしてきた著名人らがデジタル写真の「レタッチ監視団」であり続ける限り、国内の写真文化/活動に行き場は無い。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月01日 18時51分14秒
某「お値段」サイトも辛辣なコメントばかり:
「インスタ映え」にアサヒカメラが怒りの一撃!
2019/08/24 17:33(9ヶ月以上前)
ttps://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=22876993/
今回の休刊から言えるのは、過去の「炎上商法」は失敗だったということくらいかと。
_ Haniwa ― 2020年06月04日 08時54分27秒
■ タロウカジャ様
情報ありがとうございます。
チョートク先生のブログは有料化されているんですね。
絶妙な価格設定だと思いました。
しかし、次号で休刊ですか。
あっけないですね。残念です。
朝日新聞出版は旧朝日ソノラマの書籍を絶版にしている点も残念な会社なんですよねぇ。
■ いつもとおりすがり様
>アサヒカメラの件、この雑誌もまた相当「ウエメセ」だったわけで、潰れて当然かと:
これは難しい面があると思います。
最近でこそ書いていませんが、私もギラギラギトギトの画像は嫌です。
多くの写真趣味の人がスマホで満足しないのも、モノとしての楽しみ以外に、そういう味付けの画質に不満があるからだと思います。
>若者やアマチュアの感性をけなす商売が成り立つわけがない。
おそらく購入層がかなり高齢よりだというマーケティングも加味していたんでしょうね。
若者に迎合して部数が増えるのかを考慮した結果かも知れません。
若者は電子書籍で買ってねみたいな宣伝もあんまりなかったですし、それだと町の本屋さんが潰れてしまいますし。私もアサヒカメラが休刊になったら、近所の本屋さんで買う機会が激減します。
>「レタッチで見たことのないような風景にしてしまうから違和感を覚える」と言うものの、この写真家の「お手本」(作例)では「五十歩百歩」かと。
そこは…(笑)。
まあ見たことのない風景にするのも芸術なので、記録なのか芸術なのかをまずはっきりさせることなんですかねぇ。私は記録重視と思っているので上達しないような気もします(泣)。
>(コロナにおける「自粛警察」に例えて)アサヒカメラに出入りしてきた著名人らがデジタル写真の「レタッチ監視団」であり続ける限り、国内の写真文化/活動に行き場は無い。
好き嫌いは別にして、自由にさせてやれよとは思います(笑)。私もデジカメWatchのレポートにパステル調の変な写真を載せている写真家には嫌悪感を抱きましたが(笑)。作品とレポートとごっちゃにすんなよ、と。でも、蜷川実花さんは何撮ってもあんな色調ですし、その人の表現はいつもそうなのかもしれません。難しい問題ですね。
>今回の休刊から言えるのは、過去の「炎上商法」は失敗だったということくらいかと。
炎上させるつもりはなく、単に頭が固いのか購入層に合わせているのかという感じはします。
少子高齢社会なので、高齢者に迎合するのは悪くはない方向だとは思いますが、なにか打開策はなかったんですかねぇ。電子書籍は文字中心あるいは漫画などはよくても、ページ全体のレイアウトと細部の関係のある誌面には向いていないような気もしますし。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月04日 10時38分11秒
>多くの写真趣味の人がスマホで満足しないのも、モノとしての楽しみ以外に、そういう味付けの画質に不満があるから
>好き嫌いは別にして、自由にさせてやれよと
おっしゃるとおり。自分の場合、写真分野は「デジタル一辺倒」だと不満です。
>炎上させるつもりはなく、単に頭が固いのか購入層に合わせているのかという感じ
人それぞれの感性や価値観(の違い)があるので、インスタで「エモい!」写真に夢中な若者たちへのアプローチの仕方を少しばかりは考えてもらいたかったです。
なんていうか、「TV/雑誌かネットか?」「フィルムかデジタルか?」みたいな「朝まで生テレビ!」ばりの陳腐な煽り記事では、写真分野/文化の発展は到底無理。カメラその他の「日の丸」家電メーカーにも言えることですが、「持久戦」は「消耗戦」ではないです。
_ Haniwa ― 2020年06月08日 20時21分40秒
お返事が遅れてすみません。m(_ _)m
>おっしゃるとおり。自分の場合、写真分野は「デジタル一辺倒」だと不満です。
フィルムも高くなりました。自分の収入範囲でいつまで使えるのかやや不安ではあります。
ただ、DPEなどはあまり上がらず頑張ってもらっているなぁと思います。
>人それぞれの感性や価値観(の違い)があるので、インスタで「エモい!」写真に夢中な若者たちへのアプローチの仕方を少しばかりは考えてもらいたかったです。
アサヒカメラと関係の無いところでの流れなので、アサヒカメラにだけいうのは酷な気もします…。ただ、影響力のある媒体だったはずなので、いろんな感性を取り込んで欲しかったですね。
>なんていうか、「TV/雑誌かネットか?」「フィルムかデジタルか?」みたいな「朝まで生テレビ!」ばりの陳腐な煽り記事では、写真分野/文化の発展は到底無理。カメラその>他の「日の丸」家電メーカーにも言えることですが、「持久戦」は「消耗戦」ではないです。
広告で持っている媒体であったわけで、新しい製品を買ってもらうという基本線がある以上なかなか難しかったんでしょうね。メーカーからしたら中古しかないフィルムカメラの特集なんかやって欲しくなかったんじゃないかと思いますね。日本のメーカーのいろいろなところでの頑ななところが、急な技術展開で状況が変わる(たとえばスマホのカメラで日常写真は十分な画質で撮れてしまう)ことに対応できないんだと思いますね。スマホがそうならカメラはこう行くということもできなくて、スマホと同じ方に行こうとしたり(ファインダーがあるのが利点でもあるのに背面液晶のみにしてみたり)。だったらスマホでええやんということが多すぎます。単体カメラの趣味性はどんどん削がれているのに、スマホとの絶対的な差は小さくなっているとか。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月09日 09時59分41秒
>広告で持っている媒体であったわけで、新しい製品を買ってもらうという基本線がある以上なかなか難しかった
カメラ雑誌が、まずは中古カメラ店/流通業者やフィルムメーカーが中心のビジネスモデルに移行すればいいだけなのでは?もちろん、紙面よりもネットやSNSで。「提灯」記事不要。ニッチで生き残るには、それなりの知恵や覚悟が必要かと。
他方、大手カメラメーカーは、生産や販売が終了したDSLRやミラーレスをwebカメラとしても使えるように無償ソフトを配布すること。それが新製品や現行品の宣伝にもなるし、画質面で「ステップアップ」を狙う層の獲得にも繋がるはず。
>スマホと同じ方に行こうとしたり(ファインダーがあるのが利点でもあるのに背面液晶のみにしてみたり)。だったらスマホでええやんということが多すぎ
以前にコメントしましたが、操作性やコスト面などデジカメの「対極」だからこそ、フィルムカメラに人気があるわけです、高速連射や動画撮影を目的としないのであれば、フィルムカメラでいい。「ビデオ」ではなくて「写真」を撮れるという基本性能が、すべて。
そして、カメラがシンプルだと、撮影者の工夫次第で創造性も広がる。世代や時代を超えて、新しい表現も生まれる。強いて言えば、デジカメの「多機能」は、むしろ「制限」「壁」の多さ。一見、便利なようで、じつは無駄に不便。「エモい!」若者たちは、そういったこと(性質の違い)を一瞬にして見抜き、飛び越えていくわけです。笑
_ Haniwa ― 2020年06月09日 10時33分02秒
>カメラ雑誌が、まずは中古カメラ店/流通業者やフィルムメーカーが中心のビジネスモデルに移行すればいいだけなのでは?もちろん、紙面よりもネットやSNSで。「提灯」記事不要。ニッチで生き残るには、それなりの知恵や覚悟が必要かと。
それは難しいんじゃないんでしょうか。カメラメーカーに比べて中古カメラ店は零細が多いでしょうし広告もそんなに期待できないはずです。フィルムメーカーは売りたいのか売るのをやめたいのかはっきりしない感じですし。本当は読者からの購読料で持つのが商業誌としての正しいあり方だとは思いますが、そういう形で持っている雑誌ってほとんどないんじゃないでしょうか。
私はアサヒカメラの肩を持つ気はさらさらないですが、企業の広告が社会に占める影響力って強いいんだなと思います。電通がこれだけ権勢を誇っているのも結局広告料の力なんだと思います。広告料金でメディアを支配しているから、批判もされないですよね。これは広告があまり必要ない業種でも莫大な広告料を払っているのは批判封じ込めの意味が強いというのと共通した問題ですね。
アサカメが週刊金曜日とかBIGISSUE日本版みたいになれるのか?ということなんだと思います。大手の新聞社を親会社にもつ朝日新聞出版には無理でしょうね。親会社自体もどういうビジネスモデルで生き延びるのか不透明ですし。
>他方、大手カメラメーカーは、生産や販売が終了したDSLRやミラーレスをwebカメラとしても使えるように無償ソフトを配布すること。それが新製品や現行品の宣伝にもなるし、画質面で「ステップアップ」を狙う層の獲得にも繋がるはず。
これは早くやってほしいですね。
初期のDSLRって動画もろくに撮れなかったですし。AF機構やミラーの関係から簡単にはいかなかったのはわかりますが、そんなの消費者には関係の無い話ですからね。一般消費者からすれば結果と価格がすべて。「こんなに大きいのに写真しか撮れないんだー」と思われてました。
>以前にコメントしましたが、操作性やコスト面などデジカメの「対極」だからこそ、フィルムカメラに人気があるわけです、高速連射や動画撮影を目的としないのであれば、フィルムカメラでいい。「ビデオ」ではなくて「写真」を撮れるという基本性能が、すべて。
私もそう思います。フィルムカメラが楽しいのはシンプルで自分で操作して決めたことがダイレクトに結果に反映するからです。何でもオート、押せば写るどころか押してなくても写るのは便利ですが、楽しさはないです。デジカメは絞り環なくして目盛りもなくしてさらにファインダーもなくしてつるんとしたデザインになっていますが、だったらスマホの方がもっとつるんとしてます。目指すのはそっちの方なのかと写真趣味の人はずっといってたんじゃないですかね。だから田中長徳さんや赤城耕一さんはデジカメ使って仕事をしているのにそういう批判をするんだと思います。
>そして、カメラがシンプルだと、撮影者の工夫次第で創造性も広がる。世代や時代を超えて、新しい表現も生まれる。強いて言えば、デジカメの「多機能」は、むしろ「制限」>「壁」の多さ。一見、便利なようで、じつは無駄に不便。「エモい!」若者たちは、そういったこと(性質の違い)を一瞬にして見抜き、飛び越えていくわけです。笑
シンプルなのかはたまた多機能なら制限掛けずに何でもできるようになれなんだと私は思います。GRなんかコンパクトなんだからUSBでつないだらWEBカメラになってもいいと思いますね。ニコンは変な制限考えている暇があったらすぐにでもWEBカメラになるアプリリリースしろよと思います。
「エモい!」若者たちがカメラを面白くさせて欲しいなと思いますね。ちなみに「エモい」が「キモい」とか「エロい」に見えてしまうのは老眼のせいではなく認知がアレなんだと気づきました(泣)。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月09日 13時31分27秒
>中古カメラ店は零細が多いでしょうし広告もそんなに期待できないはず
海外のユーザーを、どこまで大事にしているのか、かと。KEHに学ぶべきですね。
>フィルムメーカーは売りたいのか売るのをやめたいのかはっきりしない
フジは、そうでしょうね。
ですが、イルフォードやコダックなどの欧米ブランドは倒産や売却、事業縮小などを経てでも生き残り、ニッチ市場を支え続け、ロモの存在感も褪せない。フィルムにコミットして従来のビジネスモデルの大転換を図った結果かと。
>企業の広告が社会に占める影響力って強い
>広告料金でメディアを支配しているから、批判もされない
>アサカメが週刊金曜日とかBIGISSUE日本版みたいになれるのか
大企業は「新陳代謝」ゼロなので、期待する方が無理かと。つまり、朝日新聞の一部であり続けることは、(休刊発表した)今よりも良くならないということ。であれば、雑誌だけ切り離し、クラウドファンディングでも何でも活用して再出発させる方が理にかなっているかも?
週刊金曜日は「零細」であれ、読者層はアサヒカメラ同様に高齢者中心のようで、しかも「周縁」なので、先が見えているのでは?一方で、BIGISSUE日本版は元記事の質を落とさなければ、存続や維持出来る可能性や意義も。
デジタルによって写真(業界及び文化)は「民主化」してきたのに、いつまでも旧態依然の価値観を売りつけるメディアだけが社会に広く受け入れられることは無いです。
>GRなんかコンパクトなんだからUSBでつないだらWEBカメラになってもいい
ですね。
ちなみに、EOS Mは今もAC給電用の純正アダプターなど(数千円?)が販売されているようで、対応ソフトさえ提供されれば、Kiss MやM6mk2のようにwebカメラにもなるはず。
サードパーティーやオープンソースなどとの互換性や相性も「資源」活用の鍵でしょう。
>「エモい!」若者たちがカメラを面白くさせて欲しい
>「エモい」が「キモい」とか「エロい」に見えてしまう
自分も略語/隠語の語感には違和感はありますが、「写真」に目を向けると気持ち/思いが伝わってくるので。
まあ、「エモーショナル」が「エモい」というのは、「ブラッド・ピット」が「ブラピ」、「ジョニー・デップ」が「ジョニデ」なくらい無理矢理。笑
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月10日 09時32分10秒
パナソニックもwebカメラ用ソフトを無料配布:
Panasonic Releases Free Software that Lets You Use Your Camera as a Webcam
Jun 09, 2020
ttps://petapixel.com/2020/06/09/panasonic-releases-free-software-that-turns-your-camera-into-a-webcam/
「LUMIX Tether for streaming(Beta)」が公開、ライブストリーミング配信に配慮した機能搭載
6/8(月)
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/66678c9058b6bea23f81d93a55d87049ca581a64
対象は現行のハイエンドばかりのようですが、古い機種にも提供すれば、ユーザーもまた戻ってくるかもしれません。
_ Haniwa ― 2020年06月10日 17時21分44秒
>ですが、イルフォードやコダックなどの欧米ブランドは倒産や売却、事業縮小などを経てでも生き残り、ニッチ市場を支え続け、ロモの存在感も褪せない。フィルムにコミットして従来のビジネスモデルの大転換を図った結果かと。
そうなんですよね。富士は以前からフィルムを続けたいのかやめたいのかどうもすっきりしない感じがあったんですよね。それがカメラ雑誌の編集方針に影響していたような気がします。
>大企業は「新陳代謝」ゼロなので、期待する方が無理かと。つまり、朝日新聞の一部であり続けることは、(休刊発表した)今よりも良くならないということ。であれば、雑誌だけ切り離し、クラウドファンディングでも何でも活用して再出発させる方が理にかなっているかも?
朝日新聞社はアサヒカメラを手放さないと思いますよ。
だから飼い殺しみたいになるのでしょうね。朝日ソノラマ時代のカメラ関係の書籍もずっと事実上の絶版状態ですし。
>デジタルによって写真(業界及び文化)は「民主化」してきたのに、いつまでも旧態依然の価値観を売りつけるメディアだけが社会に広く受け入れられることは無いです。
そう思います。私が大富豪だったら朝日新聞出版を買い取るのに(笑)。
>パナソニックもwebカメラ用ソフトを無料配布:
>対象は現行のハイエンドばかりのようですが、古い機種にも提供すれば、ユーザーもまた戻ってくるかもしれません。
パナソニックも仕事早いですね。新しい機種のみというのがあるんですよねぇ。
ニコンがリリースするときもそうなるのかなぁ。
ニコンには期待していません、リコーがGRをWEBカメラにするソフトをだしてくれれば…。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月11日 10時55分59秒
パンデミックが収束しないのだから、防護服やマスクとセットにすればいいのに:
RICOH GR IIIに、メタリックグレー塗装の「Street Edition」キット
6/11(木)
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/f4297fcd80e14daab326d5d5f9fe3a85bdcf0690
_ Haniwa ― 2020年06月11日 12時29分12秒
情報ありがとうございます。
デジカメWatchにもきてますね。
ttps://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1258141.html
しかし、ああこれは…
うーん、なんというか黄色いリングは要らないんじゃないか…。
リングもグレーにした方がとは思いましたが…。
値段も結構…。
>パンデミックが収束しないのだから、防護服やマスクとセットにすればいいのに:
最強のスナップシューターですか(笑)。
_ いつもとおりすがり ― 2020年06月11日 18時00分30秒
>黄色いリングは要らない
>リングもグレーにした方が
配色が「ストリート」というよりも「道路工事」ですね。黄色が反射板、グレーがアスファルトを連想。笑
>最強のスナップシューター
感染防止や注意喚起が無いままだと、路上で至近距離から通行人に迫るバカがまた現れそうで。笑
_ Haniwa ― 2020年06月14日 12時00分20秒
お返事が遅れてすみません。m(_ _)m
>>黄色いリングは要らない
>>リングもグレーにした方が
>
>配色が「ストリート」というよりも「道路工事」ですね。黄色が反射板、グレーがアスファルトを連想。笑
なるほど(笑)。
黒い標準のリングも入っているそうですね。それなら安心。この黄色はちょっと…。もっとも私はリングはずっと外しています。ワイコンを付けるときに邪魔だからです。
>>最強のスナップシューター
>
>感染防止や注意喚起が無いままだと、路上で至近距離から通行人に迫るバカがまた現れそうで。笑
透明のフェイスシールドを付けてニヤニヤしながら「あの人」が撮るのかもしれません…。
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
はるか昔に新刊の少年雑誌を買い求めて、家に着くまでの待ちきれない
ワクワク感、懐かしいですね。
最近は、新しいデジタル一眼レフカメラを買ってもさほど感動しなくなりましたね。歳か、で終わりにしているようです。