ガラケー(G'zOne TYPE-X)のアドレス帳をスマホに移す(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その2) ― 2019年07月22日 00時00分00秒
HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)のカメラ機能については、RAWでの撮影などもう少し使い込んでからリポートしたい。
今回は、ガラケー(フィーチャー・フォン)のCASIO G'zOne TYPE-Xのアドレス帳をスマホのHUAWEI P20 liteに移す話だ。
以前使っていたNexus7(2012)では、メールチェックはしても、Nexus7からメールを出すことはほとんどなかったので、連絡帳(連絡先)にはほとんどなにも入れていなかった。
ところが、6月に旧中津川林道から川上牧丘林道を通って帰る途中に家族に連絡しようと思ったら、旧峰越林道・旧杣口林道部分はauの3Gはほとんど圏外だった。auでも4G(LTE)なら一部地点で繋がったはずだが、3Gのガラケーなので仕方がない。そこで、IIJmioのSIM(ドコモタイプ)を入れたMR04LN経由でNexus7から連絡を入れようと思った。ドコモの4G(LTE)やFOMAプラスだと圏内の場所があったからだ。
しかし、Nexus7の連絡先には家族のアドレスなどを入れていなかったので、手打ちでアドレスを入れないといけない。バイクで路肩に立ったままそれをやるのは面倒くさい。というか、片手にガラケーもう片方にタブレット持って、アドレス入力とかかなり厳しい。タブレットで受信できるアドレスにメールでアドレスを転送しようかと思ったが、ガラケーは圏外なのでできない。Bluetoothで送ろうかとも思ったが、ペアリングしていないので面倒くさい。それで結局au 3Gの圏内になるところに着いてからガラケーのG'zOne TYPE-Xから連絡を入れたのだ。ちなみに以前にも書いたが(西丹沢に行ってきた ― 2011年07月31日)、G'zOne TYPE-Xはauのエリアマップで圏外になっているところでもメールや通話ができることがある。感度が高いようだ。
そんなこんなで今回、Wi-Fiルータからデータ専用SIMを抜いてNexus7をHUAWEI P20 liteに置き換えるのを機にアドレス帳の内容もP20 liteに移そうかと思った。
G'zOne TYPE-Xからは、アドレス帳を起動して★マーク以外の行(ア行など)から「サブメニュー」→「データコピー」→「全件」を押すと、本体のフォルダに「XXX~YYY.vcf」というファイルができる。XXXの部分はアドレス帳の登録番号が一番小さい人の名前でYYYの部分は登録番号が一番大きい人の名前だ。これをmicroSDにコピーするか、au WIN USBケーブルでPCにコピーするか、メールに添付して送るかして、スマホに移す。
スマホ側HUAWEI P20 liteでは、Googleの「連絡帳」ではなく、HUAWEIの「連絡先」というプリインストールされているアプリに移行した。
HUAWEI「連絡先」の右上の3点を押すと、設定で「インポート/エクスポート」というのがあるので、先ほどのvcfファイルを指定すればOKのはずなのだが、そのまま取り込むと文字化けしてしまう。しかもアイウエオ順どころか、アラビア文字のような文字の項目がたくさん追加されていて丁寧に分類されている(泣)。ハングルに分類されているものもあった。アルファベットで名前が登録されているもののみちゃんと表示されて分類されていた。
G'zOne TYPE-Xのアドレス帳出力がShift-JISで書かれているのに対して、スマホHUAWEI P20 liteの「連絡先」がUTF-8のつもりで読み込んでいるのが文字化けの原因のようだ。
そこで、「XXX~YYY.vcf」をなんらかのテキストエディタで読み込んで、UTF-8で保存すればよい。たとえばWindowsならTerapadでvcfファイルを読み込んでUTF-8で保存する。androidではJota+というテキストエディタをGooglePlayからダウンロード・インストールしてUTF-8で保存する。それをHUAWEI「連絡先」でインポートすれば、文字化けせずに「連絡先」にデータが入る。インポート後はちゃんとアイウエオ順に分類されていた。
ところで、メールアプリはGmailはGmailアプリ、その他のプロバイダメールなどは「メール」というアプリ、outlook.jpのアドレスはOutlookと使い分けているが、これは頻繁に使うのならばもっと統合してもよいかもしれない。
キャリアメールのezweb.ne.jpについてはまだガラケーG'zOne TYPE-Xで送受信しているが、これをau発売以外のandroid端末から送受信するのは、いろいろと裏技っぽいものが必要らしい(auがandroidには設定情報を公開しないため。自社販売のandroid端末については「auメール」という専用アプリで対応している)。
いまはガラケーとデータ通信SIMスマホの2台持ちなので、すぐにはezweb.ne.jpをP20 liteでは送受信しないが、いずれ試してみたい。auはどうしてSIMフリースマホにこんな嫌がらせするんだろうね。いずれキャリアメールをやめる決断をするときが来るかもしれない。
ということで、HUAWEI P20 liteからも(auのキャリアメールとauの通話以外は)いろんなところに連絡できるようになった。
池袋駅に入線するE235系電車:HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm、F2.2開放、1/654.5秒、ISO50、プログラムAE、AWB
柵が高いので万歳スタイルで撮った。手前の柵や電柱にピントが引き摺られることなく遠方にピントが来ている。歪曲収差の電子的補正をしているのかは分からないが、JPEGで撮ったものはこのように歪曲収差は極めて小さい。35mm版で27mm相当ぐらいの画角。
【関連追記:2019年8月6日】
HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その1 ― 2019年07月20日
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