HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その12019年07月20日 00時00分00秒

水陸両用バス(横浜みなとみらい):HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm、F2.2開放、1/400秒、ISO50、プログラムAE、AWB

豪雨とか無差別テロとかなにか落ち着かない日々ですな。

さて、Nexus7の液晶ガラスを割ってしまい、HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)のSIMフリー版をIIJで13824円(税込)で購入した。約2週間使ってみてのインプレだ。
Nexus7(2012)の液晶を割ってしまった ― 2019年07月02日
HUAWEI P20 lite(SIMフリー版)をIIJmioで12800円でぽちっと ― 2019年07月03日参照

まず、GoogleのアカウントをHUAWEI P20 lite(SIMフリー版)に登録したら、GmailとWi-Fiの設定がそのまま引き継がれた。従って自宅のWi-Fiのアクセスポイント名やパスワードなどはなにも入力せずにそのまま接続可能になった。Nexus7は5GHz帯には対応していなかったので、P20 liteには追加で自宅Wi-Fiの5GHzのアクセスポイントも登録した。

このGoogleアカウントでWi-Fi設定のバックアップが取れているのは便利で、あとでFlashAirをインストールしたときに、なにも設定していないのにFlashAirに接続ができてSDHCカードの中の画像がP20 liteから見られたのでびっくりした。暗号化されずに誰でも見られているんじゃないかと疑ったが、ちゃんと暗号化されてパスワードも設定されていたが、それらの情報がGoogleアカウントでバックアップされていて、新しい端末にも引き継がれているからFlashAirのアプリをインストールしただけで2枚のFlashAir内の画像がP20 liteから見られるのであった。

あと、端末移行時に困ったのは「宿敵」LINEですな。

LINEは家訓で使うべからずになっていたのだが、諸般の事情でインストールせざるを得なくなって、嫌々使っていた。

LINEは、アプリの誘導のままに端末を移行すると、使えるようにはなるが、以前の会話が全部消えてしまう。LINEだけはちゃんとググってどなたかの移行手順を参照しないとほとんど新規アカウント状態になってしまう。

また、ほかのSNSアプリとは違って、LINEは同時に使える端末が1台に限定されるので、P20 liteに移行すると以前のNexus7ではLINEは使えなくなる。これまでの会話をバックアップ取ってから移行して移行先端末で会話のバックアップを戻すという手順が必要だ。これがLINEのインストール時に案内されないから、会話のバックアップを取らないままにP20 liteにアカウントを移行してしまい、過去の会話は全部消された。Nexus7の端末内に残っていないか検索してみたが、LINE関係のフォルダは移行したときに消されていた。

このLINEの端末移行の手際の悪さは、LINEが新規のグループ参加者に過去の会話を見させないのと一貫しているのかもしれない。LINEは途中からグループに入った人には、参加以降の会話しか見られないようにしているので、「ノート」にでもコピーしない限り新参加者にはまた同じ議論がなされてしまう可能性がある。何かを議論する用途には向かないSNSだと思う。

また、自分のアカウントを移行するのに、他社のバックアップ(Googleドライブ)などを利用しないと過去の会話を引き継げないとか、同時に使える端末は常に1台にして他の端末からはログも消してしまうというのは、いったいどういうコンセプトに基づいているんだろう。LINEは絶対にグローバルスタンダードにはならないと確信した。

TwitterやSkypeが、同じアカウントで複数の端末から使えるのとは大違いだ。

なお、今回バックアップの手順を踏まなかったから過去のLINEの会話が自分の端末からは見られなくなってしまったが、NEXUS7の縦位置の右上のガラスが割れてしまった関係から、ちゃんと手順を踏んでも会話は引き継げなかったようだ。

というのも、LINEは縦位置固定で、端末を横にしても回転しないし、180度逆さまにしてもやはり回転しない。そして、LINEの会話をGoogleドライブ等にバックアップするには右上の設定ボタンを押す必要があるので、右上の画面が反応しなくなったNexus7からはバックアップの取りようがなかったのだ。

これは、端末を壊してしまった場合にも困るだろうね。端末が壊れて動かなくなった場合にはLINEはどのようにしてアカウントをほかの端末に引き継げるんだろう。

あと、P20 liteにして良かったのは、指紋認証だと書きたかったのだが、P20 liteには顔認証もあった。顔認証が便利。顔認証はメガネを掛けたり掛けなかったり、髭があったりなかったりしてもちゃんと認証するようだ。しかし、マスクをしたりすると、認証に失敗する。また、家族でもちゃんと別人だと判断できるようだ。これで、パスワード入れたりしなくて済むので便利になった。

ほかには、急速充電も便利。附属のACアダプタとケーブルでかなり短時間で充電が完了する。どうやら対応機器同士だと9Vぐらいにまでアップして充電する仕組みらしい(普通のUSBは5V)。HUAWEI Quick Chargerというらしい。残り数%の状態から満充電まで2時間かからない感じ。バッテリーの容量は3000 mAh。

あと、このP20 Liteにして良かったことは、某所の某ビルの地下会議室で電波が入るようになったこと。この会議室は数年前までドコモもauもソフトバンクもまったく電波が入らなかったのだが、あるときからauの3Gでアンテナマークが全部立つようになった。謎なのだが、auのガラケーを使っている自分としては助かっていた。ほかに、ドコモのMOVA(2G)も繋がる実績があった。しかし、ドコモの3Gも4Gも圏外なのであった。DWR-PG(MOVA,FOMA、FOMAプラス対応)やAterm MR04LN(MOVA、FOMA、FOMAプラス、LTE対応、au3G/4G対応)でもIIJmioのドコモタイプで圏外であった。それが、P20 liteに同じIIJmioのSIMを入れて、かろうじてドコモの4G(LTE)に繋がるのである。室内の場所によっては4G表示が3Gになったりするが、圏外一歩手前のアンテナ1本か2本立ち状態で何とか繋がるのだ。これはたすかる。ほかの人のドコモのスマホでは圏外表示なのだそうで、これはP20 liteの感度がよいのか、対応周波数(バンド)のせいなのか分からない。ファーウェイすごいぜ。

※P20 liteの対応バンドの詳細はP20 lite日本版5種類(au版HWV32、UQ版HWU34、J:COM版、Y!mobile版、SIMフリー版)、ファームウェア、対応バンド等違いまとめが詳しい。
【追記:2019年7月21日】
Aterm MR04LN:仕様
DWR-PG Portable Wi-Fi 取扱説明書(PDF 5.2MB)
【追記ここまで】


水陸両用バス(横浜みなとみらい):HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm、F2.2開放、1/400秒、ISO50、プログラムAE、AWB(顔にモザイク処理をした)

カメラアプリの起動も、AFの合焦も早い。シャッタータイムラグも気になるような感じではない。ただ、買ったときのOSは android8.0だったのだが、すぐにandroid9.1が来たので、android9.1にしたら、カメラの操作方法が変わっていた。8.0の方が画面のスワイプでメニューが全画面に出たので使いやすかった。9.1にしたら縦位置の下の方に小さく細くメニューが出て、横位置にしてもその場所は変わらないし文字の向きも縦位置用のままなので、使いにくい。 こういうユーザーインターフェイスをコロコロと替えないで欲しい。変えても前のと選べるようにして欲しい。8.0ではほんの2日ぐらいしか使っていなかったが、9.1になってユーザーインターフェースが大きく変わって使いにくいと感じるので、1年ぐらい使った人だとすごく使いにくく感じるだろうと思う。アップデートした後に初めてカメラ使ったときにスワイプしてもメニューが出ないのでかなり焦った。もう少しでシャッターチャンス逃すところだった。

あと、アスペクト比が4:3と1:1しか選べないのがイマイチ。3:2の方がいいなぁ。

センサーサイズは公表されていないようだが、焦点距離3.81mmで35mm版の27mm相当ぐらいの画角なので、おそらく1/3インチセンサーだと思われる。

カメラ部分については追ってもう少し詳細にレポートしたい。

【関連追記:2019年8月6日】
ガラケー(G'zOne TYPE-X)のアドレス帳をスマホに移す(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その2) ― 2019年07月22日
P20 liteのパノラマ撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その3) ― 2019年07月26日
P20 liteのRAW撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その4) ― 2019年08月05日

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