ADSLのリンクが切れまくり2019年07月16日 00時00分00秒

JR池袋駅保線車両:HUAWEI P20 lite(機種 : ANE-LX2J)、3.81mm、F2.2開放、1/687.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB

荒野の故障ブログへようこそ(泣)。

またまた故障ネタだ(泣)。これも6月中の話だ。忙しくてなかなか書けなかった。

いまどきまだADSLを使っている人も少数派とは思うが、ICT総研のデータによると2018年3月で215万件の加入者があるそうだ。その方々の参考になれば。

6月のある土曜日の朝にPCを立ち上げると、どうもネットの速度が遅い。ホームページの画像の表示がかつてのダイヤルアップ接続のように少しずつ上から表示されていくのである。ルータの方を見ると、アクセスランプがほぼ点きっぱなしになっている。通常アクセスランプが点きっぱなしになるときは大容量ファイルをダウンロードしているときだ。

ルータの管理画面を見るとスマホがWi-Fiで接続しているのが確認できたので、スマホが疑われた。しかし、スマホはほとんどなにもダウンロードしていなかった。

それで、ADSLのリンク速度をみてみると、なんと125Kbps!このADSLは12Mbpsの契約で、通常5000~6000Kbpsは出ているはずなのであった。それで、再接続してリンクを確立させると7000Kbps以上のリンク速度になる。

しかし、しばらくするとリンクが切れてしまう。そうするとリンク速度がどんどん下がっていく。下がっていくだけならいいのだが、リンクがしょうっちゅう切れるのだ。

有線電話の受話器を上げてみると、サーというノイズと、カサカサカサカサというコンビニ袋をがさごそさせたような音が聞える。それで116番に電話した。

そうすると自動受付のメッセージを聞いているうちにノイズが段々としなくなっていき、録音メッセージをする頃にはほとんどノイズがない。

折り返しオペレータから連絡があり、ADSLを利用していてリンクが切れることと電話にノイズが入ることを伝えた。

さらに別の保線担当者から電話があり、今掛けてみても掛かるしノイズは聞えないし、リモートからチェックしても異常はないという。

それでもそちらに伺って点検を希望するなら手配するが、故障の原因がNTT側ではなかった場合には出張料として7500円(税抜)を戴くことになるがよいか?という。その時点ではノイズはしなくなっていたので、一旦は出張点検はしなくてよいと言った。

それでプロバイダのアサヒネットの方には、リンクがたびたび切れる、NTTはリモートからのチェックでは回線に問題ないというが、リンク切れが急に酷くなったので点検して欲しい旨の連絡を入れた。

数時間様子を見ていたが、リンク切れの間隔が数分に一回になってきた。受話器を上げるとさっきのサーというノイズと、カサカサカサカサというコンビニ袋をがさごそさせたような音に加えて、ピシッとかいう雷鳴時のノイズのようなものもときどき聞える。

それで、もう一回116に掛けて、さっきは様子を見ると言ったが、一度点検に来て欲しいと言った。そうするとその土日は埋まっていて一番早くても月曜の午後からだという。仕方がないのでその次の火曜の朝イチにしてくれと頼んだ。

火曜の朝、NTTの人が一人でやってきて、電話線を点検していく。家には来なかったが、交通整理員1名も連れてきているようだった。

結局、特にここが異常だという箇所は見つからず、保安器内部の接点がやや腐食気味なのを磨いて付け直しと、外の電線に付いている端子函の中のコネクターもやや腐食気味だったのを新型に交換して、ノイズがないことを確認して帰って行った。保安器よりも外側はNTTの持ち分なので、原因がNTT側ということで出張費も取られず全部無料だった。

この時点では、ADSLのリンクも7000Kbpsぐらいあり、受話器を上げてもノイズは出なかった。

しかし、2~3時間後頃からぽつりぽつりとリンク切れが出始め、その間隔が段々と短くなっていった。まあ、数時間に一回リンクが切れるぐらいならもう少し様子見かなぁという感じだった。フェライトコアをあちこちにつけるとノイズが治まったかのように見えるのが厄介だった。

それが木曜日の夜には、受話器を上げるとガサガサガサガサ、ピシッ、ピシッ、ガサガサガサといった状態でほとんど通話不能な感じになっていた。116番は24時間対応だが、メッセージを録音してから60分以内に折り返し連絡してくるというシステムなので、早く寝たいのでその日はそのままにして寝た。

翌朝5時に起きてすぐに116番に電話した。折り返し掛けてきたオペレーターにはあまりノイズは聞えないようだ。しかし、2回目ということで、今回は今日すぐに午前中に派遣しますということになった。

前回と同じ人がまた点検に来たが、さらにもう一人連れてきた。この人がイマイチだった(後述)。ほかに交通整理員を連れてきていた。この時点でうちの有線電話にNTTが電話を掛けたが通じない状況だった。電話機も鳴らない。

前回修理したはずなのに再発というのが内部的にまずいらしく、前回来た人は表情が硬かった。もういちどチェックするのだが、随分と時間が掛かる。その間、家の中に待機していた今回初めて来た方の修理要員が、うちのADSLモデムの後側を見て、電話機から来た線はこのモデムの後ろのここに挿すのではないかという。

うちのモデム兼ルーターは、当時のイーアクセスから買い取ったNEC Aterm WARPSTAR WD605CVというもので、スプリッタを内蔵していないので、壁のモジュラーコンセントから出た電話線はスプリッタでネット回線と通話回線に分けている。それを、スプリッタを前置するからノイズが乗るんじゃないかというのだ。NTTで支給しているモデムはスプリッタ内蔵型しかないという。

仕方ないので、NEC Aterm WARPSTAR WD605CVの説明書をIIJmiuoの回線でダウンロードして確認してみたが、 WD605CVにはスプリッタを内蔵しておらず、電話と併用する場合は必ずスプリッタを使うように書いてあった。 WD605CVの背面のモジュラーコンセント(メス)はIP電話用だと書いてある。

それを説明しても、そのNTT修理員は納得していない感じだった。あとで調べてみるとNTT東日本のフレッツADSLでも「フレッツ・ADSLのご利用にあたっては、まず、『ADSLモデム』と『スプリッタ』が必要です。(電話と共用しない場合、「スプリッタ」は不要です。)」って書いてある。(フレッツ・ADSL 必要な機器(NTT東日本))。このNTT東日本の説明だとモデムにスプリッタが内蔵されているのかや接続方法が分かりにくい。この点、NTT西日本の方が分かりやすい。NTT西日本にはモデムの前にスプリッタをつなぐ方法しか書いていない(フレッツ・ADSL(DSLアクセスサービス) 必要機器の接続方法(NTT西日本))。NTT東日本の修理員、デタラメ言うなよ。NTT西日本のhttps://flets-w.com/user/support/setting/adsl/setsuzoku_houhou/img/img_01.jpgが分かりやすい。

結局もう一人増員の作業員が駆けつけて2人で外で2時間ぐらい電線をチェックした結果、うちの保安器から端子函まで一本線だと思っていたら、途中に接続部が電柱にあった。その接続部が腐食していたという。【追記:2020年10月20日】原因はここに書いてあるとおり電話線の末端しか点検していなかったら途中で線がつないであってそこが腐食していたことだ。ここを読み飛ばしてメールで原因はあれじゃないかとかこれじゃないかとか前置きもなく書いてこられた方があったので(コメント欄に書けなかったのかもしれないがそれにしても前置きもなくいきなり知らないアドレスからgmailでコメント書かれたらびっくりするよね、これがSNS時代のメールなのか)、赤で強調しておきます。私宛に書いたものかも分からないのでお返事は致しません(他の人相手に書いたものを間違って私に送った可能性もあるので)。【追記ここまで】

それで、その接続部を廃して端子函まで一本線にできないのか?と聞いたが、できないと言われた。

内部で待機していた修理員は帰るときにもまたスプリッタがノイズの原因になるとかほざいていた。あのなぁ、あんたところの回線が原因だったんだろ。すみませんでしたぐらいいえよ、と思った(実際には言わなかった。ほかの修理担当者はちゃんとしていたから)。ちなみに、うちに2回来るハメになった修理員は説明も丁寧でちゃんと謝罪して帰って行った。

その後リンク速度は7800kbpsぐらいにまでアップしたが、この速度でリンクすると、数時間でリンク切れになるようだ。結局下り6688Kbps、上り1088Kbpsの状態だと安定することが分かったので、そのまま触らないことにした。そうしたら2週間以上リンク切れなしで来ている。

あと、アサヒネットからは内部機器の異常は見つからなかったが、機器が古いので別の機器と念のため交換したと連絡があった。どこにあるどういう機器かは分からない。アサヒネットには今回のNTT回線修理の顛末を報告しておいた。

あと、今回電話線修理とは別にノイズ対策のためにやったことは、壁のモジュラージャックからスプリッタまでとスプリッタからモデム兼ルーター(NEC WD605CV)までと、スプリッタから電話兼ファックスまでのモジュラー線を、サンワサプライの「フェライトコア付きシールドツイストモジュラーケーブル」に交換した。以前から1本だけはこの「フェライトコア付きシールドツイストモジュラーケーブル」だったのだが、他の2線も同じものに交換した。効果があるのかどうかは分からない。なお、壁の中の配線をちらっと見たが、なんのシールドもされていない2本線だった。ここはNTTからのレンタルということになっていて毎月使用料を払っている。レンタル料払うのをやめて自分でシールド線に変えたいなぁ。まあその部分がノイズを拾ってどうのということは今のところなさそうなのだが。

ほかには、家中にあったフェライトコアをかき集めて、モデム兼ルータ以降のイーサネットケーブルに噛ませてみたりした。これも効果があるのか分からない。

ちなみに、電話にピシピシノイズが入っていたときは、受話器のカールコードの根元にフェライトコアを被せると、受話器から聞えるノイズが明らかに少し消えた。しかし、受話器の根元に付けてもADSL側のノイズには効果がなかったので、いまはここには付けていない。

あと、スプリッタは当時のイーアクセスが送ってきたものではなく、エレコムのLD-ADSLSP3というものに換えてある。これは何年も前に買ったものだが、今回うちにある1.5Mbps時代のスプリッタと12Mbps契約の時に送ってきたものと比べてみたが、明らかにLD-ADSLSP3の方が数百Kbpsリンク速度が上になるので、LD-ADSLSP3を使い続けている。1.5Mbps時代のスプリッタと12Mbpsのときのスプリッタは、どちらも同じリンク速度だった。違うものだが、機能は同じなのだろう。LD-ADSLSP3の方は、ノイズフィルターと雷サージ機能があるということになっている。

いまのところ、雨が続こうがADSLは切れずにずっと安定している。なお、ADSLって音声の上の25KHzから1099KHzぐらいまでを使っているので、外部にノイズ源がある場合、中波AMラジオの放送局のないところに周波数を合わせてあちこち回るとノイズ源が分かることがある。以前ADSLが絶不調になったときは、電話兼FAXが原因だった。別の部屋で聞いていたラジオにノイズが乗るのでラジオを持って家の中を探って回ったら、当時使っていた電話兼FAXがものすごいノイズを発していた。そのときはすぐに買い換えた。


JR池袋駅保線車両:HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)、3.81mm、F2.2開放、1/687.8秒、ISO50、プログラムAE、AWB

HUAWEI P20 lite(SIMフリー版)をIIJmioで12800円でぽちっと ― 2019年07月03日で買ったHUAWEI P20 liteで撮った写真である。等倍で見るのでなければ細部まで解像していて十分使える。ただ、見ての通りシャープネスがかなり掛かっているように思う。こういうごちゃごちゃした構図ではより一層ごちゃごちゃ見える。

【追記】よくみたら、ちょっと指が写ってますな(汗)。撮影者から見てレンズが左上にあるので、左手の指の位置に気をつけないと。【追記ここまで】

HUAWEI P20 lite(SIMフリー版)についてはまた別に書きたい。もちろん荒野の故障ブログとしてではなく。

【関連追記:2019年8月6日】
HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その1 ― 2019年07月20日
ガラケー(G'zOne TYPE-X)のアドレス帳をスマホに移す(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その2) ― 2019年07月22日
P20 liteのパノラマ撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その3) ― 2019年07月26日
P20 liteのRAW撮影(HUAWEI P20 lite(ANE-LX2J)その4) ― 2019年08月05日

コメント

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2019年07月20日 15時40分15秒

>途中に接続部が電柱にあった。その接続部が腐食していたという。

この回線もADSLです、今の所不調なし。

蚤たちが爆弾三勇士の像のような感じで、サビサビの錆びた線を接続部分に運んだ結果です(嘘)。
そしてフサフサした感じの職員がHaniwa家を訪問して、
「庭にある超音波発生器が原因です。」
とか言い出しますから指示に従ってください!。

>JR池袋駅保線車両

Haniwa氏がこの荷台に乗せられて痛勤という毎日…、
そして普段の撮影ならP20 liteでも十分なのかな?、
AF速度とか暗所はどうなんでしょう?。

_ Haniwa ― 2019年07月20日 16時50分34秒

ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
ノラ猫軍もADSLですか。これは頼もしいですね。

>蚤たちが爆弾三勇士の像のような感じで、サビサビの錆びた線を接続部分に運んだ結果です(嘘)。
>そしてフサフサした感じの職員がHaniwa家を訪問して、
>「庭にある超音波発生器が原因です。」
>とか言い出しますから指示に従ってください!。

そのフサフサしたものはよく見るとノミだったとか(泣)。

普通は保安器から端子函までのあいだに接続部分はないそうですが、うちのはなぜか電柱部分で線をつないであったようです。そこが腐食していたという。

ちなみにADSLのリンク切れまくりはNTTに言っても取り合ってくれない可能性がありますので、あくまでも有線電話にノイズが入って通話に困るという線でNTTには言うことですね。ただ、あんなに通話が困難になってもいまのNTTはすぐには来ないんですね。どうせ皆ケータイ持ってるだろぐらいの認識なんでしょうね。

>Haniwa氏がこの荷台に乗せられて痛勤という毎日…、

それはやってみたいですね(笑)。満員で知らない人と密着するぐらいなら、雨風吹こうがこれに乗って行く方が楽かもしれません。+300円でこれに乗れるとか言ったら案外予約殺到するかもしれませんよ。

>そして普段の撮影ならP20 liteでも十分なのかな?、
>AF速度とか暗所はどうなんでしょう?。

AF速度はかなり速いです。常に合焦しようとしていますから、シャッターボタンが押されてからもう一度合焦しようとするようなカメラ(ガラケーG'zOne TYPE-Xとか)とは雲泥の差があります。シャッターも、画面端のシャッターボタン相当部分と画面上をタッチしてシャッターと、音量ボタンでのシャッターなど色々な使い方が出来ます。自撮り時に手を振ると数秒後に切れる設定もあるらしいです(まだ使っていないです)。

暗所もオートだとISO1600までですが、かなりノイズレスですね。
HDRにすると不自然にならないで明暗差をうまく均してくれる感じです。
よくあるHDRでイラストっぽくなる感じはありません。

_ タロウカジャ ― 2019年07月31日 00時12分00秒

Haniwa氏が時折話題にされるニコン1の故障についての報告です。
手持ちのズームが次々と絞り不良で撮影できなくなっております。
11-27.5mmに至っては2016年10月に修理をして又もや同じ症状で撮影不能となりました。
10-30mmは、5年保証が過ぎていたので、修理せず代替品を中古で購入しました。
30-110mmは、5年保証を経過していましたが変わりがないので有償で修理をしました。
Haniwa氏も確か10-100mmが同じような症状だったと思います。
これだけ初期のズームレンズが不安定なのもシステムを販売中止の理由として考えられます。ただ他の方のブログではほとんど故障に付いての記述を目にすることが無いのも解せません。私のレンズだけの症状なのでしょうかね。
メーカーは、製造完了から7年経過すると部品がないと言う理由で修理を断れるのを待っているのではないかと思いたくなります。
いささかうがった見方かもしれませんが、Fシリーズのマニュアルレンズと比較するとニコンの苦手な部分が浮かび上がってきます。電気屋さんと機械屋さんの違いかな。
一部報告は再掲出で失礼します。
現行のZシリーズ対しての信頼も怪しくなります。5年保証経過後システムを維持する費用を考えると手が出せませんね。

_ Haniwa ― 2019年07月31日 11時47分36秒

タロウカジャ様
ご報告ありがとうございます。

あららすごい故障率ですね。
30-110mmは一律料金対象ですから、不幸中の幸いですね。
とはいえ、故障はない方がいいに決まっています。

10-100mm f/4-5.6 の方は、修理見積4万円と言われて諦めました。
2万円ほどで修理してもらったという方のブログも見かけましたが、見積りは4万円だったそうなので、賭けになってしまいます(笑)。2万円ちょっとで直るかもと修理に出したら、見積り通り4万円ですと言われる可能性はありますからね(泣)。

>これだけ初期のズームレンズが不安定なのもシステムを販売中止の理由として考えられます。

わたしもそれも理由のひとつだと思います。
でも在庫のJ5をまだ売っているんですよね。
最後の方に作ったものは大丈夫なんですかね。それとも7年で逃げ切れるという算段でしょうか。

>他の方のブログではほとんど故障に付いての記述を目にすることが無いのも解せません。私のレンズだけの症状なのでしょうかね。

検索すると結構ありますよ。
それと某巨大掲示板でもよく報告があります。
ただ、故障して興味失ってそのままブログには書かないというのはあると思います。
あと、私のようにメーカーに不利な情報こそ書かないといけないと思う人は少ないかもしれません。メーカーが吹聴したい情報は放って置いても流布しますから、メーカーに不利な根拠ある情報はちゃんと提供しないいけないとは思うんですが、まあそこは個人の自由ですからね。

>いささかうがった見方かもしれませんが、Fシリーズのマニュアルレンズと比較するとニコンの苦手な部分が浮かび上がってきます。電気屋さんと機械屋さんの違いかな。

Nikon 1ではないですが、Coolpix S30も同様の故障です。ニコンの電機仕掛けの絞りに何か共通の欠陥があるんだと思いますね。

Nikon 1はうまく育てれば良いシステムになったはずなのに、もったいないと思います。
Nikon 1の技術がZシリーズにあまり活きていないように感じるのも残念な点ですね。

>現行のZシリーズ対しての信頼も怪しくなります。5年保証経過後システムを維持する費用を考えると手が出せませんね。

Zシリーズはレンズラインナップがまだまだですし、アダプター使って古いレンズを使うのなら某S社のα(全然伏せてない)の方が暗箱として優れているように思います。私はいまだにAPS-Cですが、35mmフルサイズを買うのならαの中古から入ろうかなと思っています。

_ いつもとおりすがり ― 2019年08月01日 12時53分32秒

Haniwa様、タロウカジャ様、皆様

元は、日経のニコン社長インタビュー(有料記事):

ニコンのデジカメの販売台数はピークの6分の1以下
ttp://digicame-info.com/2019/07/61-1.html

抜粋ここから

(主力のデジカメは厳しい環境が続きます)
「市場は急減速した。直近のピークである13年3月期と比べ、当社の販売台数は6分の1以下だ。一段の下振れリスクがあるかもしれない。今期はミラーレス製品の拡充でコストが先行し、デジカメなどの映像事業の利益は120億円に減るが、3年後には200億円を確保したい」

「デジカメは販売網の見直しを考えている。ネット販売が増える北米、店頭の影響力が強いアジアなど地域ごとに狙いを絞って販売体制を再構築する。16年秋からの構造改革で固定費は削減したが、調達費の見直しなどでコスト削減の余地はある」

抜粋ここまで

_ Haniwa ― 2019年08月05日 01時07分48秒

いつもとおりすがり様

情報ありがとうございます。

>市場は急減速した。直近のピークである13年3月期と比べ、当社の販売台数は6分の1以下だ。

ニコンは35mmフルサイズミラーレスデジカメに注力するのが少し遅すぎたかもしれませんね。2013年がピークということは6年も下がり続けているということですものね。

>16年秋からの構造改革で固定費は削減したが、調達費の見直しなどでコスト削減の余地はある

コスト削減ですか、ちょっと心配ですね。
1 NIKKORで絞り故障が頻発しているようなので、品質管理はちゃんとしてほしいところです。

サービスセンターの窓口業務を外部業者に委託しているようですし、できるだけ修理を諦めさせるような持って行き方では、故障のフィードバックもできていないと思います。

「技術のニコン」がこの先生き残れるかの正念場ではないでしょうか。

ファーウェイP20 Liteのカメラ、なかなかの性能ですよ。
こんなに薄いボディに小さなレンズでここまで写って値段も安いとくれば、厳しい競争だと思いますね。

_ いつもとおりすがり ― 2019年08月06日 10時22分15秒

Haniwa様

>ニコンは35mmフルサイズミラーレスデジカメに注力するのが少し遅すぎたかもしれません

新たなAPS-Cのミラーレスの噂もあるように、ソニーやキャノンの後追いなのは否めないかと。

>1 NIKKORで絞り故障が頻発しているようなので、品質管理はちゃんとしてほしい

どのカメラメーカーも機種乱発なので、手に負えなくなるのも無理はないかと。デジタル時代の経営戦略を見誤り続けたツケだとしか。

>ファーウェイP20 Liteのカメラ、なかなかの性能

やはり、これが「正常進化」なのかもしれません。笑

_ Haniwa ― 2019年08月06日 14時15分21秒

いつもとおりすがり様
>新たなAPS-Cのミラーレスの噂もあるように、ソニーやキャノンの後追いなのは否めないかと。

出すのでしょうかねぇ。ボディもさることながら、レンズがまだまだ揃っていないですからねぇ。

>どのカメラメーカーも機種乱発なので、手に負えなくなるのも無理はないかと。デジタル時代の経営戦略を見誤り続けたツケだとしか。

この1 NIKKOR絞り故障問題は、D600のゴミ写り問題ほど騒がれていませんが、かなりまずい状況だと思いますよ。おそらくこのまま葬り去りたいんでしょうけど。以前にも書いていますが、高い見積りで修理を諦めさせる作戦で故障した個体が修理に戻ってこないというのは、品質管理の重要なデータをみすみす逃しているということだと思います。今後も同じことを繰り返すことに繋がります。修理受付部門も修理部門も委託らしいので、ニコン本体にちゃんと情報が上がっているのか心配になりますね。

>>ファーウェイP20 Liteのカメラ、なかなかの性能

>やはり、これが「正常進化」なのかもしれません。笑

こんな薄くて小さなカメラユニットでどうしてちゃんと写るのか不思議です。

_ タロウカジャ ― 2019年08月09日 09時29分34秒

今さらDXサイズのミラーレスを発売してDX一眼レフを市場から退場させるのは如何なものんでしょう。SONY、富士フィルそれにキャノンががっちりとシェアを確保していると思うのですが。フルサイズは、αシリーズを凌駕する製品を開発して、プロとハイクラスのユーザーに使ってもらい。DXはD5000シリーズと名機D500をブラシュアップして勝負する。
一般家庭の使用年数5-6年と考えて、むしろレンズ一体型のDX版を提供すべきではないでしょうか。換算焦点距離24mm-500mm、秒8コマ撮影可能、P1000グループを1インチあるいはDXとして可能な限りコンパクトで軽量化する。ママ達は、一眼レフタイプやミラーレスタイプにこだわっていないはずですから。

_ Haniwa ― 2019年08月13日 08時21分25秒

タロウカジャ様
>今さらDXサイズのミラーレスを発売してDX一眼レフを市場から退場させるのは如何なものんでしょう。SONY、富士フィルそれにキャノンががっちりとシェアを確保していると思うのですが。フルサイズは、αシリーズを凌駕する製品を開発して、プロとハイクラスのユーザーに使ってもらい。DXはD5000シリーズと名機D500をブラシュアップして勝負する。

御意に。
もしニコンがDXミラーレス機を出すというのなら、おそらくコストダウンが目的でしょうね。ミラー駆動機構とかスクリーン、ペンタプリズム・ペンタミラーなど手間が掛かりますから。

ニコンのことですから、すぱっと移行するのではなく、DXミラーレスを出してなんとなくDXのDSLRはフェードアウト。気が付いたら色んな互換性は切られてる、という感じじゃないですかねぇ。そのときまでニコンが元気でいたら、ですが。

>一般家庭の使用年数5-6年と考えて、むしろレンズ一体型のDX版を提供すべきではないでしょうか。換算焦点距離24mm-500mm、秒8コマ撮影可能、P1000グループを1インチあるいはDXとして可能な限りコンパクトで軽量化する。ママ達は、一眼レフタイプやミラーレスタイプにこだわっていないはずですから。

ママ達は標準ズームと望遠ズームの2本しか使っていなさそうですから、レンズ一体型の高倍率ズームで済むのならそれでいいような気もします。ただ、高倍率だと暗くてAFが不利かもしれませんね。像面位相差の出番かも。

今朝のNHKニュースでも、
デジカメ出荷台数減少続くも 「ミラーレス」の出荷額は増 2019年8月13日 5時08分
ttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20190813/k10012032901000.html

>一方、若者を中心に「インスタ映え」とも言われる高画質の写真を手軽に撮影できるとして、人気を集めている「ミラーレス」と呼ばれるタイプは、台数では去年より10%減りましたが、出荷額では8%増えました。

>工業会は「出荷額の増加は1台あたりの単価が上がっているということなので、より高性能なカメラで撮影したいというユーザーが増えているのではないか。ことし後半以降は、東京オリンピック・パラリンピックに向けた需要で出荷数が増えることを期待したい」としています。

単価が上がっているので、子育て中の親には痛い出費かもしれませんねぇ。
子どもが小さいうちの方がお金が掛からないかもしれませんが。
だからこそ「若者を中心に」なのかもしれません。

_ いつもとおりすがり ― 2019年08月16日 06時53分17秒

Haniwa様、皆様

>こんな薄くて小さなカメラユニットでどうしてちゃんと写るのか不思議

興味深い記事:

2019年07月08日 13時06分
2000年以上にわたって科学者を悩ませた「レンズの収差問題」がついに解決される
ttps://gigazine.net/news/20190708-aberration-problem-solved/

抜粋ここから

レンズの収差が数学的に解決されたことによって、さらに性能のよいレンズの開発や、望遠鏡や分光器の大きなブレイクスルーが訪れることも十分期待できますが、このニュースを報じているカメラ系メディアのPetaPixelは「今よりもずっと優れたレンズがどれだけ安価に作られても、製品に『写真家向け』というステッカーが貼られると、その付加価値のために何倍も高い値段が付けられるのでしょう」とレンズ市場の活性につながるかは疑問視しました。

抜粋ここまで

_ Haniwa ― 2019年08月19日 09時01分15秒

いつもとおりすがり様
情報ありがとうございます。

球面収差は非球面レンズで解消できるというのは随分昔に到達した結論のような気がしますが、それとは違うのでしょうか。1枚のレンズで解消というところが新しいのかもしれません。

写真に使う場合の問題はボケでしょうね。図にあるようなくねくねレンズで撮ったらどんなボケになるのか興味深いです(笑)。

>このニュースを報じているカメラ系メディアのPetaPixelは「今よりもずっと優れたレンズがどれだけ安価に作られても、製品に『写真家向け』というステッカーが貼られると、その付加価値のために何倍も高い値段が付けられるのでしょう」とレンズ市場の活性につながるかは疑問視しました。

たしかにそうですね。しかし、スマホに採用となるとまた別の話になるかもしれません。ボケの問題も今のスマホは2個も3個もレンズを搭載して合成することで解決していますから、問題にならない可能性が高いですし。そういう意味でもスマホはいろんな問題からフリーですよねぇ。

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