Outlook 2013(Windows)とOutlook(android)を同期する2019年06月04日 00時00分00秒

西武ホールディングス新本社「ダイヤゲート池袋」(東京・池袋):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/800秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

2020年1月14日でWindows 7のサポートが終了するので、Windows 10への移行を考えないといけない。Windows 7を使い続けていたのは、ガラケーのCASIO G'zOne TYPE-Xの「カレンダー/スケジュール」とWindowsのOutlook 2013の予定表をシンクロ(同期)して使っていたからだ。

みっち様のコメントにお返事した内容と重なっているが、まとめておいた方が参考になるかと思い、記事化することにした。みっち様ありがとうございます。

そして、シンクロ(同期)には、CASIOのMySync(MySyncBiz)という古いアプリケーションを使って、au USB WINケーブルで接続して行っている。このMySyncは、Windows XPとOutlook 2003ぐらいまでしかサポートしていなかったと記憶する。それをWindows 7とOutlook 2013でなんとかして使っていたのだ。なんとかした内容は忘れたが、Outlookは2003をインストールした上でOutlook 2013を上書きインストールしないとうまくいかなかった記憶がある。
【追記:2019年7月3日】Microsoft Office Home and Business 2013とau携帯電話用MySyncBiz ― 2014年04月04日【追記ここまで】

それで、ガラケーのG'zOne TYPE-Xの方も、2022年3月末にauの3G携帯電話向けサービス「CDMA 1X WIN」が終了するので、なんとかしないといけない。

いちばんよい解決法は、Windows10のOutlookとandroidのOutlookとをシンクロ(同期)させることだ。いままでWindows7とNexus7上のOutlookとでシンクロさせようとしたが、いつもうまくいかなかった。そして検索してもoutlook.comとかもう終了した(らしい)サービスが書かれていたりして、よく分からない。

Windows10のOutlookとandroidのOutlookとをシンクロ(同期)できなかった理由は、同期させようとしたアカウントのログイン(サインイン)用メールアドレスが、Microsoft配布のメールアドレスではなかったからだ。すでにMicrosoftアカウントを持っていても、それがISPなどのメールアドレスだと同期出来ないようだった。

それで、https://outlook.live.com/owa/の「無料アカウントを作成」から"*****@outlook.jp"といったアカウントを作った。

これをWindows上のOutlook 2013の「ファイル」の「アカウントを追加」から追加した。

そうすると、いままでのISPメールアドレスのアカウントに加えて、"*****@outlook.jp"のアカウントがWindows上のOutlookに追加される。

ただ、これだけだと、いままでのISPメールアドレスのアカウントの予定表に今までの予定が載っていて、新しい"*****@outlook.jp"のアカウントの予定表は中身がないので、「ファイル」→「開く/エクスポート」→「インポート/エクスポート」から「ファイルにエクスポート」を選んで、従来のアカウントの予定表全部をエクスポートする。この場合、デフォルトでは1件しかエクスポートしないので、全期間の全件をエクスポートするように注意する。

そのエクスポートしたファイルを、さっき取得した"*****@outlook.jp"のアカウントにインポートする。

他方、android端末の方では、GooglePlayからOutlookをダウンロードして、さっき取得した"*****@outlook.jp"のアカウントを設定する。

両端末がオンラインであれば、WindowsのOutlookを終了したタイミングで、android上のOutlookに予定表の内容が表れるはずである。表れなかったら、android上のOutlookを一旦終了してもう一回起動すればシンクロ(同期)するはずだ。

問題は、android上のOutlookがオフラインでも予定表が表示されるのかだが、ローカルに予定表が保存されているらしく、Nexus7をオフラインにしても「インターネット接続がありません」と表示されるだけで、前回同期した予定表の内容は表示される。android上のOutlookはオフラインでも前回同期時の予定表が表示されるのだ(Outlook android用 バージョン 3.0.73)。

また、Outlookが用意されていないOSであっても、ブラウザからhttps://outlook.live.com/owa/にアクセスして、同期に用いた"*****@outlook.jp"のアカウントでサインインすれば、ブラウザ上で予定表が閲覧できる。

これでいつでもWindows10にできるし、ガラケーG'zOne TYPE-Xとシンクロしなくてもよくなる。ただ、au等のスマホ契約は月々の料金がガラケーに比べてかなり高いので、当分のあいだはauガラケーとandroid端末(MVNOのIIJmio)の2台持ちでいくつもり。ガラケーG'zOne TYPE-Xは旧「がんがんメール」契約で、キャリアメールの送受信が350円/月で使い放題なのだ。

キャリアメールを維持していたのは、キャリアメールでないとメールが届かない人(自分で設定せずに販売窓口でキャリアメール以外を受け取らない設定にしてもらっていた人々)が多数いたからなのだが、そういう人たちはLINEに移行したようなので、キャリアメールの役割も終わりつつあると思っている。

しかし、LINEのようなガラパゴスなアプリケーションに移行して、eメールというグローバルスタンダードに対応できない人が多数出てもいいのだろうか?


【写真上】西武ホールディングス新本社「ダイヤゲート池袋」(東京・池袋、JR池袋駅から撮影):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/800秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

【写真下】西武ホールディングス新本社「ダイヤゲート池袋」の「ダイヤデッキ」(東京・池袋、2019年3月末撮影):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.0、1/125秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

西武ホールディングス新本社「ダイヤゲート池袋」(東京・池袋、2019年3月末撮影):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.0、1/125秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

この春に完成した西武池袋線の線路の上に跨って建つビル。線路の直上階は、自由に立ち入れる広場になっている。広場の写真は2019年3月末完成時の写真。このときはまだ上階にあがるエレベーターホールへの入口等が板で塞がれていた。
西武HD、線路をまたぐ新本社ビル「ダイヤゲート池袋」竣工式。線路上空の「ダイヤデッキ」は一般開放(2019年3月27日 トラベルWatch)

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