デスクトップPCのATX電源が壊れた ― 2019年05月31日 00時00分00秒
これも5月上旬の話で書こうと思っていて忙しくて書けなかったネタだ。荒野の故障ブログへようこそ(泣)。
5月上旬の朝にデスクトップPCを立ち上げようと電源ボタンを押したのだが、うんともすんとも言わない。いままでにハードウェアの故障はいくつか体験したが、その場合でもBIOSの画面は出たり、電源のファンがぶぉーんと言ったり、ピーッというビープ音は鳴ったりしたのだ。今回はまったく何のレスポンスもない。
調べると、こういう場合は電源ボタンが壊れているか、電源が壊れているか、マザーボードが壊れている可能性が高いという。念のため電源ケーブルにテスターを当てて100V来ているか調べたが、通電はしているようだった。
それで、一か八か安い電源に交換してみることにした。駄目だったら新しくPCを買うことになりそう。このうんともすんとも言わないデスクトップPCはDELLのおそらく20112009年製のVostro430で、電源ユニットはATXの350Wのものが入っていた。【追記】DELL Vostro 430、今日届きそうだ ― 2009年12月11日、DELL Vostro 430セットアップほぼ完了 ― 2009年12月14日【追記ここまで】
購入候補は出来るだけ安くて定評のあるもの。そうしたら、玄人指向の 80PLUS STANDARD取得 ATX電源 400W KRPW-L5-400W/80+というものが3千円台であるので、ヨドバシのポイントで買った。もうひとつ上の500Wの方にしようかとも思ったが、故障原因が電源でない可能性もあるので、最小限の支出にすることにした。
デスクトップPCのパネルを開けて中の埃などを掃除した後、もとのATX350W電源を外して、玄人指向のKRPW-L5-400W/80+に付け替えた。ATX規格なので、ねじ穴などもぴったりでそのまま収まった。
配線は元の通りに行ったのだが、迷うのは20/24ピンATX電源コネクターぐらいだ。これはDELLの方は24ピンだったので、玄人指向のケーブルの4ピンの方を20ピンを抱え込むような組み合わせにして一緒に24ピンのところに刺したらうまくいった。
あとは、うちのPCは3.5インチHDDと光学ドライブをそれぞれもう1台ずつ増設しているので、HDD×2、DVDマルチドライブ、DVDマルチ+ブルーレイドライブの4箇所にSATAの電源を挿さなければいけないのだが、このKRPW-L5-400W/80+にはSATA電源は3個しかないので足りない。500Wの80PLUS STANDARD取得 ATX電源 500W KRPW-L5-500W/80+の方だとSATAは4個あるので、そちらにすればよかったか。まあSATA分岐ケーブルでどうにでもなる。とりあえずHDD2台とブルーレイ兼DVDマルチドライブ(Pioneer製)にSATA電源ケーブルをつないだ。
あとはUSB 3.0のボード(カード)の方にも電源を供給して完成。
さて、起動するか。
電源ボタンをポチッとしたら、BIOS画面が出てなにやら時間が合ってないとか言う。おお、成功だ!時間が合っていないのは、マザーボードのコイン電池を念のため交換したのでリセットされたからだろう。
ということで、PCが立ち上がらない原因は電源故障であった。前の晩にPCを終了させたのは私だが、その時までは何の問題もなく動いていたのになぁ。朝起きたら電源が死んでいた。そういうこともあるんだねぇ。
なお、玄人指向のKRPW-L5-400W/80+はファンが大きいので静かだし、冷却効果も前のものよりもよいようだ。前のは背面の部分にファンが付いていたが、玄人指向のKRPW-L5-400W/80+は内部に面した大きい面にファンが付いていて(吸込み型で背面から排出)、ファンの直径が倍ぐらい違う。
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