ロモグラフィー、映画用をもとにした中判モノクロ「ポツダム・キノフィルム」 を発売 ― 2019年02月04日 00時00分00秒
ロモグラフィーから、中判用モノクロフィルムが発売されるようだ。
ロモグラフィー、映画用をもとにした中判モノクロ「ポツダム・キノフィルム」
35mm判に続き製品化(デジカメWatch)参照。
株式会社ロモジャパンは、中判モノクロフィルム「Lomography B&W 100 120 Potsdam Kino Film」の予約販売を1月30日に開始した。予約分の発送は5月を予定。販売価格は1,080円(税込)。
120フィルムは種類が減ってきていたので朗報ですな。220フィルムもあればよいのになぁ。
Potsdam Kino Film(ポツダム・キノフィルム)は、ドイツの歴史的な映画用フィルム会社から入手したというロールフィルムを使用した120フィルム。「60年代ニューシ?ャーマンシネマを彷彿とさせるクラシックな黒のトーンか?特徴」という。フィルム感度はISO 100。
なお、今回の製品に先立ち、35mm判の「Lomography B&W 100 35mm Potsdam Kino Film」が1月より予約開始されている。
「ドイツの歴史的な映画用フィルム会社」ってどこなんだろう?AGFA?AGFAっていまはどうなっているんだろう?
さらにネーミングが「Potsdam Kino Film(ポツダム・キノフィルム)」というのがなんとも言えませんな。昔「ポツダム○○粉砕!」とかマイクで叫んでいた連中がいたような(笑)。そういう連中が寄っていた団体そのものがポツダム体制の賜物だったりして、いつも「何言ってるんだ、どたまかち○ってやろうか、いや関わったら負け」と思いつつ通り過ぎたりしていたのを思い出す(遠い目)。ちなみにその時点で既に「ポツダム体制」とか死語だった。
話をフィルムに戻そう。このフィルムのデータシートはどこにあるんだろう?検索したら、B&W 100 Potsdam Kino Film:撮影と現像に関するアドバイスというのがみつかったが、ちゃんとデータシートにしてPDFに感度グラフとともにまとめてくれ。あと、オンラインショップの製品購入のところにもデータシートへのリンクを貼ってくれ。いい加減すぎると思う。
さらに Potsdam Kino Filmは映画用フィルムから作られているので、プロジェクションしやすいようリバーサル現像にも適しています。私たちは Rollei 白黒リバーサル現像キット を使いました。
ほう、Rollei 白黒リバーサル現像キットなるものがあるのか。
ん?このフィルムはネガフィルムなのかポジフィルムなのか?表記には”Kino Film”とはあっても”Negative Film”とは書いていないな。いい加減だなぁ。雰囲気、雰囲気。
Rollei Black & White Reversal Kit で検索したら、ドイツのMaco社のRollei Black & White Reversal Kit for 20 films というのがみつかった。
それによると、
Discover the new Rollei Black & White Reversal Kit and turn your negatives into positives.
In a classic negative the light parts are black and the shadows are white.
Only once it is printed onto paper or film do you receive an accurate image.
The reverse transformation is an elegant way to bypass the negative and transform the fi lm into a positive or slide.
とあって、ネガの黒白フィルムをポジの黒白フィルムとして現像するもののようだ。
とすると、Lomography B&W 100 120 Potsdam Kino Filmはネガフィルムなのだろう。分かりにくいね。いい加減。雰囲気、雰囲気。
まあ、ロモグラフィーのいい加減さにはいつも呆れるが、写真フィルムのバリエーションが増えるのは歓迎。
35mmフィルムの方もあるようなので、時間があったら買って使ってみたい。
ロモグラフィー、映画用製品をベースにしたモノクロフィルム 35mm判・36枚撮り ISO 100(デジカメWatch)参照。
『東アジア文化都市 2019 豊島』ポスター(手塚治虫編)(池袋メトロポリタンプラザ):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8開放、1/40秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 140)、AWB、画像設定:スタンダード
東京都豊島区で今年開催される『東アジア文化都市 2019 豊島』のポスター。何をやるのかよく分からんなぁ。
ここに手塚治虫が書かれているのは、手塚治虫が豊島区にあった「トキワ荘」に入居していたからだと思われる(『リボンの騎士』執筆時代)。
マンガの原点「トキワ荘」トキワ荘とゆかりのマンガ家たち(豊島区)
コメント
_ ノーネームしたん ― 2019年02月04日 15時42分35秒
_ Haniwa ― 2019年02月04日 16時49分07秒
>しかし手に入りやすくなるのは歓迎ですよねぇ、気軽に使ってみて入る沼の罠をなくすな!(笑)。
ロモのフィルムは手に入りやすいですよね。これで沼に少しでも足を突っ込んでもらってあとは…(笑)。
>「ハニワ荘」で「リボンの武士」を執筆中のHaniwa氏が、F3の電子部品開発中の後藤氏の様に軟禁される悲劇が今まさに…。
リボンの武士って、「Wordのメニューが隠れていてどこにあるかわからん!何ぃ~リボンの表示だとぉ!」と残鉄剣(残念な鉄ちゃんの剣)でPCをズバッと切ってしまうという悲しい物語ですね(違)。
>ポツダムといえばポツダム宣言、
>俺より早く寝るな、
>飯はうまく作れ、
>等の宣言が…
忘れてくれるな
絞りもないレンズに
写真が撮れる
はずなどないってことを
佐田の海が歌っていたアレですね(違)。
_ めがねのパイロット ― 2019年02月11日 14時35分18秒
久しぶりのモノクロフィルム・・・
まあ、なんかビミョーなのはロモって感じで(笑)
日曜は、土浦でやっているキャパの写真展に行ってきました。
となるハズが・・・先週後半にインフルにやられて自宅軟禁(泣)
残念です。
仕方ないので、マグナム・コンタクトシートの写真集でもまた眺めることにします・・・ぐすん。
また、約1年ぶりにミクロファイン買い足したら、期限が1か月しか延びてなかったです。
どうも、在庫の流動性も相当低いのか、去年買った時点ですでにそんな状況だったのか・・・
_ Haniwa ― 2019年02月28日 10時18分20秒
お返事が遅れてすみません。
>まあ、なんかビミョーなのはロモって感じで(笑)
御意に。なんかいい加減だし、次いつ供給されるか分からないという不安感がありますね。
私なんか趣味だからいいけど、作品撮るような人は安定供給されないと使えないんじゃないかと心配になります。
>日曜は、土浦でやっているキャパの写真展に行ってきました。
>
>となるハズが・・・先週後半にインフルにやられて自宅軟禁(泣)
>残念です。
あらら、もうお元気になられたでしょうか。
今年はなぜかインフルエンザが流行りましたね。
雨が少なくて乾燥していたからなのでしょうか。
自分の周囲でもかなり猛威を振るいましたが、3連休で少し終息しました。
3連休、いつも文句言ってばかりですが、感染症には有効かもと思いました。
日本は体調悪くても休まない(休めない)雰囲気がありますから、こういう「お上」が決めた3連休は有効なのかもしれません。
もちろん、連休にもお仕事の方はいらっしゃるのは承知の上ですが。
あと、怖いのははしか(麻しん)です。
空気感染でものすごい感染力があります。
予防接種以外に防ぐ方法がないような。
保健所はちゃんと情報発信してほしいですね。
>また、約1年ぶりにミクロファイン買い足したら、期限が1か月しか延びてなかったです。
>どうも、在庫の流動性も相当低いのか、去年買った時点ですでにそんな状況だったのか・・・
モノクロ関連商品は、ときどきまとめて生産という感じなのかもしれませんね。
在庫もあまり捌けないのかも…。
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それをわかったうえで使う分には良いんでしょう、
しかし手に入りやすくなるのは歓迎ですよねぇ、気軽に使ってみて入る沼の罠をなくすな!(笑)。
>「トキワ荘」
「ハニワ荘」で「リボンの武士」を執筆中のHaniwa氏が、F3の電子部品開発中の後藤氏の様に軟禁される悲劇が今まさに…。
ポツダムといえばポツダム宣言、
俺より早く寝るな、
飯はうまく作れ、
等の宣言が…