バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その1)2018年09月14日 00時00分00秒

バイク用ナビX-RIDE RX-XR550XL(android 4.4.2)にradiko 5.0.3をインストール後起動した状態。

災害も多いし、なんか天気ずっと悪いし、すっきりしない今日この頃ですが、皆様お元気でしょうか。

待望のニコン初の35mmフルサイズミラーレスの発表があったのに、実機の撮影リポートがほとんどあがってこないので、記事の更新機会を逸してしまった。マスコミにZ7配るのって遅かったのかしら。それとも記事が書きにくいのか…。Z7に対応したCapture NX-D Ver.1.5.0でカラーコントロールポイントが復活したという朗報もあるようだが。
Capture NX-D

Z7で向かってくるリニア新幹線実験線を連写とか、モータースポーツで高速連写とか、ドッグランで向かってくる愛犬を連写とか、サッカーで入り乱れた選手をジャスピンで追い続けるとか、そういう実写リポートを待っております(はぁと)。

さて、またまたバイクネタですまん。今回は、ちょうど2年前に買ったRWCのバイク用ナビX-RIDE RM-XR550XLでラジオが聴けないかと、radikoをインストールしてみた話だ。

バイクで一人で高速道路を走っているときに何が寂しいかって、ラジオが聴けないことだ。インカムの中にはFMラジオが内蔵されていてラジオが聴けるものがあった。しかし、最近そういう機種は減ってきている。FM放送は国によって周波数範囲が異なる上に、日本は76-90MHzだったのにアナログテレビの停波に伴って90-95MHzがFM補完放送に割り当てられたので、仕様変更しなければいけないのが面倒でラジオ内蔵のインカムが減ってきているのかもしれない。

あとは、radikoが聴けるので、スマホとインカムをペアリングしておけば、多少のタイムラグはあってもラジオの放送が聴けるのも大きい。

それで、私の使っているインカム(※)はデイトナのEasyTalk3というものなので、ラジオは内蔵されていない。※(ヘルメットの中にインカム附属のステレオスピーカーをセットしている。道路交通法規上も合法で、最近のヘルメットにも最初からスピーカーを内蔵する凹みがつくってある)

一つの方法として、小型ラジオ受信機のヘッドフォン端子にBluetooth送信機を付けてインカムとペアリングすれば、ラジオが聴ける。

ところが、Bluetoothの送信機にいいものがなかなかないのだ。Easytalk3はBluetoothの対応プロファイルがHSP, HFP, A2DP, AVRCPとなっている。しかし、ほとんどのBluetooth送信機はA2DPしか対応していないのだ。

A2DPで対応しているのなら、それでラジオ側とインカム側とでペアリングできて使えるじゃないかと思われるだろう。たしかにそうなのだが、そうすると、ナビゲーションシステムとインカムもA2DPなのでナビとラジオが同時に聴けなくなってしまうのだ。

Easytalk3は、ナビとはA2DP、携帯やスマホとはHSPかHFPで接続して両立しているようなのだ。だから、Bluetooth送信機はHSPかHFPにも対応していないと使いにくい。それがなかなかないのである。探すのが面倒だ。みつかってももう製造中止だったりする。最近Bluetooth内蔵の電化製品が多くなってきているので、こういうBluetooth送信機というのも廃れて来ているのかもしれない。

ということで、バイク用ナビX-RIDE RM-XR550XLは、防水の5インチandroidタブレットが実体(android 4.4.2)なので、ここにradikoをインストールしてみたらどうかということに至った。X-RIDE RM-XR550XLはバイク用ナビとしては珍しくWi-Fiユニット搭載なのだ(だから買った)。

それでインストールするradikoのアプリなのだが、バイク用ナビX-RIDE RM-XR550XLはGooglePlayがインストールされていないので、ダウンロードできない。RM-XR550XLにはブラウザもない。

しかたないので、Nexus7(2012)(android 4.4.4)にインストールしているradiko 5.0.3をESファイルエクスプローラでapkバックアップしたものを使うことにした。Nexus7(2012)をPCにUSB接続して"radiko.jp for Android_5.0.3.apk"をコピーした。それをmicroSDカードにコピーしてRM-XR550XLに挿入した。

RM-XR550XLには、ホーム画面の右下にある「本を開いた絵に?」のところをクリックした先に「ファイルマネージャー」がある。このファイルマネージャーでextsdの中がmicroSDカードの中身だ。ここにさっきコピーした"radiko.jp for Android_5.0.3.apk"があるのでタップしてインストールする。なお、事前に「設定」の「セキュリティ」のところで「提供元不明のアプリのインストールを許可する」にチェックを入れておく。

無事にインストールに成功した。\(^o^)/

radikoが「最新版でないのは、android 4.4ではこのバージョンが安定しているようなのでNexus7(2012)の方でもアップデートしないようにしているのだった。巷の情報によると"radiko.jp for Android_5.0.9.apk"が古いOSで使うには一番安定しているようだが、自分は持っていないし5.0.3で問題ないので、これをインストールした(野良のapkをダウンロードしてインストールするのは自己責任で)。

インストールが完了すると、「完了」か「開く」かをきいてくるので、「開く」にした。

すると、ラジコが立ち上がって位置情報をどうするのかきいてくるので、ドコモ回線じゃなくてWi-FiやGPSを使う方を選ぶ。RM-XR550XLにはドコモ回線につながる無線端末は内蔵されていないからだ。

これでラジコの画面が立ち上がってTBSラジオが鳴り出した(もちろん端末のWi-Fi設定は有効にしておく。アクセスポイントとの設定も済ませておく)。

ただし、ラジコは縦画面固定だ。ナビは横画面で使うものなので使いにくい(上の写真参照)。しかも、再生と停止ボタンが非常に小さい。使いにくいなぁ。でも。これでラジオ聴きながらナビも使えてバイクに乗れる。うれしい。交通情報も聴けるぞ。

ナビとラジコを同時起動してみたが、ナビの音声案内が入るとラジコの音声が小さくなって、ナビの音声が上からラジコよりもやや大きい声で案内する。おお、ばっちりやん。

しかし、ここで問題が発生。インストールした直後は、「完了」か「開く」かを訊いてくるのだが、いったんラジコを終了してしまうと、どこからも起動できないのだ。ナビのホーム画面には新しいアイコンが追加されないので起動のしようがない。しかし、設定のアプリのところをみるとradikoはちゃんとインストールされている。

androidって設定のアプリの画面から「強制停止」や「アンインストール」はできても「開く」や「実行」はできないんだな。面倒なOSだな。

規定のファイルエクスプローラは、mnt/sdcard以下とmnt/extsd以下のディレクトリしか参照できない。それで「ESファイルエクスプローラ」というアプリをインストールして全ディレクトリを参照できるようにした。そうするとESファイルエクスプローラのホームのアプリというところからradikoが起動できることが分かった。

しかし、そのESファイルエクスプローラもどこからも実行できない。仕方ないので、毎回microSDカードからESファイルエクスプローラをインストールし直して「開く」を選択した。

なんとかホーム画面を編集しなければ。

長すぎるので、今日はここまで。つづく。

【関連】
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1 ― 2016年10月03日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその2 ― 2017年03月14日
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその3 ― 2017年03月15日
RWCのX-RIDEナビが進化中 ― 2017年10月20日
RAMマウント用テザーをバイク用ナビRM-XR550XLのセーフティネットにする ― 2018年03月22日

【関連追記:2018年9月15日】
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その2) ― 2018年09月15日

【関連追記:2018年10月17日】
Bluetoothテザリング接続(バイク用ナビRM-XR550XLとMR04LN) ― 2018年10月17日

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