HUAWEI P20 Pro は1/1.7インチセンサーのスマホ ― 2018年06月13日 00時00分00秒
カメラ関係の「おおっ」と来るネタもないので、スマホのカメラの「おおっ」と来た話題をしてみる。
デジカメWatchiの新製品レビュー、HUAWEI P20 Pro 1/1.7インチ4,000万画素の実力を見る トリプルカメラスマホ、ついに日本発売へによると、HUAWEI P20 Pro 1は1/1.7インチセンサーなんだそうだ。
かつて愛用していた初代GR DIGITALが有効約813画素の1/1.8型CCDセンサーだったし、GR DIGITAL II が有効画素1001万画素(総画素数1030万画素)、1/1.75型原色CCDで、GR DIGITAL III が1/1.7型CCD(総画素数約1040万画素)だった。
HUAWEI P20 Proは、GR DIGITAL III と同じ大きさのセンサーなのだ。画素数は約4倍近くある(そんなに画素数要らないのに)。
しかも、
この端末は約4,000画素の標準カメラ(35mm判換算約27mm相当F1.8)、約800万画素の望遠カメラ(同約80mm相当F2.4)、そして約2,000万画素のモノクロカメラ(同約27mm F1.6)と3つのカメラを搭載しているのだ。
という。
約4,000画素の標準カメラ(35mm判換算約27mm相当F1.8)って、1/1.7インチCCDで6.0mm(28mm相当)F1.9のGR DIGITAL III に匹敵するスペックじゃん。
写りの方は、はっきりパキパキこってりのようで、好みの問題はあるが、一般の人には受ける設定だろう。ニコンの黄色い画像よりは絶対に「きれい」と思われるだろうな。詳しくはデジカメWatchの記事の作例をご覧くだされ。
作例の原サイズ画像を等倍で見てみると、スマホ画像特有のギザギザべっとり処理で細かい所がつぶれがちだが、ある程度までのトリミングには耐えるぐらいの細かい解像はしている。1インチセンサーのNikon 1 V1と同等ぐらいには解像してるんじゃないか(ニコワンの方が細部のつぶれ具合が少ないが)。
これじゃあもうコンパクトデジカメの出番はほとんどなくなりますな。
iPhone以降、様々なスマートフォンが登場してきた。カメラ機能もドンドンと進化し、新端末発表会でも通信機能には触れずに、カメラ機能が大きく取り上げられる時代になって久しい。
そんな中ようやく日本市場に投入されたHUAWEI P20 Proだが本当にスゴい製品だと感じた。光学3倍の望遠レンズも使い甲斐があるし、夜間モードでのナイトショットは驚くほどの描写なのである。使っていて楽しいし写りもいい。
これからスマートフォンを買おうとしているデジカメ Watchの読者は、HUAWEI P20 Proを一度試すことをオススメしたい。
自分はまだガラケーのG'zOne TYPE-Xを愛用しているのだが、これも3G回線がなくなると使えなくなるし、買って7年経っているのでいつ壊れるか分からない。以前からZaurusやNexus7やノートPCをWi-Fiルーターで使っているので、外出時もガラケーで何も不自由はしていないのだが、次に携帯電話を買い換えるときにHUAWEI P20 Proは候補の筆頭にしておこう。ただ、SIMフリー版HUAWEI P20 Proの実売価格は約10万円のようだ。SIMフリー版HUAWEI P20 Proはau回線でうまく使えるのか調べておかないと。※
カメラ業界も大変ですなぁ。
※【追記】au回線ではHUAWEI P20 Proは完全には使えないらしい。Huawei P20 Pro、カメラ以外のレビュー!!FOMA、au、Wi-Fi、同時待受など実際どうなの?という話・・・(Skyblue 2018年4月25日)、これは意外、Huawei P20 Proでau VoLTE SIMを改めて検証した結果・・・(Skyblue 2018年5月4日)参照。うーん、携帯電話やキャリアメールはau、データ通信はdocomo系MVNOとしていて、Softbankは絶対に使わない主義なので、これは困ったなぁ。残念過ぎる。【追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。馬形埴輪(神奈川県立歴史博物館):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、16mm(35mm版24mm相当)、F4開放、1/30秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 2200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、AF中央1点 、高感度ノイズ低減:標準
「Haniwaのページ」なので、神奈川県立歴史博物館の作例はやっぱり埴輪ですな。はにゃ!
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