桜満開(二ヶ領用水)フィルムASTIA 100F編 ― 2018年03月29日 00時00分00秒
やっとフィルム現像からあがってきたのを受け取ってきた。スキャンもした。
前回の小湊鐵道を撮影したときは、10年冷蔵保管のフィルムでアンダーな写りであったので、今回はカメラのISO感度設定をISO80にした。ASTIA 100FはISO100なので、常時+1/3補正したのと同じことになる。
今回はISO感度設定で+1/3にした効果をみるために露出補正はしなかった。カメラの絞り優先オートでのみで撮った。
それで、あがってきたポジをみたら、前回よりも明るく透明感ある感じに写っていた。やはり10年冷蔵保管でフィルムの感度が1/3段ほど下がっていたのだ。
桜の花を撮るのに露出補正しないでオートで撮って適正露出になるか心配だったが、補正しないで丁度よい感じだった。
前回の曇り空だと、空の方が明るくて被写体にはあまり光が回っておらず、感度低下も相まってアンダーになったのだろう。また、小湊鐵道沿線の広い風景では空の割合が高いのもアンダーの原因であったのかもしれない。都会だと空の割合が低いからだ。
【追記】
この写真を見ていて思いだした。2006年にGR DIGITALを買ったのは、富士のリバーサルフィルムやコニカのJX400やPORTRAIT 400のような青空が撮れるからであった。
ニコンのデジカメだとどうしても桜満開(武蔵小杉駅東口) ― 2018年03月25日のような青空になってしまう。ピクチャーコントロールをスタンダードにすると少し青が濃くはなるが、そうするとこんどは暗部が出にくい。暗部が出にくいのに思うような青空にはなっていない。だからいつもピクチャーコントロールはポートレートにして青空は我慢している。ニコンのデジカメには無理なのか?
【追記終わり】
二ヶ領用水(川崎堀と渋川の分岐点:川崎市中原区):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F8AE、L37フィルター、富士フイルム ASTIA 100F(+1/3補正)、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Digital DEEなし、NikonScan 4.0.3(Windows 7 Professional SP1 64bit)
「二ヶ領用水とは」で検索すると、Wikipediaぐらいしか定義をきちんと書いているところがないのがアレである。二ヶ領せせらぎ館や二ヶ領用水の史跡・見どころの紹介(川崎市)にもきちんと定義されていない。 ともかくも多摩川から川崎市側に分岐した人工の用水路で、上記リンク先の地図にあるものである。1590年の多摩川大洪水で流路が変わったことが工事のきっかけらしい。かなり古い。
写真の桜は、その二ヶ領用水の川崎堀と渋川の分岐点にある(川崎市中原区)。この分岐点から渋川沿いにずっと桜が植えられている。東急東横線の元住吉駅近くまで続いている。二ヶ領用水の史跡・見どころの紹介(川崎市)の史跡・見どころマップには渋川の南側には桜の書き込みがないが、随分以前からここは桜の名所である。川面近くまで降りられるようになっている箇所もある。
当ブログだと、失敗した富士Fortia SP ― 2009年04月10日がその二ヶ領用水渋川の川面に降りられるところだ。
実はこの用水路が渋川という名前なのはいまさっき知った(笑)。長いこと訪れていたが、今回記事を書くにあたって名前を調べたら渋川と分かった。現地にも渋川とはどこにも書かれていなかったように思う。川崎堀についても今回初めて名前を知った。やはり現地にここが川崎堀とは書いていなかったと思う。二ヶ領用水としか説明板はなかったような…。現地の人も川崎堀とか渋川とか言っているのを聞いたことがない。二ヶ領用水と呼んでいた。すっきりしないな。
なお、先週の3/25の段階で桜はかなり見頃だったが、「モトスミ桜ウォークフェスタ」は2018年3月31日(土) 11:00~17:00(雨天中止)開催、「第41回こすぎ名物花見市」は、2018年4月1日(日)10:00~17:00(雨天決行)開催なので、今週末の方が賑わいそう。それぞれのイベントはどのサイトが公式ページなのかよく分からないので各自その名前で検索してくだされ。
【関連追記:2018年3月30日】
桜満開(二ヶ領用水)フィルムASTIA 100F編その2 ― 2018年03月30日
コメント
_ タロウカジャ ― 2018年03月29日 16時41分54秒
_ Haniwa ― 2018年03月30日 00時42分55秒
年度末で皆様大変だと思います。今年は3/31が(土)、4/1が(日)という最悪パターンですし。
>本当にミラーレスカメラは必要なのかな。性能が充実すると大きくなりますよね。シャンプーではないですがメリットは、メーカーが最新のソフトを搭載するぐらいですか。
ミラーレスの目的は、機械駆動を追放してコストダウンと動画との両立でしょうね。
機械駆動のノウハウのないメーカーは早くからミラーレスに傾注し、機械駆動のノウハウのあるメーカーはなかなかミラーレスに軸足を移せないというところでしょうか。
そういう意味ではユーザーに何のメリットがあるのかはよくよく考える必要はありますね。
私がαに興味があるのは、フランジバックが短い35mmフルサイズで色んなレンズが使えそうな点と、次から次へとモデルチェンジするので型落ちが安そうという点です(笑)。だから、メーカーにとってはうまみのない客候補です(笑)。
ニコンがミラーレスを出す意味がどこにあるのかもよくよく考える必要がありますね。
いまのDSLRで十分な性能が出ているように思います。問題はコストでしょうね。
安くなればもっとたくさんの人に買ってもらえるかもしれませんし、利幅が増えるかもしれません。でも、結局売値が下がって利幅もなくなる消耗戦のような気がします。
ニコンのミラーレス(ニコンはそう呼んでいませんが)であるNikon1はもう終わりのようですね。ほとんどのレンズが販売終了でボディもJ5のレンズキットが現行品であるだけのようです。某巨大掲示板を見ましたら、1 NIKKORの絞り故障ってかなり多くのレンズで出ているようです。私の10-30mmや10-100mm以外の種類のレンズでも起っているようです。なんだかなぁ。Nikon1って小型でよいシステムだったと思うんですけどねぇ。
あと、動画はスチルカメラの形態では撮影しにくいような気がします。ビデオカメラにはビデオカメラの使いやすい形があります。一般大衆用のビデオカメラが廃れないことを祈ります。
>超広角レンズは、なかなか興味深いものがありますね。難しいですが。
ミラーレスでは対称型レンズはなかなか相性が悪いようですので、この辺はフィルムカメラで使うのが一番いいのでしょうね。
ひさびさにCONTAX G1でまともな写真が撮れたのでうれしいです。スキャンするのが面倒ですが、撮影時にちゃんと露光できていれば、自分の好みのスキャン結果になるように設定を登録してバッチスキャンをすればかなり手間は省けそうです。問題はそのように露出の揃ったポジをうまく並べられるか、ですね。腕が問われています。
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ひたすらカメラを磨くのみ。
カメラメーカーは、販売拡大にミラーレスカメラに一気に力点を向けそうです。
一眼レフが過去のシステムになりつつあります。
ましてやフィルムはトホホの状態。
本当にミラーレスカメラは必要なのかな。性能が充実すると大きくなりますよね。シャンプーではないですがメリットは、メーカーが最新のソフトを搭載するぐらいですか。
超広角レンズは、なかなか興味深いものがありますね。難しいですが。