久々にフィルム撮影、しかもASTIA 100F ― 2018年03月16日 00時00分00秒
久々にフィルム撮影をした。去年の5月以来。リバーサルフィルムで撮るのはもっと久々。
このあいだバイクで東京湾アクアラインを通って小湊鐵道を撮りに行ったときに、CONTAX G1とCarl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8も持って行った。
D300SとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDのAF微調節の結果を試すのが主目的だったのだが、皆様のフィルム熱に影響されてなにかフィルムカメラを持って行こうと思った。
F3かF100だとボディがすでに700gを超えているので(F3が715g、F100が785g各電池除く)、もっと軽いのにしたかった。CONTAX G1だとボディは460gなので、そこにコンパクトなレンズを装着してもF3やF100ボディのみよりも軽い。それで久々にCONTAX G1とビオゴン21mmとなった。
Biogonの写りは好きなのだが、CONTAX G1というボディがなかなかアレなのでこれまでどうしても持っていこうという気にならなかった。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの写りがピリッとしないというレベルじゃなくて、CONTAX G1はピント大外しとかありえるので(泣)。
ともかくも重たいカメラはD300SとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDとで十分なので、軽いCONTAX G1とBiogon 21mm F2.8とフィルム1本をバイクに積んで首都高に乗った(もちろんD300Sと10-24mmも持参)。
フィルムは、随分前に販売終了になった富士フイルムのASTIA(アスティア)100Fだ。販売終了時に買っておいたのだ。
【追記】富士フイルム、アスティア100F・センシアIII 完全終了 ― 2011年09月05日
ASTIA 100Fってちょっと高いんだな ― 2010年12月17日参照。
【追記ここまで】
ずっと冷蔵庫に入れてあったのだが、冷凍していたわけではないので、やや感度が落ちているような気がする。それでもASTIAの色調や感じは出ている。
ただ、これだけデジタルの画像に慣れてしまうと、アスティアの色調は彩度が低いと感じてしまう。そこはスキャン時にいじりたくなるのをグッと我慢した。
ライトボックスにリバーサルフィルムを載せてルーペで覗いたときの感じがなかなかスキャンで再現できなかった。露出がドンぴしゃじゃないからだと思う。
CONTAX G1の測光は、ニコンの中央重点とは違って画面全体の最大輝度に合わせた感じなので、画面内にどこか明るいところがあればそこに合わせられてしまう。本当は細かく補正するか、マニュアル露出で撮った方がよいカメラなのだが、久々で勘も鈍っているので全部AUTOで補正無しで撮った。
アスティアは、リバーサルにしてはラチチュードの広いフィルムなので、目で見たときにはそこそこきれいに写っているように見えても、フィルムスキャナーだと結構いじらないと使える画像にならなかった。たぶん、フィルムの感度低下とCONTAX G1のAE傾向の合わせ技で露出アンダーが多かったんだと思う。
次に行くときはF3かF100を持って行こうかな。しかし、重くて嵩張るんだよなぁ。ああ、小さくてレンズのよいフィルムカメラが欲しい。
里山トロッコ列車(小湊鐵道上総鶴舞駅):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、L37フィルター、富士フイルム ASTIA 100F、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows 7 Professional SP1
里山トロッコ列車は、2018年は3月17日から運転とのことなので、私が撮ったこの列車は試運転なのだと思う。お客さんが乗っていないので不思議に思っていたのだ。トロッコ列車のご案内 | 小湊鐵道 里山トロッコ参照。
なお、先頭の黒い機関車は蒸気機関車のように見えるが、DB4形というディーゼル機関車のようだ。煙突からは煙が出ていなかった。
上総鶴舞駅は、関東の駅百選の第2回選定駅になっていて、ドラマの撮影によく使われているらしい。上総鶴舞駅 6 その他(Wikipedia)
【関連追記:2018年3月17日】小湊鐵道 里山トロッコ ― 2018年03月17日
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