D300SのフォーカスポイントはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDに向いている2018年01月17日 00時00分00秒

はねあげ(伊勢佐木モール:横浜市中区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/500秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

ようやく純粋にカメラネタだ。しかし、話題がニコンD300Sと古くてすまん。

年末にAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを買ってD300Sで撮影するようになって、いままで使っていたカメラの設定を少し変えた。

D300やD300Sはほとんどスポーツ撮影に使っていて、装着レンズはAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>がほとんどで、たまにAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dが代打で出るという感じだった。

だから親指AFでコンティニュアスAFで中央1点のみにしていた。中央1点で「シングルポイントAFモード」とその周辺の情報を加味する「ダイナミックAFモード」は状況で切り替えている。被写体の状況に寄っては周辺情報に引っ張られて思ったところにピントが来にくい場合と逆に常に中央1点で追い続けるのが難しくてピントを外しそうになるときがある。前者の場合には「シングルポイントAFモード」にして、後者の場合には「ダイナミックAFモード」にする。この切り替えボタンがボディの背面に独立したボタンであるので使いやすい。

「シングルポイントAFモード」と「ダイナミックAFモード」とは、防護ネットのようなものが前にあってそれがどのくらいの距離でどのくらいボケるかによってもAF性能を左右するので、現場で試してみて選んでいる。それとAFロックオンも「弱い」と「しない」も現場でAFの食いつきやAFレスポンスを見て変えている。

そんな使い方しかしていなかったD300やD300Sだが、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDのような超広角レンズで中央1点で端っこにある被写体にピントを合わせてから画角を振るとかかなり面倒なことに気づいた。カメラを動かす角度が大きすぎてシャッタータイミングを逃すのだ。

そこで、AFをコンティニュアスじゃなくてシングルモード(レンズの根元にあるスイッチでS)にして、「オートエリアAFモード」51点にしてみた。そうしたら、ピントのあったところのフォーカスポイントが表示される。しかも、両端の被写体にピントが合うといったこともシャッターボタン半押しでできる。

D300Sはかなり端っこの方までフォーカスポイントがあるから、こういった超広角レンズでスナップを撮るのに非常に便利だ。真ん中に背景を入れて両端に人を写すような場合でもちゃんと両端の人物にピントがきて、かつ真ん中の背景も被写界深度で何が写っているか分かる。そういった記念写真で最強の組み合わせだ。後継のD500だともっとよいのだろう。 狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第2回 露出補正とAFモードを駆使してみる 2010年04月29日 12時00分更新参照。

飲食店の4人掛けテーブルで自分は座ったまま、向かいの2人と隣の1人の計3人を入れて、テーブル上の食べ物とお店の中を撮れる。椅子から立ったりせずに座ったままなので周囲にあまり迷惑を掛けずに記念写真がさっと撮れる。フォーカスエリアの広いカメラとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの組み合わせはかなりよい。

ただ、D300Sの端っこの方のフォーカスポイントのAF精度は真ん中よりもやや落ちるので、ぱっと撮ったときにときどき微妙に端の被写体のピントがずれていることもある。この辺は注意して撮るしかない。

D300SからMB-D10を外して、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDをつけて「オートエリアAFモード」51点AFシングルモード、結構便利だ。重たくて嵩張るのだけが難点だ。


写真は記事とは関係ない。
はねあげ(伊勢佐木モール:横浜市中区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/500秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF

D300SとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの話なのに、作例はリコーGRですまん。

露出計連動レバーは跳ね上げ式がよいよなぁと思いつつシャッターを切る。まあDXフォーマットだと画角の関係やファインダーの関係で古いレンズを付ける気にはあんまりならないが。

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