あけましておめでとうございます ― 2018年01月01日 00時00分00秒
GPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)を買った(追記あり) ― 2018年01月10日 00時00分00秒
この間久々にSONYのGPSロガーGPS-CS1Kを使ってみたのだが、なんかログがきちんと取れていなかった。もともと感度があまり良くない機種であったし、断面形状がおむすび型でアンテナ面が上を向きにくいという頭悪い設計なので、ログが飛び飛びに記録されているということはよくあった、しかし、今回はかなりログの取得が悪く、駅でじっとしているときぐらいしか取れていなかった。以前は寝台特急北陸の車内でログが採れたりしていたのに。
鉄道写真にも便利!「デジカメ用GPS」の使い勝手を検証:前編(日経トレンディ) ― 2009年06月11日
SONY GPS-CS1Kでデジタル画像に位置情報 ― 2007年02月27日
それで、D300の時は望遠でスポーツ写真しか撮ってなかったのを、D300SにしてAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを買って日常の広角撮影もD300Sで撮ることにしたら、ニコンのGPSユニットGP-1Aが欲しくなった。
ところがGP-1Aは2016年中に販売終了になって、後継品もないままになっている。Nikon 1 Vシリーズ用のGPSユニット GP-N100ならまだ現行品で買えるのだが、Nikon 1は1 NIKKORレンズの絞りが動かなくなる持病があるので、もうこれ以上お金を掛けないことにしたのでGP-N100を買うのはどうかと思う。そもそも一番重宝していた1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞りが壊れて3万6千円の修理見積もりで修理を諦めたので、Nikon 1で撮影することも少ないのだ(ニコン新宿SC行ってきた(その1) ― 2017年09月26日参照)。家人がNikon 1 V1と1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6愛用してなかったらNikon 1全部売り払ってやろうかと思うぐらいだ。たいした金にはならないだろうが(泣)。
ここでもニコンのあべこべが発動してるんだよなぁ。デジタルはどこかほかの会社の製品に移行したい。所有のMFレンズがそのまま使えそうなSONYαなんかよさそうだなぁ。SONYαに移行するために絞り環ありのレンズ中心に買っていたようなものかもしれない。そうだ、そうに違いない…。
ああ、話が逸れた。GPSの話だった。GP-1Aは中古でもたまにしか出てこないので、どうしたものかと思った。
Nikon ViewNX-iはいろんなGPS機で採ったログが取り込めるようなので、まず、androidタブレットのNexus7(2012)にGPSロガーアプリを入れてそのログを使うという手がある。しかし、スマホと違ってタブレットは常時電源入れたりしていないんだよなぁ。
ほかには、バイク用ナビSWC RM-XR550XLをGPSロガーとして使う手がある。このRM-XR550XLのGPSはかなり正確で何車線かある道路のどの車線を走ったのかまで分かるぐらいきちんと捕捉している。もっともナビで精度が悪かったら側道と本道の区別が付かなくてちゃんとナビゲーション出来ないから、当たり前といったらあたり前なんだろうが。しかし、バイク用ナビRM-XR550XLは重い。それで内蔵電池だけだと10時間しか持たない。画面をスリープさせればもっと持ちそうではある。ただ、やっぱりバイク用ナビはやっぱりバイクに付けてバイクから電源取りながら使うものだよなぁ。RWCのX-RIDEナビが進化中 ― 2017年10月20日と記事中のリンク先参照。
それで、なにかよいGPSロガーがないかと検索したら、秋葉原の秋月電子通商が輸入販売しているGPSロガーGT-740FLが感度も良く手頃な値段だという評判だった。
GPSロガー GT-740FL (Sport LogBook)(秋月電子通商)
↑なぜか英数字が全角で気になる。
値段は税込4,450円だ。SONY GPS-CS1Kがたしか1万円ぐらいしたことを考えると安い。
ということで買ってきましたGPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)。内容は、GT-740FL本体とネオプレーン製の腕に付ける用のホルダーとドライバやソフトウェア(CanWayなど)の入った8cm CD-ROM。
なお、GT-740FL_user maual.pdfには充電中はYellow LEDと書いてあるが、私のGT-740FLは充電中は緑色のLEDが点く。GT-740FL DataSheet_V6.2.pdfの方にはGreenとあるので、途中でLEDの仕様が変わったのかも知れない。
最初に充電するときは4時間ぐらい掛かると書いてあったのだが、自分のはUSB充電器(これは付属していない)に挿すと緑のLEDが点灯して2時間ぐらいで充電が終わった。充電が終わるとLEDは消える。
PCにはあらかじめドライバとCanWayソフトウェアをインストールしておいた。GT-740FLの電源マークのあるあたりを長押し3秒で電源が入って青色LEDが点灯する。これで窓際や屋外で放置しておくと数分で青色LEDがゆっくり点滅するようになる。これでGPS衛星が捕捉されていてログが採られていることになる。電源マークと違う側の衛星マークの方を押すとその地点がマークされるらしい。本体の青いゴムの部分は真ん中にLEDがあり、その上下に2個のボタンがあることになる。
少しGPSログが採れたので、ドライバインストール済みPCのUSB端子に電源ONのままのGT-740FLを挿す。CanWay(Version 1.1.12)の「軌跡読み込み」を押すとGT-740FL内のログが表示されてどれを取り込むか聞かれる。このときに「軌跡読み込み」のタイムゾーンは必ず(UTC)協定世界時にすること。そうしないと取り込んだログの時間がずれる。CanWayをインストールするときに日本語を選ぶとデフォルトでタイムゾーンが"(UTC+09:00)大阪、札幌、東京"になっているので、軌跡読み込みの際も"(UTC+09:00)大阪、札幌、東京"になってしまう。しかし、取り込むデータはUTCにしておかないとそれを元に各種アプリケーションが時差を計算してしまうので、-9:00や-18:00になってしまう。ここは要注意というかCanWayソフトの設計ミスだろう。PlaymemoriesやViewNX-iなどでもログ自体はUTCのデータで取り込んでそれを時差計算するようになっている。取り込むときに時差を計算したらいつのデータか分からなくなってしまう。常にUTC協定世界時のデータでないといけないと思う。【追記】CanWay Ver1.1.12で軌跡読み込みしたデータをエクスポートしたGPXファイルの中身を検証したところ、UTCで取り込んでもUTC+09:00で取り込んでもデータは同じくUTC(タイムゾーンZ)で書かれているようだ。従って軌跡読み込みの際には任意のタイムゾーンで大丈夫なようだ。【追記ここまで】
【追記:23:50】
どうもCanWayを起動するたびにCanWay上で表示される軌跡の時間が9時間変わってしまう。そのログをGPXなどにエクスポートすると9時間ずれてしまう。おかしい。ログの読み込みとエクスポートに何かバグがあるように思う。取り込んだログはWindows7の場合、拡張子無しで"C:\Users\ユーザーアカウント\AppData\Local\CanWay\data\binary\何かの数字"の下にあるので、それをどうにかして他のソフトウェアで変換した方がよさそうだ。なんだか困ったソフトウェアだな。【追記ここまで】
【追記:2018年1月11日01:18】
こんな時間まで掛かってしまった。結局、CanWay Ver.1.1.12でGT-740FLのログを取り込むときにに「軌跡読み込み」のタイムゾーンは必ず"(UTC)協定世界時"にすることとエクスポートのときもタイムゾーンは必ず"(UTC)協定世界時"にすることの2点を守らないと、エクスポートしたデータの時間がUTC-9時間とかUTC-18時間になってしまう。「軌跡読み込み」のタイムゾーンは必ず"(UTC)協定世界時"にすることとエクスポートのときもタイムゾーンは必ず"(UTC)協定世界時"にすることの2点を守れば、エクスポートしたファイルはきちんとUTCで書かれていて、他のソフトウェアで読み込んでも時間のズレはない。
【追記:2018年1月11日8:25】
CanWay 1.1.12のツール→オプション→基本情報のところのタイムゾーンを"(UTC)協定世界時"にしておくとよい。ここを"(UTC+9:00)大阪、札幌、東京"にしておくと軌跡読み込み時にいちいち"(UTC)協定世界時"に直さないといけないし、時間ズレのミスに繋がりやすい。【追記ここまで】
【追記:2018年1月11日15:45】
別のPCでCanWayに軌跡読み込んだデータを読み込み直そうとして、CanWayのディスクに消しゴムマークのものを押したら、GT-740FL内のログが削除されてしまった。CanWay内に取り込んだ軌跡を削除するときは上にある「軌跡」のメニューから「軌跡削除」をする。これ、分かりにくいな。
それで別PCのCanWayの軌跡ログからGPXファイルでエクスポートしたものを、インポートしたらやっぱりUTC-9時間狂っている(何を行うときも全てUTC協定世界時にしていたにもかかわらず)。そのPCで直接GT-740FLから軌跡読み込みしたものはUTCで読み込めているのだが。このCanWayというソフトウェア、かなりアカン奴や…。時間で撮影画像とマッチングさせるんだから時間ずれるとマッチングできない。しかもこのGT-740FLから直接ログをコピーすることはできず(仮想ポートで動いているようだ)、取り込むにはCanWayを使うしかなさそうなのがアレ過ぎる。せっかく前機種のGT-730FLよりも高感度なのに…。【追記ここまで】
【追記:2018年1月12日】
CanWay 1.1.12はGT-740FLのログを取り込んだ後にタイムゾーンをいじるとCanWayで扱っているローカルデータを変更してしまうのではないか(タイムゾーンをいじってるとCanWay上で表示されるログの時間が-9時間になったりUTCになったりする)。GT-740FLからCanWayで軌跡をUTCで取り込んだらその場ですぐにUTCでGPXファイルなどの汎用性のあるファイルにエクスポートしたら時間はUTCのままのようだ。これを一旦CanWayを終了した後にエクスポートすると-9時間になったりする。"C:\Users\ユーザーアカウント\AppData\Local\CanWay\data\binary\何かの数字"にある生データは変更されていないのになぁ。CanWayは根本設計に問題があるのかなぁ。とりあえず取り込んだらすぐに汎用性のあるファイル形式でエクスポートすることにする。【追記ここまで】
GT-740FLの精度などはまたこんど。もう少し使ってみてから報告したい。
【関連追記:2018年1月15日】
感度や精度はかなり良い。CanWay 1.1.12とGT-740FLはタイムゾーンを触らなければなんとかなる(解決編) ― 2018年01月15日
【関連追記ここまで】
【追記】
GPSユニット GP-N100に触れたから、ここに書いてしまおう。GPSユニット GP-N100はアシストGPS(A-GPS)にも対応していてよいのだけれども、Nikon 1カメラのうちマルチアクセサリーポートのあるV1,V2,V3でしか使えない。しかもマルチアクセサリーポートにGPSユニット GP-N100を装着すると、スピードライトが装着できなくなる。Nikon 1 V3のようにマルチアクセサリーポートに電子ビューファインダーDF-N1000を装着する機種だと、EVF(電子ビューファインダー)付けているとスピードライト(ストロボ/フラッシュ)もGPSユニット GP-N100付けられない。しかもこのマルチアクセサリーポートは互換性がない。通常のスピードライトをNikon 1シリーズで使うこともできないし、GPSユニット GP-N100をほかのニコンのデジタル一眼レフで使うこともできない。「嫌がらせのニコン」全開ですな。
【関連追記:2018年1月11日】
GPSロガー GT-740FL(Sport LogBook)は加速度センサーがネックか ― 2018年01月11日
【関連追記:2018年1月12日】
GPSロガー GT-740FLのCanWayの代わりにGPS PhotoTrackr ― 2018年01月12日
【関連追記:2018年1月15日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLはタイムゾーンを触らなければなんとかなる(解決編) ― 2018年01月15日
【関連追記ここまで】
【関連追記:2018年2月26日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLでログをエクスポートすると速度が半分になる ― 2018年02月26日
【関連追記:2018年2月27日】
GPSBabelでGT-740FLのデータを取り出す ― 2018年02月27日
GPSロガー GT-740FL(Sport LogBook)は加速度センサーがネックか ― 2018年01月11日 00時00分00秒
GPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)を買った(追記あり) ― 2018年01月10日のつづき。
GPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)は、加速度センサーを内蔵していて 、衛星が捕捉できず加速度も検知できない状態が5分続くとスリープに移行する。
この加速度センサーによるスリープがくせ者だ。GT-740FLをカバンに入れた状態で歩いてバスに乗ってもきちんと軌跡を記録し続けているのだが、一旦鉄筋コンクリートのビルに入ってGPSロガーを動かさなくなるとスリープしてログ取りを中断してしまう。
この状態でまたGPSロガーGT-740FLをカバンに入れたままビルを出ると加速度センサーが動きを検知してスリープから覚めるのだが、コールドスタートに近いのでそのまま衛星を捕捉できないままになってしまうことがある。少しどこかで立ち止まると衛星を捕捉できるのだろうが、ビルを出てすぐに地下街に入ってから車に乗るとか、ビルを出てすぐにタクシーに乗るとかすると、ログを採らないままになることがある。もちろん、前半のビルに辿り着くまでのログはちゃんと残っている。【追記】スリープしなければ多少衛星からの電波状況が悪くても受信できるような車内などでも、一旦スリープした後はなかなかログを取ってくれないのだ。【追記ここまで】
電池の持ちを考えての加速度センサーによるスリープ機能だろうが、電池はそんなに持たさなくてよいからずっと記録し続ける設定にもできるようにして欲しい。
CanWay 1.1.12では、GT-740FLの加速度センサー無効にする設定などはないので、バージョンアップしたときにスリープしないような設定も欲しい。これはGT-740FLがSONY GPS-CS1Kよりも劣っている点である(GPS-CS1Kはスリープしない)。
【関連追記:2018年1月12日】
GPSロガー GT-740FLのCanWayの代わりにGPS PhotoTrackr ― 2018年01月12日
【関連追記:2018年1月15日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLはタイムゾーンを触らなければなんとかなる(解決編) ― 2018年01月15日
【関連追記ここまで】
【関連追記:2018年2月26日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLでログをエクスポートすると速度が半分になる ― 2018年02月26日
【関連追記ここまで】
【関連追記:2018年2月27日】
GPSBabelでGT-740FLのデータを取り出す ― 2018年02月27日
写真は記事とは関係ない。
東京駅丸の内北口:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F3.5開放、1/30秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 900)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、51点AF-AUTO 、高感度ノイズ低減:標準
こういうときはEVFの方が有利ですな。ファインダー内に水平垂直などの情報が出せるから。AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDにしてからファインダーには格子線を出しているが、パッと撮ったときはなかなか難しい。D300Sの場合、ライブビューで水準器表示で撮ればいいのか。そうすると一眼レフである意味が…。
GPSロガー GT-740FLのCanWayの代わりにGPS PhotoTrackr ― 2018年01月12日 00時00分00秒
GPSロガーGT-740FLの軌跡読み込みにCanWay 1.1.12を使うと、時刻が-9時間になったりならなかったりするので困っていたのだが(GPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)を買った(追記あり) ― 2018年01月10日参照)、検索すると、CanWayの前のソフトウェアでGPS PhotoTrackr(フォトトラッカー)というのがあるらしい。
GPSロガー GT-730FL備忘録~CanWayとカシミール3DのPiccoli (id:Zaskar)さんのコメント参照。
そして秋月電子通商でも、「Phototrackrはサポートを打ち切っており、現在Canmore社はCanwayソフトウエアの使用を推奨しています、その為ソフトの不具合が発生しても修復する予定はありません。弊社でも対応いたしかねますので予めご了承ください。下記内容はサポートされていた時点のものです。」との注意書き付きで、Phototrackrをまだ公開してくれている。
GPS PhotoTrackr(フォトトラッカー)インストールセットアップ手順
おそらく、後継のCanWayがアレなので、以前のソフトアウェアであるPhototrackrも公開し続けてくれているのであろう。
Windows 7 Professional SP1 64bitにインストールしてみたのだが、上記の秋月電子通商のGPS PhotoTrackrのサイトにあるような「軌跡を右クリックするとNMEAデータやGPXファイルとしてエクスポートすることもできます。」というのができない。右クリックしてもなにも出ないのだ。Exportしてもdatファイルにしかならないし、取り込んだログはgpsという拡張子だ。GPXファイルにエクスポートできない。GPS PhotoTrackrで地図が表示されない(おそらくGoogleの仕様が変わったため)のと関係があるのかもしれない。ここでさくっとGPXファイルに変換できたら、どういう条件で-9時間とか-18時間ずれるか分からないCanWay使わずに済むのになぁ。
困ったなぁ。GT-740FLはログデータの取り出しと汎用性のあるログデータにする際に難がある。あと、加速度センサー搭載で5分以上静止するとスリープしてしまう件も使い方によっては困る。だからGT-730FLの話題はネット上にたくさんあってもGT-740FLの話題はあまりないのか。
GPSのログの時間が-9時間ずれる件についてはGPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)を買った(追記あり) ― 2018年01月10日に追記しまくった。
【関連】
GPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)を買った(追記あり) ― 2018年01月10日
GPSロガー GT-740FL(Sport LogBook)は加速度センサーがネックか ― 2018年01月11日
【関連追記:2018年1月15日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLはタイムゾーンを触らなければなんとかなる(解決編) ― 2018年01月15日
【関連追記ここまで】
【関連追記:2018年2月26日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLでログをエクスポートすると速度が半分になる ― 2018年02月26日
【関連追記:2018年2月27日】
GPSBabelでGT-740FLのデータを取り出す ― 2018年02月27日
【関連追記ここまで】
写真は記事とは関係ない。
ゆめきぼ絵馬掛け(相模鉄道希望ヶ丘駅):Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F4.5、1/30秒、手持ち撮影、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 720)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、51点AF-AUTO 、高感度ノイズ低減:標準
相模鉄道(相鉄)には、ゆめが丘駅(いずみの線)と希望ヶ丘駅(相模鉄道本線)という駅があるので、「ゆめきぼ絵馬掛け」は、それを利用した受験生応援キャンペーンのようだ。
「ゆめきぼ切符キャンペーン(ゆめが丘駅~希望ケ丘駅硬券乗車券)」を開催します(相模鉄道)
ちなみに、オジサンは「愛国から幸福ゆき」切符ブームを思い出しますなぁ(笑)。しかし、愛国駅を「愛の国」と読むなんて、いい時代だよなぁ。いまだったら、「愛国は幸福だ」とか全く別の方向にキャンペーンが行きそうで怖い。
希望ヶ丘駅の近くには、神奈川県立希望ヶ丘高校という神奈川県立の最初の旧制中学校(神奈川県立尋常中学校→神奈川県中学校→神奈川県第一中学校→神奈川県立第一中学校→神奈川県立第一横浜中学校→神奈川県立横浜第一中学校)を前身とする学校がある。学区制があった頃は学区トップ校として全国模試に名前の載る人が多かった記憶がある(昔大阪に住んでた自分でも模試上位で見かける学校名だった)。学区制がなくなって、神奈川県立横浜翠嵐高校と神奈川県立湘南高校が飛び抜けて、かつての学区トップ校はかなりばらけてしまったようだ。このあたりでも横浜翠嵐や湘南には十分通える距離だから、学区制のない今だといろいろと難しいかも知れないなぁ。
ちなみに、駅や学校名は「希望ヶ丘」だが、地名は「希望が丘」のようだ。
ゆめが丘駅は、ここは本当に横浜なのかと思うような自然豊かな場所なので、別途レポートしてみたい。ちなみに、ゆめが丘駅周辺には「ゆめが丘」という地名はない。
CanWay 1.1.12とGT-740FLはタイムゾーンを触らなければなんとかなる(解決編) ― 2018年01月15日 00時00分00秒
この週末もGPSロガーGT-740FLを持って色々試してみた。
まず、GT-740FLの感度の方だが、これは非常にいい。シャツの胸ポケットにゴムカバーのスイッチの方を外に向けて入れておくとそれだけで十分にGPSログが取れている。
右ハンドルの自動車を運転していてもちゃんとログが取れていた。右ハンドル車で左胸にGT-740FLを入れると、GT-740FLは窓側ではなく車の中央になってしまうが、ちゃんとログが取れていた。高速道路の高架下のようなところでも多少精度が落ちてはいたがログは記録されていた。路線バスではまったく問題なくログが採れている。むしろ、歩行しているときの方がGPSロガーが安定した向きではないのですこし軌跡がふらふらしている。
加速度センサーを利用した自動でスリープする問題も、ポケットに入れておけばスリープせずに済むようだ。運転席でシートベルトをしたままで10分ぐらい停車して人を待っていてもスリープしていなかった。ぐーすか寝てしまったらGT-740FLもスリープしてしまうかもしれないが。
あと、CanWay Ver.1.1.12で取り込んだりエクスポートすると-9時間ずれる問題だが、これはユーザー設定をUTC協定世界時にしたままでタイムゾーンを一切触らなければ、軌跡を取り込むときもエクスポートするときもUTC世界協定時を維持しているようだ。日本時間などにしたいときはほかのソフトウェアでいじる。自分はNMEA2KML Converter for Google Earthというフリーソフトを使っている。CanWayでUTCのままGPXにエクスポートして、NMEA2KMLの方で+9時間のJSTに設定してKMLファイルなどに変換している。自分の使っているのはNMEA2KML Ver.0.30だが、nmea(log)、CSV(full)、CSV(Custom)、pot、gpx、kml(Line)相互間の変換が可能だ。
ということで、GT-740FLは胸ポケットに入れて置けば長時間(カタログ仕様上は約17~50時間)GPSログが取れるし、-9時間問題はCanWayではタイムゾーンを一切触らないことでなんとか解決したし、よかった。GPS PhotoTrackrはうちの環境ではエクスポートできないのでアンインストールすることにした。
なお、デジカメ写真とGPSログのマッチングは、ニコンのViewNX-iでできた。エクスポートしたGPXファイルをViewNX-iで読み込んで写真とマッチングできた。デジタルカメラ側の時計が正確でないとマッチングしたときに場所がずれるので注意。時間を元にマッチングさせているので。そういう意味ではカメラに装着するGPSアクセサリー(GP-1AやGP-N100)やGPS内蔵カメラの方がカメラ自身の時計もGPSで正確になっているので、時間ズレによる位置ズレもなく、良いと思う。GP-1Aを販売終了にして後継品を出さないニコンは残念な会社だ。
【関連】
GPSロガーGT-740FL(Sport LogBook)を買った(追記あり) ― 2018年01月10日
GPSロガー GT-740FL(Sport LogBook)は加速度センサーがネックか ― 2018年01月11日
GPSロガー GT-740FLのCanWayの代わりにGPS PhotoTrackr ― 2018年01月12日
【関連追記:2018年2月26日】
CanWay 1.1.12とGT-740FLでログをエクスポートすると速度が半分になる ― 2018年02月26日
【関連追記:2018年2月27日】
GPSBabelでGT-740FLのデータを取り出す ― 2018年02月27日
写真は記事とは関係ない。
桜木町クロスゲート:Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F4、1/90秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF
例の成人式の振り袖や着付けで問題をおこした「はれのひ」の本社が入っていたビル。
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを使うようになってあらためてリコーGRの画質が優秀だと感じるようになった。GRはコンパクトで優秀なレンズとAPS-Cのローパスフィルターレスということで、シャープな画像を結ぶ。GRを改良するとすれば、ボディの大きさを維持したままEVF内蔵にすることだろうなと思う(かなり困難だとは思うが)。自分は保護ガラスを貼ったせいもあって、背面の液晶モニターが反射して非常に見づらい。保護ガラス剝がしてノングレアの保護シールに替えようかなぁ。
Nexus7(2012)が起動しなくなった(追記あり) ― 2018年01月16日 00時00分00秒
昨日までは普通に使えていたandoroidタブレットNexus7(2012)が、急に起動しなくなった。電源を押しても真っ暗のままでうんともすんとも言わない。充電ケーブルを挿しても反応なし(真っ暗のまま)。昨晩薄めのカバンに入れたときにスリープの状態にしていたが、電源ボタン長押しで強制終了になったか、振動で何か不具合が起きたっぽい。
製造元のasusの公式サイトには、以下の情報がある。 NEXUS7 電源が入らない(asus)
しかし、充電ケーブルを挿しても無反応なので充電できてる感じがしない。昨晩70%ぐらいバッテリーは残っていたように思う。
調べると、【Nexus7】充電できない、起動しないときの解決方法
1.電源ボタン長押し15秒
2.電源ボタン+音量下を同時に長押し
3.電源ボタン+音量上下3箇所同時長押し30秒
というのがありやってみたが反応なし。
さらに調べると、Nexus7(2012)の電源が入らなくなった時に試す事という記事を発見した。Nexus7が起動しないときの対処マニュアル鯖猫ノ湯(鼎)のInternet Archiveも参照。
要するに殻割りして電源ケーブルを抜き差しするらしい。たしかに以前から少し振動を与えた後にNexus7(2012)が終了していることがあった。内部ケーブルが怪しい感じはする。
殻割は簡単だといくつかのサイトにはあるが、いまは冬である。背面の樹脂が寒くて固い。少し力を入れたりしてみたが、外れる気配がない(マイナスドライバでこじ開けようとして手を刺しそうになってしまった)。困ったなぁ。とりあえずいまは充電ケーブル挿しておいて、今晩床暖の上にでも放置してから殻割やるか。
ということで、今日は自分用メモですまん。ああ、荒野の故障ブログになってしまった。
【追記:9:52】
充電していたら反応があるようになった。電源ボタンを軽く押すと充電中マークが出る。バッテリーがほとんど空になっていたようだ。鞄の中でずっと押されたか何かで放電しきってしまったのだろうか。殻割りしなくて済みそう。【追記ここまで】
【追記:13:27】
充電完了して電源長押しで無事に起動した!お騒がせしました。m(_ _)m
写真は記事とは関係ない。
神奈川県警本部尾上町分庁舎跡(横浜市中区尾上町1-1):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/2000秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF
いい感じに濃い青空になっている。白いビルでアンダーになってこの空の色だと思う。Jpeg画像をPhotoshop Elements 5(古っ)でレベル補正したら、空の色はそのままでほかのアンダー部分は持ち上がった。今度から少しアンダー目に撮ってみようかなぁ。というかRAW同時記録しているのでそっちで現像してもいいのだが。
この場所にあった神奈川県警本部尾上町分庁舎には、かつて東京都町田市の日本共産党国際部長(当時)の私邸を盗聴した神奈川県警察本部警備部公安第一課の一部署(盗聴実行者たちが所属していた)が入っていたと聞く(「日本共産党幹部宅盗聴事件」)。横浜市役所と横浜スタジアムの向かいという一等地にありながら、建物には何の表示もないビルであった。今度は県警本部分庁舎が解体へ!横浜の旧市街・関内地区の近代建築解体ラッシュは止められないのか?参照。←まとめ記事なので元記事等適切なものと差し替えるかもしれない。
D300SのフォーカスポイントはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDに向いている ― 2018年01月17日 00時00分00秒
ようやく純粋にカメラネタだ。しかし、話題がニコンD300Sと古くてすまん。
年末にAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを買ってD300Sで撮影するようになって、いままで使っていたカメラの設定を少し変えた。
D300やD300Sはほとんどスポーツ撮影に使っていて、装着レンズはAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>がほとんどで、たまにAI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dが代打で出るという感じだった。
だから親指AFでコンティニュアスAFで中央1点のみにしていた。中央1点で「シングルポイントAFモード」とその周辺の情報を加味する「ダイナミックAFモード」は状況で切り替えている。被写体の状況に寄っては周辺情報に引っ張られて思ったところにピントが来にくい場合と逆に常に中央1点で追い続けるのが難しくてピントを外しそうになるときがある。前者の場合には「シングルポイントAFモード」にして、後者の場合には「ダイナミックAFモード」にする。この切り替えボタンがボディの背面に独立したボタンであるので使いやすい。
「シングルポイントAFモード」と「ダイナミックAFモード」とは、防護ネットのようなものが前にあってそれがどのくらいの距離でどのくらいボケるかによってもAF性能を左右するので、現場で試してみて選んでいる。それとAFロックオンも「弱い」と「しない」も現場でAFの食いつきやAFレスポンスを見て変えている。
そんな使い方しかしていなかったD300やD300Sだが、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDのような超広角レンズで中央1点で端っこにある被写体にピントを合わせてから画角を振るとかかなり面倒なことに気づいた。カメラを動かす角度が大きすぎてシャッタータイミングを逃すのだ。
そこで、AFをコンティニュアスじゃなくてシングルモード(レンズの根元にあるスイッチでS)にして、「オートエリアAFモード」51点にしてみた。そうしたら、ピントのあったところのフォーカスポイントが表示される。しかも、両端の被写体にピントが合うといったこともシャッターボタン半押しでできる。
D300Sはかなり端っこの方までフォーカスポイントがあるから、こういった超広角レンズでスナップを撮るのに非常に便利だ。真ん中に背景を入れて両端に人を写すような場合でもちゃんと両端の人物にピントがきて、かつ真ん中の背景も被写界深度で何が写っているか分かる。そういった記念写真で最強の組み合わせだ。後継のD500だともっとよいのだろう。 狙うはプロ級!? ニコン「D300S」で撮影スキルを鍛え直す ― 第2回 露出補正とAFモードを駆使してみる 2010年04月29日 12時00分更新参照。
飲食店の4人掛けテーブルで自分は座ったまま、向かいの2人と隣の1人の計3人を入れて、テーブル上の食べ物とお店の中を撮れる。椅子から立ったりせずに座ったままなので周囲にあまり迷惑を掛けずに記念写真がさっと撮れる。フォーカスエリアの広いカメラとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの組み合わせはかなりよい。
ただ、D300Sの端っこの方のフォーカスポイントのAF精度は真ん中よりもやや落ちるので、ぱっと撮ったときにときどき微妙に端の被写体のピントがずれていることもある。この辺は注意して撮るしかない。
D300SからMB-D10を外して、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDをつけて「オートエリアAFモード」51点AFシングルモード、結構便利だ。重たくて嵩張るのだけが難点だ。
写真は記事とは関係ない。
はねあげ(伊勢佐木モール:横浜市中区):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F5.6、1/500秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF
D300SとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDの話なのに、作例はリコーGRですまん。
露出計連動レバーは跳ね上げ式がよいよなぁと思いつつシャッターを切る。まあDXフォーマットだと画角の関係やファインダーの関係で古いレンズを付ける気にはあんまりならないが。
濃溝の滝・亀岩の洞窟 ― 2018年01月27日 00時00分00秒
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関東地方に雪が降る前にバイクで千葉県の濃溝の滝・亀岩の洞窟に行ってきた。関東地方でも暖かい方に入る房総方面はこの時期にバイクで行くにはよい行き先だ。アクアラインもETC付けていると大幅割引だし。CRF250Lで東京湾アクアライン ― 2016年01月12日参照。
「濃溝の滝」という名で有名な場所だが、上の写真のところは「亀岩の洞窟」というのが正しいようだ。亀岩の洞窟の少し下流に濃溝の滝がある。駐車場から行くと先に濃溝の滝があって奥に亀岩の洞窟がある。
【写真上】亀岩の洞窟(濃溝の滝の上流):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F4、1/40秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 160)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF、UFRaw + GIMP2.8でRAW(DNG)から現像
亀岩の洞窟はもう少し右側から撮った方が皆が撮っている写真になるのだが、立ち入り禁止の看板があるので、そこの手前から撮った。立ち入り禁止の看板よりも奥に立ち入っている人は多数いたが、私はやめておいた。「ご遠慮ください」ぐらいなら入って撮ろうか迷うところだが、行政の名で立ち入り禁止と書かれていると入るのはどうかと思う。もう少し右側まで安全に入れるようにするには環境保全の問題があるのかもしれない。
【写真下】亀岩の洞窟前(濃溝の滝の上流):Ricoh GR、18.3mm(35mm版28mm相当)、F2.8、1/60秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、マルチAF、JPEG撮って出しをリサイズ
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