AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 購入(その2)2017年12月06日 00時00分00秒

【写真上】JR桜木町駅前1:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/500秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、画像設定:ポートレート、中央1点AF

やっと、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED の作例とインプレだ。
AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED 購入(その1) ― 2017年12月05日のつづき。

今回、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED は中古で買った。某目黒区の某3宝カメラで購入した。3宝カメラはリニューアルしてから行くのは初めて。きれいでおしゃれなお店になっていた。ちなみに自転車とオートバイは店の前に停めていいことになっているのだが、その場所は奥行きがなく端っこにスロープがあるだけでかつ歩道との間に25cmぐらいの段差があるので、大きなオートバイは要注意だ。停めたはいいが、出るときに方向転換できなかったり、方向転換するときにこかしたりする可能性がある。

さて、同時にチェックしていいのは3本までというので、Aランクのものを3本出してもらって検品した。1個目はズームリングの動きがギクシャクしていた(重さが途中で変わって滑らかにズーミングしにくい)。ぐ、ぐぐぐ、ぐ、という感じ。動画の場合に困る動きだ。新品であるいはニコンに修理に出してもズームリングの動きがそういうレンズもあるので、このレンズもそうなのかなと思った。あとSWMのピントリングも少しザリザリした感じが…。

2本目。あれ?さっきのズームリングと全然違ってすーっと端から端まで回る。多少重さの変化はあるが、それがズーミングのギクシャク感にまでは繋がらない。SWMのピントリングも適度な重さがありつつも滑らかに回る。1本目と全然違うレンズのようだ。

3本目。これもズームリングのギクシャク感はないが、ズームリングが少し重い感じがする。ピントリングもほんの少しザリザリ感があるようなないような。1本目と2本目の中間のようだ。

それで2本目をカメラに付けさせてもらって動作等を確認して、買って帰った。このレンズ、保証書以外の全てが揃ったものだった。購入を告げると、金箱やらなにやら一切合切が出てきた。ビニルまで購入時のままだ。いままで中古でレンズ買って箱が付いてきたのは初めてだ。

AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED はM/AモードがあるSWM(超音波モーター)駆動のレンズで、ピントリングはAF中でも回せる。ピントリング自体の回転角は約90°で無限遠から最短撮影距離まで回る。Aiレンズなどと同じぐらいの回転角だ。ただ、距離指標は無限遠から最短まで30度ぐらいしか動かない。何かの仕組みで減速しているようだ。だから、見た目の距離指標が30°ぐらいの回転角しかなくて無限遠のすぐ横が0.5mになっているからといってマニュアルフォーカスがしにくいということはない。超広角レンズとして十分な回転角(約90°)がある。なお、ピントリングは端まで回して距離指標が動かなくなってもピントリング自体はどんどん動かせる。端っこでカツッと止まるわけではない(AF時はカツッと止まる)。無限遠はいわゆる「浮いている」タイプで、無限遠マークを少し行きすぎたところまで回る。

なお、このレンズはバリフォーカルらしく、10mmでピントを合わせてズームリングを望遠側に動かしていくと、ファインダーで分かるほどにピントがずれていく。焦点距離を変えたら必ずピントを合わせ直す必要がある。

AF(オートフォーカス)は素早い。2種類あるうちのリング型SWMなのだろう。うちにもう1本あるAF-SレンズのAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは小型SWMの方らしく、ものすごくもっさりとしたAF作動だ。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは、ニコンの初代AF一眼レフF-501に古くて暗いAFレンズを付けたときのAF動作よりも遅い。それに比べるとAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED はさっと動くのでストレスフリーだ。

ズームリングは10mmから24mmまで90°に少し足りない感じ80°ぐらいか。10~18mmぐらいまでは間隔が開いているが、20~24mmは詰まっている。超広角レンズは1mm違うと全然画角もパースも違ってくるから焦点距離も短い方は間隔を大きく取っているのだろう。微妙な画角調整も可能な回転角だ。

鏡筒の外側はエンジニアリングプラスチックで梨地模様になっている。側面にM/AとMの切り替えスイッチのみある。VR(手ぶれ補正)は搭載されていないので、VRのスイッチはない。マウント座金は金属。

このレンズはフィルター径77mmなので迫力があるのかと思いきやそうではない。鏡筒は77mm径よりも細い。それに前玉が42~3mmぐらいの直径しかないので、普通の52mmフィルター径のレンズと変わらない感じ。うちにある最大フィルター径のレンズはAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>)の72mmだったのだが、AI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D<NEW>)は前枠一杯に前玉があるので迫力があるが、このAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDはそれよりも大きなフィルターサイズに見えない。超広角レンズなのでフィルターでケラレないように枠が大きめになっているのだろう。

フードはバヨネット式のプラスチック製HB-23が付属している。フードの内側はマット仕様だが、溝が切ってあったり植毛されているわけではない。HB-23フード自体はAF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDなどと共用のようだ。

描写性能は、カリカリの解像度というわけではないが、ズームレンズとしては普通の解像度という感じ。D300Sで撮っても髪の毛1本1本は描写できている。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの解像度が低いので不満だったのだが、24mm(36mm相当)までやVRを必要としないときは、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDを使うことになりそう。

【写真下】JR桜木町駅前2:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/640秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF

逆光性能はすごい。ほとんどゴーストが出ない。画面の真ん中に太陽があっても、端っこに太陽があっても、ほとんどゴーストが見あたらない。すごい。15mm相当の超広角レンズなので、画面内に光源が入る確率が高いのだが、このレンズだと光源の位置とゴーストは気にしないで撮影できそうだ。

歪曲収差は10mmの広角端では樽型の歪曲があるが、画角を考えると十分補正されていると思う。撮影距離によって歪曲収差が違う感じがする。2枚目の作例ですぐ横にあった街頭が写り込んでいて歪曲しているが、遠方のものはあまり歪曲していない。フォーカス位置と被写体の距離で変わるのだろうが、気になるほどの歪曲ではないと思った。Capture NX-iCapture NX-D等で補正も可能で、試しに補正してみたが、ほとんど変わらないので自分は無補正で大丈夫だと思った(最近のカメラだとカメラ内で歪曲収差の補正が可能)。

ということで、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDのインプレ、まだ続くかも。


【写真上】JR桜木町駅前1:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/500秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF

【写真下】JR桜木町駅前2:Nikon D300S、AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED、Nikon NCフィルター、HB-23フード、10mm、F8、1/640秒、絞り優先AE、ISO-AUTO(ISO 200)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、中央1点AF

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