ピンロックシートの寿命その後2017年08月29日 00時00分00秒

アライ ツアークロス用TXピンロック120

2015年にバイク用の曇り止め二重シールド「ピンロックシート」の寿命が1年持たないと書いた。ピンロックシートの寿命 ― 2015年10月28日参照。

それで、二重窓構造を支えるシリコン部分に気を使って調整したりして2年使ってきた。お蔭でまだシリコンは凹まずになんとか二重窓構造になっている。

しかし、少し前からものがうねうねと歪んで見えるようになった。自分の目が悪くなったのかなと思い、信号待ちでシールドを上げて直接景色を見るとちゃんと見える。シールドを降ろすと曇ってはいないのだが、平面でないものを通してみたような微細な歪曲した感じで見える。運転に支障はないのだが、なんかすっきりしない。

それで、帰宅してシールドを点検してみた。シールド単体だとそういううねうねした見え方はしない。ピンロックシート単体だとうねうねして見える。しかし、ピンロックシートをよく見ても特に何か不具合があるようには見えない。

ピンロックシートの内側は、なにかゼラチンのような水分を吸収するものが薄く塗布されていて、それが二重構造と相まって曇り止め効果を発揮しているのだと思う。そのゼラチンのようなものがおそらく微細に部分的に盛り上がったりしているのだろう。寿命と判断した。約2年である。

それで、予備に交換用として既に購入していたピンロックシートと替えた。今回は削らずにそのままうまく装着できた。アライTXピンロックシートをツアークロス3に取り付けた ― 2014年12月05日参照。

新しいピンロックシートは以前のものとは仕様が少し変わって「TX ピンロック 120」というものだ。新しいTX ピンロック 120は、従来品と比べて防曇性能が1.7倍向上しているらしい。見た目は従来のピンロックシートと変わらないのだが、取り付けて内側から見たときに右下の隅に当たる部分にPINLOCK120というロゴが入っている。

アライ ツアークロス用TXピンロック120 視野の端にあるロゴ

こういうのはやめて欲しいなぁ。視野の隅にロゴがぼやけて見えるんだよね(特に赤の120)。こういう視野の隅ってそこから何かが現れたりする危険を察知するときに重要な部分なんだよね。運転中の視線は中心部分を注視しつつも視野全体も気を配って見ている。はっきりと見えない周辺部分は主になにか変化があるかどうかでそちらを注視するのかのきっかけにしている。その視野の隅にロゴがぼんやりといつも見えているのである。それでなくても自動車よりも視野の狭いフルフェイスヘルメットなんだから、余計なことするなよと言いたい。ロゴは視野の外のピンロックシートを挟み込む爪の部分にでも書いとけよ。

ちなみに写真のピンロックシートが青いのは、保護用のシートを剝がす前だからだ。剝がしたあとは無色透明だ。

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