1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障 ― 2017年08月20日 00時00分00秒
皆様、長らく放置ですまん。忙しくてなかなか記事を書けなかったのと、Ricoh THETAを買おうかなと思っていて、買ったら更新するかと思いつつTHETAを買い損ねているのでそのままになってしまった。すまん。
Ricoh THETAを買いあぐねているのは、天気が悪いからである。いい天気のときに良い景色の所に行ってTHETAで360°写真を撮ろうという気持ちだったので、8月に入ってレンズ奥じゃなかった連続16日降雨とか、毎日どこかでにわか雨とか萎え過ぎ。まあそのうち買うかもしれん、ぐらいに思っておいてくだされ。
さて、表題の故障である。家族用にと2台目のNikon 1 V1と一緒に買った1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6(Nikon 1 V1増殖中+ 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 ― 2016年02月23日参照)が、撮影しようと思っても真っ暗で写らないのだ。絞り優先で開放F値にしても真っ暗。ズーミングして望遠側の30mmにすると明るいものがうっすらと見える。広角側では光源に向けても真っ暗。もう1台のNikon 1 V1に付けても同じ。AモードやMモードで絞りを開けても閉じても変わらない。だからレンズの故障と思う。中古で買って1年4ヶ月ほどで壊れたなぁ。検索すると同じような故障の人がいる。
家族が1ヶ月少しぶりに使おうと思って気づいたようだ。6月下旬に使ったときはちゃんと写っていた。しばらく使わないと絞りが固着するんかねぇ。家族には1 NIKKOR 10mm f/2.8と1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6のどちらかを貸すと言ったら、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6は重い(約298g)ので1 NIKKOR 10mm f/2.8(約77g)の方がいいというから、1 NIKKOR 10mm f/2.8を貸した。ちなみに1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は、約115gだ。
この1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6レンズは、 1 NIKKOR レンズ「1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6」ご愛用のお客様へ 2015年02月03日の修理済みの印が付いているものだ。だからリコールの修理ついでに絞りの修理もというわけにはいかない。面倒だな。
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6を修理せずに1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6を買おうかなという気もする。1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6のVRって効いてるのか効いてないのかよく分からないし、写りも遠景の周辺がアレだからだ(近距離ではあまり破綻していない)(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 作例その1 ― 2016年03月01日参照)。
しかし、なんか1 NIKKORやNikon 1自体が耐久性がないような気がしてもう1 NIKKOR増やすのよそうかなという気もする。レンズ2本にカメラ2台で十分じゃないか。これもNikon 1が先細り感というかもう撤退するような気がするからだ。1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6は自分が使ってたレンズじゃないしね。
まあ、先細り感といえば、Nikon Fマウントもそうだけどね。最近の新しいレンズは、カメラに付けないとなにもできない排他的なレンズが多いけど、これ、ニコンがカメラ作らなくなったらほかに流用しようもないんだよね。安いレンズなら諦めもつくが、何十万もするレンズが単体では絞りもピントもなにも操作できないガラスのオブジェになるのは困る。そう思うと昔のように「いつかは○○を買うぞ」みたいな気持ちにもならない。やっと買った頃にはまた仕様が変わってて使いにくくなっているか、ニコンがカメラ辞めているか、ニコン自体がなくなっているか、のいずれかになっているかもしれない。いますぐ使う必要があって使い倒すんじゃなければ新しいニッコールレンズは買う気がしない。前からそういう気持ちだったけれども、最近の新しい仕様のレンズをみてますますそう思うようになった。これ、自分だけじゃないと思うよ。黙って去る人が多いんじゃないかな。まあ、N社は好きにしてくれ。
【追記】
真っ暗で写真撮れないってなんか記憶があるなぁと思ったら、COOLPIX S30と同じ壊れ方じゃないか。COOLPIX S30、3年半で壊れる ― 2016年01月21日参照。どちらも似たような時期に出た製品で同じように絞りが開かない壊れ方だ。ニコンのコストダウンの結果だろうね。今のニコンはこんなものだろう。だからニコンミュージアムを作って過去の成果で記憶を塗り替えようとしているんだろう。【追記ここまで】
【追記:2017年9月5日】
1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の方も同じように絞りが壊れてしまった。こんどは1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞りが故障参照。【追記ここまで】
【関連追記:2017年9月26日】
Nikon D300とAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>とで遠方でピントが合わない ― 2017年09月24日
ニコン新宿SC行ってきた(その1) ― 2017年09月26日
【関連追記:2017年10月10日】
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6の絞り故障修理は無償だった ― 2017年10月10日
写真はいずれもNikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Nikon NCフィルターで撮影。
ピンロックシートの寿命その後 ― 2017年08月29日 00時00分00秒
2015年にバイク用の曇り止め二重シールド「ピンロックシート」の寿命が1年持たないと書いた。ピンロックシートの寿命 ― 2015年10月28日参照。
それで、二重窓構造を支えるシリコン部分に気を使って調整したりして2年使ってきた。お蔭でまだシリコンは凹まずになんとか二重窓構造になっている。
しかし、少し前からものがうねうねと歪んで見えるようになった。自分の目が悪くなったのかなと思い、信号待ちでシールドを上げて直接景色を見るとちゃんと見える。シールドを降ろすと曇ってはいないのだが、平面でないものを通してみたような微細な歪曲した感じで見える。運転に支障はないのだが、なんかすっきりしない。
それで、帰宅してシールドを点検してみた。シールド単体だとそういううねうねした見え方はしない。ピンロックシート単体だとうねうねして見える。しかし、ピンロックシートをよく見ても特に何か不具合があるようには見えない。
ピンロックシートの内側は、なにかゼラチンのような水分を吸収するものが薄く塗布されていて、それが二重構造と相まって曇り止め効果を発揮しているのだと思う。そのゼラチンのようなものがおそらく微細に部分的に盛り上がったりしているのだろう。寿命と判断した。約2年である。
それで、予備に交換用として既に購入していたピンロックシートと替えた。今回は削らずにそのままうまく装着できた。アライTXピンロックシートをツアークロス3に取り付けた ― 2014年12月05日参照。
新しいピンロックシートは以前のものとは仕様が少し変わって「TX ピンロック 120」というものだ。新しいTX ピンロック 120は、従来品と比べて防曇性能が1.7倍向上しているらしい。見た目は従来のピンロックシートと変わらないのだが、取り付けて内側から見たときに右下の隅に当たる部分にPINLOCK120というロゴが入っている。
こういうのはやめて欲しいなぁ。視野の隅にロゴがぼやけて見えるんだよね(特に赤の120)。こういう視野の隅ってそこから何かが現れたりする危険を察知するときに重要な部分なんだよね。運転中の視線は中心部分を注視しつつも視野全体も気を配って見ている。はっきりと見えない周辺部分は主になにか変化があるかどうかでそちらを注視するのかのきっかけにしている。その視野の隅にロゴがぼんやりといつも見えているのである。それでなくても自動車よりも視野の狭いフルフェイスヘルメットなんだから、余計なことするなよと言いたい。ロゴは視野の外のピンロックシートを挟み込む爪の部分にでも書いとけよ。
ちなみに写真のピンロックシートが青いのは、保護用のシートを剝がす前だからだ。剝がしたあとは無色透明だ。
【関連追記:2018年6月30日】
ピンロック120を交換 ― 2018年06月29日
【関連追記:2020年6月16日】
Amazonプライム無料体験は即時退会できない ― 2018年06月30日
アライツアークロス3のTXピンロックブローシールドをクリアに交換した ― 2020年06月16日
【関連追記ここまで】
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