AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR、AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED新発売2017年06月06日 00時00分00秒

国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市):Nikon F3、Ai Nikkor 28mm F2.8S(AI Nikkor 28mm f/2.8S)、F8AE、L37C、Kodak PORTRA400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなし

2017年05月31日にニコンが3本のレンズを発表した。

ニッコールレンズ「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」発表
ニッコールレンズ「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」発表
ニッコールレンズ「AF-S NIKKOR 28mm f/1.4E ED」発表の3本だ。

広角好きとしてはうれしい。

しかし、AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRは、「AF-P」レンズなので、使えるボディが限られている。AF-Pレンズとの組み合わせについてによると、

・デジタル一眼レフカメラのD4シリーズ、D3シリーズ、D2シリーズ、D1シリーズ、D800シリーズ、D700、D610、D600、D300シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70シリーズ、D60、D50、D40X、D40、D7000、D5100、D5000、D3200、D3100、D3000、およびフィルム一眼レフカメラでは使用できません。
・このレンズをD5500、D5300※、D3300※でお使いの場合は、カメラのファームウェアを最新版にバージョンアップしてください。
・D5、D810シリーズ、Df、D750、D7200、D7100、D5200、FT1を装着したNikon 1シリーズに装着してお使いの場合、ピント合わせを行った後にカメラの半押しタイマーがオフになると、再び半押しタイマーがオンになったときにピント位置が変わります。撮影時に再度ピント合わせを行ってください。マニュアルフォーカスでピント合わせからシャッターをきるまでに時間がかかる場合は、カメラの半押しタイマーを長めに設定しておくことをおすすめします。

とある。フラッグシップのD4シリーズでさえ対象外である。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRが本当によいレンズであるならば、D3300の中古を買ってAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR専用ボディにしてもいいと考える。ただ、D3300はAF-S、AF-P、AF-Iレンズ以外ではオートフォーカスが効かない上にファインダーはプアなので、AF-S、AF-P、AF-Iレンズ以外のレンズをマニュアルフォーカスで使うのは得策ではない。フィルム時代からのレンズが多い自分の場合だと、本当にAF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR専用ボディになってしまう。

また、AF-Pレンズは、対応ボディで以外ではマニュアルピント合わせさえ不可能な仕様のようだ。

・カメラの電源がOFFのときやカメラの半押しタイマーがオフになったときは、フォーカスリングを回してもピント合わせはできません。また、ズームリングを回すとピントずれが生じます。ピント合わせをするときは、カメラの電源をONにするか、シャッターボタンを半押しして半押しタイマーをオンにしてから行ってください。

とすると、本当に完全に対応ボディでしか使えないレンズということになる。同じニコンのボディでも、非対応ボディだと装着してもピント合わせさえできない仕様ということだ。もちろんレンズ単体でのピント合わせもできない。そこまでしてほんの少し前のボディも排除したいのかと思う。ニコンのレンズは、機能制限の多い下級機で使うよりもマウントアダプターで他社のボディで使った方がAEが効いたりして使いやすい場合があるという逆転現象がある。その逆転現象を封じるために、そこまで制限掛けるのかとも思った。

AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRは、安価なのが救いだ。安いのでまだ許される。今後、値段の高いレンズにまでAF-Pレンズが増えてきたら要注意だろう。というか、ニコンは、最初は安いレンズやボディだけ制限が入っていて、「安いんだから仕方ない」と言っているうちにいつのまにかその仕様が拡大していくということを繰り返しているので、安心はできない。

そして、なによりも一番嫌なのが、こういう複雑な組み合わせを一言で言い表す方法がないことである。たとえば、何シリーズ以降なら可とかいった括りで説明できないぐらい複雑になっているのが嫌だ。以前から言っているが、私は知り合いにニコンのDSLRを勧めない。下級機のレンズキットを買って、あとで別のレンズを使いたいと思っても事実上使えないことが多いからだ。そんな悲しい思いをさせたくないからニコンは勧めない。こんな複雑な組み合わせ覚えろとかいきなり値段の高いカメラを買えというのは酷だ。それでも付いてくる奴はマニアだから勝手に沼に落ちるがよい(泣)。

ああ、時間がないのでEレンズについてはまた今度。


写真は記事とは関係ない。
国立科学博物館筑波実験植物園(茨城県つくば市):Nikon F3、Ai Nikkor 28mm F2.8S(AI Nikkor 28mm f/2.8S)、F8AE、L37C、Kodak PORTRA400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000ED、ICEありROCなしGEMなし

少しマゼンタっぽいようで、こういう緑の多い被写体には向いていないような気がするが、あえて色調はいじらないようにした。というかいじりだしたら訳分からなくなるので。PORTRA400の雰囲気がよくでているということで。

以前も書いたが、Ai Nikkor 28mm F2.8S(AI Nikkor 28mm f/2.8S)は、寄れるのでこういう植物園ではこれ1本で満足してしまうなぁ。この光学系でAFレンズが出ないのはなにか構造上の支障があるのだろうか。以前は光学系の違うレンズがあるのはよいことだと思っていたが、デジタルになって光学系の違いよりもカメラとの相性やカメラの方の仕様で画像がなんとでもなってしまうので、どうでもよくなってしまった。

最近はカメラ側で歪曲収差の補正もしてしまうからどうでもよくなったが、このAi Nikkor 28mm F2.8S(AI Nikkor 28mm f/2.8S)は、一眼レフ用の広角レンズのなかでもかなり歪曲収差の小さいよいレンズだ。

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