R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1 ― 2016年10月03日 00時00分00秒
R.W.Cのバイク用ナビX-RIDE RM-XR550XLを買った。今年の8月末に新発売となったものだ。ちなみにどこで買っても定価販売のようだったが、1日だけナップスの通販で10%引きだったので得をした。
バイクにもナビが必要と思ったのは、CRF250Lで東京湾アクアライン ― 2016年01月12日のように高速道路の分岐の案内がイマイチで時間や料金を無駄にするからだ。
それで、最初はAndroidタブレットにYahoo!カーナビという無料のアプリケーションをインストールして、デイトナのクールロボEasy Talk3というバイク用インカムとBluetooth接続して音声案内を聞く方法をとってみた。デイトナのCOOLROBO Easy Talk3はリーズナブルで値段の割に多機能で防水性能も悪くないのでお勧め。Easy Talk3についてはまた別途紹介したい。
Yahoo!カーナビというソフトウェアを使うと、専用ナビと同等以上のナビゲーションができた。特によいのはVICSという道路交通情報をリアルタイムで反映させられるので、ナビの経路選択に混んでない道を選んでくれるところだ。ただし、最初の経路選択時にVICSの情報を参照するだけで、いったん案内が始まると途中で渋滞が発生しても別のルートに回避してくれるわけではない。これはそのうち改善されるかもしれない(Yahoo!カーナビは回線接続が必要、VICS情報を得るにはYahoo! JAPAN IDでのログインが必要)。
Yahoo!カーナビは無料なのに高機能でよいのだが、使い続けなかった理由がある。それは使っているタブレットNexus7(2012)が過熱して30分ぐらいでシャットダウンしてしまうからだ。画面の表示は運転中は要らないと思って、Nexus7をウエストバッグの中にしまっておいてYahoo!カーナビを稼働させると、今年の6月頃の日中の話だが、およそ30分ぐらいでナビのおねえさんの声がしなくなってしまう。何回か試したが、だいたい30分ぐらいでナビのおねえさんはうんともすんとも言ってくれなくなった。Nexus7には購入時に付いてきた軟質ゴムのようなカバーを付けているので余計に熱が籠もっているのだと思う。
ネットで検索すると、タブレットやスマホをバイク用にYahoo!カーナビで使っている人は、ハンドルにタブレットやスマホを取り付けて冷却しているようだった。Nexus7もハンドルに付けるか、と思ったが、Nexus7は防水ではないし、タッチパネルが静電式なので、雨が降ってくると勝手にタップされたりタップしても反応しなくなったりするので、バイクのハンドルに付けるのには向いていない。それで専用ナビを捜すことにした。
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLに決めた理由は以下の点だ。
・5インチTFT半透過型液晶(IPS)/解像度1280 x 720
・バイク用マウント/ホールド用台座/電源ケーブルがセットになっている
・IPX5:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)の防水仕様
・ゼンリン全国版バイク用マップデータ(2016年春版)
・やや安価
半透過型液晶というのはこのRM-XR550XLの最大の特長だ。直射日光が当たるところでもなんとか画面が見える。ただし、最初から貼ってある保護シールが光沢(グレア)なので、せっかくの半透過型液晶が活かされていない。角度にも寄るが、明るい空や自分の姿が映り込んでせっかくの画面が見えない。これはPDA工房 X-RIDE RM-XR502MC/RM-XR500MC用Perfect Shield「反射を抑える保護シート」というノングレアの保護シートを購入して貼り替えることで改善した。ただし、X-RIDE RM-XR502MC/RM-XR500MC用Perfect Shieldは、RM-XR550XLよりも大きいので、RM-XR550XLの画面サイズに現物合わせで切り出して貼った。反射が抑えられていて、昼間でも画面表示が見えるようになった。
画面タッチも、購入時に貼ってあったグレア保護シートは反応が悪かったが、PDA工房のPerfect Shield(反射を抑える保護シート)はタッチが一発で決まる。これもうれしい。時間のない信号待ちで押し直したりするのはイライラするからだ。
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLの取り付けについて。製品紹介ページには工事不要とあるが、それは内蔵のリチウム電池のみで運用する場合の話だ。内蔵電池のみだと約5時間使えるとある。しかし、普通はバイクから電源取ってナビにつないで使いたいと思うはずだ。
これについては説明書では敢えて説明せず、バイク屋に聞いてくれとある。RM-XR550XLの付属クレードルには防水仕様の接点が取り付けられ、そのコードの先も防水のコネクター(オス)になっている。さらに付属の電源ケーブルには防水コネクターのメスが付いていてその先が防水の変圧ユニットになっている。このユニットはバイクのDC12VをUSBと同じDC5Vに変換するもの。その電源ユニットの先は赤と黒の電線がむき出しになっている。ここをバイクのDC12Vに繋げろということらしい。
Honda CRF250Lにはキーと連動するACC電源がヘッドライト裏にひとつ余っている(青の防水コネクタ)。これはオプションのHonda スポーツ・グリップヒーター接続用とのこと。グリップヒーターは持っていないので、ここからナビの電源を取ることにした。グリップヒーターは買いたい気もするがウィンターグローブ使っているので矛盾するんだよなぁ。これはまた別途。
【追記】CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその1 ― 2016年10月22日参照【追記ここまで】
このACC電源はHM090という防水コネクタの2極タイプ。注意点は、CRF250Lバイクから来ている黒が+で緑が-ということだ。従って、メス側(車体側)の緑にオス側(ナビ側)の黒、メス側(車体)の黒にオス側(ナビ側)の赤が来るように配線する。配線自体は簡単ですぐに終わるものなのだが、このHM090という防水コネクタは3つの爪で止まっているので、これを抜くのにものすごく時間が掛かった。HM090のコネクタは、デイトナ「HM090型防水コネクターセット 2極 38181」を購入。【追記:2016年10月24日】HM090コネクタはオスメスと中間の3つのパーツから構成されていて、私がオス側だと思っていた中間のパーツをメス側に残す場合には爪1個で簡単に外れることが分かった。3個の爪を外そうとして随分と時間食った。【追記ここまで】
これでキーをONにしているときはナビに電源が行くようになった。ちなみに、この接続状態だとナビの電源が完全にOFFになっている状態でバイクのキーをONにするとナビも勝手に電源が入る。バイクのキーをOFFにしてもナビはOFFにはならない。自動的に内蔵電池に切り替わる。ナビをOFFにするには必ずナビの電源ボタンを使用しなければならない。
このナビには4種類の状態があって、完全OFF、スリープのようなOFF(説明書の言う電源OFF)、画面OFF、画面も点灯だ。これは説明書も説明不足で、OFFにするのに電源ボタンをずっと長押しすると、完全OFFになる。これは説明書に書いていない。電源ボタンを3秒ぐらい長押しして放すと、電源OFFか再起動かを聞くダイアローグが出る。この状態で電源OFFをすると、充電時に充電マークが出る(おおよその充電%もわかる)。電源ボタンを一瞬押しただけだと画面がOFFになるだけのようだ。
RM-XR550XLにはUSBの充電可能な端子があるが、USB接続時はゴムカバーを外さないといけないので防水機能がなくなってしまう。バイクに付けて電源供給する場合はクレードル経由が想定されている。USB端子はバイクからナビを外して自宅での充電時に使っている。ちなみに内蔵電池は購入時には58%充電されていた。
さらにちなみにナビの電源ON状態でWindows(うちの環境はWindows7 SP1 64bit)につなぐと、USBストレージにするかどうかとナビの画面に出て、ONにするとUSBストレージとしてPCに認識される。この状態ではWindows PCからファイルのコピーなどの操作ができる。ちなみにRM-XR550XLナビは、中身がAndroid4.4.2でプロセッサはQuadCore A33となっている。これって要するに5インチ防水Androidタブレットということだな。ハックしていろいろなアプリケーションが入れられるのかもしれない。
さて、このRM-XR550XLを語るときに避けて通れないのが、ホールド用台座(クレードル)の初期不良だ。初期の製品にこのクレードルの突起が甘いものがあり、走行中にナビを落下させて紛失したという事例が某アマゾンに書かれている。メーカーのR.W.Cは即座に対応して、つめのしっかりした改良版クレードルをすぐに用意した。RM-XR550XL及びRM-XR550STをご購入頂いたお客様へのお知らせ参照。
私の買ったものはすでに最初から改良版であった。このクレードルの脱着には注意点がある。必ず上を先にはめることだ。上部裏側に防水の接点があり、周囲をゴムで押しつけているので、先に下側を入れると上側がうまくはまらない。その状態だと固定用ネジだけでナビが留まっていることになるので、改良後のクレードルでもネジが緩むと即落下となる。ナビの上側を先にはめて改良後のホールド用台座の下側に当てると少し抵抗があった後にパチンとはまる。この状態だと固定用ネジがなくてもがっちり固定されていて落ちない。さらに固定用ネジを締める。外すときも上側を先に外す(ホールド台座の切り欠き部分に指を掛けて外す)。対策版のクレードルなのにちゃんと固定できないとかネジが合わないなどとインプレで言っている人は、ちゃんとクレードルにはまっていない可能性があると思っている。メーカーは、上側からきちんとはめるようにアナウンスすべきだと思う。
↑上側から先にはめてきちんとクレードルにはまっている状態。固定ネジは撮影のためあえて締めていない。この状態だとくぼみに指を入れてもなかなかナビをクレードルから外せないぐらいだ。対策後の改良版クレードル。
↑下側から先にはめて、上側がきちんとはまっていない状態。少し浮いているのがわかる。固定ネジは撮影のためあえて締めていない。この状態から固定ネジを締めるとネジの力で押しつけられて隙間が無くなるが、ネジを緩めるとまた写真のような状態になって、簡単に外れてしまう。対策後の改良版クレードル。ということで、上側から先にはめてきちんとはまっているか確認してから固定ネジを締めよう。これでほとんどの落下は防げるはずだ。
ただ、RM-XR550XLには、ストラップ用の穴などがないのが残念だ。改良後のクレードルに固定用ネジを締めていれば、即落下という事態は避けられると思うが、万一クレードルにちゃんとはまっていない状態で固定ネジが緩んできたら、もう落下しかない。そのためにはなにかワイヤーなどの安全機構が必要だと思うのだが、RM-XR550XLにはそういうものはない。そこが残念なところである。ストラップホールがあって、そこにストラップを通してミラーにでも掛けておけば最悪の事態は避けられるはずだ。RM-XR550XLの底のゴムカバーを止めている+ネジがあるので、そこになにか紐でも取り付けて落下防止用にしようかとも思っている。ただし、防水のゴムを止めているネジなのでなにか噛ませると防水性が落ちるかもしれないので悩みどころだ。
【追記:2018年3月22日】RAMマウント用テザーをバイク用ナビRM-XR550XLのセーフティネットにする ― 2018年03月22日参照【追記ここまで】
マウントはハンドルに六角ネジで締めて取り付ける。マウントに対してクレードルは手で回せるネジで取り付けられていてこのネジは角度調節時にも使う。バイクから離れるときはナビは当然外して一緒に持っていくが、クレードルの付けっぱなしも不安だ。それで、電源ケーブルの電圧変換ユニットよりもナビ側の防水ソケットはハンドル部に来るようにした。バイクから離れるときはここでコードを抜いてクレードルも外して持っていくことにした。ちょっと面倒。この防水ソケットはバイクに残していく側にゴムの蓋が付いているので安心。
やや問題なのは、クレードル(ホールド用台座)を外すときの角度調整ノブを落としやすいということ(走行中の話ではなくて、バイクから離れるときにクレードルを外そうとして緩めていてコロンと落としそうになる)。コンクリに落下させたらノブが分解して中のナットがどこかにいってしまった。まったく同じサイズのナットが自分のストック箱にあったからよかったものの、出先で無くすとバイクにナビを取り付けられなくなる。分解しないようにボンドで留めた。
ということで長くなったので、今回はここまでに致しとうござりまする。
【関連追記:2017年3月14日】
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその2 ― 2017年03月14日
【関連追記:2017年3月15日】
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその3 ― 2017年03月15日
【関連追記:2018年5月23日】
RWCのX-RIDEナビが進化中 ― 2017年10月20日
RAMマウント用テザーをバイク用ナビRM-XR550XLのセーフティネットにする ― 2018年03月22日
【関連追記:2018年9月14日】
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その1) ― 2018年09月14日
【関連追記:2018年9月15日】
バイク用ナビRM-XR550XLにradikoをインストールした(その2) ― 2018年09月15日
【関連追記:2018年10月17日】
Bluetoothテザリング接続(バイク用ナビRM-XR550XLとMR04LN) ― 2018年10月17日
Nikon D300にEN-EL4aかなりいい ― 2016年10月13日 00時00分00秒
ニコン MH-21、EN-EL4aとD300で連写 ― 2016年09月13日とNikon BL-3新品購入 ― 2016年09月18日のつづき。
R.W.C バイク用ナビRM-XR550XLインプレその1 ― 2016年10月03日のつづきはもう少しお待ちくだされ。近場ではナビを使ってみているのだが、高速などを利用した遠出で使用していないので、その後に報告したいと思っている。
さてNikon D300とMB-D10にいまさらBL-3を買ってEN-EL4a電池を使ってみたのだが、これがかなりいい。エネループはいい電池なのだが、D300の性能を引き出すにはやはり専用リチウム電池の方がいい。
というのは、MB-D10にエネループ8本でもちゃんと8コマ/秒の連写ができるのだが、数百枚撮影すると連写速度が落ちてくる。7コマ/秒ぐらいになってくる。3000枚も撮影すると、6.5コマ/秒ぐらいになっているのではないだろうか(途中で電池交換しろよ)。
それで前にも書いたが、EN-EL4aを買うきっかけになったのはその8コマ/秒から連写速度が落ちてくるのが早くなったような気がしたからだ。エネループがへたってきたのかもしれないと、新しいエネループと新しい充電器をかったのだが、そこでEN-EL4aを充電できるMH-21を安く見つけたので、EN-EL4aを使うことにしたのだった。
D300 + MB-D10 + BL-3 + EN-EL4aはよい。2日間で3000枚以上撮ったのだが、まだ68%だし、連写速度はずっと8コマ/秒のままだ。
そして、これはちょっと根拠のない自分の感覚なのだが、連写速度の落ちたD300の電池状態だと、シャッタータイムラグが変わっているのではないかと思うのだ。エネループ8本で連写したときは、D300は電池の状態でタイムラグが変わるような気がする。F100の5.5コマ/秒で撮っていたときは、ジャストタイミングで狙った瞬間が撮れていたのに、D300 + MB-D10 + エネループ8本だと、そのときそのときで狙った瞬間が撮れない。慣れてくるとタイムラグを身体で覚えてしまうものなのだが、D300はいくら撮っても慣れない。おかしいと思っていた。
後継機のD300Sは、エネループ8本だと「単3形電池の場合は約7.7コマ/秒」とD300よりも一見後退したようなスペックになっていた(EN-EL4aだと約8コマ/秒)。これは単3形電池だとタイムラグが変わるからそれを一定にするために制限を掛けているのではないかと、私は勘ぐっている。根拠はない。
それでD300にEN-EL4aを使うとタイムラグがずっと同じような気がする。安定して狙った瞬間が撮れるような気がしている。
あとEN-EL4aを使ったメリットとしては、ボディ内AFモーターが安定して動いている感じがする、具体的には、レンズがAI AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のときはエネループ8本とほとんど変わらない。だが、AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dを使用したときに、無限遠に近い距離から数mの近距離に狙い直したときとか、オートフォーカスが一旦後に抜けて近くの被写体に合せ直したときに、ボディ内AFモーターがう、うーんと重そうな感じで一瞬迷うような感じがあった。それがEN-EL4aだと無いのである。
あとEN-EL4aは合焦も早いような気がする。AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dは、AF-Cで親指AFで被写体に合せていてまだAFが追いついていないときにピンぼけで撮れているコマが最初の1~2コマあったりするのだがそれが今回ほとんど無かった。
以上のタイムラグとAF速度は感覚的なものなので、私の気のせいかもしれない。しかし、8コマ/秒でずっと撮り続けられて、ときどきMB-D10から単3形ホルダーMS-D10を外してエネループをクリクリしたりしなくて済むだけでも十分ありがたい。
作例は、全然D300と関係ないRicoh GRの作例。すまん。
連結(JR横須賀線):Ricoh GR、18.3mm(28mm相当)、F5、1/125秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF
久々の連結シリーズ。ああ連結したい(違)。
GR DIGITALのときはワイコンGW-1付けて持ち歩いていたことが多かったのだが、GRのワイコンGW-3はかなり大きいのでワイコン付けて持ち歩くことが少なくなった。Nikon 1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 + リコーGW-1の方がコンパクトだなぁと思い始めている。それが1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6買うのを躊躇させていたりもする。
リコーGRに軟調設定がない理由 ― 2016年10月20日 00時00分00秒
バイク用ナビRM-XR550XLの使い心地を確かめるために、また宮ヶ瀬方面に行こうかと思った。しかし、家族に置いていくな連れてけと言われ仕方なく車で行くことになった(泣)。
それで、冒頭の写真はリコーGRで撮ったものだ。帰宅してPCに画像を移して見た印象は、結構渋い感じだなというものだった。
GR DIGITALには画像設定に「軟調」というものがあって、私は好んで使っていた。GRには画像設定「ビビッド」と「スタンダード」しかないのが不満だった(自分でカスタマイズしたものがあと2個登録可能)。しかし、こういう風景で撮影してみると、GRはGR DIGITALよりもかなり地味だから軟調にする設定はなしにしたのだなと気づいた。まあ、地味なのと軟調なのは重なってはいても同じではないのだが。
GRが風景撮影でこういう再現なのだとしたら、風景撮影がメインの人はビビッドを常用するんだろうな。GRにはエフェクトというものもあるので、「ビビッド」でエフェクトを「ポジフィルム調」にするとベルビアっぽくなるんだろう。
検索すると「ビビッド」「ポジフィルム調」にL41のUVフィルターを使うと、空がかなり青い風景が撮れるらしい。L41はKenkoのSUPER PROを持っているのでアダプター経由で付けて試してみたい。
ということで次こそはバイクで作例撮りに行くぞ(泣)。
【写真上】宮ヶ瀬湖(鳥居原ふれあいの館から望む):Ricoh GR、18.3mm(28mm相当)、F5.6、1/250秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF
大きな橋は「虹の大橋」。後の山は、右端が丹沢山、その左の峰が塔ノ岳だと思う。左の奥の方に見える山は、拡大すると山頂にアンテナがたくさん建っているので大山だと思う。
【写真下】宮ヶ瀬・水の郷大つり橋:Ricoh GR、18.3mm(28mm相当)、F5.6、1/500秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 100)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF
宮ヶ瀬湖は、鳥居原以外に宮ヶ瀬公園のあたりもいい。宮ヶ瀬公園ではカヌーのレンタルや1時間のカヌー教室もあってまったくの初心者もカヌーを楽しめる。「宮ヶ瀬ビジターセンター」が今年から「みやがせミーヤ館」に変わった。
ちなみに、ダムに沈む前のこのあたりは幕末の頃に欧米人が訪れて写真を撮っているので、捜すと結構見つかる。幕末のころ、横浜の外国人は江戸への立ち入りを禁止されていたが、宮ヶ瀬方面には旅行できたので、写真がたくさん撮られたらしい。F.ベアト撮影のものが、長崎大学附属図書館「幕末・明治期日本古写真データベース」で公開されている。たとえば中津川渓谷宮ヶ瀬(2) VALLEY OF MAYONASHIなど。
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその1 ― 2016年10月22日 00時00分00秒
バイクCRF250Lにナビを取り付けて電装いじりにちょっと自信が出たので、ホンダ純正のスポーツグリップヒーターという、バイクのグリップが電熱で暖かくなるオプションを買った。自分で付けようとネットで少し安いものをかった。
ホンダのサイトにはバイク屋さんが取り付けて0.9hと書かれていたので、まあ素人でも2時間あれば付けられるかなと思った。甘かった(泣)。
ホンダのスポーツグリップヒーターは、型番08T50-MGE-000のもの。これは、左右の発熱するグリップとコントローラー部のみで、配線(ハーネス)は付いていない。各バイク用のハーネスを買わないといけない。CRF250L用のものは「ホンダ純正 スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメント [CRF250L / CRF250M(MD38) 専用] 」といい、メーカー型番は08T70-KZZ-920である。
この各車種用アタッチメントは、なぜか値段が全然違う。2千円ぐらいのものから1万円するものもある。CRF250L/CRF250M用アタッチメントは運悪く1万円するものだ。ただの配線なので、他の車種用の安いアタッチメントを買うかどうか迷ったが、もしかしたら専用品には何かメリットがあるのかもしれないと、ホンダ純正 スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメント [CRF250L / CRF250M(MD38) 専用08T70-KZZ-920も買った。
届いたスポーツグリップヒーターをみたら、グリップエンドはオープンだった。CRF250Lはグリップエンドはクローズなので、そのまま付けるとハンドルの端の穴が見えてしまう。格好悪いし水が入って錆の元だ。そうしたら、ホンダ純正 スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメント [CRF250L / CRF250M(MD38) 専用08T70-KZZ-920の方にグリップエンドの部品が入っていた。これが専用アタッチメントを買うメリット。ただ、グリップエンドはそんなに高いものじゃないからメリットとは言えないかも。
そして、ホンダ スポーツ・グリップヒーター取付アタッチメントCRF250L / CRF250M(MD38) 用08T70-KZZ-920は、ハーネス(配線)が目茶苦茶長い。どうりで高いはずだ。しかし、どうしてこんなに長いのかと説明書を見たら…。
電源はハンドル付近のヘッドライト裏のACCから取る。HM090型の防水コネクタに挿すだけ。簡単だと思った。しかし、長いハーネスは燃料タンクの下を通ってリアフェンダー裏まで伸ばすように説明書に指示がある。そもそも説明書が、ヘッドライトからサイドカバーからシートからリアフェンダーまで全部外せ、で始まっている。なんで?と思ったが、要するにコントローラー部分をリアフェンダー裏(リアフェンダーは二重になっているのでその間)に設置しろということになっている。そのためここを通せあそこを通せと細かく指示されている。マジでこんなことするのか。
あと、ACC電源の所にはこのあいだナビ用電源を取ったばかりなので、そこの部分がどうなっているのかも、買って届いてみないと分からなかった。CRF250Lにはスポーツグリップとホンダ純正ナビがオプションで用意されているから、どちらかの配線に分岐配線が含まれているはずだと思った。しかし、スポーツグリップヒーターのCRF250L/CRF250M用アタッチメントには分岐配線はなかった。仕方ない、自分で分岐を作るか。とうことで即座に作ったのがこれ↓。
【追記:2016年10月24日】上の配線はカプラーの2個あるHM090型オスの方が間違っているようだ。なんと呼ぶのか分からないが3個の爪がついている外れる部分はメスの方に付くべきで、しかも写真では反対向きにオスに装着されている。このHM090コネクターは3個の爪を外すのじゃなくて、この逆に装着されていた部分の1個の爪で外すと簡単に外れる。何のためにこういう構造になっているのか分からない。【追記ここまで】
それで、取り付けを始めたら結構時間が掛かってしまい、右グリップを装着しただけで終わってしまった。また来週だな。しかも、ガソリンタンクは2人でやって、一人が持ち上げている間にもう一人がハーネス通せとか書いてある。マジかよ。面倒だな。
ということで、まだまだ取り付けには時間が掛かりそうだ(泣)。
どうりで、CRF250Lは、他社のグリップヒーターを自分で付けるか、純正スポーツグリップヒーターをバイク屋さんに付けてもらったという記事が多いはずだ。これ、面倒すぎるよ。金払って1時間で付けてもらった方が楽だな(泣)。
【関連追記:2016年10月23日】
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその2 ― 2016年10月23日
【関連追記:2016年12月13日】
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその3 ― 2016年12月13日
【関連追記:2017年3月13日】
石廊崎へ行ってきた(その2) ― 2017年03月13日
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその2 ― 2016年10月23日 00時00分00秒
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその1 ― 2016年10月22日のつづき。
今朝、撮影に行くまでの時間で、左ハンドルグリップヒーターも付けようと思った。キャブレタークリーナーで古い方のグリップはなんとか外れた。抜けた後のハンドルはきれいにした。
ホンダ純正スポーツグリップの左をボンドG17とエチルアルコールでヌルヌルにして入れてみたら、半分入ったところでどうにもならなくなった。
グリップヒータなので、こじたりプラスチックハンマーで叩いたりすると断線したりスイッチ部分が故障したりする可能性がある。どうにもならなくなって、キャブレタークリーナーを吹き込んだらずるっと取れた。
それで、もう一回キャブレタークリーナーとボンドG17で入れたら、あと2cmのところでどうにもならなくなった。
説明書にはイソプロピルアルコールのパーツクリーナーを使えと書いてあるのに従わなかったのがまずかった。それで撮影に行くときにホームセンターでKUREのプラスチックセーフと書かれたパーツクリーナーを買った。どの会社のパーツクリーナーも成分は書かれていなかった。
撮影から帰宅して左グリップの作業に取りかかる。しかし、KUREのパーツクリーナープラスチックセーフではボンドG17は溶けない。仕方ないのでもう一回KUREのキャブレタークリーナーを使ったら、混ざってしまったせいか、まったく溶ける気配がない。ということで揮発するのを待ってまた今度だな。
ネットで、ホンダからイソプロピルアルコールのパーツクリーナーが発売されていないか検索してみたが見つからない。薬局でイソプロピルアルコールを買って、スプレー容器に詰めた方が早いかもしれない。
あと、うんともすんとも言わない左グリップをかなり力を入れてむにゅむにゅしたので、グリップヒーターが壊れていないか心配だ(泣)。
今後の作業予定としては、イソプロピルアルコールで溶かして左グリップを抜く。ハンドルにヤスリを掛けて少し細くする。そのあと、ボンドG17でハンドルに接着する。この場合、何も付けないでするっと入るぐらいにヤスリを掛けた方がいいのかもしれない。ハンドルグリップを交換するのは初めてではないが、こんなに難儀したのは初めて。
家族からは、バイク屋に頼んだら?という冷ややかな目線で見られている(泣)。
いつになったらちゃんとスポーツグリップヒーターがCRF250Lに付くんだろう?最初からバイク屋に頼むべきであった。
写真は記事とは関係ない。写真は、宮ヶ瀬の宮ヶ瀬湖畔園地にある「びんずる」というお店のポークステーキ(たぶん「フォレスト・ポークソテー」というメニュー)。「清川恵水ポーク(きよかわめぐみぽーく)」という肉を使っているらしい。柔らかくて美味しい豚肉であった。おすすめ。
Ricoh GR、18.3mm(28mm相当)、F2.8開放、1/40秒、プログラムAE、ISO-AUTO(ISO 800)、AWB、画像設定:スタンダード、スポットAF
【関連追記:2016年12月13日】
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその1 ― 2016年10月22日
CRF250Lにホンダ純正スポーツグリップヒーターその3 ― 2016年12月13日
【関連追記:2017年3月13日】
石廊崎へ行ってきた(その2) ― 2017年03月13日
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