1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6 + Nikon 1 V1作例2015年02月17日 00時00分00秒

都電荒川線(大塚駅前):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6(焦点距離約100mm)、F5.6開放、1/320秒、AF-A、AFエリア:オート、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート

なかなかコメントのお返事ができなくてすみません。まとまった時間が取れないでいます。m(_ _)m

結構安く手に入れた高倍率ズームレンズ、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の作例をようやくアップする。ボディはNikon 1 V1でいまさらという感じもするが。

1枚目は望遠端の100mm(35mm版換算で270mm相当)。都電荒川線(大塚駅前):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6(焦点距離約100mm)、F5.6開放、1/320秒、AF-A、AFエリア:オート、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート

都電荒川線(大塚駅前):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6(焦点距離約10mm)、F4開放、1/640秒、AF-A、AFエリア:オート、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート

2枚目は、広角端の10mm(35mm版換算で27mm相当)。都電荒川線(大塚駅前):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6(焦点距離約10mm)、F4開放、1/640秒、AF-A、AFエリア:オート、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート

都電荒川線(大塚駅前):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6(焦点距離約38.8mm)、F5.6開放、1/400秒、AF-A、AFエリア:オート、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート

3枚目は、中間の38.8mm(35mm版換算で105mm相当)。都電荒川線(大塚駅前):Nikon 1 V1、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6(焦点距離約38.8mm)、F5.6開放、1/400秒、AF-A、AFエリア:オート、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 100)、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート

このレンズは10mmの開放F値が4だが、すぐに35mmぐらいのところで開放F5.6になって、そのあと100mmまでずっとF5.6を保っていてなんだか偉い。望遠側はずっと開放F5.6なのだ。

画質はよく分からない(笑)。どの焦点距離でもピシッと写っているように思う。シャープネス掛けすぎたり彩度を上げてしまうと、もっとセンサーサイズの小さいコンパクトデジタルカメラやスマホで撮った写真ぽくなるので、ピクチャーコントロールは「ポートレート」がよいように思っている。露出補正もあんまりする必要がない感じだ。

Nikon 1 V1は高速オートフォーカスとか連写性能が優れているのに、撮影後に撮影画像を表示する「ポストビュー」をさせない設定とかEVFのアイセンサーをOFFにするといった設定がないので、スポーツや刻々と状況が変化する被写体を撮っていると被写体を見失ったり今どんな状況なのか分からなくなったりするところが残念だ。それらはファームウェアで簡単に改善できそうなのに絶対にしないところがニコンのいやらしいところだ。よい子はニコンのカメラに手を出さない方がいいと思う。リコーのGR(DIGITAL)シリーズはファームウェアで改善できるところはどんどん改善していったので偉かった。そのうちGRを新品で買ってあげたい。ニコンは新品で買ってあげないよ(マジでそう思っている)。そんな気持ちにさせる最近のニコンの製品群とサービスですな。中古で安くなければこんなカメラ買わないよ。使いにくいことが分かった上で使いこなすことが求められるカメラだ。

【追記】
電車の行き先表示がLEDなので、1/125秒以下で撮らないとちゃんと写らない。絞り優先AEで絞り開放で撮ったので、1/125秒以下になってなくてちゃんと行き先が写ってなくてすまん。この行き先表示なんとかならないのかねぇ。白幕で後ろから蛍光灯で照らした奴の方が視認性も高かった。
【追記ここまで】

【関連】
1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6 ゲット ― 2015年01月08日

【関連追記:2017年9月5日】
1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6 作例その2 ― 2015年03月10日
こんどは1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6の絞りが故障 ― 2017年09月05日

コメント

_ タロウカジャ ― 2015年02月20日 16時28分22秒

使いにくいと分かって使いこなす。

賛成です。私は、V1が、何時の間にやら常用する愛機になっています。
ただ、デジタルカメラも性能・機能が一般に必要とするとこまで来たようで、形として写真機にこだわらない皆さんは、スマホやタブレットでサクサクと撮影して楽しんでいるようです。
供給するメーカーは、差別化するのに、コンパクトカメラもニコン1程度大きさの受光素子が必要なのでしよう。
さらに、そんなに遠くない時にフルサイズデジカメがかっての中版と同じ扱いになるのでは危惧しています。
その次は、一般的な使用目的のカメラは撮影機能だけをいろんな物の中に組み込まれ行くのではないかと思います。
どうもカメラのたそがれを感じる今日この頃です。

_ いつもとおりすがり ― 2015年02月21日 01時43分31秒

Haniwa様、皆様

一インチセンサーが人気のようですので、質問を兼ねてコメントさせてください。

最近、パナソニックのCM1が気になるのですが、一インチですでにスマホ程度の大きさ、薄さのボディに搭載可能で、それ相当の画質が担保されれば、今後さらに「カメラ単体のみ」という必要性はどんどん低くなっていくと思いますが、どうでしょうか?

CM1のように、デジカメはPC/スマホ/タブレットと一体化し、アプリ操作に特化した方が、わずわらしいユーザーインターフェースに悩むこともなくなるかもしれません。まあ、当分、価格は下がらないでしょうし、消費サイクルも速いでしょうけれど、デジタルはあくまでもデジタルと割り切るのであれば、ですが。

ですから、その対極として、「あえてアナログ」という価値観は残るでしょう。笑

_ いつもとおりすがり ― 2015年02月24日 12時54分30秒

Konost FFというフルサイズRFデジタルカメラの情報が出回っていますが、ものすごくシンプルでいいかもしれません。背面コントロールもほとんどなし。現物がどうなのか気になります。

_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2015年04月05日 15時01分17秒

>画質はよく分からない(笑)。

超高倍率レンズに画質云々は言わない約束、
まあ画質はいい方がいいにきまってるんですけど…、一本で様々なシュチュエーションに~という使い勝手追求が本来の姿なので…。

_ Haniwa ― 2015年04月17日 11時00分29秒

■ タロウカジャ様
Nikon1 V1は、インターフェースや仕様に詰め切れていない部分がありますから、V1だけでスポーツ撮影とか無理ですね。連写とかAFとかすごいのに。

スマホやタブレットの写真は、スマホやタブレットで見る分にはきれいに見えるのですが、PCのモニターで鑑賞すると細部がアレだったり、加工の素材には使えないクオリティだったりします。メール送ったりブログ用ならば十分かもしれませんが、記録用としては不満ですね。

>さらに、そんなに遠くない時にフルサイズデジカメがかっての中版と同じ扱いになるのでは危惧しています。
>その次は、一般的な使用目的のカメラは撮影機能だけをいろんな物の中に組み込まれ行くのではないかと思います。
>どうもカメラのたそがれを感じる今日この頃です。

私もそう思います。
普通の人が求めているクオリティは案外低くて、DSLRなんて不要なんだと思います。趣味として一眼レフが好きでしたが、デジタルになってもはや趣味としての魅力もなくなりつつあります。値段も高くなってきて汎用性もなくなってきていますね。

実用上の理由から再び乗り始めたバイクも似た感じですね。
キャブレターからフューエルインジェクションになり、自分でいじる部分がなくなりました。CRF250Lは、1速から2速当たりが使いにくく、DOHCなのにあまり高回転まで回らないので、だったらもっと低速重視トルク重視にしたいなと思っても、いじる部分がないですね。ECU(Engine Control Unit)のマッピングとかブラックボックスで触れないですから。

■ いつもとおりすがり様
>最近、パナソニックのCM1が気になるのですが、一インチですでにスマホ程度の大きさ、薄さのボディに搭載可能で、それ相当の画質が担保されれば、今後さらに「カメラ単体のみ」という必要性はどんどん低くなっていくと思いますが、どうでしょうか?

もう、カメラ単体は売れなくなってきてるんじゃないですかねぇ。
せっかくの性能のNikon1もそれを生かし切れていないと思いますしね。
以前絞り環の件で、絞り環の有用性をちゃんと消費者に伝えるべきだと言いましたが、Nikon1でも同じだと思います。変に女子カメに媚びようとして、せっかくのAF性能や連写性能をうまく宣伝できていないと思います。逆にスポーツ撮影を全部Nikon1でできるほどには熟成していない感じです。

>CM1のように、デジカメはPC/スマホ/タブレットと一体化し、アプリ操作に特化した方が、わずわらしいユーザーインターフェースに悩むこともなくなるかもしれません。

スマホやタブレットの「アプリ」ってうざいですよ。本来ブラウザでできるものを単機能のアプリという形にして様々な個人情報を抜こうとしていますよね。

いろんな意味でフィルム(特にネガ)は楽だったと思います。
コストもフィルム時代の方が掛かってなかったような気がします。
最近デジタル写真とビデオ画像でまたHDDが逼迫してきています。

>Konost FF
ttp://www.dmaniax.com/2015/02/27/konost-ff/
ですね。よさそうですが、対称型レンズでの写りとかどうなんでしょう。
あと、「世界初のデジタルレンジファインダーというコンセプトがとても興味深いですね。」という訳の分からん記述も気になりますが(笑)。ライカやEPSONの立場はどうなる。

■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
>超高倍率レンズに画質云々は言わない約束、
>まあ画質はいい方がいいにきまってるんですけど…、一本で様々なシュチュエーションに~という使い勝手追求が本来の姿なので…。

まあよく写っているとは思います。ただ撮って出しのJPEGだと輪郭強調の関係か、なんとなくコンパクトデジタルっぽい写りですよね。初代GR DIGITALの方がセンサー小さいのにフィルムライクでしたね。ピクチャーコントロールで輪郭やコントラストを弱めに設定すればいいのかもしれません。

1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6 + Nikon 1 V1は、GR DIGITALで撮れなかったシーンが撮れるので、これはこれで意義があります。D3000シリーズに18-200mm付けてもここまでコンパクトにはなりませんし。

あと、1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6はワイド端で近接時に樽型の歪曲収差が大きくて目立ちます。まあ高倍率ズームとしては普通なんでしょうが。

_ いつもとおりすがり ― 2015年04月18日 21時26分53秒

Haniwa様

お忙しい中、お返事ありがとうございます。

デジカメ市場は飽和状態が続いていますが、どこまで消費者のニーズを反映しているのか疑問です。そんな世の中だからこそ、フィルムがクールであり、時々、流行るのでしょう。BBCの記事ですが。

The photographers who refuse to abandon traditional film cameras
ttp://www.bbc.com/news/magazine-32337778

ニッチであれなんであれ、残っている文化ですから、もっと楽しみたいです。若い世代が気に入って使っていれば、存続期間も長くなるでしょうし。フィルムの将来というのは、じつは、彼ら彼女らのピュアな感性にかかっているのかもしれません。笑

デジカメはPC化し、複雑なシステムの一部になってしまった以上、「自由」がなくなってしまったことが大きいのでしょう。「便利」で「手軽」かもしれませんが、フィルムとは別の「しがらみ」「縛り」があるわけですから。

_ めがねのパイロット ― 2015年04月19日 18時37分23秒

 いつ通りすがり様、Haniwa様、みなさま!

 若い世代に気に入ってもらえる、ということは継続的な意味でも重要ですね。

 ただ、身近に接しにくくなっている現状を、どう打開していくのか、というところが難しそうですね。

 今日、近所の芸術展示をブロニカで撮り歩いていたところ、出くわして若い女性2人とおしゃべり(むふふ・笑)。

 そのうちの一人はデジタル一眼レフで撮影していましたが
「フィルムも興味がある(けれど、どうはじめたらいいのかわからない)」
 と一言漏らしていました。

 ただ、フィルムを買える(またか選んで買える)場所が激減、現像に出せるお店も減り、店舗処理も少なくなり工場送りで時間がかかる、店舗での焼き方がいい加減、などの要因もあって、場合によっては敷居が高いと感じてしまう人も少なくないのかもしれませんね。

 地道なワークショップとか、そういった啓発活動ではありませんが、なにがしかできるとまた違うのでしょう。

 もっとも、それで撮られた写真がエアリーフォトみたいなものばかりだと、やや残念な気がするのは、私の個人的な価値観ですが・・・

 デジカメのように、帰ってからあーだこーだといじくりまわすのが良しということではない「フィルムの潔さ」。
 これがフィルムの「手軽さ」なのだと思います。

_ いつもとおりすがり ― 2015年04月20日 20時56分14秒

めがねのパイロット様、皆様

フィルム関連で参考になるサイト、いくつか紹介させてください。

まず、上記の記事で紹介されていたfilmsnotdeadから、若い女性ファッションフォトグラファーのインタビュー。

FOCUSED…Hana Haley (aka Honeyuck)
ttp://www.filmsnotdead.com/2014/10/22/focused-hana-haley-aka-honeyuck/

この手の「ファッション」はわりとファッションなのでしょうけれど、それ以上に哲学があります。sensitiveで、touchyで、その人の人柄がみえるというか。私は好きです。「エアリー」「ゆるふわ」ではないです。笑

次に、fkmagazineというのがあるのですが、教養的であり、フィルムで作品づくりをおこなっているフォトグラファーの記事が結構あります。

Interview with Awoiska van der Molen
ttp://fkmagazine.lv/2015/01/14/interview-with-awoiska-van-der-molen/

あと、最近はyoutubeにもいろいろなレクチャー動画がありますね。フィルムカメラや暗室作業の紹介、写真の歴史など、とにかく豊富。

The Art of Photography
ttps://www.youtube.com/user/theartofphotography

最後に、今では老舗となった(?)フィルム愛好家たちのコミュニティサイト。貴重です。

APUG
ttp://www.apug.org/forums/home.php/ 

言語の壁はあるかもしれませんが、「敷居」は高くないと思いますよ、ネットでこれほど身近なわけですから。フィルムの種類の減少や価格高騰などはどこでも同じ状況のようですので、ようは、使う側がどうしたいのかということに尽きるでしょう。

_ いつもとおりすがり ― 2015年04月21日 18時03分54秒

めがねのパイロット様、皆様

追加/補足コメントになります。

フィルムの普及についてですが、「フィルム離れ」は、単にデジタルの普及というだけでなく、理由は他にいくつもあると思います。最近のフィルムの値上げは、はっきりいって為替の問題(円安)の要因が大きいようですね。アベノミクスで誰が喜んでいるのか知りませんが、フィルムユーザー、とくにイルフォードやコダックの消費者にとっては何の恩恵もありません。

ネガの現像は、お馴染みのカメラ・家電量販のチェーン店に出せば、さほど問題はないと思いますよ。質の低下はしかたがないにしても、サービス自体、まだ完全になくなったわけではありませんから。ネガスキャンについては、Plustekから専用スキャナがまだ販売されていますね。35mm用であれば3万円台後半から買えるようです。もっとも、初心者向けであれば、中古のエプソンのフラットベッドタイプでもいいと思います。

たいして使うことのない「サブカメラ」やタブレット、現像ソフト等に新たに数万円出すくらいであれば、中古フィルムカメラ・レンズとスキャナも選択肢としていいかもしれません。

自家現像、自家プリントでしたら、都市部にはレンタルラボもありますし、大学や専門学校で暗室等残しているところもあるでしょうから、まず少しだけ試すことはできると思います。ただ、日本はもともと共同暗室のようなコミュニティの場は、例えば、米国のそれに比べ、充実していなかったように思いますので、「アクセス」自体はよくないかもしれません。一般に、「公共(性)」の捕らえ方に違いがあるからかもしれませんが。

ですから、先に紹介したサイトは参考になると思いますし、「つながり」を実感できるかと思います。APUGのサイトでは、今でも若い人たちが最近になってフィルムに目覚め、質問等を投稿し、参加しているのを目にします。プロアマ問わず、経験豊富な人たちの集まりで、良心的で、いろいろ教えてくれますので、あまり難しく考えなくてもいいのではないでしょうか。

_ めがねのパイロット ― 2015年04月21日 21時16分39秒

 いつもとおりすがり様、みなさま!

 サイトの紹介、ありがとうございます。
 無精な私はネットサーフィンもあまりしないので、とても刺激的です(涙)

 二人目のサイト、最後のやり取りが印象的でしたね。

 ケータイが普及してスキー離れと言われたように、細かな手持ち品で小遣いを削られている若年層が、お金のかかるフィルムへ手が出しにくいのは、仕方ないのかもしれません。
 私も高校生の頃(2000年前後)、月5000円のお小遣いでフイルム・現像の費用をやりくりし、出始めたばかりのデジメカの際限なさに嘆息していました。

 フィルムスキャナーは持っていないのですが、エプソンのGT-X820でフィルムのスキャンは頻繁にしています。
 まだフィルムスキャナ自体の導入までは至っておりません。
 Plustekですか、面白そうな製品をご紹介いただき、ありがとうございます。
 今後の機材更新などで考えてみます。

 フェイスブックなどのSNSもしておりますが、こういったサイトでのフイルムカメラやフィルム写真のコミュニティーもありますから、そういった間口は割と広いと思います。
 私はまだそうったコミュニティーに入っておりませんが・・・加入して、トモダチを増やそうか迷いつつ、という感じです(笑)

 貸暗室も首都圏などの大都市部にあるだけで、地方では縁遠いですね。
 私は関東北部に住んでおりますが、思い切ってアパート住まいですがお座敷暗室導入してはや5年になります。
 夜しかできないしアパートなので深夜までできないのですが、楽しんでいます(笑)

_ いつもとおりすがり ― 2015年04月22日 17時16分31秒

めがねのパイロット様

紹介したサイトをみていただき、ありがとうございます。
  
写真鑑賞も、例えば、音楽鑑賞がアナログレコード、CD、mp3と「進化」し、簡略化され、それがあたりまえとなっていく中で、ノイズは減っても、音質が低下したのと同じですね。その意味でも、フィルムとシルバープリントで表現されるクオリティのものを、できることなら、じかに手のとって、見て、感じることは大切かと。

どれほどハイテク化されても、生の演奏に勝るものはなく、ビンテージ楽器の持つ音も親しまれてきたわけです。録音フォーマットが変わったからといって、それまで使用されていたビンテージマイクや録音スタジオが急になくなったわけでもないです。写真の分野も本質的な部分にこだわれば、目的にもよりますが、答えは出ると思いますよ。

私の場合、写真はシンプルに、基本、フィルムで十分という感覚がずっとあり、「スチルにそれ以上に何を求めるの?」という感じです。操作のシンプルなライカ判のフィルムカメラであれば能動的に撮れるし、絵に厚みがあって、グレインも少しみえるくらいで、ちょうどいいです。「完璧」ではないけれど、それで何かが足りないと思ったことはないです。逆に、デジタルは動作や性能に無駄や理解できないことが多いわりに、いつも何かが足りません。笑 

というわけで、デジタルには同様のクオリティを求めていないので、気が楽です。もともとモノクロ中心なので、最終的なプリントがインクジェットではもったいないと、10年前に自宅に暗室兼作業部屋を確保してから、自分のペースで作業できるようになり、それなりに充実しています。プリントしない時は、スキャンした画像をPCで眺めているだけですが、それはそれでいろいろと構想を練ったり、わるくないです。笑

_ めがねのパイロット ― 2015年04月22日 21時26分01秒

 いつもとおりすがり様、みなさま~

 私もカメラは簡素でいいと思います。
 普段は手間を省くためもあり、コンデジを使うこともままありますが、カメラの便利機能なんかほとんど使わないですね。
 そういった意味では、AF化以前のカメラはシンプルで使いやすいです。

 フィルムは、ライカ判か中判かでやや迷いがありますね(汗
 ライカ判の手軽さは捨てがたく、中判の質感も捨てがたく・・・
 ただ、一昨年からブロニカを使い始めて、割と120判1本で撮りきるスタイルが定着してきました。
 撮影に出かけても、そのくらいで十分、と。

 なので、35mmフィルムで36枚も撮ることを考えると、なんか躊躇することがあります(笑)

_ いつもとおりすがり ― 2015年04月23日 18時11分02秒

めがねのパイロット様、

私の場合、風景を撮るために車で出かける時は6x9cmのマミヤプレスとマニュアル操作の35mm一眼レフですが、マミヤプレスの方はよほど気になる風景でなければ使うことはないです、一応の「おさえ」として。車を使わない場合であれば35mmのみで、コンパクトも合わせて。

基本、風景も人物も「スナップ」ですので、それらに対応できるだけの十分過ぎるほどの機材を持ち合わせています。

人間の目でもみえないくらいの真っ暗闇でフラッシュ焚かずに撮影とか、密集地でドローン飛ばして空撮するとか、グーグルグラスつけてマラソン走って視界の映像を記録するとか、その手の最先端技術前提のものには、私自身は、まったく興味ない(むしろ脅威を感じているくらい)ですので、しばらくはフィルムで撮り続けるでしょう。笑

_ めがねのパイロット ― 2015年04月24日 22時45分26秒

 いつもとおりすがり様、皆さま!

 マミヤプレスですか!
 いいものをお持ちですねぇ~

 ブロニカを買うときに、実はマミヤプレスもあって、悩んでブロニカにしました。
 6×9判も魅力的なのですが、いかんせん自分の引き伸ばし機は6×7判までしか対応していないので・・・

 ブロニカの6×6、マミヤ7Ⅱの6×7と中判で楽しんでいます。

 風景は中判、スナップは35mmで、という感じの使い分けに私はなっていますね。
 でもたまに、マミヤ7Ⅱでお祭りのスナップとかすると楽しいです(笑)

 先ほど、来月の展示会で使う写真を焼き終わりした。
 暗室を作ってこもる時間は楽しいです。

_ いつもとおりすがり ― 2015年05月08日 17時48分43秒



めがねのパイロット様

気温も上がり、暗室作業に適した季節になりました。笑

写真展いいですね。私も過去に何度かおこなったことがあるのですが、しばらくその活動から遠のいましたので、いい刺激になります。

作品といえば、lenscultureというサイトをたまにみるのですが、ここは大手商業メディアのコンテストと連動しているので、よくもわるくも、時代の流れがよくわかります。写真家それぞれのテーマ、スタイル、機材のチョイス等、おもしろいです。

iPhone Street Photography from Cuba
Photographs and text by
Ilknur Can
ttps://www.lensculture.com/articles/ilknur-can-iphone-street-photography-from-cuba

Between the Mountains and Water
Photographs by
Kechun Zhang
ttps://www.lensculture.com/articles/zhang-kechun-between-the-mountains-and-water

あと、NYTのlensblogにも、アナログ関連の話題も含め、興味深い記事がありますね。

Lost in Nepal’s Quake, but Preserved in Photos
By James Estrin May. 1, 2015
ttp://lens.blogs.nytimes.com/2015/05/01/lost-in-nepals-quake-but-preserved-in-photos/?module=BlogPost-Title&version=Blog Main&contentCollection=Multimedia&action=Click&pgtype=Blogs&region=Body

Hearing and Feeling What Photographers Are Saying
By Rena Silverman Mar. 25, 2015
ttp://lens.blogs.nytimes.com/2015/03/25/hearing-and-feeling-what-photographers-are-saying/?module=BlogPost-Title&version=Blog Main&contentCollection=Multimedia&action=Click&pgtype=Blogs&region=Body

ようは、自分が時間や場所を写真でどうとらえ、どう扱うのかということに尽きると思います。

_ いつもとおりすがり ― 2015年05月18日 13時15分24秒

皆様

私の地域にあるキタムラは、今でもフジの製品は、キタムラの取り扱い商品カタログに記載されているものであれば、ほぼすべて取り寄せ可能ということです。コダックも同様、ただ、コダックの場合は納期が未定になることが多いとのこと。
ですので、実質的には暗室用品(薬品、印画紙、フィルム等)の調達に困ることはないようです。先日、店員から聞きました。

参考までに。

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