1 NIKKOR 10mm f/2.8にRicoh ワイコンGW-12014年12月31日 20時34分00秒

Nikon1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 + Ricoh ワイドコンバージョンレンズGW-1

今年一年、皆様にお世話になりました。
コメントのお返事をしきれずに持ち越してしまいそうです。m(_ _)m

せめてものお詫びにちょっとうきうきするコンテンツ行きます!

操作性が最悪のNikon1 V1にパンケーキ広角単焦点レンズ 1 NIKKOR 10mm f/2.8(35mm版換算27mm相当)に、GR DIGITAL用のワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)GW-1を付けたらどうなるか試してみた。

GR DIGITAL初代はアダプターのフィルター径が37mm。他方1 NIKKOR 10mm f/2.8のフィルター径は40.5mm。従って通常はケラレてGW-1は使えないはず。しかし、1 NIKKOR 10mm f/2.8の前玉はGR DIGITALと同じかわずかに小さい。もしかしたらいけるかもとステップダウンリングを購入してみた。

購入したステップダウンリングは、八仙堂のステップダウンリング 40.5→37mmだ。税込500円だが、金属製でちゃんとしたものだった。

1 NIKKOR 10mm f/2.8にRicoh ワイコンGW-1を八仙堂のステップダウンリング40.5→37mm経由で装着してみたが、目論見通りケラレはない。

書泉ブックタワー(秋葉原):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F2.8開放、絞り優先AE(1/1250秒)、ISO100(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

書泉ブックタワー(秋葉原):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F2.8開放、絞り優先AE(1/1250秒)、ISO100(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

試写してみた結果は、どの撮影距離でもちゃんとピントが来てよく写っている。絞り開放F2.8だと四隅が少し流れているようだが、これはマスターレンズの1 NIKKOR 10mm f/2.8の絞り解放時の四隅の性能がもう一息なのが反映されているように思う。少し絞ると全域でぴしっとした画像になる。レンズ単体よりもワイコン付きの方がよいかもしれない。さすがリコーGR DIGITALのワイコンだ(税別1万5千円もした)。

mAAch マーチ エキュート 神田万世橋(交通博物館跡):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F2.8開放、絞り優先AE(1/125秒)、ISO160(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

mAAch マーチ エキュート 神田万世橋(交通博物館跡):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F2.8開放、絞り優先AE(1/125秒)、ISO160(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

歪曲収差は作例のように目立たない。ぴしっとして気持ちいい。なんかGR DIGITALっぽい画像にすら思える。GW-1は0.75倍なので、これで20mm相当の画角である。1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6要らないかも。これはマスターレンズの1 NIKKOR 10mm f/2.8が歪曲収差をよく補正しているからだろう(Nikon1 V1には自動ゆがみ補正はない)。これは1 NIKKOR 10mm f/2.8のよさだ。

mAAch マーチ エキュート 神田万世橋(神田川):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F3.2、絞り優先AE(1/125秒)、ISO200(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

mAAch マーチ エキュート 神田万世橋(神田川):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F3.2、絞り優先AE(1/125秒)、ISO200(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

ということで、今後はNikon1 V1のモードダイヤルにパーマセルテープを貼り、プログラムオートで露出補正はせず、1 NIKKOR 10mm f/2.8にRicoh ワイコンGW-1の20mm相当でバシバシ撮ることにした。ピクチャーコントロールはポートレートで明るさを-(マイナス)にした(ただし、このページの作例はすべて「明るさ+-0」)。

皆様、よいお年を!

コメント

_ やまろ ― 2015年01月01日 01時51分56秒

あけましておめでとうございます。

いきなりワイコンとは、Haniwa様らしい(笑
でも画像見たら結構使えそうですね。
せっかくのパンケーキレンズの薄さは削がれますが、なかなか面白い試みです。

_ めがねのパイロット ― 2015年01月01日 09時37分51秒

皆様、あけましておめでとうございます♪(v^_^)v

そしてブログ主様、Nikon1に活路が見出せて何よりです。
Nikon1とともに、健やかなる1年になりますようにヾ(@⌒ー⌒@)ノ

_ kazu ― 2015年01月01日 15時14分12秒

あけましておめでとうございます。

 携帯性は置いておくとして、ワイコン装着のV1、かっこいいです。画像を見る限りワイコン使用は問題ないようですね。私の10mmは絞ってもシャキッと写らない(開放と大して変わらない)ので、10mmを使う時はあまり絞らずに使っています。9割以上は18.5mmなんですけど

_ りー ― 2015年01月06日 12時54分50秒

八仙堂のリングはいいですよね!

サイズを細かく刻んできちんと在庫しているのがエライです。私は、薄手の単焦点レンズにフードを付けるのが嫌なので、今まではケンコーのステップダウンリングで簡易型フード、と言うかレンズガードとして使ってきました(レンズ保護以外に、自分でベタッと触ってしまうのを防ぐ目的)。

しかしそれだとケラレの心配やキャップの問題も出てくるので、何かないかと探していて、八仙堂のサイトにたどり着きました。

八仙堂の特殊リングにある「保護リング」!これ最高!深さも適度にあり、レンズガードとして最適です。レンジファインダーの視野の妨げも最小限で済みます。

さて、Nikon1にも、ちょっと触れておきますか(笑)。

これが出た時には、とにかくそのデザインの悪さと、そのシリーズのネーミングの醜悪さ(「にこんわん、ぶいなんとか」とか口にする自分が恥ずかしいと思った時点でアウト・笑)に驚いたものでした。しかしその後の使用者のレポや作例などを見ると、なかなか写りも良くて、しかも動体撮影のAFに優れているなどのコメントもあり、「へぇーっ」と感心していました。

コンタックスG1といい、文句を言いながら使い続けるHaniwa様の事、以後のレポートを一緒に腹を立てながら楽しもうと思います。それがこのブログの正しい楽しみ方なのです。いいですか皆さん!決して「そんなカメラ、手放してしまえ」とか言ってはいけません。分かりましたね!(笑)。

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