GR DIGITAL持ってないときに限って… ― 2014年12月02日 00時00分00秒
何か風邪引きかけているHaniwaです(泣)。頭痛で頭が痛いっす(笑)。
フリーズしたままご臨終かと思われたGR DIGITAL初代だが、単4形リチウム電池を入れてとりあえず使えている(単4形アルカリ電池だと数十枚撮ったところで電池切れになった)。
で、GR DIGITAL IVかGR買いたいなと思いつつも懐具合等もあって(どうもバイク関係で買うものが出てくる)、ぐずぐずしている。GRの中古はあまり安くないから買うなら新品だろうが、前にも書いたが、センサーサイズの割にそんなに高感度がいいと思えない。それで重くてちょっと大きいので、うーむ…となる。
まあGR DIGITAL IVが丁度いいんだろうが、もう生産終了というのが引っかかる。なにせリコーのカメラはよく壊れるからなぁ…(初代GRDは随分と修理代を掛けた)。
いっそのこと安いNikon1 J1の標準ズームキットの中古でもいいような気もする。Nikon1に魚眼レンズがあったら迷わず行くんだが。まあ、もうちょっと考えてみる。
戴いたコメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m
EF81 134 + カハフE26-1(大宮駅):CASIO G'zOne TYPE-X、4.6mm、F2.8、1/33秒、ISO不明
たまたま大宮駅に行ったら、寝台特急カシオペア号の札幌・青森方の6両がEF81 134に連結されて出発するところだった。う、今日はカメラ持ってないぞと思ったが、携帯電話のG'zOne TYPE-X内蔵のカメラで撮った。JR東日本の大宮総合車両センターで整備し終わって尾久に回送するところだったらしい。あとでネットで検索すると、後ろ(上野方)の6両はEF64に引かれて尾久に行ったらしいが、それは見ていない。どこで聞きつけるのか、マニアがいっぱい居た。EF81の先頭から撮りたかったのだが、私が先頭に回る前に発車してしまった。
アライTXピンロックシートをツアークロス3に取り付けた ― 2014年12月05日 00時00分00秒
なんとか風邪は悪化させずに済みそうなHaniwaです。コメントのお返事ができなくてすみません。もう少しお待ちください。m(_ _)m
先週末だったか、天気が悪く気温も低かったので、バイクのヘルメットのシールド(顔の前にある透明の風除け)がものすごく曇った。そういう場合、シールドを少し開けて走ると曇りは取れるので今までそんなに困ったことはなかった。ただ、街乗りが多いとスピードも出ず信号待ちも多い。信号待ちで停まっていると自分の息が籠もってシールドの内側が曇りやすい。
それで信号待ちではシールドを開けて、信号が変わる直前にシールドを閉めることでなんとかなっていた。特にアライのツアークロスというオフロード系のヘルメットは、長い庇がついているので停止時にシールドを開けていてもシールドにも顔にも雨粒が当たりにくくてよい。
ただ、先週末は各地で霧が観測されるぐらいひどいコンディションだったので、シールドを開けてもすぐに曇りが解消しないこともあった。これは危ない。
それで、ヘルメットのシールドにつけるピンロックシートというものを買うことにした。これは、シールドの内側に密着させて二重窓状態にすることで結露を防ぐ純正オプションなのであった。
TXピンロックブローシールド参照
一時、ツアークロス用のTXピンロックシートが品薄で納期2ヶ月半と言われたが、別の店で店頭在庫を買って手に入れた。その直後にどこからか大量に入荷して、安い店でも在庫が復活してちょっとムカついたが、まあアライの在庫管理がアレなせいで販売店のせいではないので仕方ない。
本題に入ろう。アライのツアークロス3のシールドにTXピンロックシートを取り付けようとしたのだが、上の写真のように、シールドのピンを一番間隔が広がるようにセットしても、TXピンロックシート両端の凹部と凹部の間隔の方が長いので、密着しない。ちゃんとシールドを広げてから挿入しても、使用時の湾曲状態にすると写真のようになる。なお、ピンロックシートが黄色いのは、保護シールが貼られたままだからだ。使用前に外すと透明になる(なお、ツアークロス標準装備のシールドは、クリアではなくライトスモークhttp://www.arai.co.jp/jpn/faq/fq_top.htm#q8参照)。
ネットで検索すると、そういう状態になったという記事がちらほらあるので、よくあることなのだろう。仕方ないのでTXピンロックシートのピンが入る凹部をヤスリで少し削った。
これでシールドの内側にTXピンロックシートがちゃんと密着して入るようになった。
ちなみにツアークロス3の説明書にもTXピンロックシートの説明書にも、シールドの外し方の記述がない。シールドを外さないとピンロックシートは付けられないので、これは不親切。ツアークロス3の説明書には、シールドの外し方は書いていないのに、3通りの取り付け方は書いてあって、取り付け方の逆を考えれば分かるだろ、みたいな感じか。
シールドを外すには、庇(バイザー)の左右にあるプラスチック製のねじをコインで回す。押さえ板とひさしとシールドが片側2個のねじで止まっている構造だ。押さえ板は左右がある(裏面に明記)ので取り付け時に注意。あと、プラスチック製のねじはコインで回すとねじの溝がどうしてもめくれてくるのがなんか嫌だが、衝突時にねじが吹っ飛ぶことで安全性を高める構造なので仕方ない。
なんだかんだで、ツアークロス3にTXピンロックシートを付けるのに30分ぐらいかかった。
なお、ピンロックシートはツアークロス2から取り付け可能になったのだが、初代ツアークロスにもツアークロス2用のピンロックシールドを付けるとTXピンロックシートが取り付け可能になる。でも初代ツアークロスはもう古いので新しいヘルメット買った方がいいよなぁ。ツアークロス2用のピンロックシールドとツアークロス3用のピンロックブローシールドは互換性がないようにメーカーサイトでは書かれているが、実際にはブロー部分が違うだけで形状は同じらしい(TXピンロックシートは共通)【追記:2014年12月6日】ツアークロス2のシールド交換(セロー250カスタム日記帳)参照※【追記ここまで】。ということは初代ツアークロスからツアークロス3までシールド形状は同じということなのだろう。メーカーが互換性ないと言っているので自己責任でお願いします。ツアークロス初代は以前使っていて持っているので、時間があったらツアークロス3からシールドを外して試してみる。
【追記:2020年6月17日】※リンク切れにつき2016年10月18日のInternet Archiveのキャッシュにリンクし直した。【追記ここまで】
あと、パッセンジャー(二人乗り時の後ろの人)用のヘルメットにもピンロックシートを付けた。後ろに乗る人はシールドが曇っても運転しないから大丈夫なような気もするが、いつ止まるのか加速するのか危険が迫っているのかなどが分からないとパッセンジャーも困るので、パッセンジャー用のヘルメットにもピンロックシートを装着した。
パッセンジャー用のヘルメットは、アライのQuantum-Jというものだ。これのピンロックシートは買い間違いしやすいので注意。
現行のQuantum-Jの標準装備品として、「スーパーアドシス I(アイ)マックス・ビジョンブローシールド(SAIマックス・ビジョンブローシールド)」という眉毛相当部分に空気穴のあるシールドがついている。もうひとつ眉毛部分に空気穴のない「スーパーアドシス I(アイ) マックス・ビジョンシールド(SAIマックス・ビジョンシールド)」というのもある。ブローが付いているかどうかで眉毛部分の空気穴があるかないかが違う。
その空気穴の有る無しでピンロックシートが違うのだ。現行の標準添付品の「スーパーアドシス I(アイ)マックス・ビジョンブローシールド(SAIマックス・ビジョンブローシールド)」には、マックス・ビジョンブローシールド用SAI ブローピンロックシートの方を買わないといけない。
http://www.arai.co.jp/jpn/function/mvs_01.html参照
それでQuantum-Jにマックス・ビジョンブローシールド用SAI ブローピンロックシートを付けるのは簡単だった。シールドもスーパーアドシスLRSというシステムで、レバー操作で簡単に取り外せた。ピンロックシートも、シールドにピンロックシートが嵌る凹部ができているので位置決めも苦労することなくすんなり装着できた。ピンロックシートに加工する必要もなくジャストフィットで、取り付け時間は数分だった。
ツアークロス3は、十数年前の初代ツアークロスからのアクセサリーの互換性を保っているので、新しいヘルメットではあっても、色々と手間が掛かる。というか、互換性を考慮していない新規格の新しいヘルメットのシステムはよくできているなぁと感心した。シールドが簡単に外せるスーパーアドシスLRSのお蔭で、ツーリング途中で濃い色のシールドと透明のシールドとか交換も可能だよなぁ。まあシールドは湾曲しているので、持って行くのに邪魔だろうが(ツアークロスのシールド脱着が簡単でないのは、おそらく3種類のフォルム(シールド・ゴーグル・ターミネーター)で使えるようにしているのとデュアルピボット開閉システムのためだろう)。
あと、Quantum-Jには、本格レース仕様のスーパーアドシスIダブルレンズシールドというのもあって、こっちの方がハードユースにはよさそうな気がする。ちょっと値段は張るが。【追記】スーパーアドシスIダブルレンズシールドは希望小売価格税別9000円もするので、運転する人が使うならプロシェードシステム希望小売価格税抜き6800円とマックス・ビジョンブローシールド用SAI ブローピンロックシート希望小売価格税抜き2200円の方がよいような気がする。FEATURE1 アライの生んだコロンブスの卵 ~シールドにシェードを付けるという発想参照【追記ここまで】
ツアークロス3のTXピンロックシートとQuantum-Jのマックス・ビジョンブローシールド用SAI ブローピンロックシートとでは、品質は同じようだが、スーパーアドシス I(アイ)マックス・ビジョンブローシールドの方が最初からピンロックシート分シールドが薄くなっていて収まりもよく、ピンロックシートの端のシリコン密着部分が視界に入らない。ツアークロス3の方は、TXピンロックシートを付けると下の方にTXピンロックシートのシリコン密着部分が視界に入るようになる。その分だけ下の方の視界が狭くなる。これはもうちょっとなんとかして欲しいなぁ。
ピンロックシートの曇り止めの効果の方はまだ実走で試していないが、夜中にヘルメット被って外でハアハアした分には曇らなかったんで(普通はすぐに曇る)、たぶん効果は抜群にあると思う。
【追記:2015年10月28日】
ピンロックシートの寿命 ― 2015年10月28日
Nikon1 J4を触ってきた ― 2014年12月19日 00時00分00秒
戴いたコメントの返事ができなくてすみません。年内にはなんとかしたいと思っています。m(_ _)m
GR DIGITAL初代が、専用電池で動かなくなり(同一箇所2回目の故障)、単4形リチウム電池でだましだまし使っている。単4形アルカリ電池でGR DIGITALを使うとすぐに電池がなくなったが、単4形リチウム電池だと結構長く持つ。内蔵フラッシュを使っても電池マークはまだフルマークだ。ただ、内蔵フラッシュを発光させようとすると、背面モニタが暗転してちょっとびびる。仕様なのかもしれないが、単4形リチウム電池でフラッシュチャージ中は背面液晶モニターが真っ暗になる。チャージ時間も専用リチウム電池に比べて長い。なんかストレスが溜まる。それに単4形リチウム電池何本も買ってたらカメラが買えてしまう。
それでこの間ちょっと時間があったので、ヨドバシカメラ某店でNikon1 J4を触ってみた。どうしてNikon1かというと、安いからだ。いまキャッシュバックキャンペーンをやっているというのもある。Nikon1 J4 ダブルズームキット(Nikon1 J4ボディ+NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM + NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6が5万円を切っていて、かつ1万円のキャッシュバックだ。おお、これにしようとポチりそうになるのを我慢して実店舗で触ってみたわけだ。買うときも実店舗にするつもりでいた(ポイント分値段が高いが)。
Nikon1 J4を触る前の一番の懸念点は、キットレンズのNIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMの広角端が絞り開放でどうも中心部以外ぴりっとしなさそうな点だった。一番使うのはおそらく広角端の27mm相当だろうから。レンズは出っ張ってかさばるしF3.5開放で四隅がアレとかちょっとなぁ、と。
しかし、店舗で触って一番気になったのは、内蔵フラッシュの強制発光の方法が分からないことだった。フラッシュマークのボタンを押すと、フラッシュオートと赤目軽減フラッシュオートと発光禁止の3つしか選択肢がない。強制発光したいときはどうするのか分からない。ボディにフラッシュがポップアップするボタンもない。それで店員さんに聞いたが、店員さんは「強制発光はできるはず…」といいながらカタログを確認して、ボディをあちこちいじってもやっぱり分からない。店員さんがあちこちいじっているうちにカタログを私が読んでみたら、「クリエイティブモード時」にフラッシュ強制発光が可能とある。普通のオート撮影時にはできないらしい。そのクリエイティブモードには括弧書きでソフト、ミニチュア効果、セレクトカラー、クロスプロセス、トイカメラ風と書いてある。そんな変な撮影時にしか強制発光できないんかい。ああこんなカメラ駄目だ。
フラッシュを発光させるかさせないかという基本的なことさえままならないカメラ、そういえばうちにもあったなCOOLPIX S30。あれはフラッシュ発光禁止や強制発光が選べないカメラだった(マクロモード時発光禁止になるのだがオートフォーカスが遅くなる)。これはニコンのコンパクト系伝統芸なのだと理解した。
それでもっとよくないと思ったのが、メニューを呼び出してもメニューの中にフラッシュの設定項目がないことである。フラッシュ設定したければ、ボディのフラッシュマークボタンを押すしかない。自分の考えでは、メニューにはすべての設定項目があり、よく使う項目は独立ボタンがショートカットとしてボディにあるべきと思っていた。Nikon1 J4の方式だとあちこち押しまくらないと目当ての設定にたどり着けない。分からなかったらメニューでじっくり探すという方法が採れないのだ。
わずか10分ほど触っただけで駄目だと思った。あと、売りの高速連写をどうやって設定するのかも、ちょっといじっただけでは分からなかった。これはもう店員さんに聞かなかった。
まあ安いのには理由があると思った次第。こんなことやってたらニコンつぶれるよ。スマートフォンの方が使いやすいと言われるよね。
あと連写の60コマ/秒ももっとコマ速稼ぐとか連続枚数を増やさないとビデオカメラに負ける。うちのビデオでさえ60コマ/秒で撮れるし、連続で電池がなくなるまで4時間ぐらい撮れる。ACアダプタなら内蔵メモリの限界の7時間ぐらい60psで撮れる。Nikon1 J4の連続記録枚数が20コマって60コマ/秒だと1/3秒しか撮れないということになる。4時間とか7時間と1/3秒って差がありすぎ。まあうちのビデオカメラとは写りはかなり違うんだが。
もっというとNikon1は交換レンズ少なすぎだろ。毎年ボディ連発している暇があったら交換レンズ出せよ。それも10-30mmあたりに何本もあるのに他の焦点域は選択肢がないとかなんなんだよ。やる気あんのか。と、だんだんむかついてきたので、リコーGR触って立ち去った。
GRはサクサク動くいいカメラだと思った。GR DIGITAL IVが現行機種なら買ったんだけどなぁ。なんでGR DIGITAL IVとAPS-CサイズのGRとを併売にしなかったんだろう。長く売っているというのがGRシリーズのよい点だったのに。GR DIGITAL初代を新品で買ったときも発売後1年半ぐらいしてからだった。GRはもうちょっと高感度を頑張って欲しい。
【追記】
大事なこと書き忘れてた。カタログの本田翼かわいいです(笑)。でも本田翼がうちに来て「Nikon1買ってぇ~(はぁと」と言っても買わないな(笑)。
Nikon1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8 ゲット ― 2014年12月24日 00時00分00秒
GR DIGITAL初代が専用リチウム電池で動かなくなったので、代わりのコンパクトデジタルカメラを探していた。リコーGRが安くなっているので惹かれていたが、GR DIGITALの小フォーマットはパンフォーカスで良かったので、APS-CサイズのGRはなんか違うと思っていた。GRシリーズならGR DIGITAL IVがよいと思ったが、新品で買えないし中古も品薄だ。GR DIGITAL IVは開放F値がF1.9で1/1.7型CCDなので、パンフォーカスにするのに絞らなくて良いから無駄に感度を上げなくて済む。小フォーマットにも意義があるのだ。
それで、Nikon1 J4のダブルズームキット(1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM 、1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6)が5万円を切っていてしかも1万円のキャッシュバックなので惹かれていた。
しかし、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMは、広角端の描写がもう一息でなんかそそらない。単焦点の1 NIKKOR 10mm f/2.8方がいいという評判だ。自分が使いたいのは28mm相当の画角だから、欲しくもない1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM 、1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6を「安い」といって付けられても、なんか不要なものを抱き合わせで買わされているだけのような気がしてきた。結局1 NIKKOR 10mm f/2.8や1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6を買ってしまって、GR買うよりも高く付きそうだ。それに1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM 、1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6の2本よりも、高倍率ズームの1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6を1本の方が便利そうだ。
そんなこんなでカメラ屋さんをうろついていたら、Nikon1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8のキットの中古美品が安く出ていた。Nikon1 V1はよく調べてなかったので、どこかで調べてから出直そうかと思ったが(さすがに店内でタブレットで調べるのは気が引ける)、安いのでエイヤッと買ってしまった。
お店の人にショーケースからNikon1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8出してもらって検品したら、ほとんど使用感がない。買うことにして付属品を持ってきてもらったら、新品購入時の箱が出てきて、なかの付属品のほとんどがビニル袋未開封であった。カメラやレンズを包んでいた袋まで残っている。【追記】ファームウェアがABとも1.10だったので、今晩にも最新の1.40にアップデートするつもり。【追記ここまで】
【さらに追記】Jpeganalyzer1.42でEXIFを見ると「総レリーズ数126枚」と出た。店で手に取ってから60枚以上私がシャッター切っているので、60枚ぐらいしか撮っていない個体のようだ。ちなみにJpeg画像をJpeganalyzerで解析しても「◆ SOIマーカーが 2個有ります ◆ ◆ EOIマーカーが 2個有ります ◆ ◆ 異常な領域・セグメントがあります ◆」といわれて総レリーズ数がでないので、RAW撮影してNEFファイルをJpeganalyzerで解析した。【さらに追記ここまで】
電池はほぼ満充電だったので、GR DIGITALで使っていた2GBのSDカードを入れてフォーマットして試写してみた。
米花町掲示板(JR秋葉原駅構内):Nikon1 V1、 1 NIKKOR 10mm f/2.8、F2.8開放、絞り優先AE(1/60秒)、ISOオート(ISO320)、AWB、ピクチャーコントロール:スタンダード、マルチパターン測光、アクティブD-ライティング:ON
Nikon1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8は、うーん、悪くはないがものすごく良い描写という感じはしないなぁ。まあネット上で見た1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMの広角端の作例よりは良いが(周辺部の流れ等がない)。せっかくの単焦点レンズなんだから、もうちょっと気張って欲しかったなぁ。
あと、操作性だよね。なんでP・A・S・Mがダイヤルにないの?なんでメインコマンドダイヤル・サブコマンドダイヤルがないの?ポストビュー(撮影後に撮影画像がしばらく表示される)をどうやったら短くできるの?(→できないので撮影後即座に半押しし直すしかないようだ)、1 NIKKOR 10mm f/2.8のレンズキャップは鏡筒よりも径が小さいのでつまみにくくて外しにくい…。
GR DIGITALのすばらしさを再認識する結果になった(笑)。GR DIGITALってやっぱりレンズが素晴らしいんだなぁ。リコーは偉いと思う。
EVFはあまり好きではないが、背面液晶で見るぐらいならEVFがあった方がいい。GR DIGITALだと背面液晶で構図を確認しながら、シャッターのタイミングは実物の動きを見ながら切っていた。EVFだと覗き込んでもう片方の目でそれが出来るので便利だ。明るい屋外などでも構図の確認が出来る。
失敗したなと思ったのは、Nikon1 V1には内蔵フラッシュがないことだ。外付けフラッシュ(スピードライト)に選択肢があるのかと思ったら、スピードライト SB-N7一択なのね。大きくて大光量のとかコンパクトなのとかないんだ。ニコンのやる気が伝わってきますな(泣)。しかも従来のニコン用スピードライトも汎用のホットシュー対応のフラッシュも使えない。マルチアクセサリーポートアダプター AS-N1000がせめてホットシューになっていればいいのに。ニコンの嫌がらせか?
まだほんのちょっとしか使っていないが、EVFがあってAF(オートフォーカス)のよいカメラなので、1 NIKKOR 10mm f/2.8で使うよりは、1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6とか1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6の望遠ズームを付けて撮るのが向いているカメラのような気がした。ほかには高倍率ズームの1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6とか、マウントアダプター FT1経由でニコンFマウントのAF-Sレンズを付けて使うとか。
でも望遠側はD300にAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>使っていて、広角側のサブとしてNikon1 V1買ったので、なんかうまい使い方を考えてみる。次に買うレンズは、高倍率ズーム 1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6かなぁ。広角ズーム1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6も欲しいけど。あと、21mm相当の単焦点レンズと魚眼レンズをはやくラインナップして欲しい。
結局GR DIGITAL初代も持ち歩くようになるかもしれないなぁ。リコーはGRとGR DIGITAL IVを今も併売すべきだったと思う。
Nikon1 V1、想像以上に練られていない操作性(泣) ― 2014年12月27日 00時00分00秒
皆様、戴いたコメントのお返事が滞っていてすみません。m(_ _)m
もう少しして手が空いたら少しずつお返事致します。m(_ _)m
Nikon1 V1 + 1 NIKKOR 10mm f/2.8の使用緊急レポート。
安く手に入れたNikon1 V1と1 NIKKOR 10mm f/2.8を博物館で使ってみた。GR DIGITAL初代だと博物館の暗いところではISO400でF2.4開放・1/4秒ということが多かったので。GR DIGITAL初代よりは高感度のいいNikon1 V1ならもう少しマシかなぁという期待を込めて。
結果は…GRD使った方がマシだった(泣)。なぜかというと、絞り優先AEでNikon1 V1を使っていたら、知らない間に絞り値がどんどん絞られていってしまいにはF11・ISO3200(ISO100-3200のオート設定)で撮っていた。なんじゃこれ。
親指置き場の上にある変なスイッチ(サムネイル/拡大レバー)が絞り変更ボタンになっていて、そこに指とかいろんな物が当たるたびに絞りが絞られていたようだ。
あと、「撮影モードダイヤル」が親指置き場の横にあるので、横位置撮影から縦位置に持ち替えると「撮影モードダイヤル」も一緒に回ってしまう。知らない間にモーションスナップモードとか訳の分からんモードになっていて同じ撮影時間なのに微妙に時間のずれた4枚の写真が保存されていたりする(Nikon1 V1は秒未満の時間を記録しないようだ)。
妙に横長の写真が撮れているなと思ったら、動画モードでスチル撮影(訳分からんと思うがそういう機能でしかアスペクト比が変えられないようだ)していたりとか。これはもう発狂カメラですな。CONTAX G1とどっちがアレか双璧をなす(泣)。限りなく京セラ臭のするカメラだ。たがレンズは京セラCONTAXの足元にも及ばないプアさ。うーむ。
こんなカメラ作っているようじゃ、ニコンはいずれつぶれますな。確信した。このカメラ、まったくフィールドテストしてないだろ。もししていたのなら、フィールドテスターがアホか、フィールドテスターの意見を無視してこんなカメラをリリースした社内体制に問題がある。終わっとる。
あと、Nikon1 V1には、メカニカルシャッターとエレクトロニックシャッターがあって、選択できるが、メカニカルシャッターの方は低速シャッターでぶれやすいように思う。GR DIGITALだと気をつければ手持ちの1/4秒でもなんとかぶれずに撮ることが可能だが、Nikon1 V1のメカニカルシャッターだと1/15秒でも歩留まりが悪い。エレクトロニックシャッターでもGRDよりも歩留まりが悪く、1/4秒だと手持ちでぶれずに撮るのは難しい。VR付きの1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6を買わせようという魂胆だな(笑)。
ともかく、モードダイヤルにはパーマセルテープを貼り、絞り優先AEはやめてプログラムAEにすることでなんとかしたい。しかし、プログラムAEでも「サムネイル/拡大レバー」に触れるとプログラムシフトしてしまうんだよなぁ。駄目だこりゃ。このほとんど使っていない中古品、前のオーナーは数十枚撮って「駄目だこりゃ」でしまい込んでいたのかもしれない。気持ちが分かる(泣)。
あと、Nikon1の売り方にも問題があるように思う。高倍率ズームの10-100mm欲しいなぁと思ってみていたら、レンズ単体で買うよりも、型落ちのボディの高倍率ズームキットの方が安い。人気のないカラーだとその差が凄い。なんだかなぁ。でも1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6のキットはないから、1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6は安くは買えない。
【追記:2014年12月28日】
露出補正機能を使ってみたが、これも驚愕の操作性。なんと露出補正ボタンを動かしてもモニター画面のライブビューにはなんら反映しない。OKを押して初めて補整した画像になる。いったいどのくらい補正したらよいのかOKを押すまで分からない。アホすぎる。もし、Nikon1のスタッフがテレビを作ったら、ボリュームを上げたらOKを押すまでどのくらいの音量か分からないとかチャンネル変えたらOKを押すまでチャンネルが変わらずどんな放送内容か分からないテレビになるだろう。これ、関係者全員前に出て並べと言いたいね。後藤研究室の後藤さん、このカメラどう思います?
【追記ここまで】
「ヒカリ展」(国立科学博物館):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、F4、絞り優先AE(1/15秒)、ISO1600(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、Nikon NCフィルター
この時点でF2.8のつもりがF4にまで上がってきている(泣)。F4・1/15秒・ISO1600だったら、GR DIGITALでF2.4開放・1/4秒・ISO400でいけるやん(泣)。まあGRD初代のISO400よりもNikon1 V1のISO1600の方がノイズは少ないんだが。
1 NIKKOR 10mm f/2.8にRicoh ワイコンGW-1 ― 2014年12月31日 20時34分00秒
今年一年、皆様にお世話になりました。
コメントのお返事をしきれずに持ち越してしまいそうです。m(_ _)m
せめてものお詫びにちょっとうきうきするコンテンツ行きます!
操作性が最悪のNikon1 V1にパンケーキ広角単焦点レンズ 1 NIKKOR 10mm f/2.8(35mm版換算27mm相当)に、GR DIGITAL用のワイドコンバージョンレンズ(ワイコン)GW-1を付けたらどうなるか試してみた。
GR DIGITAL初代はアダプターのフィルター径が37mm。他方1 NIKKOR 10mm f/2.8のフィルター径は40.5mm。従って通常はケラレてGW-1は使えないはず。しかし、1 NIKKOR 10mm f/2.8の前玉はGR DIGITALと同じかわずかに小さい。もしかしたらいけるかもとステップダウンリングを購入してみた。
購入したステップダウンリングは、八仙堂のステップダウンリング 40.5→37mmだ。税込500円だが、金属製でちゃんとしたものだった。
1 NIKKOR 10mm f/2.8にRicoh ワイコンGW-1を八仙堂のステップダウンリング40.5→37mm経由で装着してみたが、目論見通りケラレはない。
書泉ブックタワー(秋葉原):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F2.8開放、絞り優先AE(1/1250秒)、ISO100(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB
試写してみた結果は、どの撮影距離でもちゃんとピントが来てよく写っている。絞り開放F2.8だと四隅が少し流れているようだが、これはマスターレンズの1 NIKKOR 10mm f/2.8の絞り解放時の四隅の性能がもう一息なのが反映されているように思う。少し絞ると全域でぴしっとした画像になる。レンズ単体よりもワイコン付きの方がよいかもしれない。さすがリコーGR DIGITALのワイコンだ(税別1万5千円もした)。
mAAch マーチ エキュート 神田万世橋(交通博物館跡):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F2.8開放、絞り優先AE(1/125秒)、ISO160(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB
歪曲収差は作例のように目立たない。ぴしっとして気持ちいい。なんかGR DIGITALっぽい画像にすら思える。GW-1は0.75倍なので、これで20mm相当の画角である。1 NIKKOR VR 6.7-13mm f/3.5-5.6要らないかも。これはマスターレンズの1 NIKKOR 10mm f/2.8が歪曲収差をよく補正しているからだろう(Nikon1 V1には自動ゆがみ補正はない)。これは1 NIKKOR 10mm f/2.8のよさだ。
mAAch マーチ エキュート 神田万世橋(神田川):Nikon1 V1、1 NIKKOR 10mm f/2.8、Ricoh GW-1(20mm相当)、F3.2、絞り優先AE(1/125秒)、ISO200(オート)、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB
ということで、今後はNikon1 V1のモードダイヤルにパーマセルテープを貼り、プログラムオートで露出補正はせず、1 NIKKOR 10mm f/2.8にRicoh ワイコンGW-1の20mm相当でバシバシ撮ることにした。ピクチャーコントロールはポートレートで明るさを-(マイナス)にした(ただし、このページの作例はすべて「明るさ+-0」)。
皆様、よいお年を!
最近のコメント