gimp 2.6で歪曲を補正 ― 2014年02月17日 00時00分00秒
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRにワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75を装着すると、広角端の18mmで20mm相当(35mm版)になるのだが、歪曲収差が目立つ。
Nikon NH-WM75 ワイドコンバーターアタッチメント作例 ― 2014年02月16日参照。
それで、フリーソフトで簡単に歪曲収差が補正できるものがないかさがしてみた。そうしたら、gimpという高機能 フリーグラフィックソフトがあった。最新版は2.8のようだが、http://www.geocities.jp/gimproject2/download/gimp-download.htmlには、日本語の解説のあるバージョン2.6があり、これをインストールした。2.8の方も日本語のヘルプなどがあるので2.8にした方がよかったかも。
【追記:2014年2月18日】
GIMP 2.8.10をインストールしてみた(2.6をアンインストールしてプロファイルフォルダを削除してから2.8を入れた)。GIMP 2.8.10の日本語版というのはないのだが、英語版をインストールして日本語版のUser Manualをインストールしたら、メニューなども全部日本語表示になっていた。いまから新規インストールするなら最新版のGIMP 2.8.10がお勧めだ。下の方で「メイン」と書いてある部分は、2.8.10では表示が「中央部」になっている。【追記ここまで】
このgimpでAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRとワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75で撮った画像を開く。そして、フィルタ(R)→変形(D)→レンズ補正で「メイン」のスライダをマイナス側に動かすと樽型の歪曲収差が補正されていく。プレビュー画面で見ながら調節できる。
それで昨日の作例を補正したのが、1枚目の写真だ。「メイン」を「-19.922」にした。2枚目は補正前。
3枚目の写真も同様の補正。4枚目は補正前。
補正後はまっすぐになって気持ちよい。しかし、問題は、まっすぐにすると画角が狭くなってしまうことだ。画像をまっすぐに補正すると同時に自動で周辺がトリミングされてしまう。縦横比が変わってもいいから、トリミングは自分でやりたいところだ。どこかにそういうパラメータがないか探してみる。
画角が狭い→ワイコン使う→歪曲が気になる→ソフトウェアで補正する→画角が狭くなる
うーん、なにやってるんだろう、という感じだ(笑)。18mm単体の27mm相当の画角よりは広いとは思うのだが、こんど同じ場所でワイコンなしの18mmとワイコンありの写真と補正後の写真とを撮り比べてみたい。
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