Nikon NH-WM75 ワイドコンバーターアタッチメント作例 ― 2014年02月16日 00時00分00秒
2週連続で週末積雪で、スポーツ撮影がなくなった代わりに雪かきで背中や腕が痛いHaniwaです。しかし、(雪かきできる人がいるのに)家の前の道路の雪かきをしていない家は困ったもんですなぁ。パワーショベルでその家の屋根の上に道路の雪を載せてやりたい気持ちになる(笑)。
さて、Nikon NH-WM75 ワイドコンバーターアタッチメント購入 ― 2014年02月12日では作例がなかったので、作例を挙げたい。
部屋の中で2、3mぐらいの距離で撮った限りでは、そんなに歪曲はひどくない印象だった(作例なし)。しかし、外で撮ってみると画面の四隅方向に高い建物などがあるとうにょーんと曲がって写ってしまう。ニコンおもしろレンズ工房のぎょぎょっと20ほどではないが、その一歩手前という感じだ。ただ、歪曲収差は素直な樽型のようなので、画像処理ソフトでまっすぐに直すのは難しくないと思う。
上の作例(「横浜駅西口その1」)では、薄い紫色のゴーストが出ているが、これはワイコンに起因したゴーストの可能性がある。右側の横浜ベイシェラトンホテルが中心側に曲がっているのが目立つ。左側の工事用フェンスも樽型に曲がっている。真ん中辺は曲がってはいるがまあ許せる感じか。この広角端はもうDX用ぎょぎょっと20APS-C版だと思うしかないかも(笑)。
横浜駅西口その1:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、ワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75、18mm(20mm相当)、1/400、F10、ISO200、-0.3EV、ピクチャーコントロール:PORTRAIT、AWB
フィッシュアイタイプと称するぎょぎょっと20よりは歪曲は小さいがその分画角は普通の20mm相当だ。18mmレンズに0.75倍のワイコン付けて画角が1.5倍の焦点距離相当なので約20mm(35mm版)相当になる。ややこしい。18mmレンズで35mm版の18mm相当になればわかりやすいのだが。
2番目の作例(「横浜駅西口その2」)はカメラをもう少し上に振ったもの。右の横浜ベイシェラトンホテルがものすごく曲がって写っている。真ん中あたりの横浜高島屋はそんなに曲がっていない。オレンジ色のゴーストは、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR特有のゴーストで、専用フードをつけていても出る。画角ぎりぎりまで覆っても出るゴーストなのでハレ切りが難しい。ゴーストが出ないようにすると画面内にハレ切りに使ったものが写ってしまう微妙なものだ。作例はいずれもフードもハレ切りもしていない。
横浜駅西口その2:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、ワイドコンバーターアタッチメントNH-WM75、18mm(20mm相当)、1/400、F10、ISO200、-0.3EV、ピクチャーコントロール:PORTRAIT、AWB
NH-WM75は、値段が安いし像の流れもないようだし、SONYのハンディカムとも共用できるので、DXフォーマット用レンズにあまりお金を掛けたくない私としては満足だ。なんかBiogonに拘っているのと矛盾するような気もするが、所詮デジタルだし、先行き不透明なDXフォーマットにあまり深入りしたくないからこれでいいのだ。
【関連追記:2014年2月17日】
gimp 2.6で歪曲を補正 ― 2014年02月17日
ニコンのワイコンNH-WM75は、SONY HDR-CX590Vにベストマッチ ― 2014年02月14日
Nikon NH-WM75 ワイドコンバーターアタッチメント購入 ― 2014年02月12日
コメント
_ small-talk ― 2014年02月16日 16時19分30秒
_ Haniwa ― 2014年02月17日 08時14分12秒
>わざわざ、超広角レンズを持って行くほどではないけれど、広角が欲しいなんていう時は良さそうです。
そういう人もいますが、DX用の超広角レンズをそもそも持っていない私のような存在もあります(泣)。
>ニコンはDXから徐々にFXへシフトするのでしょうか。
だと思います。でもすぐにはなくさないでしょうね。このメーカーは緩やかに移行しますから。あと、廉価機は永くDXでしょうね。でも、ちょっと深入りしたい人にはもうFXという流れなんだと思います。
ただ、他方でもうちょっと深入りしたい人にはミラーレスでもっと適切な機種が揃ってきていますから、スポーツ撮影とか高感度が必要とか、超高画素の必要な撮影といった特殊撮影以外の用途にはFXは必要ないという流れになっていくんだと思います。
>ユーザーとしては、なかなかどういうレンズを買うべきか、悩みどころですよね。
FXでクロップできるとはいえ、ある程度の値段がするDXレンズを買うぐらいなら、今までたくさんある35mm版用のレンズがそのままで使えるFXのカメラを買った方がいいので、もうDXのレンズはあまり売れなくなっていくと思います。売れるのはキットレンズだけになるでしょうね。
>銀塩時代は当然フルサイズでしたから、約10年間、随分遠回りしました。
御意に。DX機は広角側に苦労します。ニコンの場合APS-C機のファインダーもどうしても良くならないですし。わたしもFX機が欲しいと思ってきましたが、スポーツはこのままD300使い倒して、フィルムともっとコンパクトなデジタル機の体制に移行するのもいいかなと思っています。
_ arayo-too ― 2014年02月17日 08時19分44秒
作例ありがとうございます。
2つ目の作例、右側のビル目立ちますね…。
このまま、『M.C.エッシャー』の絵の中にでてきていても、面白いかも…。
(作例中のタクシーが実は同じところをグルグル回っているとか…)
小生、”歪曲収差は味である”と心しているので、
はっきりわかるこの作例は個人的に好きであります。
しかし、”Biogon”をお持ちの主様にとっては、出番が限定されそうな気がするであります…。
>先行き不透明なDXフォーマットにあまり深入りしたくないからこれでいいのだ。
FX機でDXレンズ使えるし、望遠レンズを使用する時にメリットがあるから、
DXのレンズや規格そのものはなくならないとは思いますが、
新機種が発売されても、従来の機種のブラッシュアップとかで、
DXでの新フラッグシップ発売というのは、縮小していくような気がするであります…。
_ Haniwa ― 2014年02月17日 09時24分11秒
ヌケもよく、解像度の劣化もないようなのですが、歪曲が目立ちますね。
>小生、”歪曲収差は味である”と心しているので、
>はっきりわかるこの作例は個人的に好きであります。
>しかし、”Biogon”をお持ちの主様にとっては、出番が限定されそうな気がするであります…。
これもこのレンズとワイコンの味として楽しもうと思います。GR DIGITALと専用ワイコンで歪曲収差の小さい21mm相当のデジタル撮影は可能ですし、フィルムだとBiogon T* 21mm F2.8もAi Nikkor 20mm F2.8Sも持っていますから。
>FX機でDXレンズ使えるし、望遠レンズを使用する時にメリットがあるから、
>DXのレンズや規格そのものはなくならないとは思いますが、
>新機種が発売されても、従来の機種のブラッシュアップとかで、
>DXでの新フラッグシップ発売というのは、縮小していくような気がするであります…。
御意に。DXのフラッグシップは出ないようですし、DXはFXの下位ということで縮小でしょうね。でもFXにはスポーツに向いた機種がD4しかないのが…。D4Sが出るというので、このあいだD4が新品44万円でヨドバシ川崎アウトレットで出ていたようですが、やはり高いです。
まあ、デジタルカメラ自体に深入りしないのが得策かもしれません(笑)。フィルムがあるうちはフィルムで撮れるものはフィルムで撮ります。問題は、フィルムとデジタルの両方の一眼レフを持ち歩くのが苦痛だということです。やっぱりGR21とか買っておくべきだったのでしょうか(笑)。 ベッサとフォクトレンダーの超広角といった組み合わせもよいなぁ。ライカマウントはやっぱり強いですよ。
_ めがねのパイロット ― 2014年02月17日 20時30分21秒
ただ、意図しない表現になってしまうのであれば、やはり不要なんだと思います。
DXも今後を考えると、確かに怪しげですね。
ハーフサイズがブームになったにせよ途切れたように、デジカメ黎明期にそんなフォーマットがあったよね、って何年後に言ってそうな気もしないでもない。
APS-Cしか出さない、というメーカーは、それはそれでありだと思います。
どうしても、そっちの方がコンパクトに仕上がりますから、それは道具としての考えようで。
でも、併売しているところは、やはりどちらかに収斂しないと、持たないと思います。
_ Haniwa ― 2014年02月18日 09時54分43秒
>歪曲収差も、考えようによっては表現の一つなんだと思います。
>ただ、意図しない表現になってしまうのであれば、やはり不要なんだと思います。
ここまで歪むんならもうフィッシュアイコンバーターにしてくれという気もします(笑)。
その方が広い画角写りますし。
>DXも今後を考えると、確かに怪しげですね。
>ハーフサイズがブームになったにせよ途切れたように、デジカメ黎明期にそんなフォーマットがあったよね、って何年後に言ってそうな気もしないでもない。
私もそう思います。ただ、FXとて安心できない面はあります。スポーツとか報道とかそういう分野では残ると思いますが、素人がお散歩で撮るには大きくて重すぎます。画質にものすごく差があった時代はフォーマットが大きい方がよいですが、ある程度以上の画質が小さいフォーマットで実現したら、小さい方が有利な面もあります。でもまだ過渡期だと思います。色んな過渡期が長すぎる気がします(笑)。
>APS-Cしか出さない、というメーカーは、それはそれでありだと思います。
ペンタックスにはひとつの見識を感じます。ちゃんとAPS-C用の広角単焦点レンズを用意しています。もっともレンズラインナップには物足りないところもありますが。
>でも、併売しているところは、やはりどちらかに収斂しないと、持たないと思います。
国内的には4月の消費税税率アップ以降がひとつのヤマ場だと思います。
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こういう製品があるのですね。
わざわざ、超広角レンズを持って行くほどではないけれど、広角が欲しいなんていう時は良さそうです。
ニコンはDXから徐々にFXへシフトするのでしょうか。
現行機種でも、FXは4シリーズ、DXは3シリーズですからね。
フルサイズ化が遅れて、キヤノンに数年遅れになっていた頃を思えば、隔世の感があります。
DXの高級機を今後出すのか、それともD7xxx系に留めるのか。
ユーザーとしては、なかなかどういうレンズを買うべきか、悩みどころですよね。
私も結局DXからFXに移行してしたので、そこそこ揃えたDXレンズは、今は殆ど使っていません。
銀塩時代は当然フルサイズでしたから、約10年間、随分遠回りしました。