ウイリアムクラインはまだ同じライカR6だな(PEN PEN チョートクカメラ日記)2014年01月16日 00時00分00秒

The Many Lives of William Klein (2012)
The Many Lives of William Klein (2012)

写真家田中長徳氏のブログにウイリアムクラインはまだ同じライカR6だなという記事が出ていた。

ユーチューブでウイリアムクラインの最近のドキュメンタリーを見た。 プラハで最後に会ってから、二十年近くが経過している。

クラインはその時、ライカR6であったが、今回の最新のフィルムでマンハッタンのハーレムの撮影では。同じカメラを使っているので感心した。 フィルム交換しながら、「デジカメ?そんなの使わないよ」とうそぶいているのが印象的だった。

記事中のyoutubeのドキュメンタリーとは、おそらくThe Many Lives of William Klein (2012) のことだと思う。しかし、これ58分53秒もあるなぁ。ありがたいが後で見ることにしよう。

84歳(撮影当時)のウィリアム・クラインはデジタルに手を出さなくて済むからいいよなぁと思う。まあ私も長生きできる保証はなく、ウィリアム・クラインよりも先に死ぬ可能性もあるんだが。でも自分もあと何十年かは生きているという希望的観測からすると、フィルムはいつまであるだろうかとか、デジタル写真の保存はどうなるのかとか色々考えますなぁ。デジタルでないと撮れないものもあったし、某アマチュアスポーツの膨大な(駄)写真も、フィルムだったら金持ちじゃないと撮れない量だしなぁ。でも、なんか腹くくって「デジカメ?そんなの使わないよ」って言えたらいいなぁと思う。まあそのうち「デジカメ?まだそんなの使ってんの?」という時代が来るような気はするが。

このところ、フィルムの撮影が滞りがちで、F3もF100も撮りきっていないフィルムが入ったままだ。ウィリアム・クライン先生が、こんなに頑張っているんだから、自分ももっとフィルムで撮らねば。

この件とは別だが、チョートク先生のもう少し前の記事には、ウイーン1973 ナイトホークスぼくのコダクローム ウイーン1973といった、1970年代のコダクロームの作品が載っている。コダクローム、惜しいフィルムを無くしたなぁ。私は最後の方に使い始めた新参者だったが。

コメント

_ jkz ― 2014年01月16日 17時34分17秒

こんにちは。
これぐらいの年齢の人は、「フィルムに始まり、フィルムに終わる」で完結出来そうで(しちゃいませんが)カッコいいですね。私は数年前50代に突入しましたが、あと30年生きたとして「フィルムに始まり、デジタルで終わ…」いや、それイカんでしょ(笑)。

しかし真面目な話、カメラ用フィルムがあと30年も流通し続ける(=等しく現像環境も)のは、なんとなくですが非常に厳しい気がします。これまでの、135フィルムよりもっと精細に→ブローニーフィルムへという図式ですが、将来例えば6x9あたりの(ちゃんとした)大サイズセンサーが安価に製品化され始める時が勝負の分かれ目になると思われ、意外と近い将来にもしかすると…ですかね。

「デジタルなんてまだまだ。フィルムの代わりが務まるのにあと最低10年はかかるさ」とか、さもしたり顔で吹いていたその直後にEOS 5Dが出て内心焦り(笑)、その後KR系が姿を消すと聞いて愕然としました。コダクロームの色だけは絶対にデジタルでは出せないという思い込みがあったかもしれませんが、場面・被写体によってはあながち嘘ではないと今でも思っています。

_ めがねのパイロット ― 2014年01月16日 18時28分05秒

 結局のところ、使い分けなんでしょうかね。
 ブログ主様のアマチュアスポーツ(たとえばD4で撮るバリバリ気合い系)と、家族の記念写真(たとえばDfで撮るまったり系)のように。
 え、まったり系はフィルムでしょ、ってたとえる機種がアレですか?(笑)

 数を打たないと撮れないものがあると思います。
 そういう意味で、デジタルって大切なんだと思います。
 1カット幾ら、ちゃり~ん、で撮るよりも惜しげなく撮れる。

 そういった部分は、やはり使い分けというか、割り切りというか。
 私も、何年か前にコンデジを買って以来、そんな感じで使っています。

 でも、フィルムを使って撮る、ということは写真に向き合うひとつの矜持みたいなものなのかな、とも思っています。

_ hironeko ― 2014年01月16日 22時37分40秒

私のメインはRolleiflex3.5FとM2(たまにM3)。
主に風景ですが、スナップや記念写真も、これで撮れるものしか撮ってません(笑)
本当に残しておきたいと思うような写真ってそんなに多くはありませんから。

デジカメ? それも使ってますよ。
モノクロしか撮れない変なヤツですけど、レンズは共用だから使いまわしOKだし、
これだけは「フィルムじゃマネできないかも!?」と思って貯金してゲットしました。
「自社製レンズが使える機材はそのために売り飛ばしてしまった」というのはココだけの話です。

_ arayo-too ― 2014年01月17日 08時51分32秒

主様

>「デジカメ?そんなの使わないよ」とうそぶいているのが印象的だった。

最近”D70s”使ってないであります…。
この記事を拝読して、久々に手にしたらグリップがベトベト…。
『♪あぁ~、嫌んな○ゃうな。○ぁ~、驚いた…♪』
機能的に、不具合ないんだからもうちょっと使わないと、もったいないのは分かるけど、
外出時にカバンに忍ばせるのは、”FM3A(MD-12付けて)+Ai Nikkor 35mm F1.4s”の
組み合わせが最近の小生のお気に入りであります…。

_ Haniwa ― 2014年01月17日 23時07分32秒

■ jkz様
ご年配の方に失礼とは思いつつ、この年齢だったら腹くくって「デジタルなんて使わない」って言えるよなぁと思ってしまいました。デジタルで終わりたくないですよねぇ。なんか未完成な感じのまま押しつけられているところとか、根本的には一般人のデータの長期保存の方法の決定版がないとかなんかすっきりしないんですよねぇ。

>しかし真面目な話、カメラ用フィルムがあと30年も流通し続ける(=等しく現像環境も)のは、なんとなくですが非常に厳しい気がします。

残念ながら私もそう思います。困ったものです。記念写真撮るなら、ネガで同時プリントでアルバムに貼るというのが、簡単で安くてクオリティが高かったのに。

>「デジタルなんてまだまだ。フィルムの代わりが務まるのにあと最低10年はかかるさ」とか、さもしたり顔で吹いていたその直後にEOS 5Dが出て内心焦り(笑)、その後KR系が姿を消すと聞いて愕然としました。

思ったよりもフィルムは延命していると思っています。KR・PKRがなくなったときは、もうフィルムで撮る意義がなくなったとも思いましたもの。

>コダクロームの色だけは絶対にデジタルでは出せないという思い込みがあったかもしれませんが、場面・被写体によってはあながち嘘ではないと今でも思っています。

御意に。コダックダイヤミックではなく、堀内カラーかDWAYNE'S社に出しておけばよかったと思いました。最後の現像所だったアメリカのDWAYNE'S社にKL(コダクローム200)を出したときは、あんなにマゼンタ被りのひどかったKLが普通に写っていてびっくりしました。

まだ手元にPKRやKLあるんですが(笑)。

■ めがねのパイロット様
>結局のところ、使い分けなんでしょうかね。

御意に。でもフィルムでまったりと撮りたいので、スポーツは超高画素で超広角で超高速度撮影して自動に任せたいですね。それで自分はフィルムで好きなものを撮る、と。

>数を打たないと撮れないものがあると思います。
>そういう意味で、デジタルって大切なんだと思います。

そうなんです。あっと思ってから撮ったんでは撮れないものがあります。あっと思う前にシャッター切ってないといけないんですが、切ったらなんでもなかったとかあります(笑)。選手の筋肉の動きで事前にタイミングを知るとかそういうレベルでなくても撮れるのがデジタルかもしれません。

>でも、フィルムを使って撮る、ということは写真に向き合うひとつの矜持みたいなものなのかな、とも思っています。

デジタルってなんか間に合わせの感じがいまだにします。お味噌をちゃんとといた味噌汁か、フリーズドライの味噌汁か、みたいな。

■ hironeko様
>スナップや記念写真も、これで撮れるものしか撮ってません(笑)
>本当に残しておきたいと思うような写真ってそんなに多くはありませんから。

うらやましいです。本当に残しておきたいものだけを撮れるのは特権ですよ。

>デジカメ? それも使ってますよ。
>モノクロしか撮れない変なヤツですけど、レンズは共用だから使いまわしOKだし、
>これだけは「フィルムじゃマネできないかも!?」と思って貯金してゲットしました。
>「自社製レンズが使える機材はそのために売り飛ばしてしまった」というのはココだけの話です。

ライカのアレですね。これもうらやましい限りです。ベイヤー配列でモノクロにしたのとは違う世界があるみたいですね。

■ arayo-too様
>、久々に手にしたらグリップがベトベト…。

これ、困りますよねぇ。うちのF100は無水アルコールでなんとかなりました。シグマ28mm F1.8はどうしようもないですが。

>外出時にカバンに忍ばせるのは、”FM3A(MD-12付けて)+Ai Nikkor 35mm F1.4s”の
組み合わせが最近の小生のお気に入りであります…。

よいですねぇ。Ai Nikkor 35mm F1.4Sは昔はもうちょっと安かったのにいまは定価が上がってしまったので中古も値段が上がってしまいましたね。F2を持っているので後回しにしているうちに買い損ねてしまいました。あるうちに買いたいですね。

_ ノーネームしたん ― 2014年01月18日 17時07分26秒

自分のスタイルを確立しているからもうこのままで・・、
本人にとってデジタルの都合の良いところもフィルムの都合の良いところも無理なく取り入れるスタイルを作っていくのが結局一番楽で楽しめるんでしょうけど、フィルム製造は大丈夫なのか?と、
まあ小さいラインがどこかで生き残れば・・と。

ここに書きます

>しばらくはD4・Df用の素子も作り続けるんじゃないでしょうか。撮像素子がぽんぽん入れ替わると、カメラも影響されるというのはデジカメの宿命なんですかねぇ。やはり自社製撮像素子が必要かもしれませんねぇ。

撮像素子がCPUとかメモリーみたいに交換できれば・・と、
まあ技術的に可能でも出さないでしょうね…。

>最近はあちこちで絞り環が語られるようになってきて、よい傾向です(笑)。絞り環があるレンズも使える、絞り環のあるレンズが現行品で存在するというのが、ニコンの強みなんですから。

ベローズを復活させて無理やり流行らせる、そしてGと電磁絞り虐めの流れを作るのです!、
さあHaniwaさんのポケットマネーでデン〇ウとかハク〇ウドウに依頼で・・

_ Haniwa ― 2014年01月20日 09時31分50秒

ノーネームしたん様
お返事が遅れてすみません。

>自分のスタイルを確立しているからもうこのままで・・、

うらやましいですね。

デジタルもフィルムも使いたいとなると荷物が多すぎて…。
どちらかをコンパクトタイプにするといいんでしょうけど。

>撮像素子がCPUとかメモリーみたいに交換できれば・・と、
>まあ技術的に可能でも出さないでしょうね…。

デジバックを共通規格にするといいんでしょうが。メーカー独自の色んなものがありますから、取り付け部分だけを共通にしても意味がないんでしょうね。

>ベローズを復活させて無理やり流行らせる、そしてGと電磁絞り虐めの流れを作るのです!、
>さあHaniwaさんのポケットマネーでデン〇ウとかハク〇ウドウに依頼で・・

ニコンのベローズアタッチメントPB-6ってもう販売終了なんですよね。やっぱりGタイプレンズや電磁絞り虐めに繋がるのでディスコンにしたんでしょうか…。PB-4のようなベローズを作ってそれを売るためにデン〇ウとかハク〇ウドウでばんばんブームを作るとか(笑)。儲けたお金でニコン株をどんどん買い占めて…。夢は広がりまくりんぐ(笑)。

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