α7R/7はオールドレンズのベストボディか?(実写編)(デジカメWatch)2014年01月07日 00時00分00秒

高山本線(飛騨古川-猪谷間):Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、1/200、F7.1、ISO200、-0.3EV、ピクチャーコントロール:PORTRAIT、AWB、NCフィルター、HK-2

CONTAX G用のBiogon T* 28mm F2.8とBiogon T* 21mm F2.8は、その描写が気に入って使っているのだが、カメラ(CONTAX G1)がかなり使いにくいので、Biogonを日常的に使う気にならないのが難点であった。

それで、デジタルカメラでこれらのBiogonを快適に使えるものはないかがいつも気になっているのであった。SONYのα7とα7Rは、フランジバックの短い35mmフルサイズのデジカメなので、Biogonが装着できて、設計時の画角で使えるのではないかと期待した。しかも値段が手の届きそうな値段なのである。

デジカメWatchの特別企画α7R/7はオールドレンズのベストボディか?(実写編) で、α7R/7とBiogon T* 28mm F2.8とBiogon T* 21mm F2.8の作例が挙がっていて、期待した。

α7とBiogon T* 28mm F2.8の組み合わせは、色被りがあまりなくてサムネイルで見るといけそうな感じだ。しかし、大きな画像で見ると、周辺部が「流れている」と言うよりは「汚くずれている」という感じで、気持ちよいものではない。なんか印刷で各色の印刷位置がずれているような感じの写り方だ。これは戴けない。ただ、もし本当に色(波長)によって結像位置がずれているだけなのなら、これはカメラ内や事後に修正可能なような気もする。もっとも、SONYが自社製のレンズでもない、フィルム時代の他社製対称型レンズにそこまでする義理もないので期待薄だが。α7/7Rは、リコーのGXRのように、過去のフィルム用のレンズを色々使うという前提のカメラではないからだ。それにSONYはリコーのようにそういうノリの会社でもないし。

α7とBiogon T* 21mm F2.8の組み合わせは、マゼンタ被りがでるようだ。そして、その色被りはレンズ補正アプリでなんとかなるようだ。α7とBiogon T* 21mm F2.8の組み合わせの方が周辺部の「流れ」は少ないですな。できれば、色被りをカメラ内で補正してくれればいいんだけどなぁ。さっきも書いたように、SONYが京セラCONTAXのBiogonに対応する義理もないわけで…。

技術的にはなんとかなりそうな気がする作例だったのだが、カメラメーカーが自社の現行レンズの売れなくなるようなそんな補正技術に力を入れてくれる保証もないわけで、Biogonとデジタルカメラの相性は今後も期待できなさそうだなぁ。

ということで、2本のBiogonは当面フィルムで楽しむことにする。楽しむというか、CONTAX G1で撮るのは苦痛なんだが(泣)。G2買えばこの苦痛から解放されるんだろうか。


高山本線(飛騨古川-猪谷間):Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、1/200、F7.1、ISO200、-0.3EV、ピクチャーコントロール:PORTRAIT、AWB、NCフィルター、HK-2

今回の旅行には、CONTAX G1と2本のBiogonは持って行かなかった。CONTAX G1はオートフォーカスが極めて弱く、すぐにピントが合わなくてシャッターが切れなくなるし、マニュアルフォーカスもやりにくい上に、マニュアルフォーカス(というか置きピン)にしても、シャッターボタン押すまではレンズのヘリコイドが無限遠を通り超した定位置にあって、半押しで初めて設定した距離までヘリコイドが繰り出すという仕組みなので、まどろっこしくてイライラする。レンズにピントリングがあって左手ででピントを合わせる(置きピンする)というごく当たり前のことができないもどかしさ。AFが効かなかったときに即座にMFに切り替えて撮るということができないカメラなのだ。何度も書いているんだが、ある部分が悪いだけならなんとか使い方でカバーするんだが、間抜けさが二重三重になっているので、使い手がカバーするのは困難だ。だから、おそらく、マウントアダプターを使ってα7/7Rで使った方がストレスたまらないだろうなと思う。α7/7Rでもうちょっとまともに写るんなら、Biogonはα7/7R専用にしてしまうところなんだが。

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