HDDを載せ替えて空き容量に余裕を持たせてもNikonTransfer2で転送漏れ ― 2013年10月01日 00時00分00秒
8月の終わり頃からViewNX2付属のNikonTransfer2で「新しいファイルのみ転送する」にチェックを入れて転送すると、かなりの確率で転送漏れが生じる現象に悩まされている。それでひとつひとつ原因をつぶしていって、最後転送先のHDDの空き容量が少ないからではないかと、2TBのHDDを4TBに換装してみた。
結果は、「新しいファイルのみ転送する」にチェックが入っていると数%のファイルが転送漏れになる。バージョンは一つ戻したViewNX2 2.7.6(Windows 64bit用)で。
バッファローのTrubo PC EXが原因でもなかったし、HDDの空き容量のせいでもなかった。またバージョンが2.8.0だからでもない。分からん。
ということで、もう「新しいファイルのみ転送する」は使わないことにした。Trubo PC EXも最新版を入れ直した。あとはViewNX2を2.8.0に戻す。今後は転送前と転送後とでかならずファイル数をチェックすることにする。あるいはNikonTransfer2は使わずにドラッグアンドドロップしてコピーすることにする。
検索してもほかに同じ症状の人がいないようなので、うちの環境の問題だと思ってニコンには連絡しない。面倒くさい、そんな時間ないというのが本音だ。
ランダムに転送されないファイルがあるので、渾身のカットが転送されないままにCFカードフォーマットで失われる危険がある。以前Windows XPのときは、両方のファイルが同じかチェックするソフトを使っていたのだが、Windows7 64bitには対応していないようなのでなにかいいソフトウェアはないかなぁ。
【関連】
Nikon Transfer 2 Ver.2.7.6でもいろんな条件の「新しいファイルのみ転送する」で転送漏れが起る ― 2013年09月24日
Nikon Transfer 2 Ver.2.8.0の転送漏れはTurboPC EXが原因ではなかった ― 2013年09月20日
Nikon Transfer 2 Ver.2.8.0でカードリーダー経由でも転送漏れ ― 2013年09月08日
Nikon Transfer 2で転送漏れ(追記あり) ― 2013年09月07日
写真は記事とは関係ない。
八景島(横浜市金沢区):Nikon F3、Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)、28mm、F8AE、Kodak PORTRA160、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
またまた八景島の写真ですまん。この手の公園内トレインは、敷地が広いところではありがたい。特に同行者にお年寄りや小さい子どもがいるときは便利だ。しかし、小さい子どもの場合、用もないのにまた乗ると言って聞かずずっとこういう公園内トレインに乗り続けるはめになる諸刃の剣だ(笑)。上野動物園の園内モノレールもその危険性が高い(笑)。何しに来たのかわからん状態になる危険性が…。
GR DIGITAL(初代)が修理から戻ってきた、が… ― 2013年10月02日 00時00分00秒
電源が急に落ちる現象で修理に出していたRicoh GR DIGITAL(初代)が修理から戻ってきた。
一昨日、携帯電話に連絡があり、すぐに出られなかったので留守電に修理完了と代金が録音されていた。しかし、「今日は5時までやっているから折り返し電話ください」という内容が入っている。えー、こっちから連絡しないと送ってこないのか。
連絡したら、修理完了の旨と代金8538円であることを告げられ、明日以降のいつ届くのがよいか聞かれた。まあ丁寧と言えば丁寧だが、発送の連絡だけして最速で送ってもいいんじゃないか。やりとりに掛かる面倒くささが…。
それで昨日GR DIGITALがヤマト運輸の代金引換で届いた。受け取ってテスト撮影しようと電池蓋を開けたら、なんか電池が入っている。DB-65(ロット番号RC5C)と書いてある。GR DIGITAL初代の頃はDB-60だったので自分のではない。というか、電池は抜いて送れという指示だったので、自分の電池は手元に置いたままだった。これは修理部門の電池を抜き忘れたんだな。
そのまま知らんぷりしてもいいんだが、ブログをやっている関係上(笑)、修理センターに電話して聞いてみた。「修理から返って来たGR DIGITALに電池が入っているんですが」「誠に申し訳ありませんが着払いで結構ですのでこれから申し上げる住所に送り返してください」
えー、送り返すのかよ。梱包材とか宛名書くとか面倒じゃないか。ぷちぷちに入れて封筒で普通郵便でもいいんだが、それだと着払いにできない。ゆうパックである必要があるらしい。面倒じゃないか。電池くれるんじゃないのかよ(笑)。リコーってこういうところなんか抜けているんだよねぇ。着払いの伝票とか送って来いよ(泣)。
DB-65って定価4200円とかするから(ヨドバシだと税込み2,970円)、これをあげてしまうと8538円の修理代が赤字になってしまうのかもなぁ。いずれにしても面倒掛けるんじゃないよ。こういうところがちゃんとしていないと、修理もちゃんとしているのか心配になってくるぞ。
そうそう修理箇所はヒューズのようだ。交換部品はヒューズのみであった。ヒューズ交換するのに随分時間掛かっているなぁ。お預かり日9月3日で修理完了が9月30日だ。かつて即日修理対応してくれていたのが嘘のような時間の掛かりようだなぁ。なお同一箇所不具合に限り来年の9月30日まで修理保証がついている。まあヒューズだけの保証なんだろうが。
修理工料 \6,750
部品代 \210
付属品代 \1.000
消費税 \398
合計 \8.358
※付属品:ピックアップリペアサービス利用料
ちなみにGR DIGITALの様々な設定は画像設定なども含めて使っていた状態のままだった。露出補正を-0.3EVにしていたのが+-0.0EVになっていた以外は。ちょっとテスト撮影した感じでは、露出レベルが以前よりも低くなっているような気がする。以前は常時-0.3EVで使ってちょうどいい感じだったのだが、修理後は+-0.0EVでいいかもしれない。天気のいい日に外で使ってみて判断したい。
【関連】
GR DIGITAL(I型・初代)の修理見積連絡があった ― 2013年09月13日
GR DIGITAL(I型・初代)はまだ修理可能だった ― 2013年09月03日
GR DIGITAL(初代)が起動しなくなった ― 2013年09月01日
【追記:2013年10月7日】
電池は土曜日に着払いの宅急便で送り返した。箱はGR DIGITALを送ってきた箱を利用した。中に送り状を入れて一応苦情を書いておいた。これでリコーのブラックリスト入りかも(笑)。送るときの梱包とか面倒だからピックアップサービス利用して修理したのに、間違えて同梱されてきた電池送り返すのに自分で梱包してヤマト運輸の最寄り扱い所まで持って行ってものすごく矛盾している。土曜日は雨が降っていたから「もう二度とリコーのカメラなんか買うか」と思った。まあ実際二度と買ってないんだが(笑)。
「キヤノンの『ヤ』は大きな『ヤ』です」と書かれたTシャツプレゼント ― 2013年10月03日 00時00分00秒
デジカメWatchのツイートから。
キヤノンマーケティングジャパンが「キヤノンの『ヤ』は大きな『ヤ』です」と書かれたTシャツをプレゼントするそうです(15日締切り)。 http://t.co/VyyODTdShl
https://twitter.com/dc_watch/status/385620290513809408
キヤノンマーケティングジャパンが「キヤノンの『ヤ』は大きな『ヤ』です」と書かれたTシャツをプレゼントするそうだ(15日締切り)。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=559527367451829&set=a.391563784248189.95477.381111741960060&type=1参照
こ、これは欲しい(笑)。ニコンユーザーが着ててもおかしくないよね。
ニコンは絶対にやらないだろうけど、「ニッコールレンズにはまだ絞り環があります。」とか作ってくれないかなぁ(笑)。
あとは、「富士フイルムの『イ』は大きな『イ』です」とかかなぁ。
ウニクロじゃなかったユニクロでシリーズ化してくれ(笑)。
HD PENTAX-DA 15mm F4 ED AL Limited(デジカメWatch交換レンズ実写ギャラリー) ― 2013年10月04日 00時00分00秒
デジカメWatchにHD PENTAX-DA 15mm F4 ED AL Limitedの実写記事が出ている。
HD PENTAX-DA 15mm F4 ED AL Limited
リニューアルした“超広角入門レンズ”
PENTAXは35mmフルサイズのデジタルカメラを出していないので当然なのだろうが、こういう広角側のコンパクトな単焦点レンズを用意しているところがよいですなぁ。
でも15mmといってもAPS-Cサイズだから、35mmサイズ換算だと23mm相当になってしまうが。以前の記事で「店頭予想価格は7万円前後」とあって、そんなに安くないんだが、「鏡胴のみならず、フード、キャップにいたるまでアルミ削り出し素材を採用」とのことなので、仕方ないか(ペンタックス、「DA Limitedレンズ」をリニューアル 参照)。
気になる画質なのだが、http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/618/007/html/004.jpg.htmlは、鶴見駅なので、おおっと思って拡大画像を見てみたが、なんかしゃきっとしない。撮影データをみたら、「PENTAX K-5 IIs / 1/250秒 / F8 / -1EV / ISO800 / 絞り優先AE / WB:オート / 15mm」とある。いくら暗い構内とはいえ、ISO800かよ。1/250秒も出す必要ないから1/30秒でISO100で撮ってくれ(カメラのインプレじゃなくレンズのインプレなんだから)。それにしても、PENTAX K-5 IIsってなんかノイジーだなぁ。
http://haniwa.asablo.jp/blog/2012/10/02/6590407の作例参照
というわけで、ニコンもコンパクトなAPS-C用(超)広角単焦点レンズ出してくれないかなぁ。外装はプラスチックでいいから。
ぐんまちゃん(JR横浜駅):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon 21mm F2.8、F2.8開放AE、Kodak PORTRA 160、Kenko L37 Super PRO、外部ファインダーRicoh GV-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
旧eneloopを再発売して欲しい ― 2013年10月07日 00時00分00秒
普段ニコンD300にはMB-D10を付けて旧eneloopを8本入れて使っている。まれにMB-D10から給電のはずが本体内の専用電池からのみになったり、MB-D10から給電で連写速度が落ちてきたりするのだが、そういうときはMB-D10を抜いて、中の旧eneloopをぐりぐりやると復活する。
それで、ちょっと前の記事ですまんが、家電Watchに、
Panasonicロゴの新eneloopと新充電式EVOLTAの実力【前編】
Panasonicロゴの新eneloopと新充電式EVOLTAの実力【後編】
という記事が掲載されていた。
それによると、eneloop標記の「旧eneloop」とPanasonic標記の「新eneloop」は中味も性能も違うようだ(今回EVOLTAは無視)。
【前編】では、気になったのは以下の部分。
新旧タイプで大きく変わったのは、冒頭でも述べたとおり繰り返し利用回数。従来の1,800回から2,100回に増えている。
気になったのは電圧だ。測ってみると、旧eneloopはニッケル水素電池の中でもとりわけ高い電圧(負荷未接続時)が高く、1.4V以上を見せていたが、新eneloopは1.37Vと、フツーのニッケル水素電池なみの電圧まで落ちている。
たかだか0.1V未満の話と思われてしまうかもしれないが、電池が空になったとされる終止電圧が1.0Vなので、ニッケル水素電池における0.1V近い電圧差は、利用時間を左右する要因となる。旧eneloopの乾電池代わりに使えるほど高い電圧が好きだったのだが、魅力が半減してしまった感じだ。
【後編】では、気になったのは以下の部分。
特徴的なのは、一番長く利用できる新eneloopの電圧の低さだ。実験開始10分後ほどから、すでに電圧は1.1Vまで下がってしまっている。その後、長時間にわたり1.1Vを保持して、最終的にはその粘り強さで一番長く使えたようだ。言い換えると新eneloopの電圧は、「細く長く」という感じだ。
デジカメは旧eneloopがダントツ
結果、一番長持ちしたのが旧eneloopで、続いて新eneloopとなった。旧eneloopは、電圧も高く、長持ちしていることがグラフから見て取れる。続く2位は新eneloopで、電池残量が半分になってからの粘り強さがあり、新充電式EVOLTAよりも長持ちだ。最下位は、もはや指定席となった新充電式EVOLTA。eneloopはもとより、旧充電式EVOLTAよりも利用時間が短くなってしまっている。
しかしココまで実験してきた結果から見ると、新旧eneloopは別物と見たほうがいいだろう。
ということで、新eneloopの方がいいという人もいるだろうが、私は初期電圧が高くて、中ぐらいから低電力消費の機器で長持ちの旧eneloopがよい。しかし、旧eneloopの品質に相当する現行品がないため、旧eneloopを再発売して欲しい。ロゴを変えただけでも立腹ものなのに、やっぱりパナソニックは余計なことをしてきたな、という気持ちだ。EVOLTAなんか早くやめて、eneloopのラインナップきちんとやってくれ。
【関連】
「eneloop」と「充電式EVOLTA」のデザインをパナソニックロゴに統一 ― 2013年03月01日
写真は記事とは関係ない。
115系(中央線):Nikon COOLPIX S30、4.1mm、F3.3、1/100秒、ISO80、AWB、Haniwa家族撮影
Nikon D610発表 ― 2013年10月08日 00時00分00秒
デジタル一眼レフはずっと35mmフルサイズがよいと思いつつも、懐加減でAPS-Cサイズのデジタル一眼レフを仕方なく使っているHaniwaでございます。仕方ないと言いつつも半端ないショット数で、1年半で10万枚も撮った。でもやっぱりDXは使いにくい。スポーツ撮影以外ではFXがいい。
Nikon D300、「ミラーアップ」で「入院」 ― 2013年04月30日参照
でもD700は中古も買いそびれた。D700っていいよねぇ。D3とほとんど同じ画質で、でもコンパクトで、MB-D10使ったら8コマ/秒出るし。惜しいのは視野率が100%でないことぐらいだろうね。それで、最新画像処理のD700後継機を待っていた人は多いようだが、出たのは超高画素のD800/800Eとか、廉価版といいつつもあんまりD700よりもそんなに安くない高画素D600だったりした。どちらも連写が余り得意じゃない。
そこで、6コマ/秒のD610登場ですか。
ニコン、小型軽量フルサイズ一眼レフ「D610」
しかし、バッテリーグリップ付けても8コマ/秒にならないんじゃ、D700の代わりにはならないと思うぞ。
でもまああれか、スポーツはD300使うとすれば、FXは6コマ/秒あれば十分かもなぁ。でもやっぱりあんまりそそらないなぁ。
どうして素直にD4ジュニア、D700後継とか出さないんだろう。画素数を欲張ると連写が苦しいのだろうか。だからそんなに画素数要らないんだってば。
しかしアレですな、D600出たのついこの間だと思っていたのになんと製品サイクルの短いことか。やっぱりいろんな意味でついていけませんなぁ。えっ、お前はついて来なくて結構って?(泣)
HD PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited(デジカメWatch) ― 2013年10月11日 00時00分00秒
またまたペンタックスのAPS-Cサイズ用単焦点レンズだ。
HD PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited(デジカメWatch交換レンズ実写ギャラリー)
21mm F3.2って渋いスペックですなぁ。昔の単焦点レンズはF3.5ってよくあったので、それよりはちょっと明るい、F2.8よりはちょっと暗いという絶妙のF値ですなぁ。コンパクトさと画質とF値の兼ね合いがちょうどいいんだろう。
35mm判換算の焦点距離が32mmなので、28mmほどパースが付かず、35mmよりはちょっとワイドでこれ1本でお出かけというのに丁度よさそうな画角だなぁ。前回のHD PENTAX-DA 15mm F4 ED AL Limited(デジカメWatch交換レンズ実写ギャラリー) ― 2013年10月04日出も書いたが、ニコンにはAPS-C(DX)用のこういうレンズがないんだよねぇ。
しかも、smc版よりも明らかに画質が向上しているらしい。
言うまでもなく今回のリニューアルの目玉は円形絞りとHDコーティングの採用であり、期待されるのは当然ボケ味と逆光性能の向上だろう。もちろんその効果は素晴らしかったが、それ以上に驚いたのは、この21mmの場合はそれ以外の要素として、周辺部の描写、特に解像力が向上していることだ
最初、自分の勘違いか、あるいは私が使っていた手元のsmc版21mm Limitedに不具合があったのではないかとも考えたが、smc版とHD版を比較した経験のある何人かに聞いてみたところ、同様に「驚いた」というコメントがあったので、あながち私の気のせいとばかりはいえないようだ。実際にsmc版と比較して優れているのかという結論は、実写をご覧の上で多くの方のご判断を仰ぐしかないが、この新しいHD DA 21mm Limitedが、常用広角レンズとして一流の性能を持つものであることは確かなようだ。
うーん、HD PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limitedいいなぁ。実勢価格は5万9,800円前後らしい。これとなにかファインダーの良いボディでお散歩カメラにしたいなぁ。えっ?リコーのカメラはもう買わないんじゃなかったのかって?これはペンタックスですから(笑)。でもニコンから乗り換えるとかマウント増やすほどの財布の状況や熱意はないんだよねぇ。でもこういうレンズが選べるペンタックスユーザーはうらやましいなぁ。
ニコンにもこういうレンズがあったらもう1台D300買ってお散歩専用にするんだけどなぁ。それだとD610が売れなくなるからやらないだろうね。なんだか夢がないというか購入計画の立ちにくい世の中ですなぁ。ああつまらん。
写真は記事とは関係ない。
MARK IS(横浜・みなとみらい):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon 21mm F2.8、F5.6AE(+2/3EV)、Kodak PORTRA 160、Kenko L37 Super PRO、外部ファインダーRicoh GV-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
MARK ISは商業施設。なんかキヤノンのカメラやレンズみたいな名前だなぁ(笑)。
内蔵ストロボを除去したニコンD800 ― 2013年10月16日 00時00分00秒
「ぴょこたんストロボ」を除去したNikonD800の衝撃写真!と吃驚の大判カメラレンズ「スーパーアンギュロン210mm」つか、ナニする気?(使える機材Blog)という記事で、内蔵スピードライト(フラッシュ)を除去したニコンD800が紹介されている。
内蔵スピードライトって、あったらあったで便利だけれども、本格的に使おうと思ったらなんか中途半端な感じだ。光量は足りないし、カメラの電池を使って発光しているので連写に制限が出るし(チャージが追いつかない)。記念写真の逆光時に便利という感じだ(それはそれで重要だが)。
この改造D800をみると、レンズマウント側に張り出したネームプレート部分は、内蔵スピードライトのポップアップ時に高くなるようにしている(のを収納時に受け止める)だけで、特に他の部品が入っているのではなさそうだ。
記事にもあるように、ネームプレート部が出っ張っていると、レンズによってはかなり邪魔だ。特にレンズ側の絞りを操作したい場合には邪魔だ。まあ大判用のSuper-Angulon 210mm F8をつけるのはかなり特殊だろうが(笑)。
それだったらD800クラスなら、内蔵スピードライトの高さのためだけに出っ張ったネームプレート部は要らないかもね。内蔵スピードライトのないD800とか用意されたら面白い。特にD800と同等の高画素のD一桁が存在しない現状では、そういうバリエーションがあってもいいかも。
なかなか自分ではこういうことは出来ないから、改造結果を見せてくれるのはありがたいですな。
そういえばD300に開放F値可変のズームレンズ使ってSB-28で外部自動調光で使うのは結構面倒だし(暗い側の開放F値に固定すればいいんだけれども)、日中シンクロもしたいので、現行のデジタル一眼レフに対応したスピードライトも欲しいなぁと思ったりもする。
写真は記事とは関係ない。
みなとみらい(横浜市西区):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon 21mm F2.8、F5.6AE、Kodak PORTRA 160、Kenko L37 Super PRO、外部ファインダーRicoh GV-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
SONY α7、15万円の35mmフルサイズミラーレス機の衝撃 ― 2013年10月16日 00時00分01秒
SONYのNEX用マウントであったEマウントで35mmフルサイズセンサー(α7Rは35.9×24mm、α7は35.8×23.9mm)のカメラが11月15日に発売になる。
ソニー、ミラーレスカメラでフルサイズセンサー搭載の「α7R」 (デジカメWatch)
ソニーは、35mmフルサイズ相当のCMOSセンサーを搭載するEマウントデジタルカメラ「α7R」および「α7」を11月15日に発売する。あわせてフルサイズ対応のEマウントレンズ5本とAマウントアダプター2機種も11月15日から順次発売する。店頭予想価格はα7Rが22万円前後、α7が15万円前後、α7ズームレンズキット(FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS付き)が18万円前後。
いずれも35mmフルサイズ相当のCMOSセンサーを搭載するEマウント機。製品名から「NEX」の名前がなくなった。NEXの頃からレンズ交換式デジタルカメラαシリーズに属していたが、今回から機種名にAマウント機と同様の「α」を冠するようになった。これまでのAPS-CフォーマットのEマウントレンズは製品名が「E」で始まっていたが、35mmフルサイズ対応のEマウントレンズは「FE」で始まる。
ミラーレス機はフランジバックが短いので、マウントアダプター経由で様々なレンズが使える(可能性がある)。現にAPS-CサイズのNEX用の様々なマウントアダプターが発売されている。
しかし、NEXはAPS-Cサイズだったから、画角が1.5倍の焦点距離のレンズと同じになってしまうという弱点があった。今回のα7とα7Rはほぼ35mmフィルムのサイズに近いので、35mmフィルム用のレンズがほぼそのままの画角で使えることになる。
そういうのは、ライカのMマウントデジタルカメラでも可能であった。しかし、ライカは高い。LEICA Mとかヨドバシカメラで¥892,500(税込)だ。しかし、今回のα7はなんと15万円、α7Rは22万円というではないか。EPSON R-D1xGがヨドバシで¥288,600(税込)もするのに、だ。
問題は、そういうレンジファインダーライカ用レンズとか、CONTAX G用レンズで周辺までちゃんと写るのか、だ。α7、α7Rは一応Eマウントのカメラで、それ用のZeissレンズも用意されているので、リコーのGXRのMOUNT A12みたいにライカレンズを使うことを前提に設計しているわけではない、しかも小さいフォーマットのAPS-Cではなく、35mmフルサイズセンサーだ。APS-Cでも対称型のレンズの多くは変な色被りとか周辺描写に難があるものが多かったので、35mmフルサイズのα7やα7Rでよい結果が出るとは限らない。しかし、CONTAX G用のレンズがそのままの画角で使える可能性があってそれが新品で15万円から買えるというのは革命的ではないか。
ということで、α7・α7Rであらゆるレンズをマウントアダプターで撮影しまくりの特集をカメラ雑誌やカメラサイトには期待したい。カメラライターの人は大忙しになるぞ(笑)。
NEX(成田エクスプレス、横浜駅):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon 21mm F2.8、F4AE、Kodak PORTRA 160、Kenko L37 Super PRO、外部ファインダーRicoh GV-1、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED、ICEありROCなしGEMなし、Windows7 64bit、NikonScan 4.0.3
EマウントのカメラにNEXという名称が使われなくなったと聞いて別のNEXを(笑)。CONTAX G1はこういうつるっとした車体には全くピントが合わないので(90年代半ばのカメラなのに80年代半ばのAFカメラのような性能)、シャッターが切れずに焦ってしまうことが多い。
92歳の報道写真家 福島菊次郎展(日本新聞博物館) ― 2013年10月17日 00時00分00秒
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gとか色々発表があったようだが、この記事を優先したい。戴いたコメントのお返事もお待ちください。
実はさっきまで横浜にある日本新聞博物館で開催されている「92歳の報道写真家 福島菊次郎展」を見に行っていた。10月20日(日)までなのだ。
92歳の報道写真家 福島菊次郎展
ヒロシマからフクシマへ-。戦後、激動の現場反骨の写真家、福島菊次郎92歳―。敗戦直後、廃虚と化した広島で撮影を始め、90歳の時には、カメラを手に「3・11」後の福島へ向かいました。キャリアは67年、撮影枚数は25万枚以上。伝説のフォトジャーナリストの全貌を紹介する写真展です。
山口県で時計店を営んでいた福島菊次郎は、広島の被爆者一家を10年にわたり追いかけた「ピカドン ある原爆被災者の記録」で1960年に日本写真批評家協会賞特別賞を受賞してプロの写真家となりました。
東大安田講堂攻防戦、あさま山荘事件、三里塚闘争、ウーマンリブ、水俣病…。上京後、撮影した激動の現場は、日本の戦後史そのものです。瀬戸内海の離島の子どもたちや民俗・風習などを撮影した珍しい写真も展示しています。また、共同通信による戦後の報道写真も展示し、小・中学生にも分かりやすく戦後史を説明しています。
会 期:2013年8月24日(土)~10月20日(日)
会 場:日本新聞博物館 2階・企画展示室
主 催:共同通信社 日本新聞博物館
後 援:神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会
全部モノクロ写真で、ものすごく重い内容だ。写真も重いのだが、写真の横に書かれている福島菊次郎氏の説明内容がまた重い。日本政府はこうやって多くの人々を見捨ててきたのだということを戦後ずっとレンズを通して記録してきた人なのだ。
20日(日)までなので、是非にご覧頂きたい。場所は神奈川県庁本庁舎の斜め向かい、横浜港郵便局の向かい、横浜地方検察庁の向かい、みなとみらい線(東急東横線直通)日本大通り駅がビルの直下に繋がっている。
写真展の図録はないようなので、ミュージアムショップで「証言と遺言 福島菊次郎写真集」(DAYS JAPAN刊 \3,600 ISBN978-4-9901982-1-3)を買った。
あと、日本新聞博物館の展示も面白かった。例の写真電送機Nikon NT-1000とかSONYのマビカとかKODAK DCS-100(Nikon F3ベースのデジタルカメラ)とかスピードグラフィックとかカメラだけでもおもしろい。日本新聞博物館の常設展示は平日の午前中ということもあって空いていたが、福島菊次郎展は結構混んでいて驚いた。
【追記】
福島菊次郎氏愛用のカメラとして展示してあったのは、Nikon Fブラック + Nikkor-UD Auto 20mmF3.5とNikon F-801 + Ai AF Zoom Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S<New>だった。
【追記ここまで】
【追記】
1階のエントランスにあるでっかい輪転機の前には各フロアの説明と下段に撮影禁止と書かれていて、2階にも撮影禁止とあったので、全館撮影禁止かと思って3階と5階の常設展示の写真は撮らなかったのだが、今日本新聞博物館のサイトの利用案内を見たら、
Q.写真撮影はできますか。
A. 2階の企画展示室、ニュースパークシアターは撮影をご遠慮いただいています。
3階、5階の常設展示室フロアは撮影できます。
って書いてあるやん。重たいNikon F3とNikon D300持って行ったのに1枚も撮らなかった…(泣)。また今度写真撮りに行くぜ(泣)。フロア図の各階ごとに撮影禁止かどうか表記しておいてくれよ。おそらくできれば撮って欲しくないんだろうなぁ。そんなんじゃ入館者増えないぞ。ブログの力をなめてるだろう(泣)。
【追記ここまで】
【関連】
【福島菊次郎写真展】いよいよ20日まで!!(DAYSから視る日々2013年10月8日)
福島菊次郎さんが来館(日本新聞博物館スタッフブログ2013年9月18日)
日本新聞博物館ミュージアムショップ
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