高画素機での位相差AF2013年07月17日 00時00分00秒

高島貨物線(EF200-15):Ricoh GR DIGITAL、5.9mm(28mm相当)、 1/540秒、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、AWB

写真家赤城耕一氏のブログで、高画素機での位相差AFの問題が書かれている。
オリンパスペンE-P5を使い始めて思うこと。(赤城耕一写真日録)

話は少しそれるけど、昨今のカメラの高画素化によって、一眼レフの位相差AFに対する疑念は自分でもますます強くなっている。微妙なピントの外れが気になるのである。とくに大口径レンズを絞り開放近くで、なんとしても正確なピントを求めたい場合は、一眼レフでもライブビューを使用してコントラストAFを活用したり、MFに切り替えて拡大してフォーカシングしているのが現実だ。

と、なれば必ずしも“一眼レフ”である必要がなくなる。もっとも一眼レフがAF化したころから、ファインダーの性能は落ちはじめたと感じている、ただの明るいだけのファインダーとなり、ピントのヤマが肉眼で完全に確認できるカメラ、レンズのボケ味がわかるカメラは少数になった。そうなってくると一眼レフへの執着も薄らいでくる。AF一眼レフは測距点のスーパーインポーズをスクリーンに仕込まねばならないこともファインダー性能劣化の理由のひとつとしてあるのではないかと素人ながらに想像しているのだがどうなのだろう。

現在ではファインダーはただの構図を決めるためと、合焦マークの確認のためにあるみたいである。もっとも位相差AFを使用せねば撮影できない被写体もたくさんあるから、今すぐ一眼レフがなくなるとは思えないが、将来まで生き残れるかどうか最近では疑問に思っている。ミラーレスカメラの性能向上をみるにつけ、不安が増してゆくのだ。

コントラストAFの速度がまだまだだった頃は実用的には位相差AFしかあり得ない感じだったが、だんだんと改良されてくるとこんどは位相差AFのアバウトさが高画素機で目立ってきたといことか。

個人的には、デジタルはスポーツ撮影に一番使っているので、コントラストAFは速くなったとはいえまだまだだし、高画素機でもないので位相差AFしかないという感じだ。

それ以外の用途だともうコントラストAFなのかなぁ。

まあどっちにしても今のデジタル一眼レフの光学ファインダーだと正確なピントの山は見えないので、そうなると赤城氏の仰るとおり必ずしも“一眼レフ”である必要がなくなりますな。以前から私が、最近の一眼レフは自分で自分の首を絞めていると言っていたとおりになってきた。

こんな調子だからもう単体のカメラは終わっていくんだと思う。個人的には光学ファインダーのスクリーンでピントを追い込むのが好きだし、スポーツ撮影での位相差AFのレスポンスは捨てがたいが、そんなのは一部の人の特殊撮影ということになるんだろう。

後世の人は、写真業界のどこがターニングポイントでなにがこういう流れになったのかきちんと検証してくだされ。


写真は記事とは関係ない。
高島貨物線(EF200-15):Ricoh GR DIGITAL、5.9mm(28mm相当)、 1/540秒、F3.5、ISO64、-0.3EV、プログラムAE、AWB

ヨコハマビオゴンモノクロ計画その7 ― 2011年04月14日と同じ場所。同じく桜木町を背にして撮っているが、踏切を挟んで向きが違うので印象が違う(レンズも21mmと28mm相当で違うし)。このEF200は大阪の吹田機関区所属のようだ。

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