「『ライカM』生産追いつかず 団塊世代に超人気」ってほんと?2013年05月17日 00時00分00秒

しろくまくん:Ricoh GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/20秒、ISO400、プログラムAE、-0.3EV

「ライカM」生産追いつかず  団塊世代に超人気(ITmedia)なのだそうだ。

「ライカM」生産追いつかず  団塊世代に超人気

3月に発売されたばかりのデジタルカメラ「ライカM」は77万7000円。レンズを合わせると100万円を超えるケースもあるが、生産が追いつかない状態だという。

[産経新聞]

多くの写真家を魅了しているドイツのカメラブランド「ライカ」。3月に発売されたばかりのデジタルカメラ「ライカM」は本体価格が77万7千円。レンズを合わせると、100万円を超えるケースもあるが、問い合わせが多く、現在は生産が追いつかない状態だという。

大丸心斎橋店(大阪市中央区)に3月にオープンした国内2店目となる直営店は、「『昔は手が出なかった』という憧れを持つ団塊世代のお客さまが多いです」(担当者)と話す。

同店では限定品のコンパクトカメラ「ライカX2ホワイト」(26万2500円)の売れ行きが好調で、252万円の一眼レフカメラ「ライカS」もすでに1台売れているという。

うーん、生産が追いつかないほど売れているとか聞くと何十万台も売れているような気になってしまうが、これはライカだからなぁ。ライカSが1台売れたことがニュースになっているぐらいだから、何十万台じゃなくて何十台かもしれない。そういう肝心なところが書かれていないところがあやしいなぁ(笑)。だいたいライカMって一日に何台作っているんだろう。

記事には大丸心斎橋店のライカ直営店の写真が載っているが、ライカ二子玉川店(玉川髙島屋S・C)やライカ大丸東京店につづいて「ライカそごう横浜店」も5月23日にオープンするらしい。
「ライカそごう横浜店」が23日にオープン(デジカメWatch)

デパートってもうかつてのような輝きはないんだけれども、ライカが入っているところは呉服売り場みたいな感じになるんだろうか(笑)。


写真は記事とは関係ない。
しろくまくん:Ricoh GR DIGITAL、28mm相当、F2.4開放、1/20秒、ISO400、プログラムAE、-0.3EV

フィルムをスキャンする時間が取れないのでデジカメ画像ですまん。もうこのままスキャンできないかもしれない(鬱)。

コメント

_ タロウカジャ ― 2013年05月18日 00時56分56秒

ライカMが売れている?
ライカという会社の規模は、我々が一般的にしっている日本のカメラメーカーよりかなり小規模なはずです。
高級工芸品に近い流通量だと思います。
だいぶ前にフィルムのMは製造しないと発表がありましたが、特に流通在庫の価格に大きな変化はなく、今でも購入することができるようです。
もっともM交換レンズの50ミリレンズが20万円以上するのでは、国産の一般的なものと比較して別の世界なんだと理解しています。
それに新聞などのマスコミの目的がよくわかりません。
陳腐化耐用年数5年の代物が100万円もするMタイプでスナップ写真を繁華街で撮るなんて考えられないです。
景気上昇期のプチ贅沢なのか、お金の使い道に困った方がお友達などにに自慢するために買われるのかなどを取材して欲しいですね。
それより、中古のフィルム用Mライカが10万円程度で並んでいるのを見て、過って手が出なかったけれどと言って買われる方を取材しているなら、まだ分かりますが。
では最後に、あなたは、欲しいですかと聞かれたら、M9がレンズ共で20万円程度ならと、私は答えます。

_ jkz ― 2013年05月18日 08時30分09秒

ご無沙汰しております。
デジタルカメラの耐用年数というか、いつまで大丈夫?というのは、ことフィルムカメラに関してはカメラではなくフィルムそのものに対して危惧してしまう今日この頃。フィルムライカの中古市場も安くなったとはいえ(安くなったからこそ?)そこそこの回転率は保っているようですが、いかんせんフィルムの種類が減りました。先行きを不安視し始める人がいても、まぁ不思議ではないかもしれません。

アナログな操作で撮影そのものを楽しむ事に喜びを見出す層がどれぐらいを占めるか次第でしょうが、『確かに一頃より安くなったし使ってもみたいけど、今さらフィルムライカにお金を動かす勇気は無い。しかしデジタルライカなら描写性能は確かなようだしそれなら食指が』となるその気持ちはわかるような気もします、大きな障害となるお金さえあるのならば(笑)。

エプソンR-D1もそうですが、高額になる理由は精密な光学距離計部をおろそかにできないからでしょうか。確かにレンジファインダー機で撮る楽しさってのはそこに集約されるわけで、50〜60年経過したフィルムライカが今でも平気な顔してパシャパシャ撮れるのは機械部で無理していないからかもしれません。しかしそれを味わいたいのならフィルムの方がいいじゃん、と今のこの時代でさえ私は思うんですが(好きなフィルムがまだ存在するかどうかは別として)。

_ Roberto ― 2013年05月18日 17時36分09秒

僕はM9が最後のライカだったと思っています。MはCMOSになり動画が撮れてブライトフレームはLEDになりました。背面のデザインは国産ミラーレス機そっくりです。背面液晶見ながら手をいっぱいに伸ばして観光地の風景を撮る団塊おじさん、、、ああライカよさらば、、、
M9は新品が35万円くらいなら無理してでも買ったと思います。レンズは古いズマールやニッコールやジュピター、あるいは現行コシナを使います。以前はM2や3cを愛用していました。M9は、普段持ち運べるサイズで、新型高性能レンズからオールドレンズまで、フルサイズで軽快に使える唯一のデジタルカメラだったので、借金してでも欲しいと思った時期もあります。結局はプアマンズM9としてD600に行きました。正解でした(笑

_ おおた ― 2013年05月19日 13時38分36秒

M8の時は、よく覚えてませんが、M9発売のときも、最初の半年くらい、バックオーダー状態だったと覚えてます。別に自分が買おうと思ってたわけではなく、海外のサイトとか見てて、「フーン、まだ品薄なんだ、金があるところにはあるもんだねえ」と思っていました。

なので、ライカMの場合も、単に製造ロット数が少ないということではないんでしょうか。それに、いわゆるアベノミクスで高級品が売れ出したという(ほんとかいな?)というニュースにかこつけて、記事になっているだけのような気がします。

私も、Robertoさんと同じ思いです。ライカMの実物はまださわったことはないですが、高感度、ライブビュー、ビデオ撮影機能を搭載した代わりに失ったものは、かなり大きいと思います。なので、あえてM10としなかったのは、そこら辺の恥じらいがあるのかなあと、かんぐってました。

_ Haniwa@m(_ _)m ― 2013年05月20日 08時18分18秒

戴いたコメントのお返事はお待ちください。m(_ _)m

_ いつもとおりすがり ― 2013年05月22日 11時15分01秒

Haniwa様、皆様

アサヒカメラの特集記事をみて思ったのですが、結局のところ、寿命の短いデジカメに合わせて、PC機器も同様に不満が出始め、数年で何万、何十万といった出費が必要になってきますよね。ファイルが大きくなり、画質が改善されるという流れに乗り続けるということであれば。さらに、ソフトウェアのアップグレードや機材のメンテで、ほぼ永久に出費が続くわけです...

一方で、銀塩であれば、カメラに限らず、暗室機材も一度そろえれば同じものを長く使えるので楽です。カラーはともかく、モノクロは今でもデジタルだけでは物足りなさを感じるのは私だけではないでしょう...

_ おおた ― 2013年05月24日 13時39分44秒

ライカといえば、dpreview.comによると(もとネタはライカのFacebookのページ)、6月11日に、MとX2の中間に位置するようなカメラを発表するみたいですね。いわゆる「じらし」広告みたいですが。Mからレンジファインダーユニットととった、フルサイズセンサーのミラーレスカメラみたいなものとの憶測が出てますね。

ちなみに、dpreviewのその上の記事(キャノンの多層センサーの特許の記事)のもとネタは、こちらで時々おみかけする、えがみさんのブログみたいですね。

_ Haniwa ― 2013年05月28日 09時57分21秒

皆様、お返事が遅れてすみません。m(_ _)m

■ タロウカジャ様
「高級工芸品にしては売れている」ということなんですかねぇ。

>それに新聞などのマスコミの目的がよくわかりません。

これは明らかだと思います。自民党の安倍政権になったらこんなに景気が良くなったという演出だと思います。しかし皆さんが実感されているように一般消費者レベルでは好況感はありませんね。

>景気上昇期のプチ贅沢なのか、お金の使い道に困った方がお友達などにに自慢するために買われるのかなどを取材して欲しいですね。

どういう層が買われているのかを取材して欲しかったですねぇ。

>それより、中古のフィルム用Mライカが10万円程度で並んでいるのを見て、過って手が出なかったけれどと言って買われる方を取材しているなら、まだ分かりますが。

フィルムライカって修理が利きますし寿命も長いですから、安くなって買いたいと思う人も出ますよね。レンズはデジタルでも使えますし。

>では最後に、あなたは、欲しいですかと聞かれたら、M9がレンズ共で20万円程度ならと、私は答えます。

デジタル一眼レフの値段を考えますと、そのぐらいの値段だとありがたいですよねぇ。コシナがベッサをあの価格でできるんですから、ボディだけで20万円というのは実現可能のような気がします。

■ jkz様
こちらこそご無沙汰しております。

フィルムの将来は危惧しますよねぇ。しかし、昨日通りすがりに警察の鑑識係がフィルム交換しているところを目撃してしまいました。警察では結局デジタルに移行できないでいるようですね。以前我楽多屋さんのブログ紹介で取り上げましたが(警察のデジカメ導入が遅れているらしい ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2010/08/25/5307256 )、証拠能力の関係でまだフィルムカメラのようです。少なくとも35mmフィルムは警察用途でまだまだ残りそうです(値段は高くなるかもしれませんが)。

>大きな障害となるお金さえあるのならば(笑)。

問題はそこですよねぇ…。何年使えるのかを考えますとその値段以上に非常に高価な気がしてしまいます。

>エプソンR-D1もそうですが、高額になる理由は精密な光学距離計部をおろそかにできないからでしょうか。

レンジファインダーはたしかにコストが掛かりますが、エプソンとコシナの協力で比較的手に入りやすい形の35mmフルサイズレンジファインダーデジカメを作って欲しいなぁと思いますね。問題はほかにもあって、やはりこの手のカメラのウリであった対称型レンズで性能が出しにくい点も解決が難しい問題だと思いますね。

>それを味わいたいのならフィルムの方がいいじゃん、と今のこの時代でさえ私は思うんですが(好きなフィルムがまだ存在するかどうかは別として)。

そう思います。特に対称型のレンズを楽しみたかったらフィルムカメラしかないように思います。ああCONTAX G用Biogonをライカマウントにして快適に使いたいなぁ…。

_ Haniwa ― 2013年05月30日 08時54分43秒

皆様、お返事が遅れてすみません。m(_ _)m

■ Roberto様
CCDだとライブビューや動画に制限が出るらしく、ほとんどのデジタルカメラはCMOSになってしまいましたね。

>背面液晶見ながら手をいっぱいに伸ばして観光地の風景を撮る団塊おじさん、、、ああライカよさらば、、、

まあちゃんと従来通りの光学ファインダーも付いていることですし、使い方はユーザーにゆだねるとして許容範囲のようにも思います。

>M9は新品が35万円くらいなら無理してでも買ったと思います。

広角レンズにいまだに難がありますが、まあライカですから苦労して使うのもアリだと思います。35万円ぐらいならもっともっと売れたでしょうね。

>結局はプアマンズM9としてD600に行きました。正解でした(笑

使えるレンズが違いますが、35mmフルサイズはよいですよねぇ。うらやましい限りです。DXフォーマットを毎週のように死ぬほど使っていますが(笑)、80-200/2.8DN専用で、たまに仕方なく18-55VRという使い方で、他のレンズを装着する気になれないフォーマットです。たまにF100使うとファインダー見てほっとします。あれだけ不満だったF100のファインダーでですよ。デジタルって未完成なものを売りつけて腹が立ちますね。そうやってカメラ離れ(写真離れではない)の流れを作っていっているんだなぁと思います。

■ おおた様
>なので、ライカMの場合も、単に製造ロット数が少ないということではないんでしょうか。それに、いわゆるアベノミクスで高級品が売れ出したという(ほんとかいな?)というニュースにかこつけて、記事になっているだけのような気がします。

手の掛かるレンジファインダーですから、生産数が全然違うんでしょうね。高級品はちょっと売れ始めているんですかねぇ。分かりません。大多数の庶民は不況状態からほとんど変わっていないどころか、所得が上がらないのにものの値段が上がってきているので、節約しないと…という気分だと思います。

>私も、Robertoさんと同じ思いです。ライカMの実物はまださわったことはないですが、高感度、ライブビュー、ビデオ撮影機能を搭載した代わりに失ったものは、かなり大きいと思います。なので、あえてM10としなかったのは、そこら辺の恥じらいがあるのかなあと、かんぐってました。

やっぱり背面液晶は駄目ですか。格好良くないですし、老眼の人には辛いですし(笑)、ぶれやすいですし、あまりよい撮り方ではないですよねぇ。となると、こんどは光学ファインダーに液晶を組み込んでライブビューを見る方向でしょうか。ニコンSPみたいに、複数の光学ファインダーを組み込んで、片方は昔ながらのレンジファインダー、もう片方はビデオカメラのようなのぞき込むタイプの液晶モニターというのはどうでしょう。ああ、やっぱりそれはライカっぽくないなぁ(笑)。所詮高級家電…。

>Mからレンジファインダーユニットととった、フルサイズセンサーのミラーレスカメラみたいなものとの憶測が出てますね。

対称型広角レンズにノウハウのあるライカだけに、ある程度安ければ売れるかもしれませんね。しかし、ライカっていうだけで高いですからねぇ。どんなものが出るんでしょうね。

>ちなみに、dpreviewのその上の記事(キャノンの多層センサーの特許の記事)のもとネタは、こちらで時々おみかけする、えがみさんのブログみたいですね。

えがみ様のブログは特許を常時Watchされていますので、貴重な存在だと思います。カメラの論評を仕事にしている人でさええがみ様の右に出る人はいないと思います。

■ いつもとおりすがり様
>結局のところ、寿命の短いデジカメに合わせて、PC機器も同様に不満が出始め、数年で何万、何十万といった出費が必要になってきますよね。ファイルが大きくなり、画質が改善されるという流れに乗り続けるということであれば。さらに、ソフトウェアのアップグレードや機材のメンテで、ほぼ永久に出費が続くわけです...

仰るとおりだと思います。うちのメインPCのHDDが残り少なくなってきていまして、容量の大きなHDDに換装しなければと思っているところです。たくさん撮ればデジタルの方が安いというのは嘘です(泣)。デジタルでもたくさん撮ればどんどん金が掛かります。周辺機器だけでなく、私のようにカメラのオーバーホールやシャッター交換とか。

フィルムだと抑制して撮れますし、仰るように機材が長持ちですよねぇ。フィルムは、ヨドバシでまだネガカラー同時プリントパック(アナログプリント)L判が980円なので助かっています。暗室処理をする方は、まだデジタルだと物足りないといういますか、同じではないでしょうね。大は小を兼ねるにはなっていないですよね。

_ いつもとおりすがり ― 2013年05月30日 09時46分10秒

Haniwa様

>たくさん撮ればデジタルの方が安いというのは嘘

これに関してですが、海外の某サイトでも最近話題になっています。クリエイティブ・クラウドによるフォトショップのユーザー離れとか、過去の保存ファイルの有効性や、保存ディスクの寿命など、デジタルカメラそのものの問題よりも、その周辺機器の問題の方が深刻なようです。

>フィルムだと抑制して撮れますし、仰るように機材が長持ち

個人差はありますが、場面に集中して撮れる枚数ってそう多くはないと思います。私の場合、スナップですが、一日に36枚撮り3本撮れればいいほうです。それ以上は集中力が持ちません。笑

>暗室処理をする方は、まだデジタルだと物足りない

例えば、ライカMモノクロームは撮影ファイルの情報量はすばらしいかもしれませんが、それのクオリティを十分に反映できるだけのデジタルプリントのシステムが一部のプロラボだけにしかないというのであれば、非常にもったいない話だと思います。その点、銀塩の場合はまだ誰にでも手の届く範囲で、撮影からプリントまで自分でできますので。もちろん、スキルの問題はありますが。笑

_ Haniwa ― 2013年05月30日 13時52分22秒

いつもとおりすがり様
やはりそう言う声は上がっていますか。

>クリエイティブ・クラウドによるフォトショップのユーザー離れとか

これ、結構深刻な問題ですよね。今買える版を買って使い倒す作戦に入るところが多いと思います。仮想技術が発達していますから、スタンドアローンならいつまでも古いOSの環境で使い続けられますし。

>過去の保存ファイルの有効性や、保存ディスクの寿命など、デジタルカメラそのものの問題よりも、その周辺機器の問題の方が深刻なようです。

これは悩ましいです。大容量のブルーレイディスクにバックアップコピーしようとドライブ買ったら、HDDやDVD-RAMのように使えないし速度も遅いしで全然駄目です。技術の進歩って…。どこかバックアップをクラウドに置くにしても手元に物としてあるのも大事だと思うんですよね。

>個人差はありますが、場面に集中して撮れる枚数ってそう多くはないと思います。私の場合、スナップですが、一日に36枚撮り3本撮れればいいほうです。それ以上は集中力が持ちません。笑

そうなんです、週末のスポーツ撮影でへろへろです。天気悪くて延期で結局1日に3試合撮影とかあるんですが、選手よりも私が疲れてしまいます。一瞬を撮り逃さないように集中すると本当に疲れますね。

>例えば、ライカMモノクロームは撮影ファイルの情報量はすばらしいかもしれませんが、それのクオリティを十分に反映できるだけのデジタルプリントのシステムが一部のプロラボだけにしかないというのであれば、非常にもったいない話だと思います。

そうですよねぇ。インプットは進んでいるのにアウトプットと釣り合いが取れていないですよね。

>その点、銀塩の場合はまだ誰にでも手の届く範囲で、撮影からプリントまで自分でできますので。もちろん、スキルの問題はありますが。笑

銀塩も外注すると大きなプリントはデジタルになってしまいました。自分でできるというのは大きいと思います。まあデジタルでも遜色なければいいのですが…。

_ Roberto ― 2013年05月30日 14時11分53秒

ライカは好きなんですが、もはや街中でスナップのできる時代ではなくなってきてますね...90年代まではなんとか撮れましたが、ネットが普及して人々の警戒心が極端に上がってしまったので、怖くて。先日も田舎の子供たちを撮ったら「ばかやろう!」って怒鳴られましたから(涙
そうなるとライカのようなレンジファインダー機の使い方は制限されますね。自然や建築や静物に向くわけでないし、、、人のいない街の風景を撮るか、家族写真で70万円のカメラは...

_ Haniwa ― 2013年05月30日 15時38分39秒

Roberto様
>先日も田舎の子供たちを撮ったら「ばかやろう!」って怒鳴られましたから(涙

うう、怖いです(泣)。望遠レンズのように長い広角レンズで別のものを撮っているフリをしながらスナップとか…。身内のこどもをダシにして撮るとか…。

一眼レフよりもライカのようなカメラの方がコンパクトカメラっぽくてたいして写ってない感があって許されるような気がします。一眼レフだと身構える人は多いですが、GR DIGITALだとなんか撮ってる人がいるなぁという感じでスルーされます。とすると、やっぱり新発売のRicoh GRは買いですか(笑)。家族写真で79800円なら許してもらえ…。

_ いつもとおりすがり ― 2013年05月30日 17時50分35秒

Haniwa様

>結構深刻な問題

プロ以外にとっては採算の合わないシステムになるでしょう。

>どこかバックアップをクラウドに置くにしても手元に物としてあるのも大事

少し飛躍しますが、身近な人(家族、友人)らもアクセスできる状態でないと、本人がいなくなった時(亡くなった後)扱いが大変ですよね。PC、クラウド、SNS、メールなんでもそうですが、パスワード等の管理をどうするかという問題もありますし...

>インプットは進んでいるのにアウトプットと釣り合いが取れていない

世間の関心がほぼインクジェットに集約されてしまっている現状ではあまり期待できないかもしれません...

>銀塩も外注すると大きなプリントはデジタルになってしまいました

果たしてそれは「写真」なのか、「超高画質/超高品質ポスター」なのか...


あと、横からのコメントで失礼しますが、

>一眼レフよりもライカのようなカメラの方がコンパクトカメラっぽくてたいして写ってない感があって許されるような

個人的には、一眼レフかどうかというよりも、黒かシルバーかとか、いろいろな要素があるかと思います。ライカMも黒でレンズフードつけた状態だと、それなりに威圧感が出ますし、一眼レフでもシルバーでかわいいストラップがついていたら、場は和むかもしれませんし。笑

_ Roberto ― 2013年05月30日 21時23分51秒

D600に16-35でスナップとか絶対無理です、僕には!
GRは最強ですね。あの画質ならノーファインダーで適当に撮ってトリミングしても十分使えそうです。
でも一流のカメラマンは全然違いますよね。友人のプロと横浜寿町を歩いたのですが、強烈な視線に僕は腰が引けて建物ばかり。でも彼はばっちりとすれ違うおじさん達を活写してました。撮影後にモニター見せてくれて、「ほら、見られてるねー」って。カメラは5D3に17-40mmでした。やはりカメラのせいじゃないんですよね。

_ Haniwa ― 2013年05月31日 12時09分24秒

■ いつもとおりすがり様
>プロ以外にとっては採算の合わないシステムになるでしょう。

誰も買わなくなりますね。Adobe帝国凋落のきっかけになってしまうかもしれませんね。

>少し飛躍しますが、身近な人(家族、友人)らもアクセスできる状態でないと、本人がいなくなった時(亡くなった後)扱いが大変ですよね。PC、クラウド、SNS、メールなんでもそうですが、パスワード等の管理をどうするかという問題もありますし...

そうなんです。クラウドに置いておいてもどこのサービスを利用しているのかIDやパスワードはどうするのかなどがあって、預けた人が死んだらそのままになってしまう可能性が高いと思います。フィルムやプリントなら物として出てきたら何かすぐに分かりますからね。

>世間の関心がほぼインクジェットに集約されてしまっている現状ではあまり期待できないかもしれません...

高名な写真家が「インクジェットすごいぜ」とか雑誌で言ってましたからね…。私はあんまりいいプリンターや用紙を使ってないからなのか、光学式のアナログプリントよりも素晴らしいとは思えないです。

>果たしてそれは「写真」なのか、「超高画質/超高品質ポスター」なのか...

もう2L判からデジタルプリントですからね。ノーリツ鋼機のプリンターならまだデジタルでも比べないと分からないぐらいにはなるみたいですが。

>個人的には、一眼レフかどうかというよりも、黒かシルバーかとか、いろいろな要素があるかと思います。ライカMも黒でレンズフードつけた状態だと、それなりに威圧感が出ますし、一眼レフでもシルバーでかわいいストラップがついていたら、場は和むかもしれませんし。笑

シルバーのライカは遠くからでもライカと分かるのでカメヲタが寄ってきて困ると聞いたことがあります(笑)。大きさが威圧感の原因でしょうかねぇ。あと覗き込むタイプでレンズが長いと狙っている感じがしますし。

■ Roberto様
D600ですと、28mmか35mmあたりの単焦点レンズがいいのではないでしょうか。

>でも一流のカメラマンは全然違いますよね。友人のプロと横浜寿町を歩いたのですが、強烈な視線に僕は腰が引けて建物ばかり。でも彼はばっちりとすれ違うおじさん達を活写してました。

プロだからというよりも相手が日雇い労働者だからでしょうね。これが風俗街だったらタダでは済まないと思います(泣)。あと、プロは文句付けられたら「仕事でやっている」と胸を張れる(?)点もアマチュアとは違いますね。アマチュアだと目的が曖昧ですから言い訳しにくいです。明確な目的を持って被写体と対峙すればプロもアマチュアもないと思います。

_ Roberto ― 2013年05月31日 14時23分35秒

ええ、ほとんど35mm/f2を付けっぱなしですね。ファンクションボタンでDXに切り替えると50mm相当になるのでほとんどこれでOKです。周辺が暗くマスクされ、ちょうどライカM2やM6で35mmと50mmを付け替える感じのファインダー視野なんです。

寿町は初めて行きましたがカメラを構えるのは勇気が要りました、というかほとんど出来ませんでした...

_ Haniwa ― 2013年06月03日 08時48分51秒

Roberto様
お返事が遅れてすみません。

やはり35mm単焦点レンズを付けっぱなしにされていますか。スナップには、大きさ重さ明るさなどが丁度よいですよね。

DXと切り替えで35/50のデュアルレンズになるというのも高画素のD600ならではですね。少し前のFX機ではDXに切り替えるとちょっと画素数が足りない感じでしたね。

>寿町は初めて行きましたがカメラを構えるのは勇気が要りました、というかほとんど出来ませんでした...

日本社会の矛盾が凝縮した場所ですからね。その矛盾を世に問うんだ!とか、日雇い労働者の中に入り込んで彼/彼女らの置かれた状況を伝えるんだといった決意とか、あるいはもっとドライに、これらを撮って金にしてやるとか作品にしてのし上がるきっかけにしてやるとか、なにかきちんとした動機がないと、結局物珍しさで見て回っていることになって腰が引けてしまうんだと思います。彼/彼女らの視線は「俺らは見せ物じゃねーぞ」という視線なんだと思います。それを敏感に感じ取ったRoberto様の感性を私は評価したいと思います。同行のプロ氏がどういうスタンスで臨まれたのか分かりませんので論評は控えますが、なんでもシャッターが切れるというのがよいとは限らないと思います。

_ いつもとおりすがり ― 2013年06月03日 09時17分05秒

Haniwa様

>預けた人が死んだらそのままになってしまう可能性が高い

遺書を残すことが大事という話を最近どこかで聞いたような...

ただ、遺書だけでなく、ファイルの扱い方を示したメモというか、マニュアルみたいなものもないとPC慣れしていない人たち(遺族)はたいへんでしょう...

>高名な写真家が「インクジェットすごいぜ」とか雑誌で言ってました

カメラ雑誌に関しては、広告と写真家の本音の違いがわからないことが多いですよね。だからユーザーが勘違いしてしまうのかも...

>シルバーのライカは遠くからでもライカと分かるのでカメヲタが寄ってきて困る

これは結構あるでしょうね。笑

_ Roberto ― 2013年06月03日 15時14分38秒

自分は民俗学の本を読みはじめたこともありマイノリティあるいは下層と呼ばれる人びとや街の歴史と現状に興味があるのですが、これも物珍しさと大差ないのかもしれません。寿町では、ここが日本なのだろうかと驚き、一種の興奮をおぼえたのは事実です。しかしそれを人に見てもらおうという気持ちはなかったので、写真は撮れなかったのだと思います。カメラがGRだったとしても、結果は同じだろうなあ...

_ Haniwa ― 2013年06月04日 08時43分16秒

■ いつもとおりすがり様
アレなデータは自動消去処理で(笑)、伝えたいデータはクラウドにに残して遺書でパスワードを伝えるとかでしょうかねぇ。

>ただ、遺書だけでなく、ファイルの扱い方を示したメモというか、マニュアルみたいなものもないとPC慣れしていない人たち(遺族)はたいへんでしょう...

PCが特殊な機械になってしまっていて、一般人は今とは全然別のOSのスマホしか触らないような時代になっていたら困りますが…。

>カメラ雑誌に関しては、広告と写真家の本音の違いがわからないことが多いですよね。だからユーザーが勘違いしてしまうのかも...

どこまで本気なのか分かりませんでしたが、膜面がどうのとか言っていたので本気のような受け売りのような…。

>>シルバーのライカは遠くからでもライカと分かるのでカメヲタが寄ってきて困る

>これは結構あるでしょうね。笑

非常に困るそうです(笑)。これからはブラックのライカの人に話しかけるように心がけたいと思います(違)。

■ Roberto様
物珍しさとは違って、置かれた状況に対しての感性があるのでシャッターが押せないというのがあるんだと思います。撮った上で自分が何かできるのかとか考えてしまうと躊躇してしまうと思います。自分の撮った写真が何かの役に立つという目途がないのに撮ってしまうことへの後ろめたさを感じられるのはRoberto様のバックボーンがあってのことだと思います。重い主題なんだと思いますよ。その重さを受け止めた上で写真にできるのかできないのかが問われているので非常に難しいと思います。

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