冬のイチオシ!! 「工場夜景」を撮影してみよう(デジカメWatch) ― 2013年02月15日 00時00分00秒
デジカメWatchに特別企画冬のイチオシ!! 「工場夜景」を撮影してみようという記事が載っている。
去年の夏に船から川崎や鶴見の京浜工業地帯の夜景を撮ったので(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの手ブレ補正は小型船で有効だった ― 2012年08月24日参照)、興味深く読んだ。
夜景はやっぱり冬の方がよいのだろうなぁ。ただ、京浜工業地帯を海側から撮るには船に乗るしかないので、そうすると寒い冬よりも暑い夏に一杯やりながら撮った方がいいよなぁ。
この記事はかなり詳細に書かれていて、そんなこと写真趣味やってる者なら常識だろうということまで書かれているのでよい。天気による写り方の違いなどはかなり手間が掛かっていると思う。良心的な記事だ。
自分の撮ったAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの写真と比べると記事の方はアップの写真が多いので、もっと望遠のVR(手ぶれ補正)の付いたレンズが欲しくなってくるなぁ(笑)。AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II に絞り環付けた「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8D ED VR」とか出してくれないかなぁ。まあ船上からではなく地上から三脚で撮るのならAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>で問題ないのだが。
もう季節は春先のようになってきていて、定期的に雨は降るし空気も澄んでないので、記事の作例のようにはいかないかなぁ。
海芝浦駅(JR鶴見線):Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、35mm、F5開放、1/6秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV
JR鶴見線の終点、海芝浦駅付近を海上から撮ったもの(2012年8月撮影)。東芝の工場の敷地内なので、降りてもすぐに改札内に戻らないといけないらしい(改札口が工場の入り口を兼ねている)。東芝は、専用改札口を武蔵野線の北府中駅にも持っている。
コメント
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月15日 10時10分09秒
_ Haniwa ― 2013年02月18日 08時58分55秒
お返事が遅れてすみません。
中国の大気汚染、かなりひどいようですね。日本でいえば1960年代みたいな感じでしょうか(昔教科書に載っていた写真がいまの中国みたいな感じでした)。
大気汚染がひどいと工場の夜景もあまりきれいじゃないように思います。社会派とかルポルタージュならいいですが、ツアーを組んで撮影という感じではないように思います。
ただ、中国の大気汚染がひどいのは分かるのですが、どうして急に日本国内の影響とか言い出すのかなぁと思いますね。震災がれきの全国処理とか福島からいまも放出されている放射性物質の情報は進んで公開しようとしないのに。
>日本のも、「四大公害」といわれた時代に比べれば現在はずっとましなのはわかりますが、それでも、空気がきれいにみえても臭いがひどかったり、工場地帯周辺の住民の苦しみが徐々にみえなくなりつつあるようです...
街中にある工場はかなり移転してしまいましたよね。移転してマンションになったりショッピングセンターになったり。住宅の近くで操業するのはかなり難しくなったと聞きます。住居と工場が分離して共存できればいいと思いますね。ただ、最近、用途地域が準工業地域や工業地域にマンションが建ったりするので、以前よりもかえって混在が進んでいるかもしれませんね。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月18日 09時54分06秒
>大気汚染がひどいと工場の夜景もあまりきれいじゃないように思います
ということは、「工場萌え」ではなく、「工場萎え」ですね。
>どうして急に日本国内の影響とか言い出すのかなぁと思いますね
マスコミが触れない点の一つには、「中国の急速な工業発展と大規模環境汚染の原因は日本をはじめとする経済大国からの莫大な投資のため」というこことがあると思います。数年前、中国の経済成長が言われ始めた頃、重慶などの工業都市の大気汚染の絵とセットだったような気がしますが...
>震災がれきの全国処理とか福島からいまも放出されている放射性物質の情報
中国に限らず、朝鮮半島から東南アジアに至るまで、日本の技術で原発がどんどん増えていっていますよね。アジアにとどまらず、中東にまでも広げようとしていますし...
>街中にある工場はかなり移転してしまいました
そうですね。ただ、沿岸部の工業地帯には石油やガスの貯蔵タンクとか、爆発の危険を回避できるほど住宅地と離れていない施設もありますし、3.11級の災害の場合、避難も困難ですし...
結局のところ、海のそばの埋め立て地というのは、地震や津波の起こるこの国では利用できないのが現実なのではないかと思います。最近、「脱原発」をうたい、そういった土地に太陽光パネルを設置しているところもありますが、また地震が起きて津波が来たら、それらも水をかぶったり、流されたりして使えなくなって「電力が!」と大騒ぎになるのが目にみえているのに、です。学習しないのでしょうか?
_ Haniwa ― 2013年02月19日 08時35分53秒
大気汚染の実態を伝えるぞという意気込みでなら「工場萌え」になりそうです。あるいは、もくもく出ててカッコイイとか(笑)。
>マスコミが触れない点の一つには、「中国の急速な工業発展と大規模環境汚染の原因は日本をはじめとする経済大国からの莫大な投資のため」というこことがあると思います。>数年前、中国の経済成長が言われ始めた頃、重慶などの工業都市の大気汚染の絵とセットだったような気がしますが...
そうですよね。生産拠点の海外移転で国内空洞化とか騒ぐくせに、大気汚染の原因にそうした背景がある事には全く触れませんね。新聞とかTVなどは結局広告主がいないことには成り立たないということなんですよね。昔から日本のマスコミはジャーナリズムではないと言われていましたが。
>中国に限らず、朝鮮半島から東南アジアに至るまで、日本の技術で原発がどんどん増えていっていますよね。アジアにとどまらず、中東にまでも広げようとしていますし...
どこまで汚染すれば気が済むのでしょう。逃げるところがなくなるので本当にやめて欲しいです。しかも汚染は数万年単位にも及びます。将来に責任の持てない原子力はやめるべきです。
>そうですね。ただ、沿岸部の工業地帯には石油やガスの貯蔵タンクとか、爆発の危険を回避できるほど住宅地と離れていない施設もありますし、3.11級の災害の場合、避難も困難ですし...
難しいですよね。個人の経済的な自由を重視するとそんな場所でも買って住みたい人は個人の責任で住んでねというのか、危険だからここは居住禁止とすべきなのか。
>結局のところ、海のそばの埋め立て地というのは、地震や津波の起こるこの国では利用できないのが現実なのではないかと思います。
液状化と津波の危険があるところに重要施設があるというのは非常にまずいですよね。水力発電とかさまざまな発電方法を残しておかないといけないんでしょうね。
>学習しないのでしょうか?
結局何十年か何百年かに1回あるかないかなので、無視されてしまうんでしょうね。コストが掛かりすぎる、と。こういう、起こる確率は非常に低いけれども起こったら被害が甚大といったものは、私企業の判断に任せてはいけないものなんだと思います。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月19日 10時57分32秒
>どこまで汚染すれば気が済むのでしょう。逃げるところがなくなるので本当にやめて欲しいです。
中国やインドの人口増加に伴って投資が増えていますし、そのためにあらゆる環境破壊や人権侵害(土地や財産の収奪、反対住民の身柄拘束など)も起きていますから...
くり返しになりますが、それらを後押ししているのが日本政府の外交や経済政策や、大手に限らず中小も含めた日本企業だということに話がつながらないので、一般の人の意識が変わらないし、根本的な解決に向かわないのかもしれません...
>個人の経済的な自由を重視するとそんな場所でも買って住みたい人は個人の責任で住んでねというのか、危険だからここは居住禁止とすべきなのか
個人が家を買うという段階のずっと前の、行政と企業による取り決めのあいだで実際には何がおこなわれているのか、そこにもっと一般市民が参加できる枠組みがないとフェアにならないのではないでしょうか?
つまり、地域づくりのための活動から始めなければならないのですが、そこには本来いるべきはずのオンブズマン(共産党や社民党では役不足)がいないのです...
>液状化と津波の危険があるところに重要施設があるというのは非常にまずい
大阪湾の埋め立て地/人工の島に金融機関を集中移転しハイテク化したけれども東南海地震で湾に津波がきたら簡単に浸水し機能しなくなるという指摘が最近のNHKの番組でありました。このような例は全国各地にあるでしょう...
>起こる確率は非常に低いけれども起こったら被害が甚大といったものは、私企業の判断に任せてはいけないものなんだと思います。
同感です。
_ Haniwa ― 2013年02月20日 08時50分13秒
結局、先進国よりも賃金が安いし規制が緩いから途上国で生産するんですよね。極論すると、これを先進国並みにしたら誰も途上国に進出しない。それで途上国側も進出する企業側も目立たないように「うまく」やるんでしょうね。現地の下請けが勝手にやっているという形にして。
ジャーナリズムはそういう先進国側にいたら見えにくい収奪や侵害を見えるような形にする役目があるはずですよね。それをされている写真家の方もおられます。しかし、マスコミはあまり取り上げませんよねぇ。またニコンサロン問題に触れますが、ああいう形で権力者にとって都合の悪い作品の展示ができなくなってくると、こういう先進国が途上国でやっていることを暴くような作品の展示も出来なくなってくるんですよね。その作品のメッセージに異論があるのはいいんです。そもそも作品が発表できなくなることがまずいんだと思います。気に入らない表現内容は表現させないという社会は、ナチスドイツや旧ソビエト連邦や中○や近くて遠い某共和国と同じです。
>個人が家を買うという段階のずっと前の、行政と企業による取り決めのあいだで実際には何がおこなわれているのか、そこにもっと一般市民が参加できる枠組みがないとフェアにならないのではないでしょうか?
>
>つまり、地域づくりのための活動から始めなければならないのですが、そこには本来いるべきはずのオンブズマン(共産党や社民党では役不足)がいないのです...
原発もそうですが、企業と政府と専門家だけでなく市民の意見も入れないと決めてはならないものがありますね。原発についてはいま地層の専門家が頑張っていますが、これも委員を入れ替えられたり研究機関や出版などで締め付けをしてきたりして、変わってしまう可能性があります。しかし、多くの人はもう原発は勘弁と思っているんですよね。選挙の争点になればいいですが、自民党は参議院選挙が終わるまでは原発推進を正面には掲げないはずです。こういうときに企業と政府と専門家以外の声が反映する制度が必要でしょうね。
>大阪湾の埋め立て地/人工の島に金融機関を集中移転しハイテク化したけれども東南海地震で湾に津波がきたら簡単に浸水し機能しなくなるという指摘が最近のNHKの番組でありました。このような例は全国各地にあるでしょう...
アホですよね(笑)。そんな場所にハイテクセンター置いたらアカンでしょう(笑)。そういえば第一生命が東名高速の大井松田インター近くにシステム部門(大井第一生命館ビル)を置いていたのですが(高速からよく見える大きな建物です)、老朽化を理由に撤退することになったようです。老朽化と言っていますが、神縄・国府津-松田断層帯が近くを通っていることが撤退の本当の理由だと私は思っています。保険契約のバックアップデータはどこかに置いてあるでしょうが、本体システムが震災でやられてしまっては、保険会社としてはまずいでしょうね。でもシステム部門の移転先が東京の豊洲というこれまた埋め立て地で、この会社は分かってるのかなぁと思うことはあります(笑)。岩盤の固い内陸のどこかにデータセンターを置いて、地方の雇用に貢献するという方向もあると思うんですが。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月20日 11時30分33秒
>先進国よりも賃金が安いし規制が緩いから途上国で生産する
先進国ほど「人権」にうるさくないし、現地はあらゆる面で「資源が豊富」なわけです。その意味において、こういった経済活動は、いわゆる「植民地主義」の延長だと思います。
あと、これは同じ国でも、「都市部」と「田舎」の差にもみられることで、日本国内でも「企業誘致」で食い物にされる自治体があとを絶ちません。
>現地の下請けが勝手にやっているという形
悪意がないとしても、無責任ですよね。
私はわりと自分で手にとる商品、とくに食品や衣服、家電に関しては、どこでどのようにつくられているのか、興味があるので...
>ジャーナリズムはそういう先進国側にいたら見えにくい収奪や侵害を見えるような形にする役目があるはず
日本語で良質のものを探すのは難しいかもしれません。ないことはないですが、数が圧倒的に少ないです。ですから、議論の争点も乏しさがあるというか、幅が狭いですね。
それに比べるというわけではないですが、英語圏で9.11同時多発テロ、アフガン侵攻、イラク戦争あたりから、ネット上でジャーナリズムが急速に発展したのは、技術的、コスト的なメリットというよりも、表現の自由が極端に制限され、報道規制でがんじがらめにされてきたことへの反発によるものが大きいと思います。その過程があるので、どんどん「独立性」を求めて進歩してきたわけです。それにより、新聞やテレビも影響を受け、改善されてきた部分もあります。
あと、いわゆるジャーナリズムがダメならコメディ、社会風刺であるパロディで真実を伝えるというのも表現手段の一つですが、日本では事情が異なるようで、昨夜のNHKクローズアップ現代を偶然観て知ったのですが、日本はフランスのようにパロディを表現として認める法律がなく、その判断がオリジナルの著作者の「気分」にゆだねられているので、オリジナルの著作者がパロディ作品をみて、「気分を害された」と言えば、「オリジナルを侵害された」となり、その時点で「損失」が発生し、訴訟になり、結果として、パロディ作品の規制やパロディ著作者の逮捕につながるようです。つまり、「表現の自由」以前の段階で、オリジナルの著作者とパロディ著作者との力関係(相手の機嫌をうかがう主従関係のようなもの)ができあがってしまっているという内容で、そこには「お上が恐い」というような、封建社会的な精神が未だに残っているのかなと思いました。
やや飛躍しますが、学校教育やスポーツの分野の「体罰問題」もそうですが、こういったパロディやコメディの創作活動まで、日本社会では無意識のうちになんでも上下関係が幅をきかせている結果として、自分たちの生活に影響が出ているということでしょう。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月20日 12時34分06秒
>多くの人はもう原発は勘弁と思っているんですよね
フクシマに関してですが、グリーンピースが本格的にキャンペーンをはじめたようですので、より国際的な運動になっていくと思います。
>そんな場所にハイテクセンター置いたらアカンでしょう
3.11前は、「防災」といっても、原発はタブーで、「防災ボランティア」というのは一般に訓練として地域の消防団と一緒にバケツリレーするのが関の山で、それらは「官民一体」の取り組み方でもありました。阪神淡路や新潟、中越地震などを経ても、被災地以外では平均的な「市民活動」というのはその程度のものだったわけですし、参加者も非常に限られていました。それに、啓発活動をおこなう大抵のNPOは行政の下請けや外注先機関程度の役割しかありませんでしたし、先のジャーナリズムの話とも重なる部分がありますが、「市民活動」でありながら、「独立性」もクソもなかったわけです。
その程度の情報や知識、「常識」しかなかったところで、当然ながら、そこで一般の人が「王様は裸」的な指摘をしても通用しないという中で、3.11があり、結果、多くの人の意識を劇的に変えたことは大きいと思いますが、それでもまだ他人事のようにとらえる風潮が至るところであるようですので...
>岩盤の固い内陸のどこかにデータセンターを置いて、地方の雇用に貢献するという方向もあると思う
浸水に関しては地下水の問題もあるかと思いますが、分散させてリスクを下げる方法はあると思います。
_ Haniwa ― 2013年02月21日 08時42分57秒
>その意味において、こういった経済活動は、いわゆる「植民地主義」の延長だと思います。
そうなんですよねぇ。理念では普遍的なはずの人権が普遍的ではないという…。
>あと、これは同じ国でも、「都市部」と「田舎」の差にもみられることで、日本国内でも「企業誘致」で食い物にされる自治体があとを絶ちません。
原発や「迷惑施設」などもそうですよね。
>悪意がないとしても、無責任ですよね。
分かっいて知らないフリという面はあるはずです…。
>私はわりと自分で手にとる商品、とくに食品や衣服、家電に関しては、どこでどのようにつくられているのか、興味があるので...
本当は皆がそういうことに関心を持つのがいいのですよね。ただ安いというだけで選ぶのではなく、どうして安いのか、それを選ぶことがどういう意味を持つのかなどを考えて選べるようになると世の中変わってくると思います。Amazonの国内売り上げがニュースになっていましたが、送料無料で速く届くことの陰になにがあるのかよく考えて利用しないといけないですね(たまに利用していて言うのもなんですが…)。
日本のジャーナリズムが育たない点についてはかなり昔から指摘されていて、9.11以降もなかなか変化しませんね。自民党政権になって言われなくなりましたが、記者クラブ制度とか色々変えていかないといけない部分はあると思います。
パロディの件はマッド・アマノ事件が有名ですよね。
ttp://www.jps.gr.jp/rights/pdf/workshop.pdf
線引きが明確でないと萎縮効果が出てしまい表現活動が制約されてしまいますね。
>フクシマに関してですが、グリーンピースが本格的にキャンペーンをはじめたようですので、より国際的な運動になっていくと思います。
グリーンピースって日本にも活動拠点がありますが、どうしても外圧頼みで国内からのうねりにならないのが日本の弱いところですね。
自治会・町内会は行政とは独立した、地域の組織なのに、行政の下請けのようになっている面はありますね。「自治会」という名前にしているところは、そういう戦前の町内会のような面を払拭しようという表れなのかなぁと思っています。
消防団というのは大阪出身の私には新鮮なものですね。全国的にも消防団があるのが普通だとは関東に住むまで知りませんでした。
>一般の人が「王様は裸」的な指摘をしても通用しないという中で、3.11があり、結果、多くの人の意識を劇的に変えたことは大きいと思いますが、それでもまだ他人事のようにとらえる風潮が至るところであるようですので...
3.11の不幸をきちんと議論していかないと同じことの繰り返しになってしまいますよね。
>浸水に関しては地下水の問題もあるかと思いますが、分散させてリスクを下げる方法はあると思います。
分散させて各地にデータセンターやシステム部門がもっとあってもいいと思います。滅多にないことだとして考慮したくない企業も多いかもしれませんが。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月21日 10時49分40秒
>ただ安いというだけで選ぶのではなく、どうして安いのか、それを選ぶことがどういう意味を持つのかなどを考えて選べるように
Amazonもそうですが、写真関連商品に関して、銀塩印画紙は米国の通販サイトから買えば日本国内で買うより、数も選べて、圧倒的に安くて速いのですが、私は環境の面を考え、あえて「地産地消」で、主にフジの国内製品を近くの量販店で買っています。商品によっては取り寄せになることもありますが、それはもともと流通があるところに私の注文が追加されるだけであって、ニューヨークから空輸して私の自宅までトラックで三日以内に運んでこいということではありませんので...
>記者クラブ制度とか色々変えていかないといけない部分はある
そうですね。日本人は大人も子どもも忙しすぎて、便利さを他人に求め過ぎなので、物事について自分の頭で考える時間がないし、考える作業をしない、下手すれば考えるということがどういうことなのか知らないまま、教えられないまま過ごしているだけなのかもしれません。一度、そういう生活パターンから離れて物事をみることからはじめないと難しいかもしれません。
>どうしても外圧頼みで国内からのうねりにならないのが日本の弱いところ
グリーンピースのような国際的な団体に日本人の参加が増えていけばいいのではないでしょうか?特定の団体の発祥地や拠点がどこであるかというよりも、そのような開かれた場で、いかに市民の知恵を共有していけるかが大切なのだと思います。
ただ、グリーンピースは環境問題で訴訟に強いので、期待できると思います。
>自治会・町内会は行政とは独立した、地域の組織なのに、行政の下請けのようになっている面
一概には言えませんが、お金や名誉などいろいろな理由があるのではないでしょうか。
ただ、災害に関しては、災害発生時には市町村の役場は動かない/動けないので、必然的に自治会/町内会の力で対応、対処していかなければならなくなりますし、それが本来の「村」の役割だと思います。3.11でもそのような光景がみられました。あと、社会福祉協議会と民生委員はピンきりだと思います。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月21日 12時33分57秒
>全国的にも消防団があるのが普通
ありますが、どこも団員数減少が問題になってきていますね...
>3.11の不幸をきちんと議論していかないと
痛感しています。
>分散させて各地にデータセンターやシステム部門がもっとあってもいい
それに加えて、フクシマのような場合、被災住民の集団移転先の確保も必要ですよね。3.11まではそんな計画すらなかったし、3.11後も結局のところは国民が自腹切って「助け合い」をおこなっているのがほとんどですから。
これは「大規模複合災害」を経験した者の社会的責任だと思います。
_ Haniwa ― 2013年02月21日 13時31分01秒
私もなるべくヨドバシなど実店舗で買うようにしています。他の分野で専門店がある場合にはヨドバシではなくて専門店で買うようにします。
本もなるべく書店で買うようにしていますが、問題は書店に在庫がなく、取り寄せると平気で2週間とか掛かる場合ですよね。取り次ぎが悪いので、自分で在庫を持っているAmazonが有利になってしまいます。
>日本人は大人も子どもも忙しすぎて、便利さを他人に求め過ぎなので、物事について自分の頭で考える時間がないし、考える作業をしない、下手すれば考えるということがどういうことなのか知らないまま、教えられないまま過ごしているだけなのかもしれません。一度、そういう生活パターンから離れて物事をみることからはじめないと難しいかもしれません。
ネットを利用していて言うのも変ですが、ゆっくり考える時間が少ないですね。最近の子どもは習い事も多いですし。
>グリーンピースのような国際的な団体に日本人の参加が増えていけばいいのではないでしょうか?
そうですね。ただ、グリーンピースのやり方が日本で広まるのかという心配はあります。
>一概には言えませんが、お金や名誉などいろいろな理由があるのではないでしょうか。
最近は行政も予算がないので、自治会・町内会とべったりということもなくなってきたようですが、自治会・町内会の活動費の問題があって、公報の配布請負とかあるようです。
災害時は国・自治体はあてになりませんね。私の住む自治体では、災害用の備蓄は全然足りません。区域内全員が避難してきたら1回分の食事もないかもしれない状況です(以前災害訓練時に備蓄庫で確認しました)。それで自治会・町内会も独自に備蓄を始めましたが、やはり足りないですね。炊き出しの練習などは自治会・町内会独自にやっているようですが。
>あと、社会福祉協議会と民生委員はピンきりだと思います。
民生委員ってものすごいボランティアですからね。交通費ぐらいしか出ないはずです。
ハニワニワ地区の消防団も団員が少ないそうで、誘われたことがありますが、断ってしまいました。だって写真撮りたくなったら困るじゃないですか(笑)。それは冗談として、ほとんどが地元で営業する自営業の方のようですね。会社員で遠くの会社まで出かけている人の場合、消防団に入ってもほとんど活躍できないと思います。夜間や休日に活躍できるとは思いますが。
福島の場合、本当はきちんと集団で移転して生活を立て直さないといけないんですよね。原発事故の影響を小さく見せるために、ああいう扱いになっているんだと思います。自然災害だけなら色々な手段がありますが、原子力の事故の場合長期間汚染され続けますから、別途移転先等考えておく必要がありますね。まだ仮設住宅等に避難している方が大勢おられるというのは悲しいといいますか腹立たしい限りですね。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月22日 10時32分04秒
>取り次ぎが悪いので、自分で在庫を持っているAmazonが有利
そうですね。急ぎでないものは私も地元の書店で注文しますが...
>ネットを利用していて言うのも変ですが、ゆっくり考える時間が少ない
SNSだのなんだのと機能も増え過ぎて、「あれも使いたい!」「これも便利!」となってしまって、結果として時間がなくなってしまう人も結構いるようです...
>グリーンピースのやり方が日本で広まるのかという心配
偏見がありますよね、世間一般には。
>災害時は国・自治体はあてになりませんね。私の住む自治体では、災害用の備蓄は全然足りません。
一般市民が自分達で避難訓練などするために備蓄倉庫を開けたら空っぽでびっくりしたという話はよく聞きます。あと、災害時に他地域からの応援というかたちで物資提供の提携を結んでいる自治体の備蓄も空だったりと、どこも予算がかかるとの理由で適切な管理がされず放置されているようです。
>ハニワニワ地区の消防団も団員が少ないそうで、誘われたことがありますが、断ってしまいました。だって写真撮りたくなったら困るじゃないですか(笑)。
私も消防団などには属していませんが、写真撮影をおこなうのであれば、「記録係」専門として交渉して参加してみるのもいいかもしれません。
そもそもボランティアって自分の特技というか、日常のスキルをいかせるものが効果的ですので適役だと思います。
>自然災害だけなら色々な手段がありますが、原子力の事故の場合長期間汚染され続けます
私のところは半径100キロに原発があるので、これは大きな課題です。
_ Haniwa ― 2013年02月25日 08時20分37秒
お返事が遅れてすみません。
こういう時代に取り寄せに時間が掛かるシステムが書店をつぶしているんだと思いますね。
>SNSだのなんだのと機能も増え過ぎて、「あれも使いたい!」「これも便利!」となってしまって、結果として時間がなくなってしまう人も結構いるようです...
慌てて対応しなくてもいいはずなんですが、どうしてもすぐに返事したりしないといけないような雰囲気になっていますよね。ツイッターなどは字数制限もありますし。じっくり考えてじっくり書けませんよね。
>>グリーンピースのやり方が日本で広まるのかという心配
>
>偏見がありますよね、世間一般には。
あります。それと、従来から日本国内で取り組んでいた人々との連携をどうするのかという問題もあると思います。
>一般市民が自分達で避難訓練などするために備蓄倉庫を開けたら空っぽでびっくりしたという話はよく聞きます。
自治体の避難訓練に参加して備蓄庫を見せてもらったら、「こんな状況だからアテにしないでください」と言われました(泣)。自分で備蓄しておくしかないと思います。
自治体で食料品製造会社や飲料製造会社と災害時提供の協定を結んでいる場合がありますね。災害によっては協定通りにいかない場合がありえますね。
>私も消防団などには属していませんが、写真撮影をおこなうのであれば、「記録係」専門として交渉して参加してみるのもいいかもしれません。
そんなことをしたら、リコーのG700とか買っちゃうじゃないですか(笑)。まあ記録係は消防署にいるはずで、足りないのは初期消火に当たれる消防団員なんだと思います。消防署の大きな車が着く前に近所の消防団員が軽自動車でたどり着いて初期消火できればベストというコンセプトなのかなぁと思います。あと、あんまり嬉しげに写真撮っていると不審火の場合に怪しまれますし。たとえ消防団員だったとしても。
>私のところは半径100キロに原発があるので、これは大きな課題です。
100キロでも心配なのに数キロのところに学校があったりします。結局、原発はやめるしかないと思います。廃炉にしても後処理の問題がありますが、稼働し続けるよりははるかにマシです。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月25日 10時40分13秒
>こういう時代に取り寄せに時間が掛かるシステムが書店をつぶしている
>慌てて対応しなくてもいいはずなんですが、どうしてもすぐに返事したりしないといけないような雰囲気になっています
よく言われることですが、人間が機械を操るはずが、逆に機械に人間が操られてしまっていますよね、ここまでくると...
>従来から日本国内で取り組んでいた人々との連携をどうするのかという問題
一つの壁は言語の違いであり、そのため、それぞれの言語圏で共有されている価値観、歴史認識等にズレや誤解があるので、それらを解消していかなければ難しいでしょうね。今に始まったことではなく、ずっと続いている問題のようです。
>「こんな状況だからアテにしないでください」と言われました
>自治体で食料品製造会社や飲料製造会社と災害時提供の協定を結んでいる場合があります
にもかかわらず、ということもあるようですので、「自分の身は自分で」といわざるをえませんね。
行政というのは、「平等」を重んじるあまり、例えば、住民100人に対して100本バナナがなければ、「不公平が生じる」として、それが支援物資であっても配らないわけです。50本しかなければ、それを半分に切って出すとか、ある分だけでデザートか何かつくってお皿で分けて配給するといった発想に乏しいのです。その結果、住民の知らないところで倉庫保管されている大量のバナナが腐り、そのまま破棄されることになるわけで、それをマスコミに報じられるとさらに問題がこじれるわけです。
>まあ記録係は消防署にいるはずで、足りないのは初期消火に当たれる消防団員
>消防署の大きな車が着く前に近所の消防団員が軽自動車でたどり着いて初期消火できればベストというコンセプト
まあ、「ボランティア」ですから、できる範囲で...
_ Haniwa ― 2013年02月26日 08時23分21秒
>よく言われることですが、人間が機械を操るはずが、逆に機械に人間が操られてしまっていますよね、ここまでくると...
某密林のように背後で機械に追い立てられて人が働くのはどうかと思いますが、他方でこれだけスピードアップした世の中でもうちょっと配本をうまくやって欲しいとも思いますね。
>一つの壁は言語の違いであり、そのため、それぞれの言語圏で共有されている価値観、歴史認識等にズレや誤解があるので、それらを解消していかなければ難しいでしょうね。今に始まったことではなく、ずっと続いている問題のようです。
環境問題だとそれがより顕著なんでしょうね。
>「自分の身は自分で」といわざるをえませんね。
自分で用意できる人はまだいいんですよね。用意できない人や用意していてもそのときに使えない人などへの配慮は必要ですね。本当はこういう予算の配分でいいのかというところから議論しないといけないんだと思いますが。
>行政というのは、「平等」を重んじるあまり、~そのまま破棄されることになるわけで、それをマスコミに報じられるとさらに問題がこじれるわけです。
半分に切ると衛生上の問題が…とか気になるんでしょうね。ですからこういう場面では行政自らではなくて臨機応変に対応できるNGOなどに任せてしまうのも方法のひとつだと思います。
>まあ、「ボランティア」ですから、できる範囲で...
そうですね。少ない消防団員で回しているらしいので、多くの人ができる範囲で手伝うとかなり楽になり、また防災意識の向上につながるんだと思います。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月26日 12時55分36秒
>用意できない人や用意していてもそのときに使えない人などへの配慮は必要
>こういう場面では行政自らではなくて臨機応変に対応できるNGOなどに任せてしまうのも方法のひとつ
いってしまえば、新自由主義うんぬんの穴埋め策としての「市場化によってまかないきれない部分はボランティアにさせる」というのでは解決、解消されない問題だと思います。東日本大震災をみても明らかですが、ほとんど問題視されないようですし...
_ Haniwa ― 2013年02月27日 08時06分09秒
>新自由主義うんぬんの穴埋め策としての「市場化によってまかないきれない部分はボランティアにさせる」というのでは解決、解消されない問題だと思います。
新自由主義そのものがアレですからね。しかもタダで穴埋めさせるとか本当に都合よすぎます。
新自由主義はおいておいても、行政の硬直性をなんらかの形で修正できるあり方は必要だと思います。それが行政の下請けにならない形で。
また地震が多くなってきていますので、電池や飲み水・食料の点検をした方がよさそうですね。
_ いつもとおりすがり ― 2013年02月27日 09時01分01秒
>行政の硬直性をなんらかの形で修正できるあり方は必要だと思います。それが行政の下請けにならない形
もちろんです。ボランティアもやり方次第ですが、それにはまず人々が日常の忙しさから解放されることが先かと...
>また地震が多くなってきていますので、電池や飲み水・食料の点検をした方がよさそう
箱根の方は火山噴火の可能性の話も出てきていますし...
_ Haniwa ― 2013年02月28日 08時01分56秒
>それにはまず人々が日常の忙しさから解放されることが先かと...
そうなんですよねぇ。正規雇用の長時間労働とか問題山積みだと思います。もう少しシェアできればみんなハッピーになりませんかねぇ。
>箱根の方は火山噴火の可能性の話も出てきていますし...
火山噴火は火山灰で生産活動や日常の活動が長期にわたって影響受けますからね。いろいろ備えないといけませんね。
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