ツァイスの魅力(赤城耕一写真日録)2013年01月21日 00時00分00秒

新宿エルタワー28階:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F8AE、Kodak Elite Chrome 100(EB-3)、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし、Windows7 Professional 64bit)

少し前の記事ですまんが、写真家・赤城耕一氏のブログにツァイスの魅力1ツァイスの魅力2というものがあった。

それにしても、現行で用意されている一眼レフ用の交換レンズもライカMマウント互換のものも当然のようにMFレンズである。

正直なところいくら性能がよいからといって、ビギナーさんに積極的におすすめできるものではない。ツァイスの思想からすればAF動作を行うためのレンズ設計をしたくない、という頑さがある。かつての京セラとかいまのSONYのツァイスレンズはAFのものもあるのに、汎用性のある交換レンズの場合は妥協したくないということなのだろうか。だからツァイスのチカラを思う存分発揮させるにはいかにピント合わせを正確に行うかにつきる。レンジファインダー用のZMレンズはユーザー側に理解があるし、使う人もそれなりにわかっているから説明する必要もないだろう。しかし、問題は一眼レフ用の交換レンズである。

今は一眼レフもライブビュー撮影できるし、となれば画面の一部の拡大も行うことができる。静止した被写体なら誰にでも正確なフォーカシングが出来ると思う。

肝心のOVF(光学ファインダー)ではどうなのさ、というと、たしかに心もとない。フォーカスエイドを全面的に信用するってのもどうかと思うし、なにせAF前提で設計されているいまのAF一眼レフのファインダーでピントのヤマを見極めるのはけっこう慣れが必要だ。しかもボケ味なんかは撮影画像とあまりにも違いすぎて驚かされることがある。広角域の大口径レンズなんかではピント合わせが厳しいことこの上ないのだ。

ツァイスの魅力1(赤城耕一写真日録)

普段の赤城耕一氏の文章よりもまとまりがないのだが(笑)、依頼原稿が仕上がっていないのにブログが更新されていると色々問題があるとかで、お忙しい中更新されているので、更新されているだけありがたいと思うようにしている。

赤城氏が仰るように京セラ用とかSONYα用にはAFのCarl Zeissレンズがあるのに、どうして他の一眼レフ用(ZE・ZFシリーズ)はMF専用なのか。私も疑問に思う。私はMFでいいと思っているのだが、たしかにデジタル一眼レフなどのファインダーでMFするのは辛いことがある。ツァイスがAF化するよりも、一眼レフのファインダーがちゃんとピントが見えるようになるべきだと思う。

前回でも書いたけど、マウントが異なるタイプのものを用意する汎用性のある交換レンズをAF化しないのは、AFのモーター駆動のためにレンズを設計したくないということもあるらしい。

内部のレンズをモーターで動かすにはそのための光学設計とか軽量化のための硝材を考えねばならないからというのがその理由という。そんな頑なこと言わなくてもいいじゃないとか思うのだけど、でもAF駆動方式だって、レンズ内モーターやらボディ内モーターの方式があるから、ひとつの光学設計で両方ともうまいこと収めるというわけにもいかないのでしょうな。でもソニーとかひとつのシステムのためにレンズ設計するとなると、専用設計としてAFも含め自在に展開できるのだろう。

いまのZF2とZEレンズは、小型軽量化も考えていない。これもまた数値性能の低下を危惧するかららしい。AFレンズのみしか使用経験のない人なら、フォーカスリングのトルクの重さにも驚く人が多いだろうし、回転角にしてもちょい大きめに思える。ニッコールのMFレンズはフォーカスリングの回転角を小さめにしてあるものが多いが、これはピント合わせを迅速にするという理由だろう。

ツァイスの魅力2(赤城耕一写真日録)

うーん、なんだかSONYのAFツァイスレンズを貶めないように、他のツァイスレンズがAF化しない理由が書かれているが、なんか苦しいような…。妙に拘っているくせに変なところがいい加減というか行き当たりばったりなのがCarl Zeissなんだと思うようにしている(笑)。

それにしても、Distagon T* 15mm F2.8ZE・ZF.2の作例よいですな。できればフィルムの作例にして欲しかったが。


新宿エルタワー28階:CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F8AE、Kodak Elite Chrome 100(EB-3)、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし、Windows7 Professional 64bit)

例のAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>を再修理に持って行ったとき(Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>の再修理は来年のあがりだとさ ― 2012年12月26日参照)に撮影。うちにある2本のBiogon、どうもリバーサルフィルムだとスキャン時に抜けの悪い感じになる。スリーブをライトボックス上で鑑賞する分にはそんなに抜けの悪い感じはしないのだが。フィルムスキャナの光学系の曇りとか汚れかなとも思ったのだが、リバーサルフィルム以外では抜けは悪くないし、そもそも他のレンズとリバーサルフィルムの組み合わせではもっと抜けがよいので、2本のBiogonに原因があるのかな、とも思う。レンズを覗いた感じでは汚れ等はないように見えるのだが。

あと、こんな広角レンズなのに、遠景のピントが外れているというのも気になる。MFダイヤルで無限遠にしてやらないといけないようだ。AFで撮ると無限遠が被写界深度に入っていない感じだ。2本のレンズともそうなので、ボディがアレなのかもしれない。それとも、CONTAX G1をメーカーに修理に出す前も後も同じ傾向なので、2本ともレンズのフォーカスがずれているのだろうか。なんかCONTAX G1使っているとフィルムの消費が進まないので、しばらくやめて、当面Nkon F3かF100を使うことにする。


【追記】
エプソンプロセレクションブログのけんたむ様から応援メッセージを戴いている。ありがとうございます。Lightroom4でレタッチがめちゃくちゃ簡単になっている(2013年01月17日エプソンプロセレクションブログ)参照。昨年の振り返りでも。D800とPM-4000PXのお話。(Epson Proselection Blog) ― 2013年01月15日参照。ニコンは観念して絞り環を復活させるのです。キミタチは完全に包囲されている(笑)。
【追記終わり】

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