PCからレンズのピント調整などを行なう「SIGMA USB DOCK」(デジカメWatch) ― 2013年01月08日 00時00分00秒
昨日は結局更新できなかった。すまん。デジカメWatchによると、PCからレンズのピント調整などを行なう「SIGMA USB DOCK」(デジカメWatch)が発売なのだそうだ。
シグマは、フォトキナ2012で開発発表した「SIGMA USB DOCK」の発売を正式に発表した。シグマ用とキヤノン用を3月に発売。ソニー用、ニコン用、ペンタックス用は発売日未定となっている。価格は未定。
シグマ製対応レンズをPCに接続し、ファームウェアのアップデート、合焦位置の調整などを行なえる。PCとはUSBで接続。調整は専用ソフト「SIGMA Optimization Pro」より行なう。
なおピント調整は、単焦点レンズの場合が撮影距離4領域、ズームレンズの場合(焦点距離4領域)×(撮影距離4領域)の計16領域をそれぞれ任意に調整できる。
また、カスタムモードスイッチを備えたSportsラインでは、3段階のAF速度調整、フォーカスリミッターの制御、手ブレ補正機構OSのモード選択が可能となっている。
SIGMA Optimization Proの対応OSは、Windows 7/8、Mac OS X 10.7/10.8。
以前から思っていたのだが、レンズごとにピント位置を調整できるのは便利そうだが、本来はどのレンズもどのボディもどの組み合わせで使ってもちゃんとピントが来るのが当たり前であるべきだ。ニコンD300にも「AF微調節」があるのだが、私は使っていない。D300の前の所有者は2本のレンズを「AF微調節」に登録していたようだ(中古購入後即消した)。
ニコンの人も「基本的にはなくてもよい機能」と言っている。
──まずは「AF微調節」機能をD300に搭載された経緯をおきかせください。
この機能を搭載した理由としましては、お客さまのニーズにお応えする形で搭載いたしました。しかしながら、レンズによってAF精度のバラツキがあるわけではありません。ニコンとしましては、AF機能もレンズも当然そのような機能は必要ないということで設計、製造を行なっています。
──メニューではセットアップに入っていますね。
あまりこだわりなくセットアップメニューに搭載することにしました。しつこいようですが、基本的にはなくてもよい機能と考えております。
気になるデジカメ長期リアルタイムレポートニコンD300【第6回】AF微調節の使い方(デジカメWatch)
シグマの場合、サードパーティにあたるからこういう調節の必要性は純正よりもあるかもしれないが、それでも基本は純正のボディにきちんと合わせて出荷するのが筋だと思う。
あと、対応OSが少ないのも気になる。Windows XPはかなり古いOSかもしれないが、いまでもシェアがありマイクロソフトのサポート中のOSでもあるので、きちんと対応して欲しかった。Vistaすら入っていないというのはいかがなものか。
この対応具合だと、将来の対応も心配だ。ある時点でシグマのサポートが打ち切られて自分の新しいPCからは使えなくなるのではないかという心配がある。そういうスタンスだと、また新しいレンズには新しいSIGMA USB DOCKを買わないといけなくなるんじゃないかという心配もある。
色んな意味で、考えさせられる製品だと思う。まあ、シグマだからチャレンジしてくれ、という気持ちはあるが、ちゃんとサポートしないとユーザーに見限られるぞ。OSに依存する製品を出すということはそういう覚悟が求められるということだと思う。
写真は記事とは関係ない。
凍結:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、48mm、1/15秒、F5.3開放、VR:ON、ISO200、-0.3EV、マルチパターン測光、ピクチャーコントロール:ポートレート、WB:晴天日陰、HK-2、Nikon NCフィルター
一昨日の日曜日朝、久々に「バケツ稲」残骸の水が凍った。このバケツ、3.11以前から屋外にあるので土の表面で0.19μSv/h ある。はやく処分したい(泣)。
前回撮影時にD300のISO感度変更をボディ左肩のボタンから行った。その際に左側にあるWBボタンを間違えて押したらしく、ホワイトバランスが知らないうちに「晴天日陰」になっていた。この写真は晴天日陰なのでまだいいのだが、このあと撮った日向の写真が全部黄色くなってしまった。それをPhotoshop Elementsの自動カラー補正を使って修正したら(この写真はリサイズのみ)、フィルムで撮った写真っぽくなった(笑)。邪道だが使える技かも(笑)。
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