Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>修理完了 ― 2012年12月19日 00時00分00秒
ピントリングに引っかかりが生じてニコンに修理に出していたAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>(旧表記Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>)が修理から戻ってきた。
Ai AF Zoom-Nikkor ED 80-200mm F2.8D <NEW>のピントリング故障 ― 2012年12月09日参照
修理料金は、税込12,521円だった。見積りは19,184円だった。
AF ED 80-200/2.8D(N)
処置内容:距離環作動不具合のため、MF環部組部を交換いたしました。
修理料金 \10,350
部品代(MF環部組) \1,575
消費税 \596
合計 \12,521
前回修理時はMF環部組の部品代が\1,750だったので部品代は安くなっているが、修理工料が前回は\9,900だったのが、今回「修理料金」\10,350になっている。AM切替環(前回部品代\430)は今回は交換しなかった。
前回部品を交換したところ(MF環部組)がまた壊れてまた部品交換なので、今後が心配なのだが、検索したところ同じような故障の方が見つかった。
Camera 時を撮めるもの
2009/10/21
(中略)
80-200mmの方はMF環が交換だが、返却された部品を良く見ると、 プラスチック部分に金属の爪をプラスチックの出っ張りを溶かして、 圧着しているだけのようだ。その出っ張り部分が爪が動くことによって、 摺れて細くなって爪の固定が不安定になったようだ。 だからMF時に引っ掛かったり外れたりしているようだ。 そもそも可動部品の固定にこんな方法で良いのと言う疑問は残る。 部品だけを見ればレジンか何かで固定し直せば修理は出来るような気がする。
そうか、部品の返却を求めればよかったのか。なんか爪の固定がアレなので耐久性が無いようだ。再々発しそうだな。この方もその後同じ箇所が壊れている。
2011/9/23
2年前に修理したAFED80-200/2.8Dの調子がおかしかった。 MFへの切替後、爪が引っ掛からない。 前交換したパーツを見ると、爪のパーツをMF環に固定してあるのだが、 その固定が甘い。 おそらく2年前に交換した部品も経年変化でその部分が弱いと思える。 ゴム環を外すとやはり爪の固定が甘くなっている。 とりあえず、瞬間接着剤でくっつけた。 いきなり調子が良くなる。
というわけで、修理に出さずに済んだ。というか、出してもまた同じことになるだけだ。
この固定している部分はAF側に入っていると、 ズーッと圧力がかかることになる。 よって、今後は保管時はMF側に戻すことがお勧め。 でもそうすると今度はAF側の爪に圧力がかかることになるのか。 早めに補強する必要があるな。
うわーん(泣)、前回AM切替え環も交換したので、ここは触らないようにしてほとんどAF側にしていたのに。まだ現行品なんだから補強された対策部品に替えてくださいよ。ニコンらしくない構造だよ。AM切替え環とMF環部組はAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のアキレス腱なのか…。
次に壊れたらどうするか考える。ちなみにAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>がどんな構造になっているのか検索してみたが、前の型のAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED の分解図やサービスマニュアルはロシア連邦ドメイン(ru)にPDFで転がっていたが(内容はなぜか日本語で、ニコンの社内のゴム印らしきものも押してあった)、<NEW>の方は見つからなかった。
【関連追記:2012年12月22日】
最近のニコン駄目だな、修理したAi AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>のズームリングがゆるい ― 2012年12月22日
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