いすみ鉄道ってすごい ― 2012年12月13日 00時00分00秒

今日はカメラネタでなくてすまん。たまたま千葉県のいすみ鉄道の社長さんのブログを見たのだが、なんといすみ鉄道の新造している車両が古い国鉄型の車両にそっくり。これ、改造とかじゃなくて新造なんだそうだ。
いすみ350形が完成しました。(いすみ鉄道 社長ブログ)
※写真はいすみ鉄道社長ブログのサーバーから直接読み込んでいるので、「他サイトからの画像を拒否」といった設定をしている場合には表示されないかもしれない(元のサーバーから写真が無くなったりしても表示されなくなる)。
どうです?
モロ国鉄顔でしょう。
キハ52やキハ28の列車とすれ違うのですから、このぐらい凛々しい顔してないとね。
素晴らしいですな。強引にカメラネタに持って行くと、「Nikon FやNikon F2と同じニコンFマウントですから、絞り環ぐらいないとね。」っていうひとがニコンの社長になってほしい(笑)。
あと、いすみ鉄道社長ブログの別の記事には、笹子トンネル事故で思うことという記事もあった。
ヨーロッパの会社に長くいるといろいろなことを経験する。
その一つがヨーロッパ人はドンドン新しいものを作るようなことはしない、ということ。
建物などは古いものを修繕してずっと大切に使っている。
地震が少ないということもあるかもしれないけれど、新しいものを作ったとしても、いずれ修繕が必要になる時期が来ることを長い歴史から経験的に知っているのだろう。
だから、修繕できるものは繰り返し修繕して使っていく。世間の議論をみていても、日本人はまだその精神的レベルに達していないような気がする。
今使っているものを使いながら修繕していくことは、新しくつくるより難しいはずなのに、ヨーロッパ人はそうやって生きている。
見習わなければならないと思う。
カメラやレンズなどもそうあるべきだと思う。まだ使えるのにどんどん買い換えるのは好みじゃない。ぽんぽん買い換えてもらえなくても会社が成り立っていくようなあり方を考えていくべきだと思う。
この社長はホンダのXL250に乗られていたようだ。話が合いそうだ(笑)。わたしもかつてXL250に乗って中央道の笹子トンネルを何度も通った。途中から高速で通るのはつまらないから国道20号の新笹子トンネルや旧道の笹子トンネルを通るようになった。旧道の笹子トンネルなんてほとんど誰も通らないので野猿が入口付近に群れでいたりした。
これはいすみ鉄道に乗りに行かないといけないなぁ。フィルムで撮影するのによい被写体だし。小湊鐵道と通しで乗るとさらに楽しそうだ。
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