AppleとGoogle、Kodakの画像関連特許取得で協力か(日経)2012年12月11日 00時00分00秒

六角橋レトロ劇場(横浜市神奈川区):Nikon F100、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、24mm、F4開放AE、マルチパターン測光、Nikon プロテクトフィルター、HK-2、Kodak PORTRA 400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEあり、GEMなし、ROCなし)

今朝も寒いですな。懐も寒いHaniwaです(泣)。さて、AppleとGoogle、Kodakの画像関連特許取得で協力か(日本経済新聞)という記事が昨日載っていた。

2012/12/10 23:00

米Appleと米Googleが、米連邦破産法11条(日本の会社更生法に相当)の下で経営再建中の米Eastman Kodakから特許を買収することで協力すると、複数の米メディアが報じている。提示額は5億ドル以上と見られる。

米Bloombergが関係者から入手した情報によると、AppleとGoogleは今年の夏にそれぞれ他社と連合を組んで、Kodakが保有する約1100件の画像関連特許の取得に向けて動き出した。Appleが率いる連合には米Microsoftや米Intellectual Ventures Managementが、Googleが率いる連合には米RPXおよびアジアのAndroidスマートフォンメーカーが含まれる。

両連合の当初の入札額はそれぞれ5億ドルを下回っていたが、手を組むことで5億ドル以上を提示する考えだという。Kodakは先月、8億3000万ドルにおよぶ融資の約束を取り付けたが、特許を5億ドル以上で売却することが条件となっている。

米IBMの元知的資産担当バイスプレジデントで現在米IP Offeringsの社長を務めるRichard Ehrlickman氏は今回の動きについて、「AppleとGoogleは米Nortel Networksの特許買収を教訓にして、事業ニーズを満たしつつ、Kodak特許取得のコストを削減するために協力することを決心した」と分析している。

米コダックが債権者からの融資で合意、来年上半期に破産法適用から脱却へ(ロイター) ― 2012年11月14日の話の続きですな。

「資金提供の条件として、コダックは1年以上買い手を探している特許資産を5億ドル以上で売却すること、個人向け画像事業の全部あるいは一部を売却することが求められる。」のうち、特許資産が5億ドル以上で売れる見通しは立ったようだが、「個人向け画像事業の全部あるいは一部を売却すること」はどうなるんだろう。コダックの(スチル)写真フィルム部門は「個人向け画像事業」に含まれているから、ここがどうなるのかで、コダックの(スチル)写真フィルムがどうなるのかが決まる。心配ですな。

この手の記事はコダックという会社がどうなるのかに焦点があることが多いが、我々写真フィルムユーザーからすれば最悪コダックは滅んでもコダックがやっていた写真フィルムが残ればいいわけで、注目点が違う。そういう、実際の製品がどうなるのかに焦点を合わせた記事が欲しいけど、無理なんだろうねぇ。


写真は記事とは関係ない。Kodak PORTRA 400で撮影。
六角橋レトロ劇場(横浜市神奈川区):Nikon F100、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、24mm、F4開放AE、マルチパターン測光、Nikon プロテクトフィルター、HK-2、Kodak PORTRA 400、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEあり、GEMなし、ROCなし)

上の方がなんとなく像が流れている感じでしゃきっとしませんな。VRがONなので、光学系が動いたときに35mm版だと端っこの画質がアレになるのかもしれない。DXフォーマット用レンズをケラレないぎりぎりの24mmでFXまたは35mmフィルムで使うときはVRをOFFにした方がいいのかもしれない。

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