ニコンF3松本清張スペシャル2012年11月22日 00時00分00秒

ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その46(横浜橋商店街:横浜市南区):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F5.6AE、ILFORD XP2 SUPER、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(フィルムタイプ:ネガ(カラー)、色空間:グレースケール、ICEありGEMなしROCなし)、マルチサンプルスキャニング×4

ニコンの知られざるニコンの歴史F3松本清張スペシャルが追加された。

二コン後藤氏が松本清張記念館で講演 ― 2012年03月15日関連の情報をまとめたもののようだ。講演を聴けなかった人にもF3松本清張スペシャルのことが分かってありがたい。F3松本清張スペシャルの写真もあるし、なによりもニコンフェロー後藤哲朗氏のご尊顔も拝することが出来るサイトだ。

清張の依頼は、当時、カメラ設計部で「F3」の電気設計を担当していた後藤が応えることになった。

「1984(昭和59)年ごろ、私に清張先生からのご依頼が知らされ、清張先生の『F3』が届きました。そこで、液晶表示を見やすくするために液晶パネルを大きくして、カメラに外付けすることを思いつきました。市販のデジタル時計の液晶パネルが流用できるかも・・・と思い、いろいろとサンプルを取り寄せて検討したのです。しかし、『F3』のファインダー内の液晶パネルと時計用の液晶パネルのセグメントは、当然ながら一致しません。思い悩んだ末に、時計の液晶パネルの天地を逆さまにすると、『F3』ファインダー内の表示セグメントとほぼ一致することに、偶然気付いたのです。このときは、『自分で自分をほめてあげたい!』というぐらいうれしかったですね。ただし、露出の過不足を示す+、-のマークは時計用の液晶パネルにはありませんので、AM、PMの表示で代用しました」

後藤が、当時を興奮気味に振り返った。

是非、「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4GD ED 赤城耕一スペシャル」で絞り環を後藤氏自らの手で…。「Haniwaスペシャル」だと畏れ多いので。それでそのスペシャルの市販品を。「AF-S NIKKOR 24mm f/1.4GD ED赤城耕一スペシャルタイプ」とかで。

機能を先取りしたF3松本清張スペシャル

ニコンは、カメラづくりにおいて耐久性や信頼性に重きを置いたため一眼レフカメラに外部液晶パネルを搭載することには慎重だった。1988(昭和63)年に発売した「ニコンF-801」で初めて外部液晶パネルを採用した。そういう点からすると、「F3清張スペシャル」は、市販モデルの4年も前から外部液晶パネルを搭載した先進的なカメラだったといえる。

そうか、外部液晶パネルを初めて装備したニコンのカメラがF3松本清張スペシャルなのか。すごいなぁ。しかしニコンF3ってニコン初の市販AFカメラでもあったので(Nikon F3AF)、なんかすごいよねぇ。


写真は記事とは関係ない。ニコンのカメラで撮った写真でなくてすまん。ちゃんとF3も使ってますから。

ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その46(横浜橋商店街:横浜市南区):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F5.6AE、ILFORD XP2 SUPER、Kenko L37 Super PRO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(フィルムタイプ:ネガ(カラー)、色空間:グレースケール、ICEありGEMなしROCなし)、マルチサンプルスキャニング×4

画面真ん中の蛍光灯にAEが引っ張られてアンダーなネガになっている。撮影時はお店の中がそんなに明るいという感じはなかったのだが、CONTAX G1の露出計の癖ですな。画面内の一番明るいところに引っ張られる。露出がややアンダーなので暗部の粒状性が悪くなってしまった。マルチサンプルスキャニングの4回でスキャンしたがそれで粒状性が改善するわけではない。暗部の情報が少し拾えるかな、ぐらいだ。

ILFORD XP2 SUPERはNikon SUPER COOLSCAN 5000 EDでは、フィルムタイプをネガ(モノクロ)にした方が結果がよいようだ。この作例はネガ(カラー)でスキャンした。スキャンし直すのも面倒なのでこのままだ。すまん。

コメント

_ small-talk ― 2012年11月22日 12時51分16秒

松本清張くらいになると、こんなカスタマイズをして貰えるのですね。
ここまで大げさな改造でなくとも、たとえばデジタル一眼のフォーカシングスクリーンをスプリットイメージに代えるとか、メーカーが工房みたいな所を作ったら、案外繁盛するかもしれませんね。
(フォーカシングスクリーンは機種によっては部外品があるようですが)

イルフォードに限らずC-41現像のモノクロフィルムは、シャドウ基準露光として若干オーバー気味のほうが、綺麗な階調となるかと思います。

_ small-talk ― 2012年11月22日 15時43分33秒

過去の記事を拝見したところ。。。
トキナー12-24f/4のレンズを返品した話がありました。
私は1型を8年程前に買っているのですが、距離目盛りも焦点距離による露出のバラツキはありませんよ。
トキナーだと100mmf/2.8のマクロも7年程前に買っていますが、こちらも問題はありません。
もしかすると、昔より品質管理のレベルが落ちているのかもしれませんね。
トキナーは、シグマやタムロンのような先端技術を取り入れたイメージではないけれど、小さいけれど質実剛健な良さがあると思っていたのですが、ユーザーとしては残念な話ですね。

因みに、12-24mmf/4ですが、記事にも有ったように、18mmより望遠側でフルサイズのイメージサークルを維持しています。
これがなかなか画質が良いのですね、ウソみたいな話ですが(笑)
某純正18-35mmf3.5-4.5も持っているのですが、画面の端でも、もしかしたらこちらより画質が良いのでは、と思います。
18-35mmf3.5-4.5も小型軽量で悪くないレンズだと思いますが、デジタルとの相性がイマイチだという印象ですね。銀塩で使っていた時よりも欠点が如実に表れると思います。
ただ、12-24mmf/4は色収差が出るのが欠点なので、後処理のできるデジタル向きのレンズでしょうが。。。

2度も不良品を掴まされ懲りていらっしゃるかと思いますが、中古で良品に巡り会えれば安い割に良い買い物ができると思います。

_ おおた ― 2012年11月23日 17時23分39秒

松本清張のF3、結構きれいですね。かなり大事につかってたんでしょうかね。
手作り感たっぷりのカメラが、なんかほほえましいです。

シャッター速度と露出補正が表示されていたみたいですけど、これって、ファインダーから目を離すんなら、軍艦上のダイヤルを見るのと、あんまり変わらないのでは?と思ってしまいましたが、「強度の近視」だったらしいし、あと、老眼もあったと思うので、大きい液晶表示がありがたかったのかもしれませんね。

XP2、やっぱりカラーネガだけあって、しっかり露光しないと、アレそうですね。中間調から、ディープシャドーへの諧調のつながりは、やはりモノクロフィルムにはかなわないのでしょうね。

_ いつもとおりすがり ― 2012年11月23日 17時28分20秒

私はずっとコンタックスT3を使っていますが、このカメラ独特の描写や露出の傾向に慣れるのにかなり時間がかかりました。それもモノクロで自家現像をして、やっと使いこなせるようになってからの話です。ずっとラボまかせだけだったらおそらく愛着は持てなかったと思います。

ただ、慣れてからはいつもほぼ思ったように撮れるようになったので非常に楽です。このカメラのよさは、フルオートで撮れるので、撮影だけに専念する機会よりも、何かしながら、ついでに満足できるクオリティの写真を撮るという時にこそ、最も適しているのではないかという点です。非常にコンパクトですので、ほとんどの場合、決して邪魔になりませんし、これまでずっと使ってきている分、多少、撮影条件のわるいところでも気にせず使えます。慣れというのは大事です。

やはり、カメラ/レンズは同じものを長く使い、ほんとうに撮りたい、写真に残したいという瞬間に使ってこそだと思います。

_ めー猫 ― 2012年11月24日 14時32分52秒

イルフォードの作例ありがとうございました。
大変参考になりました。
F3ですが・・・写真はレンズで撮ると言われますが
何故皆さんNikon-Fなんでしょうか?
その辺の理由など聞かせていただいて宜しいでしょうか。
Fシリーズなどキタムラの中古コーナーで「買える値段」で並んでますから
時々眺めてはいるんですが・・・
EMも持ってるし、FM10も手に入れたし
AFだってカメラボックスに3個くらい転がってるし・・・
うーーん Fシリーズって、何が違うんだろう?と・・・

_ とんかつ ― 2012年11月25日 00時13分24秒

Haniwa さま

私は、Fシリーズでは、FとF3とF4を持っています。メリットはまずレンズを売却更新ということではなくて、たかだか小遣いと相談しながら集めたレンズ達なので、とことん使いたかった。

フィルムが使えること。

ファインダーが良くて、視野と倍率がバランスしていて、撮りたい構図が覗いて解ること。

堅牢なこと。

汎用電池で作動すること。

買ってはいけない歪んだレンズが解ること。

ここんとこの様子ですが、ミノルタの2台のフィルムカメラはこのまま使えそうです。15本ほどのレンズは、ジャンク扱いになってしまう。延命のためにkiponのレンズ側がMD(SR)のアダプターを購入。レンズ側が今ではマイナーですから急ぐ必要があった。もう止まらない。ソニーのNEXー7を中古で購入。

で、液晶もEVFもさっぱりのですが、いわゆるフォーカスエイドの機能があって、それを使うと自分の目よりもピントきそうです。ありがたい。カメラには収差のプログラムがあって、そりゃー便利かもしれない。でも今回カメラ本体でどれを選ぶか思いました。元々きちんと補正されたレンズであれば、例え少々古くても実用以上になります。自分のFのメーターが少し不安定になって、FEを購入しましたがしっかりしたもんです。
EMとFM10て重くてつらいより、軽やかですよね・

TRI-Xとリバーサルは、露出がシビアなのでメーターを更新しました。単3、1本が電源。これは、良い。レンズを透過して入る光源とメーターで計る光源のラチチュードはちがうもの。
機能はレスポンスがあって良いけれど、充電池が終わりだとカメラもお終い・・

_ タロウカジャ ― 2012年11月25日 11時10分00秒

松本清張氏のF3、すごいですねペンタの上に大きな液晶が乗っている。以前植村直己氏特別F2がありましたね。ほどほどにメーカに特別仕様を依頼できるくらい社会的地位が必要ということです。皆さん頑張りましょう。
Fシリーズは、F2を持っています。後続はFM2、F80s、F7000、便利で進化することで何を失うかが分かります。
F2あるいはFM2を使っているときはよく被写体を見ているようです、光線のまわり具合、反射の加減などを見て撮影しているようです。それに道具としていいですよね、昭和55年ごろに購入したカメラがかくしゃくとして動き、撮影できる、電池も直接関係ないし、金属の冷やりとした感触、そしてあの重さ、D7000とは全く違う世界が楽しむことができます。それから30年前にF2を買って、しばらく定期券と食券で生活したことなどが懐かしいですね。
ミノルタSR-T101からニコンに主軸を移したのがF2ですからなおさら簡単に部屋置物にしたくないです。

_ Haniwa ― 2012年11月26日 08時43分06秒

皆様、お返事が遅れてすみません。m(_ _)m

■ small-talk様
松本清張は国民的作家でしたからね。松本清張が取材で使っているというだけで十分に博付けになりますもの。

フォーカシングスクリーンは、社外品でなく純正の交換品が欲しいことがありますね。拡散性などが異なると、マルチパターン測光が狂いますから、そこまで含めてちゃんと整合した交換スクリーンが欲しいですね。スプリットイメージにしたら、スポット測光に値が困るんでしょうね。

>イルフォードに限らずC-41現像のモノクロフィルムは、シャドウ基準露光として若干オーバー気味のほうが、綺麗な階調となるかと思います。

ありがとうございます。TRI-Xよりは許容度が高そうですが、アンダーにしないように注意します。

■ small-talk様
Tokina 12-24mm F4 IIには参りました。製品テストに金払って参加させられた気分でした。明らかに交換してもらわないといけないような不具合でしたから、撮りたいものはほとんど撮れませんでした(撮影に持ち出して小傷でも付けようものなら交換してもらえなくなりますから)。

評判がいいのはAFモーターが内蔵されていないI型の方だと思います。私が買ったAFモーター内蔵型のII型や最近の他のトキナーレンズは初期不良が非常に多いようにネット上の情報では感じます。ヨドバシにあったニコン用3本(うち1本は展示サンプル)が不良というだけでもう十分です。おそらくかつてのトキナーじゃないんだと思いますよ。

中古で12-24/4のI型を買うのも考えましたが、中古であってもトキナーと付き合うのは金輪際勘弁だと思いましたので、残念でしたが、その考えは捨てました。それぐらい腹が立って時間をロスしたんです。Nikkorの12-24/4を買おうかとも思いましたが、トキナー12-24の方が安くて高性能と聞きましたら、購入意欲がそげますよねぇ。

>トキナーは、シグマやタムロンのような先端技術を取り入れたイメージではないけれど、小さいけれど質実剛健な良さがあると思っていたのですが、ユーザーとしては残念な話ですね。

わたしも質実剛健なイメージで好感度が高かったのですが、もう駄目です。

12-24/4のI型の画質がいい話を聞くと悔しい思いをするのですが、ここは意地でもトキナーには手を出さないで人生を終えたいと思います(笑)。色収差はD300などではカメラ側で自動修正してしまいますから、D300とトキナー12-24mmは相性いいんだと思いますが…。

>2度も不良品を掴まされ懲りていらっしゃるかと思いますが、中古で良品に巡り会えれば安い割に良い買い物ができると思います。

皆さんよくご存じのようでI型の中古はすぐになくなるようです。こんなことやってるとトキナーは先行きが危ないと思います。トキナーと無縁の人生を送りたいと思います(泣)。

_ Haniwa ― 2012年11月26日 09時07分18秒

皆様、お返事が遅れてすみません。m(_ _)m

■ おおた様
作家の方は作品の取材でじっくり丁寧に撮影するのでしょうね。しかし、こんな大きな液晶がてっぺんに付いていて、バッグにどうやってしまうのかなと思いました。バッグにしまうときは外すのかもしれませんね。

松本清張氏が見たかったのは、おそらくマニュアル露出時のの+-なんだと思います。シャッタースピードと絞り値はカメラやレンズ見れば分かりますが、それがカメラの内蔵露出計でどのような評価なのかはファインダー内の液晶を見るほかないです。それでこの大きな液晶表示なんでしょうね。

XP2 SUPERのアンダーになったときの粒状性の悪化はまだいい方だと思います。でもネガなのでアンダーにしない方がいいのは間違いないですね。

>中間調から、ディープシャドーへの諧調のつながりは、やはりモノクロフィルムにはかなわないのでしょうね。

これは分かりません。デジタル化した場合はスキャン時の設定によると思います。作例では色んな設定を試しましたが、モノクロ設定でスキャンするのがデフォルトでのあがりがよいようです。ネガカラー設定でのスキャンなら、少しトーンカーブとかいじらないといけない感じですね。

■ いつもとおりすがり様
そうなんです、ずっとニコンの中央重点測光に慣れていましたので、CONTAXの中央重点といいながら平均測光に近い性質のAEにはなかなか慣れないですし、傾向がまだ読めないです。CONTAXは操作性や仕様でちょっと自分と合わないところがあるのですが、レンズはよいので、愛着を持って使い続けたいと思います。

T2やT3もよさそうですね。大きなデジタル一眼レフとフィルムカメラを併用するのであれば、T2、T3は一緒に持って行くのによいですね。ああ欲しくなってきました(笑)。

>やはり、カメラ/レンズは同じものを長く使い、ほんとうに撮りたい、写真に残したいという瞬間に使ってこそだと思います。

そうなんです。CONTAX G1の仕様のアレさ加減にいらつきながらも、なんとか慣れていい写真が撮れるようになりたいと思います。

_ Haniwa ― 2012年11月26日 09時37分25秒

皆様、お返事が遅れてすみません。m(_ _)m

■ めー猫様
こちらこそありがとうございます。

>F3ですが・・・写真はレンズで撮ると言われますが
>何故皆さんNikon-Fなんでしょうか?

F一桁を使う理由は、ファインダーの良さです。ピントの見易さでは真ん中当たりだけだと0.85倍の中級機の方が合わせやすいことがあります。しかし周辺部のピントの見易さはF一桁でないと駄目ですね。もっともそんなに端っこにピント合わせることはないので、中級機でも十分なことが多いのですが。あとは視野率100%ということですね。

F一桁の場合、視野率100%というだけではなくて、ファインダー像の歪曲もよく補正されています。中級機以下ではファインダー増が糸巻きの歪曲があることが多いです。

要するに撮影レンズを通した像がフィルムに写る様子をできるだけ忠実にファインダーで確認したいときにF一桁は全然レベルが違うということです。高倍率ファインダーがあるのも魅力の一つです。あとは交換スクリーンの豊富さでしょうか。

それ以外にボディの堅牢さでしょうね。何かトラブルがあってもなんとか撮影だけはできるように考えられています。

■ とんかつ様
>買ってはいけない歪んだレンズが解ること。

これは案外知られていないF一桁ファインダーの魅力ですよね。今発売のデジタル一眼レフで視野率100%は謳っていても、ファインダーの歪曲収差についてはどうなんだろうと思いますね。どうせデジタル処理で歪曲収差は修正するから…なんでしょうか。

SONY NEX-7ご購入おめでとうございます!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

マイナーなレンズ用のアダプターは、必要な人に行き渡ったあとの再生産は見込めないので、あるうちに買っておかないといけないですね。ミノルタのレンズが延命してよかったです。あとは将来35mmフルサイズのよいボディが出ることに期待でしょうか。

ライブビューのピント合わせは、スクリーンの拡散性によらずに、純粋にレンズを通った像の状態で決められますから、ピント精度高いですね。ピークが二つあるようなレンズでもモニター見ながらどちらのピークを採用するかを自分で判断できます。

TRI-Xはやはり露出がシビアですか。
露出計ご購入おめでとうございます!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

様々な機械の電源は汎用の電池が使えるものがよいです。一番嫌なのが、専用電池でかつ電池が自分で交換できないものです。多少嵩張ってもいいから汎用電池が使えるものがよいです。

■ タロウカジャ様
>ほどほどにメーカに特別仕様を依頼できるくらい社会的地位が必要ということです。皆さん頑張りましょう。

もう無理っぽいです(笑)。

>Fシリーズは、F2を持っています。後続はFM2、F80s、F7000、便利で進化することで何を失うかが分かります。
>F2あるいはFM2を使っているときはよく被写体を見ているようです、光線のまわり具合、反射の加減などを見て撮影しているようです。

仰るとおりだと思います。便利になっても引き続き前の機能・性能は残しておけばいいのに、便利になった分どんどん削がれていくものがあります。そうしていくと、別のところから出発してきたカメラと同じところに行き着いてしまって、向うの方が安くてコンパクトで同じ機能があるじゃん、となってしまいます。恐竜化してしまうんでしょうか。一眼レフのファインダーの悪化については、ミラーレスのレンズ交換式デジタルカメラ(ライカ除く)が出る以前からこのブログですっと警告していましたが、警告通りの道を歩んでいます(泣)。

わさわさと慌てて撮らないと行けないようなものはもうデジタルカメラに任せて、フィルムカメラをゆったりと楽しむ時期に来ているんだと思います。手元にあるカメラやレンズを順番に使っていきながら楽しんで過ごすのがよいんだと思います。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
私がよく言う「ニコンはレンズの○○環を無くすな」の○○とは?
aperture(stop)の日本語

コメント:

トラックバック

Google
WWW を検索 haniwa.asablo.jp を検索
asahi-net.or.jp/~sp5j-hys/ を検索
※ブラウザで「保護されていない接続」「安全ではありません」などの表示が出る場合はSSL対応のhttps://haniwa.asablo.jp/blog/の方にアクセスしてください。お気に入り・ブックマークもSSL対応の方に変更をお願いします。(2021/02/23)