「10年使えるものづくり」- Nikon D600×三陽山長 謹製コート(ニコンダイレクト)2012年11月06日 00時00分00秒

Nikon F3 + DW-4 + Ai Nikkor 20mm F2.8S + BR-2A + BR-5 + BR-3

ニコンダイレクトに「10年使えるものづくり」- Nikon D600×三陽山長 謹製コートという特別サイトがオープンしている。

私自身、長く使っているNikonのF3があります。

イタリアなど海外へリサーチ旅行をするときの相棒として持っていくことが多いですね。例えばフィレンツェで行われるPITTIという世界最大のメンズファッション見本市で、展示ブースの写真や現地で見かけたお洒落な人のスナップを撮ったりしてトレンドの参考にします。またナポリのサルトを訪れて、彼らの仕事を取材することもあります。

面白いことに、Nikonの知名度のおかげで
コミュニケーションが始まることがあるんです。

イタリア人は基本的に写真を撮られるのが大好きなんですが、カメラ自体にも興味があるようで「君のカメラはNikonか!ちょっと見せてくれないか」となることが多々(笑)。初めて会う人のスナップを撮るときなんかも「OK、OK。Nikonならかっこよく撮れるだろう」ということで協力的になってくれたりします。海外の人の間でもNikonは“高性能でとてもクールなカメラ”という認識があるようで、しかも古いカメラでもその信頼は変わらない。これはやはり長い間ブランドの哲学として基本スペックの高いモノを作ってきたところのブランド力なのだなぁ、と感心させられます。

新しく発売されたこのD600も
とてもNikonらしいルックスでカッコいいですね。

あまりに劇的なデザイン変更だとイタリア人に「おまえ、それニセモノじゃないか?」なんて言われかねない(笑)。連綿と続いてきたブランド力のためにも、外観デザインの継続性って重要です。もうひとつ私にとって嬉しいことに、このサイズ感と重さが丁度いい。信頼できる機能は欲しいけど、やっぱり海外でずっと持ち歩くにはプロ仕様のハイエンド機よりもダウンサイジングされたD600くらいがいいんです。さらに、F3時代から使っていたレンズが使える点も嬉しいです。愛着のあるレンズですからね。

とある。横にはD600とF3の写真があるのだが、F3が目立っては困るのか半分しか写っていない。そこまでしなくても…と思うのだが。これを読んだ人がD600よりもF3に興味を持ってもらっては困るんだろう(笑)。

しかし、10年も保証するとは限らないD600を「10年後も現役を保証するメンテナンス&ケア体制がある」なんて項目に挙げてよく書けるなぁ。D600の使用説明書を見ると「このカメラの補修用性能部品(その製品の機能を維持するために必要な部品)の保有年数は、製造打ち切り後7年を目安としています。」とある。まあ発売開始から3年作って7年後に部品保有年数経過で10年になるという目論見か。記事にははっきりとD600が10年とは書いてないんだよねぇ。

Nikonと10年付き合うことができる最大の理由

と言っても良いのが、デジタル化以前の製品を含む、多くのNIKKORレンズが使えること。今まで愛用していたレンズが機能制限は有るものの、使えるというのは従来からのユーザーには当然嬉しい。そしてこの「D600」ではデジタルカメラのポテンシャルをフルに引き出すことができる、今のNIKKORレンズでより高画質の写真も楽しむことができ、よりアクティブな撮影を行うことができる。

新しいレンズ(Gタイプ)は絞り環がないので古いカメラでは使えないとか、新しいD3200やD5100でもかなりの機能制限があって全機能を使えるレンズはほんの一部だとか、そういうことは書かないのね(笑)。ニコンがこういう風に書くということは、少なくとも一部のボディについては非CPUレンズやAi連動に関しては互換性を保つつもりでいると受け取っていいのかな。このページは保存しておこう(笑)。


写真は、私のNikon F3 + DW-4 + Ai Nikkor 20mm F2.8S + BR-2A + BR-5 + BR-3だ。【追記】Nikon F3は1980年から2001年まで製造され、補修用性能部品の保有期間は2010年までだったのだが(10年の保有期間だと2011年になるはずなのだがなぜか2010年までらしい、起算点が最終出荷とは限らないのかもしれない)、2015年まで延長された。
ニコン、フィルムカメラおよび交換レンズ一部機種の修理対応期間を延長の快挙 ― 2010年07月22日参照

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