上海問屋の4,999円のLEDマクロリングライト、安価で52~72mmに対応がそそる2012年11月01日 00時00分00秒

3モード対応(全点灯・左側点灯・右側点灯) LED マクロリングライト 48灯 上海問屋 DN-68183 [★]

もう11月ですな。月日が経つのは早いですなぁ。さて、上海問屋が4,999円のLEDマクロリングライトを発売するようだ。安価で52~72mmに対応しているのがそそる。
上海問屋、4,999円のLEDマクロリングライト。52~72mmに対応(デジカメWatch)
【一眼カメラ用】3モード対応(全点灯・左側点灯・右側点灯) LED マクロリングライト 48灯 上海問屋 DN-68183 [★]
↑「一眼カメラ」言うな!

マクロリングライトというのは以前から欲しかったのだが、ニコンはSB-29とその改良型のSB-29sでこのタイプのフラッシュをやめてしまった。まあ中古で買えばいいのだが、そのSB-29(s)は厳密にはリングライトではなかった。左右に直管の発光体があるものだった。それでなにかいいリングライトはないかなぁとずっと思っていた。今のニコンのSB-R200を2個使ったシステムは高すぎるし大げさすぎる。そこまででなくていいので丸く照らすものが欲しかったのだ。

この上海問屋のマクロリングライトは常時発光だから、どこのメーカーに対応とかそういうのもないし、シンクロがどうのとか、TTLがどうのというのも関係ない。そこがいい。メーカーのTTL制御に対応しているのならそれはそれで便利なのだが、最近のスピードライト発光制御は結構ややこしいので、サードパーティ製のスピードライトでちゃんと露出がいくのかは不安だ。それだったらずっと光っていて定常光として露出制御した方がいい。スピードライトの短い発光時間を利用して被写体の動きを止めたいといった利用方法でなければこれで十分だ。

それに、52~72mmのアダプターが最初から入ってこの値段だというのがいい。あまり汎用性のないアダプターのようだが、別に買い揃えなくていいのがよい。これは買うかも。

飼っている虫とか、ときどきハニワニワに出没するガマガエルとか、口内炎ができたときとか歯が抜けたときとか、色々活躍できそうじゃないか。あと、ブログ用の物撮りとか。単純で安くて汎用性があるのがよい。レンズの前にかざせれば、どんなカメラでも使えるもの。だから「一眼カメラ用」とか訳の分からん表記はやめろ(笑)。二眼レフの撮影レンズの前にかざしても使えるだろ。

気になるのはどのくらいの明るさなのかということだ。明るければマクロ以外の用途も出てくる。あとLEDの耐久時間表記もないなぁ。まあそんな程度のものなんでしょう。

【追記】
もしかしたら、GODOX、フィルター径37mmや46mm径のレンズにも装着できるLEDリングライト(デジカメWatch)と本体は同じものかもしれない。

距離10cmの露出はISO400、1/60秒、F8 1/2。3~100cmの距離で使用可能。リングの右側または左側のみの点灯も可能。色温度は5,600K±300K。

うーん、暗いなぁ。やっぱりクローズアップスピードライトリモートキット R1 とかクローズアップスピードライトコマンダーキット R1C1 とか使わないといけないのか…。

Nikon F3 1998年12月のカタログ2012年11月02日 00時00分00秒

Nikon F3 1998年12月12日のカタログ3ページ

白川屋様がニコンF3を購入されたそうだ。おめでとうございます。ところが、アクセサリー類にどのようなものがあるか分かりにくいと仰る。たしかにそうだ。以前はフィルムカメラのムック本などもあったので、比較的情報が入手しやすかった。あちこちから拾ってまとめるのもちょっと手間が掛かる。

Nikon F3 1998年12月12日のカタログ1ページ

そこで、安直だが手元にあるカタログのうち、アクセサリー関連の部分を紹介することで取り急ぎF3沼への蟻地獄誘いとしたい。

カタログのうち、アクセサリー紹介でない部分の写真の方がそそるのだが、情報は紹介ページにあるので、ページも多いことから、3ページの製品写真(この記事の写真一番上)だけ載せて、あとはアクセサリー情報のページだけ載せることにした。

Nikon F3 1998年12月12日のカタログ9ページ

カタログ9ページには、交換ファインダーが載っている。ただし、1998年現在のものなので、この時点で既に生産終了になっていたF3AF用のDX-1ファインダーは載っていない。スクリーンについては、スクリーンの中に入っている説明書の方が詳しいのでまた別途。

Nikon F3 1998年12月12日のカタログ11ページ

11ページは、モータードライブMD-4とスピードライトの紹介だ。スピードライトについては後に発売されたAS-17を使うとF3専用以外のスピードライトでTTL調光が可能になる。AS-17はこの時点では発売されていないので載っていない。しかし、AS-3やAS-7も載ってないなぁ。完璧なF3システム図ってニコン公式でどこかにないものか(まとめるのが大変なので-笑)。
Nikon Flash Unit Coupler AS-7,AS-17(Haniwaのページ)参照。

Nikon F3 1998年12月12日のカタログ14ページ

14ページは、裏蓋関係その他だ。MF-4やMF-14、MF-17、MF-18などが載っているが、MF-6Bは載ってないなぁ。AH-3は載っているが、AH-2は載ってない。この時点でAH-2はAH-3に置き換えられていたのだが、AH-3はF-301/501との共用を考えられているので、MD-4にはAH-2の方が形にあっている。
三脚アダプターAH-2とAH-3 ― 2007年10月04日参照。

で、格好を気にし出すと、MK-1の方が底全体を覆っているので格好いいわけで、結局コマ速なんか調節する必要もないのにMK-1を買ってしまう。実用的にはAH-3で何の問題もないのに、だ。
Nikon コマ速変換機 MK-1(F3:MD-4用)ゲット ― 2010年01月26日参照。

カメラケースについては、データバック発売の19851982年以前のCF-20とデータバック発売後のCF-22がある。CF-20はこの時点(1998年)では製造販売中止らしく載っていない。データバックを付けることを考えるとCF-22の方がよいと思う。
Nikon F3用セミソフトケースCF-20とCF-22 ― 2006年07月18日参照。

ということで、カタログを載せたらアクセサリー一覧が完成かと安易に思っていたのだが、そう甘くはなかった(笑)。

フィルムの未来(赤城耕一写真日録)2012年11月05日 00時00分00秒

ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その42(みなとみらい駅上):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、某社 L37 Super PRO、F5.6AE、Fuji NEOPAN 400 PRESTO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

少し前の記事で申し訳ないが、写真家・赤城耕一氏のブログ「赤城耕一写真日録」にフィルムの未来(2012-10-26)というものがあった。

先日、ある写真関係のライターさんと酒席で話をしていて、おきまりの「フィルムは大丈夫なのか」という話題になる。

大丈夫もなにも、ぜんぜん大丈夫じゃないですよ。消費は下げ止まらないし、コダックのフィルム事業もまだ身売り先が決まってないみたいだし。

でも若い写真作家さんなんかはフィルム使う人もまだいるから、少しはいいんじゃないか、みたいな話も出たけど、そんなことで安心なんかできるわけがない。

写真愛好家や写真作家さんが使うフィルムの量は、ピーク時のフィルム生産の量から比べると微々たるものなので、たしかに安心できないと思う。業務で使っていたフィルムや一般人が記念写真で使っていたフィルムがほとんどなくなってしまった以上、なんとかしないといけないと思う。本当はたまにしか撮らない記念写真なんてフィルムの方が楽なんだけどね。DPE屋さんに持って行って取りに行くのが面倒なだけで、別にパソコンに転送したりバックアップがどうのとか考える必要もないし、同時プリントでもそこそこのプリントがあがってくるし。撮影時にちゃんとやることをやっていればもう自分で何かする必要はなかったんだよねぇ。

まあいまはデジタルカメラの高感度がよくなってきたから、フィルムでは撮れなかったものが撮れたりするが、一般人の記念写真の範囲ならフィルムとそう変わるわけではないと思う。一般人の好む大きさのデジタルカメラならそんなにフィルムが劣っているわけではないと思う。

たしかに撮ってすぐにメールに添付できたりはしないが、それはデジタルカメラとて同じこと。となると、フィルムのライバルはデジカメじゃなくてケータイやスマホの内蔵カメラなのか。

そう考えると、写真の行く末ってよく分からないし、なんかどの方向もあやういよねぇ。

そして、赤城耕一氏はフィルムの将来について大事なことを書かれている。

正直にいってしまえば、プロの間でもフィルムがなくなっても本当に困るのはごく少数。先に挙げた若き写真家たちと、一部の著名写真作家くらいのもので、他は誰も困りはしないのである。私はもちろん困ります。手もとにある多くの銀塩カメラがそのまま燃えないゴミになるからである。フィルムの存続のために本気で頼りたいのはアマチュアさんたちかもしれない。

フィルムを使う少数のプロやアマチュアさんだって、今後も消費に貢献することは当然だが、先のライターさんと合意したのは、たとえば将来的にはファンドを作って、フィルムを製造する会社をユーザーが援護射撃するくらいのことをしないと、このままじり貧状態になっていくことは間違いないと思う。

困るよなーライカM4が不燃ゴミとなったらさ。でもクラシックカメラもいいけど、現役でフィルムカメラを製造しているニコンやキヤノンやマミヤやコシナを本来はもっと応援せねばならんのだよね。あ、ライカもちょぴっと製造していると、アサヒカメラ11月号のフォトキナレポートにはあったっけ。なんか暗くなりそうだぜ。

手元にある銀塩カメラが燃えないゴミになることよりも、フィルムという目に見える形で記念写真が残せなくなることが私は困る。そういいつつも、昨日はNikon D300 + MB-D10で2700枚もデジタル写真を撮っていたのだが。本当は自分の身内の部分だけNikon F100で撮って、あとの部分はD300でバシャバシャ撮るように撮り分けたいのだが、スポーツ写真撮影中にそんな器用なことはできないし望遠ズームレンズも1本しかないので、仕方なく全部デジタルで撮っているのだ。もっとも、デジタル時代だからこそこんな撮り方ができるんだけどねぇ。フィルムで自腹でよそ様の分まで2700枚も撮れるほど金持ちではないから。ちなみに昨日は途中で1回だけMB-D10からD300本体の電池に切り替わったが、MS-D10を抜き差しして以降最後まで再発はしなかった。昨日は暖かい日だったので、このことをもってMB-D10の方がAputure BP-D10よりも優れているのかは分からない。

話を戻して、大事なのは「たとえば将来的にはファンドを作って、フィルムを製造する会社をユーザーが援護射撃する」という部分ですな。本当になくなってしまう前に、プロの方々が「ファンド」を作る音頭を取って戴けないだろうか。我々アマチュアがちょっぴりフィルムを使いつつブログでぶつくさ言ってもなにも変わらないので、こういうときに赤城耕一氏を始めとしたフィルムを使い続けるプロの方がファンドを募ってくだされば実現度が高いと思うのだ。「今やたまにしか使わないけどフィルムが無くなったら困る」という人は結構いると思う。


写真は記事とは関係ない。
ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その42(みなとみらい駅上):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、某社 L37 Super PRO、F5.6AE、Fuji NEOPAN 400 PRESTO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

「10年使えるものづくり」- Nikon D600×三陽山長 謹製コート(ニコンダイレクト)2012年11月06日 00時00分00秒

Nikon F3 + DW-4 + Ai Nikkor 20mm F2.8S + BR-2A + BR-5 + BR-3

ニコンダイレクトに「10年使えるものづくり」- Nikon D600×三陽山長 謹製コートという特別サイトがオープンしている。

私自身、長く使っているNikonのF3があります。

イタリアなど海外へリサーチ旅行をするときの相棒として持っていくことが多いですね。例えばフィレンツェで行われるPITTIという世界最大のメンズファッション見本市で、展示ブースの写真や現地で見かけたお洒落な人のスナップを撮ったりしてトレンドの参考にします。またナポリのサルトを訪れて、彼らの仕事を取材することもあります。

面白いことに、Nikonの知名度のおかげで
コミュニケーションが始まることがあるんです。

イタリア人は基本的に写真を撮られるのが大好きなんですが、カメラ自体にも興味があるようで「君のカメラはNikonか!ちょっと見せてくれないか」となることが多々(笑)。初めて会う人のスナップを撮るときなんかも「OK、OK。Nikonならかっこよく撮れるだろう」ということで協力的になってくれたりします。海外の人の間でもNikonは“高性能でとてもクールなカメラ”という認識があるようで、しかも古いカメラでもその信頼は変わらない。これはやはり長い間ブランドの哲学として基本スペックの高いモノを作ってきたところのブランド力なのだなぁ、と感心させられます。

新しく発売されたこのD600も
とてもNikonらしいルックスでカッコいいですね。

あまりに劇的なデザイン変更だとイタリア人に「おまえ、それニセモノじゃないか?」なんて言われかねない(笑)。連綿と続いてきたブランド力のためにも、外観デザインの継続性って重要です。もうひとつ私にとって嬉しいことに、このサイズ感と重さが丁度いい。信頼できる機能は欲しいけど、やっぱり海外でずっと持ち歩くにはプロ仕様のハイエンド機よりもダウンサイジングされたD600くらいがいいんです。さらに、F3時代から使っていたレンズが使える点も嬉しいです。愛着のあるレンズですからね。

とある。横にはD600とF3の写真があるのだが、F3が目立っては困るのか半分しか写っていない。そこまでしなくても…と思うのだが。これを読んだ人がD600よりもF3に興味を持ってもらっては困るんだろう(笑)。

しかし、10年も保証するとは限らないD600を「10年後も現役を保証するメンテナンス&ケア体制がある」なんて項目に挙げてよく書けるなぁ。D600の使用説明書を見ると「このカメラの補修用性能部品(その製品の機能を維持するために必要な部品)の保有年数は、製造打ち切り後7年を目安としています。」とある。まあ発売開始から3年作って7年後に部品保有年数経過で10年になるという目論見か。記事にははっきりとD600が10年とは書いてないんだよねぇ。

Nikonと10年付き合うことができる最大の理由

と言っても良いのが、デジタル化以前の製品を含む、多くのNIKKORレンズが使えること。今まで愛用していたレンズが機能制限は有るものの、使えるというのは従来からのユーザーには当然嬉しい。そしてこの「D600」ではデジタルカメラのポテンシャルをフルに引き出すことができる、今のNIKKORレンズでより高画質の写真も楽しむことができ、よりアクティブな撮影を行うことができる。

新しいレンズ(Gタイプ)は絞り環がないので古いカメラでは使えないとか、新しいD3200やD5100でもかなりの機能制限があって全機能を使えるレンズはほんの一部だとか、そういうことは書かないのね(笑)。ニコンがこういう風に書くということは、少なくとも一部のボディについては非CPUレンズやAi連動に関しては互換性を保つつもりでいると受け取っていいのかな。このページは保存しておこう(笑)。


写真は、私のNikon F3 + DW-4 + Ai Nikkor 20mm F2.8S + BR-2A + BR-5 + BR-3だ。【追記】Nikon F3は1980年から2001年まで製造され、補修用性能部品の保有期間は2010年までだったのだが(10年の保有期間だと2011年になるはずなのだがなぜか2010年までらしい、起算点が最終出荷とは限らないのかもしれない)、2015年まで延長された。
ニコン、フィルムカメラおよび交換レンズ一部機種の修理対応期間を延長の快挙 ― 2010年07月22日参照

ILFORD XP2 SUPERフィルム購入2012年11月09日 00時00分00秒

ILFORD XP2 SUPER 135-36

皆様、コメントのお返事が遅れましてすみません。まだお返事していないコメントにはできるだけはやくお返事するようにします。m(_ _)m【追記 10:22】現時点で戴いているコメントにはすべてお返事したつもりなのですが、もし漏れがありましたらご指摘ください。m(_ _)m【追記ここまで】

先に記事更新ですまん。カラーネガフィルムと同じC-41現像ができる「白黒」フィルム、ILFORD XP2 SUPERを買ってみた。135-36だ。ヨドバシカメラで1本580円だった。

めー猫様arayo-too様のコメントがきっかけだ。ありがとうございます。

以前はコニカのSEPIA 400を使っていたことがあるのだが、製造中止になってからは、モノクロフィルムを使うようになった。その理由は、モノクロフィルムの方が保存性が高そうだからだ。C-41現像の「モノクロフィルム」はカラー色素を使っているので、カラーネガと同じ保存性ではないかと思ったのだ。カラーネガと併用するなら全く違う性質のモノクロフィルムの方がリスク分散になるかなぁと思ったのだ。

しかし、今回C-41現像のILFORD XP2 SUPERを買って、色々考えてみたが、C-41現像の「モノクロ」フィルムにもメリットがある。たとえばプリントはカラー印画紙とモノクロ印画紙の両方から選べる。値段の安さや処理の速さを考えるとカラー印画紙、自家プリントや保存性を考えるとモノクロ印画紙、という風に使い分けできる。いま、外注のモノクロプリントはかつてのリバーサルフィルムからのダイレクトプリントみたいに高い。

それ以外に、フィルムスキャナでスキャンする際に、モノクロフィルムには、赤外線でゴミや傷を検知して処理するDigital ICEが使えないが、カラー色素を使った「モノクロ」フィルム(C-41現像)だと、普通のカラーネガフィルムと同じようにDigital ICEでのゴミ・傷取りが可能だ。

カラーネガの設定でICEも効かせてスキャンしてから、あとでモノクロ化すればいいのだと思う。それだとカラーネガで撮ったものをあとで画像処理でモノクロ化したのとどう違うのかという気もするがあまり深く考えない(笑)。

使ってみた上で記事にするのがよかったのだが、なるべく早く使ってみるつもり。

EXILIM 10周年記念 特別対談(前編)(デジカメWach)2012年11月12日 00時00分00秒

ある日の仕出し弁当:カシオG'zOne TYPE-X、1/33.3秒、F2.8、4.6mm、感度不明、全てオート、レンズ前に保護シールあり

デジカメWatchにEXILIM 10周年記念 特別対談(前編):“ウェアラブルカメラ”誕生から“HIGH SPEED”までという記事が掲載されている。

EXLIMシリーズには縁がないのだが、ニコンD300でアマチュアスポーツ撮影をしていると、ときおりカシオのコンパクトデジカメを持っている人は見かける。カシオのデジカメは高速連写などの機能が充実しているから、一眼レフに大きなズームレンズを使うのは嫌だという層に受け入れられているんだと思う。

私の使っているケータイもカシオ製のG'zOne TYPE-Xで、これに内蔵のカメラも連写機能があって、「パスト連写」などはスポーツのフォーム確認などに使える。この手の機能の説明には必ずゴルフのショットが挙げられているのだが、別に野球のバッティングやサッカーのシュートやバスケットボールのシュートなどでも使えるはずだ。

カシオG'zOne TYPE-Xの「パスト連写」で不満なのは、撮影時間が短いことと次の撮影に移る時間が掛かることだ。パスト連写というのは実はずっと高速連写で撮っていて上書き上書きしているのだが、シャッターを押したらその前後の1秒ずつを記録するといった、いわばドライブレコーダーの高速連写版みたいなものだ。この前後1秒といった撮影時間を前後5秒ぐらいにすれば全然違うものになるんだけどなぁ。あと、シャッターを切ったら保存に取りかかってすぐに次が撮れない。要するにバッファメモリが足りないからこうなるんだと思う。潤沢にバッファメモリを積んでくれてサクサクと決定的瞬間を30コマ/秒で前後5秒間ぐらい撮れれば、アマチュアスポーツ撮影をもっと手軽に誰でも撮れるようになると思うんだけどなぁ。

記事中にあるカシオEX-F1はいわゆるネオ一眼タイプなので、一般人には大きすぎるしマニアにはレンズ交換できないでかいカメラだということで人気出ないと思うが、進化させることは可能だと思う。スポーツ撮影に使えるだけの処理能力と高感度の性能を持たせてくれればいいんだけどなぁ。
一瞬を切り取る超高速連写デジカメ――カシオ「EX-F1」(ITmedia)参照

■ EX-F1はミラーレスへの進化の一面か

山田:次はEX-F1(2008年3月)ですね。HIGH SPEED EXILIMの第1弾。最初にこれがでたときは「カシオどうしちゃったの?」という感想でした。中身はいわれてみるとカシオらしいのですが、見た目がすごい。

中山:そうですね。実はこの間にEX-P505などEXILIM PRO系の製品がいくつかあり、「薄くする」以外の挑戦もしていました。そのため「EXILIM=薄い」と決めつける必要はないという雰囲気にはなってましたね。ただ、ハイスピードだけは絶対将来、カメラの基本になるものだと考えてまして、いち早くやりたい想いはありました。

中山:その第1弾をどういうかたちにするのがいいのか色々議論した結果、ハイアマチュアやプロのスポーツカメラマンが使っても納得いくかたちが良いかなと考え、あえてコンパクト系のスタイリングではないものを採用したんです。

山田:これは名機ですよね。

中山:いまだに業務用途で使われている方はいます。

山田:これの順当な後継機がでないのが残念です。ミラーレスの理想型といってもいい。ミラーレスは今変な方向に行ってて、例えばレンズ交換する人が少ないのにレンズ交換式になっているとか、ミラーがないのに高速性能を活かしきれてない。そういうのことを考えると、ミラーレスの行き着く先のひとつは、実はここなのかなと思います。

中山:私もミラーレスには懐疑的ですが、その原点として求めるべきものがEX-F1なのかもしれません。まずレンズ交換する必要って、そもそもどれくらいあるのでしょう。もちろん、一眼レフは別ですよ。プロカメラマンには特殊な撮影領域も出てきます。でも一般の人がレンズ交換をする必然性はあるの? という疑問はあります。それとハイスピードを活かすとなると、確かにミラーレスが一番適しているはずですね。

山田:一眼レフで撮れないものが撮れるという点では、EX-F1はすごく独特な世界を持っていると思います。今でも存在意義はあるのかなという気はします。

「ミラーレスは今変な方向に行ってて、例えばレンズ交換する人が少ないのにレンズ交換式になっているとか」というのは異論があるなぁ。一般ユーザーに迎合してどうする。ユーザーにレンズ交換する撮影スタイルを提案するのもカメラメーカーの仕事だと思うぞ。それにレンズ交換できないミラーレスカメラって、ただの以前からある普通のコンパクトデジカメだろうが(笑)。

私は以前から単焦点レンズをもっと一般人に売り込めと言ってきたが、最近のミラーレスは薄型レンズを中心に単焦点レンズがラインナップされてきていて、いい傾向だと思う。明るくてコンパクトで安価な単焦点レンズはもっともっと普及してもいいと思う。こういう、メーカーがユーザーを引っ張っていくスタイルもアリだ。

だから、「絞りリングを必要とする人がいないから無くす」というんじゃなくて、「レンズをリバースするとこんな風に撮れますよ」みたいな提案もあっていいと思うのだ。あとミラーレス用のベローズとかあってもいい。まあ電気的につながる何かがあれば絞り環がなくてもリバースしたりベローズの使用は可能なんだけれども、そういうアクセサリーもないよね。せっかくレンズ交換できるんだからもっと可能性を広げて欲しい。そうでないから山田久美夫氏にこんなことを言われてしまうのだ。ということで、ニコン以外の会社もレンズ単体で機械的に絞りを変えられるようにしておくれ(おっ、主張が拡大してきてるぞ-笑)。

カシオには色々期待したいことがあるんだけれども、それにはまだ応えてくれていないなぁ。スポーツ撮影で決定的瞬間をサクサク撮れるEXILIMを頼みますよ。


ある日の仕出し弁当:カシオG'zOne TYPE-X、1/33.3秒、F2.8、4.6mm、感度不明、全てオート、レンズ前に保護シールあり

知らない間に設定が4128×2320ピクセルの16:9の横長サイズになっていた。

富士フイルム社員吉村英紀さん(ほぼ日刊イトイ新聞 - 21世紀の「仕事!」論。)2012年11月13日 00時00分00秒

ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その43(横浜新港埠頭):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F8AE、+2/3補正、某社 L37 Super PRO、Fujifilm NEOPAN 400 PRESTO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

ほぼ日刊イトイ新聞 に「21世紀の『仕事!』論。」というコーナーがあるのだが、昨日から「14 写真フィルムメーカー社員」ということで富士フイルム社員の吉村英紀さんのインタビューが載っている。
21世紀の仕事!論フィルムメーカー社員第1回フィルムの楽しさって、何だ。
21世紀の仕事!論フィルムメーカー社員第2回新しい「市場」が生まれていた。
【追記:2012年11月15日】
21世紀の仕事!論フィルムメーカー社員第3回「写真って大切でしょう?」
【追記ここまで】

吉村 なぜ、フィルムを使っているんですかと
あちこち、聞いて回りました。

── どういう答えがありましたか、たとえば?

吉村 明確な言葉になってはいないんですけど
でも「フィルムのほうが好き」と。

フィルムのファンって
こんなにいるんだと、再認識したんです。

── でも「うまく言えないけど、好き」とか
「何となく選んじゃう」って
好き度としては、けっこう強いですよね。

吉村 でも、みなさんのお話がきっかけで
「フィルムの楽しさって、何だろう」と
徹底的に考えることができたんです。

── はー‥‥。

吉村 撮ってからプリントが仕上がってくるまで、
長いじゃないですか、フィルムって。

── はい、カメラを選んで、フィルムを買って、
撮って、写真屋さんに持って行って‥‥。

吉村 プリントができるまで待って、
できたらたら取りに行って、
写真を選んで、1冊のアルバムをつくって。

── 長いです。

吉村 「撮って、見る」部分だけを取り出せば
たしかに、デジタルのほうが便利ですけど、
その「長いプロセス」自体を
ぜーんぶ、楽しめるシステムにできたら?

逆に、ものすごい「強み」になる。

── たしかに、デジカメには無理ですもんね。
その部分は。

吉村 フィルムには個々に特性があるんですけど
それを選ぶ楽しさ、
写真をワクワクしながら待つ楽しさ、
プリントしだいで
写真に、いろんな風合いを出せる楽しさ‥‥。

デジタルの波がものすごいといっても 「フィルムの楽しさ」って、
僕らの工夫次第で
まだまだ見いだせるんじゃないかと。

── フィルムで撮った写真を選んじゃう理由は
何だったんでしょうか。

吉村 もう、感覚的なことでしかないんですが。

── ええ。

吉村 やはり「よさ」が、ぜんぜん違う。

── よさ。

吉村 プリントになったときのうれしさが、
ぜんぜん違うんです。

感覚的ですな(笑)。しかし、まあモニターで見たり家庭用のプリンタでプリントしたものに比べると、フィルムを銀写真プリントにしたものはたとえ同時プリントであっても全然クオリティは違うよね。わくわくして待つ楽しさというか依頼したらなにもしなくてもいい気楽さというか両方ですな。デジタルは大量に撮って帰ったらたとえJPEGオンリーの撮影でも転送などの作業が待っていてうんざりする。

── 話を戻しますと「便利なデジカメ」でなく、
むしろ
「不便なフィルムを楽しむ人たち」が‥‥。

吉村 いたんです。見えないところに。

── 見えない‥‥ところ。

吉村 若い女性というのは
フィルムメーカーの付き合いの範囲のうちでは
なかなか知り合えないので。
ミヤモト カメラ・写真業界をかたちづくってきたのは
高価なカメラを買ってくださる
おじさまだとか
いわゆる「カメラ小僧」と呼ばれるような
男の人ばかりだったんです。

── なるほど。
それじゃ、知り合えなさそうですね。

吉村 でも、見えないところで
「若くて、感度の高い女の子」たちが
今の感性でフィルムを楽しんでいた。

いや、高いカメラも買えないし、「カメラ小僧」でもないオッサンが細々とフィルム使ってるんですけど…。見えないというかこっちのオッサンは見たくなかったんだろ(笑)。まあ最近はD300にMB-D10と80-200/2.8持ったカメラ小僧化してるけどさ。

まあカメラ女子でもロモでもホルガでもいいし、そうでない人でもいいからフィルム使ってくだされ。「おしゃれな」人だけでなく、オッサンもオバサンも小学生も中学生も高校生も日常の記録や記念写真にフィルム使ってくだされ。

さて、明日の第3回はどういうオチにつながるんだろうね。だってさ、カメラ女子ってコダックのポートラでしょ(爆)。


写真は記事とは関係ない。
ヨコハマ・ビオゴン・モノクロ計画その43(横浜新港埠頭):CONTAX G1、Carl Zeiss Biogon T* 21mm F2.8、F8AE、+2/3補正、某社 L37 Super PRO、Fujifilm NEOPAN 400 PRESTO、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEなしGEMなし)

少し前の写真ですまん。カメラ女子的な写真でなくてすまん。

米コダックが債権者からの融資で合意、来年上半期に破産法適用から脱却へ(ロイター)2012年11月14日 00時00分00秒

大井川鐵道新金谷駅(旧南海電車ズームカー):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8、1/500秒、Kodak PORTRA 400、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし)

ロイターによれば、米コダックが債権者からの融資で合意し来年上半期に破産法適用から脱却する方向らしい。
米コダックが債権者からの融資で合意、来年上半期に破産法適用から脱却へ(ロイター)

[ニューヨーク 12日 ロイター] 経営再建中の米イーストマン・コダック(EKDKQ.PK: 株価, 企業情報, レポート)は12日、社債権者から7億9300万ドルの融資を受けることで合意したと発表した。

同社のアントニオ・ぺレス最高経営責任者(CEO)は、今回の合意により2013年上半期に破産法の適用から脱却することができるとの見通しを示した。

コダックと合意したのはセンターブリッジ・パートナーズ、GSOキャピタル・パートナーズ、UBS(UBSN.VX: 株価, 企業情報, レポート)とJPモルガン・チェース。

資金提供の条件として、コダックは1年以上買い手を探している特許資産を5億ドル以上で売却すること、個人向け画像事業の全部あるいは一部を売却することが求められる。

合意内容は破産裁判所の承認を受ける必要がある。

コダックは今年1月に米連邦破産法第11条の適用を申請していた。

問題は「資金提供の条件として、コダックは1年以上買い手を探している特許資産を5億ドル以上で売却すること、個人向け画像事業の全部あるいは一部を売却することが求められる」(強調は引用者)の部分だろう。「個人向け画像事業」に写真フィルム部門が含まれているからだ。売りに出されているが買い手が付いたとかどこそこが検討中という話も聞かない。やばいですなぁ。誰も個人向け画像事業を買わなかったらどうなるんだろう。そもそもこの融資話がなくなってコダックが終わるんだろうか。個人向け画像事業の買い手が表れても、フィルム事業は要らないからやめるとか言われたらその時点でコダックの写真フィルムは終わる。融資する側からすれば、「個人向け画像事業」は融資に値しない負の部分なんだろうな。コダックが破産法適用から脱却しても、写真フィルム部門がフィルムを作らなくなれば我々にとって意味がない。

愛用のポートラやTRI-XやT-MAXの行く末が心配ですな。


大井川鐵道新金谷駅(旧南海電車ズームカー):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8、1/500秒、Kodak PORTRA 400、L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし)

これもちょっと前の写真ですまん。このところPORTRA400は身内の行事しか撮っていなかったので作例に出せるものがなかった(泣)。

Capture NX 2(水の贈り物 撮影日記ブログ版)2012年11月15日 00時00分00秒

ILFORD XP2 SUPER DPE依頼書

戴いた全てのコメントにまだお返事を差し上げていませんが、先にブログの更新をさせて戴きます。お返事はなるべく早く致しますのでお待ちください。m(_ _)m

写真家・武田晋一氏のブログ「水の贈り物 撮影日記ブログ版」にCapture NX 2という記事が載っていた。

Capture NX 2は、デジタルカメラ用のソフトウェアのように宣伝されているが、武田氏はフィルムスキャンに使っておられるようだ。

フィルムをスキャンする場合、色や明るさによってスキャナーに得意不得意があり、一枚のフィルムの中でも、ここはよく再現できているけど、ここはダメ、といったことが起きる。

例えば、ある部分だけ暗くなってしまったり、コントラストが下がったり、彩度が落ちたり色が転んでしまったりする。

これは非常にやっかいで、フォトショップなどの画像処理ソフトは画面全体を調整するのは難しくないが、ある部分だけを扱うのはとても手間がかかる。

その点、ニコンのキャプチャーNX2のカラーコントロールポイントを使用してみると、絶大な威力を発揮する。今や僕は、このソフトなしでは、スキャン後のフィルムの画像処理などできないとさえ感じる。

本を出版する際に、過去に何度か出版社を通してスキャンを業者に依頼し、目玉が飛び出るような高価な機械でフィルムをデジタル化したことがあるが、後処理が難しい絵柄のフィルムに関して言えば、NX2を使って自分でスキャンした結果の方が良かった。

スキャンしたデータ以外でも、デジカメ画像から作成したTIFFやJPGデータの調整にもキャプチャーNX2は威力を発揮する。ニコンユーザーではなくても、このソフトは持っておくべきソフトだと思う。

Capture NX 2は持っていないんだよねぇ。昔、そのうちデジタル一眼レフ買うだろうと思ってNikon Capture 4を買ったんだけれども、結局全然デジタル一眼レフを買う機会がなくてあんまり活用していなかった。うーん、Capture NX 2買わねばならないような気がしてきた。

僕はスキャンにはニコンのED8000を使用しているが、そうしたニコンのスキャナーを使用すれば保存時にニコンのRAWデータ・NEF形式を選択でき、キャプチャーNX上でRAWデータとして画像を調整することができる。

そこまで可能なのに、ニコンがスキャナーを切り捨ててしまったのは、実に勿体ないと感じる。

新しいものは出さなくても、或いは担当が一人だとか、さらにプロサービスのみとか実に細々で構わないから、せめてED8000くらいまではサポートを続けてほしかった。

ED8000ってなんか私鉄の電気機関車みたいだが、おそらくSUPER COOLSCAN 8000 EDのことだと思う。8000EDはもともと高級品だったし、9000EDが発売された後もときどきかなり廉価に新品がニコン直営のネットショップ(ニコンオンラインショップだったかニコンダイレクトだったか失念)で何度かに渡って販売されたりしていたので、もう少し長くサポートするのかと思いきや案外さらっとサポートを打ち切られてしまった。もしかしたら、残っていた補修用の部品で何台か組み立てて売りさばいたのではないかと思うぐらいにあっさりと補修用部品払底を宣告されたのだった。

あのあたりがニコンのひとつのターニングポイントだったと思う。あの辺から、長くサポートしていたレンズフードやアクセサリー類がばっさりと切られたのだった。

聞く耳持たないと思うが、ニコンがフィルムスキャナをやめたのは残念だし、フラッグシップだった8000EDのサポートぐらいなんとかしてあげればいいのに、と思う。ああそうだった我が5000EDの補修用部品保有期間がいつ満了するのか確認せねば。


写真は記事とは関係ない。
やっとILFORD XP2 SUPERを撮りきって現像に出しに行ったのだが、こういう初めてのフィルムのときに限って見たことのない新しいDPE受付係だった(泣)。XP2 SUPERのパトローネを持ってしげしげと見ているので、「これはカラー現像するモノクロフィルムなんですが、分かる人に聞いてください」と言ったら他の客の対応をしているベテラン店員になにか聞いて戻ってきた。それで私は、カラープリントの同時プリントでアナログプリントにしたかったのだが、私がそれを言っているのに、はいはい分かりましたよみたいな感じで「その他」欄に「イルフォード XP2 SUPER 400」と枠一杯に書きやがる。「ああ、それじゃ私が言ってること書けないじゃないですか」と言ったらしぶしぶ欄外に「カラープリント」と書いた。それで私が「アナログ指定もあるんですが」と言ったら、さらに欄外に「アナログ指定」と書いた。知らないのなら客の言うこと最後までちゃんと聞けよ(怒)。30歳過ぎぐらいの新顔だったけれども、こういうのが一番よくない。若い新人ならなんでも新しいことを素直に聞くのだけれども、中途半端に何箇所かやったオッサンは人の話を聞かない。「ああはいはいわかったわかった」とやる。この人はすぐにいなくなると思った。というか、今すぐいなくなれ(笑)。Y社社長室へのハガキに書くぞコラ(笑)。

「写ルンです」一部製品販売終了、「フジクロームRPプリント ダイレクト」の受注終了2012年11月16日 00時00分00秒

写ルンです シンプルエース HELLO KITTY(右)、写ルンです シンプルエース スティッチ(左)

「写ルンです」一部製品 販売終了のご案内「フジクロームRPプリント ダイレクト」の受注終了のご案内のアナウンスだ。

「写ルンです」一部製品 販売終了のご案内

2012年11月15日

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

日頃より富士フイルム製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(社長:小島 正彦)は、「写ルンです」の一部製品につきまして、需要の減少によりご提供の継続が困難となりましたため、販売を終了させていただきます。

誠に勝手ではございますが、何とぞ事情をご賢察の上ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

今後とも富士フイルム製品に変わらぬご愛顧を賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。

1、販売終了製品製品名 最終出荷見込み時期
写ルンです シンプルエース HELLO KITTY 平成25年5月頃
写ルンです シンプルエース スティッチ
写ルンです 400エクストラ
写ルンです Night&Day Super
写ルンです Room&Day Super

※上記の最終出荷時期はあくまでも目安のため、前後する可能性があります。

2、販売継続製品製品名
写ルンです シンプルエース
写ルンです COLORS
写ルンです New Water Proof
写ルンです 1600 Hi-Speed

えー、「写ルンです シンプルエース HELLO KITTY」と「写ルンです シンプルエース スティッチ」は我が家でも人気があったのに。まあ中身が同じ「写ルンです シンプルエース」が残るので自分で好きな絵柄を貼ればいいので実害無しだな。Haniwa像を貼って「写ルンです シンプルエース Haniwa」とか(笑)。まあそんな絵柄のレンズ付きフィルム渡されたらこどもが泣き止まなさそうだが…。

「写ルンです Night&Day Super」は代替品なしなのかな。「写ルンです Night&Day Super」は、通常時F14、1/120秒のところ、スーパー夜景モード時F5.6、1/45秒になるレンズ付きフィルムであった。
写ルンです Night&Day Super参照。

ちょっと高かったし、置いてないお店も多かったのであんまり売れなかったんだろうな。暗いときはデジカメの方が有利だし、F5.6、1/45秒でもアンダーでブレブレになる可能性もあるし。

「写ルンです Room&Day Super」は、通常時F14、1/120秒のところ、室内微発光モード時F6.2、1/45秒になるレンズ付きフィルムであった。なんか微妙な違いですな。ここまで来るんならもう絞りが自由に選べるようにしたらとか思ってしまう。ミノルタTC-1みたいに絞り穴が何通りかターレットで変えられるとか。まあますます売れなくなるような…。
写ルンです Room&Day Super参照。

まあなんとか最低限のラインナップは維持しているという感じか。こういうのはもう国策で小学校や中学校の授業で写ルンですを使わせるのだ。納入はすべてHaniwa商会経由で(嘘)。


「フジクロームRPプリント ダイレクト」の受注終了のご案内

2012年11月15日

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

フォトイメージング事業部

日頃より富士フイルム製品をご愛用賜り、誠にありがとうございます。

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(社長:小島 正彦)は、カラーリバーサルフィルムからのプリントサービス「フジクロームRPプリント ダイレクト」につきまして、リバーサルフィルムの需要縮小に伴う受注量の減少により、当該サービスを継続してご提供することが困難となりましたため、サービスの受注を終了させていただきます。

「フジクロームRPプリント ダイレクト」の代替となるサービスといたしましては、よりオリジナルに忠実なプリントを実現する「RPプリント Neo プロフェッショナル」をご案内いたします。リバーサルファンの皆さまには、引き続き安心してプリントをお楽しみいただけますよう、品質、サービスの維持向上に努めてまいりますので、何卒事情ご理解の上、ご了承賜ります様お願い申し上げます。


1. 受注終了サービス
フジクロームRPプリント ダイレクト 2. 受注終了日
平成25年1月20日(日) 店頭受付分を以って終了させていただきます。
(ただし、LLサイズは、平成24年12月25日(火)店頭受付分にて先行終了とさせていただきたくご了承ください。)
*原材料の在庫状況により受注終了を前倒しさせていただく場合がございますので、店頭にてご確認ください。
3. 代替サービスについて
フジクロームRPプリント Neoプロフェッショナル

リバーサルのダイレクトプリントって何度か頼んで結構コントラストパキパキで値段も高いので、以後プリントするならネガと決めていたのだが、これがアナログからデジタルになってどのくらい変わるだろうか。

もともとネガフィルムほどのラチチュードもなくてパキッとしたリバーサルフィルムでは、フィルムをスキャンしてプリントするデジタルプリントでも遜色がないような気がするのだが、どうだろうか。利用者の方のご意見を伺ってみたい。富士フイルムは、「よりオリジナルに忠実なプリントを実現する『RPプリント Neo プロフェッショナル』」なんて言っているが。

とうほく人様みっち様、情報ありがとうございました。

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