ロモグラフィー、「あらかじめ色が付いた35mmポジフィルム」と「110フィルムの3本パック」発売2012年10月03日 00時00分00秒

連結(JR横浜駅):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8、1/40秒、ISO200、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、L37c

ロモグラフィー、あらかじめ色が付いた35mmポジフィルムなど ~110フィルムの3本パックも(デジカメWatch)発売なのだそうだ。

あらかじめ色の付いたポジフィルムって…。どう色が付いているのかロモジャパンのサイトを見てみた。Color X-Pro Sunset Stripを使ってサンセットスムージーを作ろうを見ると、

もしキミが、この世界にある全ての色に、サンセットの風味をちょっと足して、それを混ぜ合わせて、スムージーを作ることができたらすごいと思わないか?まぁ、実験と新しいことに挑戦することに関しては、ロモグラファーは世界で最も勇敢なフォトグラファーだね。そして、そこにクロスプロセスという言葉を足したら、向かうところ敵なしだね。Color X-Pro Sunset Stripで撮った写真を見てみよう!

なんて書いてあるので、赤色になっているんだろうね。これって感光した製造失敗フィルムを買ってきてパトローネ詰め替えて売ってるんじゃないだろうな(笑)。しかし、デジカメWatchの記事では、

パーフォレーション部分には色づけされていないため、Sprocket Rocketなどのパーフォレーションまで撮影可能なタイプのカメラを使用すれば、異なる色の違いが1枚の写真の中に写し出されるとしている。感度はISO100。

とあるので、何かに装填した状態であらかじめ感光させてあるのだろう。赤色が掛かっているということは裏側から感光させているのかもしれない。

しかし、そんなことしなくてもオレンジ色のフィルター付けて撮るとかなんか工夫の仕方はあるように思うけどねぇ。なんか邪道だよねぇ(笑)。いまやフィルムに力を入れているのがロモグラフィーぐらいしかないのでケチ付けるのは憚られるが、やっぱりなんか違うんじゃねーのと思ってしまう。まあ好きにやってくれ。

しかし、こんなゲテモノフィルムしか手に入らなくなったら、このフィルムを使ってCOOLSCANでDigital ROC使って退色補正機能でまともな色にするとかいうややこしい時代が来るのかねぇ…。ああ考えたくない(苦笑)。


写真は記事とは関係ない。
連結(JR横浜駅):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8、1/40秒、ISO200、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB、L37c

久々の連結シリーズだがシリーズいくつ目か分からなくなってしまった。ここもフィルムの作例にしたかったのだが、スキャンできていない(泣)。

コメント

_ めー猫 ― 2012年10月03日 12時36分52秒

キミにはこのフィルムを試す勇気があるかい?
ないっす・・・ すんません・・・
買いだめておいたカラーフィルム、安物ばかり40本ほど
全部廃棄しちゃいましたww
あせてしまって、温度かな? まともに色が出ないんですよ orz
今回の北海道ツーリングにも、新しいカラーフィルムを持っていきました。
モノクロの長巻とか5本くらいあるんだけどww
せっせと使ってあげないと 廃棄になっちまうかも・・・

_ Eddie ― 2012年10月03日 15時27分09秒

なるほど、原理的には幽霊写真フィルムなんてのも可能なんですね。

_ タロウカジャ ― 2012年10月03日 18時16分33秒

フィルムの補正ばかりしていると何をしているか分からなくなります。デジタルもRAWでいじくっているとこれもどこまでやっていいか分らないので、もっぱらJPEGで撮ってせいぜい明暗とコントラストを触るぐらいにしています。

_ ノーネームしたん ― 2012年10月03日 21時01分29秒

>そんなことしなくてもオレンジ色のフィルター付けて撮るとかなんか工夫の仕方はあるように思うけどねぇ。

「それを言っちゃあオシマイよ~。」と寅さんが泣きながらHaniwa 氏に・・。
しかしロモには頑張ってもらわないと・・。

>連結シリーズだがシリーズ

連結器にアタプターかませて通勤電車に貨車を牽引して欲しいなぁ・・と、
いゃ・・何かの意図が有るのでなく興味本位で(泣)。

ここに書きます

>>ピントを合わせようとしていそがしくピントの位置が前後するような映像だと見にくいですからピントが安定する方が良いんじゃないかと思いますねぇ
>やはりそんな感じですよねぇ。ビデオって被写体に完全に追従できなければ遅れてゆっくりと追いついた画面の方が見易いですね。もっとも、全然追いついてなくて何も映っていないのは辛いですが。ともかくあまり画面を揺らさずに撮るのが大事そうです。

せわしなく画面が切り替わっていくと人間の思考に追いつかないとか、完全に画面以外の状況を把握していればマシとかじゃなかったかと・・。

>>コンディションはどうか・・と細かい場所までチェックする奥さんが、「値段はつきませんねぇ・・。」とか言い出し(号泣)。
>まあ裏蓋べとつきという持病があるのが多いですからねぇ(泣)。10年やそこらでベタベタしてくるような素材はやめて欲しいですね。

買い替えさせるためのタイマーに使えるのです(泣)、嗚呼・・妖怪べたべたに取り付かれたカメラとかレンズを簡単に御祓い出来るのが有れば・・と。

_ arayo-too ― 2012年10月03日 21時16分15秒

主様

>まぁ、実験と新しいことに挑戦することに関しては、
>ロモグラファーは世界で最も勇敢なフォトグラファーだね。

申し訳ありませぬ…。小生、ヘタレなチキンであります…。
故に、”サンセットスムージーにクロスプロセスをプラス…”なるものも、
残念ながら、たぶん理解できないであります…。

しかし、110フィルムを販売する事には、深く敬意を表するものであります!

_ Haniwa ― 2012年10月04日 08時52分25秒

■ めー猫様
>キミにはこのフィルムを試す勇気があるかい?
>ないっす・・・ すんません・・・

同じくであります。好きこのんでコントロール不可の変な色にしたいとは思いませんよねぇ…。まあ楽しんでいる方は楽しんでもらっていいのですが。

あらら変色でフィルム破棄ですか。そういうフィルムをこういう変な色(失礼)を楽しむ方に譲る企画とかあってもいいかもしれませんね。

ずっと冷蔵庫で保管しているフィルムは期限が過ぎても結構使えるのですが、冷蔵庫から出したり入れたりしたものとか、温度の高いところに長時間置いたりすると駄目みたいですね。使おうと思って冷蔵庫から出したけれどもその日は使わなかったというフィルムが危ないです。そういえば以前買った富士PRO400Hで変な色にプリントされたことがありました。
ttp://haniwa.asablo.jp/blog/2009/02/05/4100761

■ Eddie様
>なるほど、原理的には幽霊写真フィルムなんてのも可能なんですね。

もっと怖いものもあります(笑)。あらかじめ、「ニコンは絞り環無くすな!」と写し込まれたフィルムとか(笑)。

■ タロウカジャ様
私もデジタルはJPEG派です。いじっていると分からなくなってきますよねぇ。リバーサルフィルムのスキャン画像なら原版があるのでそれに近いようにするとか、ちょっと失敗したものを「もう少しこんな風に」とか制限が掛かるのですが、基準となるものがないと際限なくいじってしまいますね。JPEG + RAWも結局ファイル容量が増えるので利用していません。JPEGのみで仰るようにせいぜい明暗とコントラストを触るぐらいですね。

_ Haniwa ― 2012年10月04日 09時14分04秒

■ ノーネームしたん様
>「それを言っちゃあオシマイよ~。」と寅さんが泣きながらHaniwa 氏に・・。
>しかしロモには頑張ってもらわないと・・。

変色フィルムは全部ロモグラフィーに寄付してその手の趣味の人に分配してDPE需要を喚起するとかいいかもしれませんね。変色しているという何かシールでも貼って置かないと、DPE屋さんがどきっとして心臓に悪いかもしれませんが(笑)。

>連結器にアタプターかませて通勤電車に貨車を牽引して欲しいなぁ・・と、
>いゃ・・何かの意図が有るのでなく興味本位で(泣)。

ではHaniwa専用車掌車を連結とか(笑)。車掌車って夢があるんですよねぇ。国鉄末期に要らなくなった車掌車を勉強部屋とか男の隠れ家用に売ればよかったのに(笑)。

>せわしなく画面が切り替わっていくと人間の思考に追いつかないとか、完全に画面以外の状況を把握していればマシとかじゃなかったかと・・。

家人にビデオ撮らせたら、アップにすると追い続けられないとワイドでぽつんと映った画像が延々と…(泣)。知人はついヒートアップして液晶画面でなく直接目で見てしまいあとで再生したら肝心の場面は皆地面が映っていたとか…。やっぱり離して見る液晶画面でなく覗くタイプのファインダーがいいと思いますよ。そういうタイプのビデカメラはいまや高級機ばかりですけれども。

>買い替えさせるためのタイマーに使えるのです(泣)、嗚呼・・妖怪べたべたに取り付かれたカメラとかレンズを簡単に御祓い出来るのが有れば・・と。

妖怪べたべたに取り憑かれた直後であればエタノールでお祓いすればなんとかなるんですけどねぇ。

■ arayo-too様
>>まぁ、実験と新しいことに挑戦することに関しては、
>>ロモグラファーは世界で最も勇敢なフォトグラファーだね。

>申し訳ありませぬ…。小生、ヘタレなチキンであります…。

私も、そんなところで勇敢さを発揮しなくても…と思うヘタレなチキンです(笑)。もっと勇敢な人はフィルム巻き戻さずに裏蓋を開けてびらびらとフィルムを新体操のようになびかせるとか(泣)。

>しかし、110フィルムを販売する事には、深く敬意を表するものであります!

記事中には触れませんでしたが、これが重要なことなんですよねぇ。コダックも富士も110はやめてしまいましたから、110カメラが飾りになってしまうところだったんですよねぇ。この1点だけでもロモグラフィーは偉いと思います。

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