結局AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR購入 ― 2012年08月16日 00時00分00秒
デジタル一眼レフは、ちょっと古くてAPS-Cサイズの二コンD300でもISO1600以上だと高感度撮影でフィルムよりも有利だ。それで高感度が必要な場面でD300を活用しようと思っている。しかし、所有のMF広角レンズではDXフォーマット故に画角が狭い。
そこでD300に広角側のAFレンズを買い増すか、それともFXフォーマットのD700を買うかというところまでが7月はじめの段階。しかし、二コンが近々廉価版FX機を出すという噂があったので、FX機の購入は先延ばしにして、Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を購入したのだが、立て続けに不良品だったので返品して返金してもらった。
それでまた振り出しに戻ったのだが、節約したのでD700を買う気になってきたら、なんと来週の水曜日に二コンが新製品の発表を行うという噂が。うーん、いまD700を買うのは時期が悪そうだ。
しかし、今週末と来週前半には高感度撮影の機会がある。7月初めの段階ではこれをNikon D300 + Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4で乗り切る予定であった。しかしTokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4は返品。
そこでTokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4(I型)を買おうかと思ったのだが、少し前にはごろごろあったのに今はあまりない。ボーナスが出てしまったし、夏休みなので、必要な人に買われていったのだろう。もう時間がないのでTokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4(I型)を探す時間はない。これが出費も少なくて写りもよくて広角側も満足する解なんだがなぁ。Tokina AT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4の返品直後はトキナーって言うだけで嫌悪感があったからなぁ。
しかし売っていないものは買えないので、ここはもう標準ズームの18-55mmを、「歪曲収差の大きい安価な18mm F3.5レンズ」として買うのがよいと思った。問題はAF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED IIを買うかAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRを買うか、だ。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRは以前D60との組み合わせで借りて全然駄目だったということがある。
京急ファミリー鉄道フェスタ2008でニコンD60を借りてみた ― 2008年05月26日
AF-S DX Zoom Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G EDの方はD50との組み合わせで借りたことがあって、歪曲収差以外は優秀なレンズだという印象だった。
しかし、AF-S DX Zoom Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G EDは製造中止になっていまはAF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED IIが現行品だ。長いことAF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED IIとI型とは光学性能が一緒だと思っていた。しかし、http://ganref.jp/items/lens/nikon/103/capabilityとhttp://ganref.jp/items/lens/nikon/104/capabilityとを見比べると、明らかに光学性能が違う。特に絞り開放付近の差が顕著だ。どうりでII型とVRとを比べる雑誌の企画でVRの方が性能がいいと書かれているはずだ。I型>VR>II型の順に光学性能がいいのかもしれない。
となるとI型の中古を探したくなるのだが、すぐに見つからない。こういうのはもう安いのが一番だからII型を買うかと思ったら、ヨドバシにはアキバと町田にしかII型の在庫がない。うーん、どうするか。
II型よりもVRの方が画質がいいという結果を信じてVRの方にするか。VR付きだと船上で多少手ブレ補正が効くかなぁ。
ということで買ってきましたAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR。しかし、ちゃちいなぁ。オートフォーカス(AF)は速くはない(泣)。しかも距離環も距離目盛りもない。ピントリングは鏡筒の先端のプラスチックに凹凸があるだけ。フードを付けたらその凹凸もフードの根元に隠れてどこに指を入れて回せばいいのか分からない。絞って撮ってもなんかぴりっとしない。細かい字などが解像していない。低周波は再現できていても、高周波は再現できていないレンズっぽい。京急ファミリー鉄道フェスタ2008でニコンD60を借りてみた ― 2008年05月26日のときと全く同じ傾向だ(泣)。さすが二コン、製造誤差は少ない(泣)。こんなに大きなカメラとレンズなのに、やっぱりGR DIGITAL初代の方が細部まで解像している(泣)。高感度以外はGR DIGITALで十分やん(泣)。
しかし、これでニッコールレンズ キャンペーン ― 2012年06月27日に応募できますな(うれし泣き)。
明日からしばらく不定期更新になります。コメントは自由にお書きください。コメントのお返事は遅れるかもしれません。ご了承ください。m(_ _)m
ニコンHB-45フードがほとんど使わないうちにバラバラに ― 2012年08月18日 00時00分00秒
ツイッターの方で速報したが、Nikkor 18-55mm VR用のフードHB-45が、ほとんど使わないうちに根元の部分から分解してしまった。
自宅からカメラをたすき掛けして新幹線の席に座ったら、フードの根元に隙間が出来ていて、レンズからフードを外そうとしても外れなくなった。ロック解除のボタンがぐらぐらしていて押しても爪が引っ込まないようだ。結局写真のような状態になってレンズから取れた。結局日の当たるところで一回も役に立たないうちにバラバラだ。なんという儚さ(泣)。
バヨネット式という名が付いているが、レンズ側の溝に爪がはまるスプリング式というべきで、それが薄いプラスチックでできているものだからもげてこんな風になってしまう。このフードを設計した人はこのフードを付けてカメラを提げて撮影したことがあるのだろうか。普通にプラスチック製の本当のバヨネット式にしておけばいいのに、こんなトリッキーなものをちゃちい部品で作ろうという発想が間違っている。
レンズの方のインプレはいずれしたいが、かつてのキットレンズは歪曲は大きいが解像力は高くてカリっと写ったものだった。このレンズは細かいものが解像していない。これらが初めてのニコンのレンズ・フードの人はがっかりするだろうね。次はないと思うぞ。
戴いたコメントのお返事はお待ちください。
大井川鐵道のC11牽引列車に乗ってきた ― 2012年08月20日 00時00分00秒
先週末、静岡県の大井川鐵道の蒸気機関車(SL)牽引の列車に乗ってきた(新金谷-千頭間)。
しかし、この蒸気機関車C11 227、「SLくん」と名付けられてスカイブルーに塗られていた(泣)。「機関車トーマス」をイメージしているらしいのだが、喜んでいるのは幼児だけで、そのほかの子どもや大人は「普通の黒い方がよかった」と超不評。青いだけでも違和感あるのに、あの目玉とリボンがさらに醜悪。どうせだったら車体もトーマスそのものにしてしまえばいいのに。客車も「アニー」と「クララベル」のような単軸二軸客車で乗り心地最悪に徹するとか徹底して欲しい(泣)。
列車は7両編成で、乗った客車は「オハ35 559」と書かれたこげ茶色の客車だった。室内は木にニスが塗られてよい感じ。もちろんクーラーはない。窓を開けていてもトンネルでそんなに煙は入ってこない。オーストラリア産の良質の無煙炭を使っているらしい。
行きは天気は悪くなかったので窓を開けていられたが、千頭に着いた頃から雲行きがあやしく、バーベキュー中は結構雨が降っていた。ただ、屋根のあるバーベキューハウスだったのでまったく問題なくバーベキューは出来た(「夏休み特別企画 もりのくにBBQプラン」)。もりのくにという温泉施設はなかなかよかった。ティピというインディアンテントもあった。温泉は炭酸泉。露天風呂もある。乗車券(SL急行券は別途必要)とバーベキューと温泉がセットになったのが「夏休み特別企画 もりのくにBBQプラン」だった。これはよかった。ティピかロッジに宿泊でまた行ってみたい。
帰りは土砂降りの中、元南海電車のズームカーの各駅停車に揺られてのんびりと金谷に向かった。
【追記】そうそう、持って行った機材は、Nikon D300 + AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRとNikon F3 + Ai Nikkor 20mm F2.8SとGR DIGITAL。GRDはほとんど使わなかった。D300 +18-55mmのあとにF3 + 20mmのファインダーを覗くとその画面の大きさと画角にびっくりしますな。
Nikon HK-2フードをAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR用に買った ― 2012年08月21日 00時00分00秒
さて性懲りもなくまたフードを買った(笑)。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRに付けるためだ(ニコンHB-45フードがほとんど使わないうちにバラバラに ― 2012年08月18日参照)。今度は二コンHK-2だ。もともとAi Nikkor 24mm F2S用のフードでかぶせ式なのだが、かぶせ式で外れやすいということでAi Nikkor 24mm F2SでもAi Nikkor 24mm F2.8用のHN-1を使っている人が多かった。なぜF2とF2.8とで違うフードが指定されているのかは謎だ。
それでタロウカジャ様からはHN-2をお勧めいただいたのにHK-2にしたのは、カメラの内蔵フラッシュを焚くときにフードを外さないと影が映るので、ねじ込み式よりもかぶせ式の方が外すのが簡単かと思ったからだ。タロウカジャ様せっかく教えていただいたのにすみません。HK-2でしばらく試してみて不都合ならHN-2にしてみます。
HK-2は24mm用なので、広角端が18mmで28mm相当のAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRにはフードが短い。遮光効果は元々指定のHB-45よりはかなり劣るとは思うが、腕が触れたりして前玉やフィルターが汚れるのを防ぐ効果はある。
ちなみにHK-2はまだ現行品でヨドバシで買えた。ただ、HK-2を指定していたレンズは24mm F2だけで、このレンズは製造販売中止になって久しいのでただフードが売れ残っているだけだと思われる。欲しい方は早めに。ちなみにヨドバシで在庫のHK-2が出てくるまでに20分掛かった。在庫があるのは端末から分かったらしいのだが、現物がどこにあるのか分からなかったらしい。それぐらいあんまり売れないフードのようだ。HK-2は金属製で、締め付けてレンズやフィルターに当たる部分にはゴムが付いている。ちなみにHK-2はヨドバシカメラで税込1350円。HB-45は税込1770円もする。HN-2だと税込630円だ。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRの手ブレ補正は小型船で有効だった ― 2012年08月24日 00時00分00秒
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRを買ったのは、大井川鐵道に乗る機会のためでもあったが(大井川鐵道のC11牽引列車に乗ってきた ― 2012年08月20日参照)、一番の目的は船で工場の夜景を見るという機会があったからだ。
乗ったのは総トン数20トンぐらいで全長15m幅5.5mぐらいのアルミ船であった。船長によれば、アルミ製の船で軽いので鋼船に比べてよく揺れるし、屋上のデッキに皆が乗ると重心が上がってよく揺れるとのこと。
グループでチャーターした納涼イベントだったのだが、あまり船酔いしない私でも気分が悪くなるほど揺れた。結局酒も料理も手を付けなかった。そんな揺れ方の中で川崎の工場群を船上から撮影という無謀な試みであった。
当初高感度に強いD700を購入して画質の許容できる限り感度を上げて撮るつもりであった。しかしD600の発表間近というのでD700買うのはちょっとやめてD300にAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRつけて船上で撮影に臨んだ。
結果はこのぐらいの船の揺れだとVR(手ブレ補正)がよく効いてかなりブレが止まっていた。揺れる船上からファインダーを覗いていてもちゃんと被写体が止まっているのが見えていた。ただ、ファインダー内の被写体が安定しているのでいまだ!とシャッターを切ったらぐうんと大きく船が揺れてぶれてしまったこともある(写真下参照)。しかし、VRの補正範囲内の揺れならばなんとか持ちこたえてくれた。揺れに酔って酒も食事も喉を通らないほどの揺れで手持ちで1/5秒でほぼぶれずに写っているのは素晴らしい。AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRにしてよかったと初めて思った。1/5秒は普通に手持ちで撮ってもぶれるシャッタースピードなわけで、それが揺れる船上でほぼブレが止まるのだからすごい。
ただ、日常の撮影では27~82.5mm相当の画角で手ブレ補正が必要なことはほとんどなく、VRが効くことよりは解像度を何とかして欲しいところだ。次にAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRが活躍するのは来年のこの時期ですな(笑)。まあ年に1回でもこのレンズでなければ撮れない機会があるということで、無駄にはならなかった。
ということで乗り物スナップ専用レンズAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRなのであった。
写真上:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、55mm、F5.6開放、1/5秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV
写真下:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、55mm、F5.6開放、1/3秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV
1/5秒と1/3秒の違いもあるのだが、下の写真はシャッターを押した瞬間に船が大きく揺れたのでVRの補正限界を超えたんだと思う。ぐわんと揺れないでたぷんたぷんと揺れている分にはこれぐらいのシャッタースピードで手ブレ補正は効いている。
コダック、写真フィルム事業などを売却へ(デジカメWatch) ― 2012年08月24日 18時55分50秒
コダック、写真フィルム事業などを売却へ(デジカメWatch)
イーストマン・コダックは23日、写真用フィルム事業などの売却プロセスを開始したと発表した。
スチルカメラ用フィルム、印画紙、店頭プリント端末、テーマパークなどにおける記念写真システムなどを含む「パーソナライズド・イメージング」事業と、企業向けにスキャナー、キャプチャーソフトなどを提供している「ドキュメント・イメージング」事業を売却する。
2013年前半に売却の完了を目指す。ニュースリリースに売却額についての記載は無い。
同社は1月に連邦倒産法第11章(チャプター11)の適用を申請し、経営の再建を急いでいる。デジタルイメージングに関する知財売却についても引き続き協議を続けているとしている。
同社コンシューマー向け製品の国内総代理店である加賀ハイテックは、「現時点でコメントできることは無いが、知らせるべき決定があった場合には告知する」(広報担当)としている。
コダックという会社はなに考えているのかさっぱりわからないね。チノン買ってすぐに売ったりまたデジカメやったりそしてまたデジカメやめたり。フィルムも映画用フィルムは残してスチル用は売却とかよく分からん。そして最後にはコダックという名前だけが残るのかな。
「第4回新宿クラシックカメラ博」明日まで ― 2012年08月27日 00時00分00秒
ばたばたしていたので紹介が遅れてしまった。「第4回新宿クラシックカメラ博」が、東京・新宿高島屋11階催会場で明日8月28日(火)まで開催だ。
写真機商振興会
毎年書いているのだが、写真機商振興会のTOPページを新宿クラシックカメラ博のサイトにして毎回上書きするのはやめようよ。開催時期以外に検索しても「新宿クラシックカメラ博」の公式サイトがないことになってしまう。あと、画像で表示ではなくテキストで表示すること。たくさんの人に来てもらいたいんでしょう?それぐらいいますぐやろうよ。
いつもの年ならば、新宿クラシックカメラ博には行けるのだが、今年は…(泣)。
写真は記事とは関係ない。
東扇島(東亜石油):Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、F3.5開放、1/8秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV
「撮ってこ~い。」第15回 大阪の下町(女子カメ Watch) ― 2012年08月28日 00時00分00秒
女子カメWatchに連載されている「撮ってこ~い。」の第15回は大阪の下町だというので思わずクリックした(笑)。
【撮ってこ~い。】 第15回 大阪の下町 - 女子カメ Watch
そうしたら、なんじゃこの色調の悪い写真は。一瞬ネガフィルムで撮ってミニラボのプリンターでスキャンしたものかとも思ったのだが、この白飛び具合は絶対にフィルムじゃない。ラチチュードの狭いデジカメで撮って後処理でフィルムに似せるとこんな感じになるんじゃないかと想像した。
画像のExifを見て納得。こういう色調の写真流行っているのか?わざとやっているんだろうが、緑がかって白飛びした写真って私ゃ嫌いだ。写ルンですの方がきれいな写真が撮れただろう。喝っ!こういうのを演出したければフィルムでどうぞ。
写真は記事とは関係ない。
横浜税関(海上から撮影):Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、42mm、F5.3開放、1/25秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV
イラスト調ピクチャーエフェクトが気持ち悪い ― 2012年08月29日 00時00分00秒
昨日は好みでない色調・階調の写真に文句を付けたが、今日のは写真を見ていて気持ち悪くなった例。写真を見ていて、その内容ではなく画質で気持ち悪くなったのは初めてだ。
ソニーサイバーショットDSC-RX100【第3回】 イラスト調ピクチャーエフェクトが面白い(デジカメWatch)
他の部分もパステル調になったりしているものなら気にならないのだが、ほかは普通の写真のように実写っぽいのに輪郭だけが太くなっているのはじっと見ていると気持ち悪くなってくる。比喩としての気持ち悪いじゃなくて本当に吐き気がしてくる。なんなんだろう。私だけかなぁ。こんな写真ばかりになったらもう道も歩けないかも…。
写真は記事とは関係ない。
ナガサキアゲハ(メス)羽化直後:Nikon D300、Ai AF Zoom-Nikkor 80-200mm f/2.8D ED <NEW>、F4.5、1/160秒、ISO1600、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、-0.3EV、L37 Super PRO
うちで羽化したナガサキアゲハ。羽化して初めてメスだとわかった。羽化開始に気づくのが遅れて最初の方の写真を撮れなかった。
フード病ビデオ編(SONY HDR-CX590V) ― 2012年08月30日 00時00分00秒
今日はスチル写真の話ではなくて、ビデオカメラの話ですまん。TokinaのAT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を買いに行ったとき、家人がビデオカメラが欲しいと言い出したので、「SONYのを買うように」と条件を付けて私はカメラ売り場に向かった。トキナーを買って、ビデオカメラの売り場に行くと家人が選んだのがSONY HDR-CX590Vだった。
個人的にはその上位機種のHDR-CX720Vの方がよさそうだったが、値段が高いのでHDR-CX590Vになった。その際、HDR-CX590Vにはプロジェクター内蔵の姉妹機HDR-PJ590Vがあったのだが、プロジェクターは要らないということで、HDR-CX590Vを買った。
帰ってから取扱説明書を見ると、HDR-PJ590Vの方はプロジェクター付きなだけじゃなくて、リモコンとフードが付いていた(PJ590Vからプロジェクターとフードとリモコンを抜いた色違いがCX590Vということになる)。プロジェクターとリモコンはなくてもいいけど、フードは欲しいな。PJ590VとCX590Vのレンズ前面等はまったく同じはずで、フードさえ手に入ればCX590Vにも装着可能なはずだ。しかし、フードの別売設定はなく、カタログや説明書にフードの型番も明記されていない。
よし、それなら部品として取り寄せてもらおう。PJ590Vを買ってフードを無くす人もいるはずで、取り寄せできるはずだ。ヨドバシカメラでは特にPJ590Vの所有の有無やなくしたのかどうかなど聞かれることなく注文できた。ただ、型番等がすぐに分からなくてSONYに問い合せていた。
届いたフードは、
X25834381
HOOD ASSY(385),LEN
HDR-CX570E
1200090698
MADE IN CHINA
CHN
Repair part(s)
と書かれたシールを貼ったビニル袋に入っていた。「X25834381」が型番だと思う。値段は税込640円だった。
装着はビデオカメラ前面のフィルターねじのところにねじ込んで装着するのだが、ネジを締め込んでも角型のフードは自由に回転するようになっている。フードはカメラ側がビデオカメラボディの凹凸にうまく嵌るようになっていて、ねじ込んでカメラとフードが近づくとボディの形にあったフードが嵌ってフードが回転しないようになっている。従って保護フィルターを付けた状態でこのフードを装着すると、ねじ込んではいけるのだが、ねじ込み終わってもフィルターの厚み分だけフードが浮くのでフードがボディに嵌らず自由に回転してしまう。説明書にはフードとフィルターは同時に使えないと書いてある。ただし、フィルターと併用した場合でもこの角型フードをパーマセルで回転しないように止めてしまえば問題なく使えそうだ。
ビデオのレンズ前面にはGR DIGITALのような保護シャッターがあるので、通常は保護フィルターなしフードありで使っても大丈夫だろう。飛沫が飛んできたりするような場所では保護フィルターの上からフードを付けてパーマセルで角度を固定して使おうと思う。
このフードの欠点は、レンズの口径の割に大きいことだろう。HDR-CX590VやHDR-PJ590Vは、ワイド端が26.8mm相当なのである程度の広がりは仕方ないにしてもやや大きい。ちなみにこのビデオカメラHDR-CX590Vのフィルター径は30mmでねじピッチは0.75mmだ。30mmのフィルターというのはあまりない。RAYNOXの保護フィルターを買った。【追記:2012年9月27日】RAYNOXの30mmのプロテクトフィルターは、手ブレ補正をONにして画面が大きく揺れたときに四隅がケラレることが分かった。プロテクトフィルターにさらに純正フードを付けると手ブレ補正時にケラレる頻度が増す。このフィルターはお蔵入りだ(泣)。【追記ここまで】
飛沫で思い出したが、このビデオカメラシリーズのよいところは、「スポーツパック」という名の防水ハウジングが希望小売価格 24,990円でラインナップされている点だ(型番SPK-HCH)。水深5mまで使用可能とのことで、普通はこれで十分だ。これがあれば雨の降りそうな日に三脚に付けたまま放置してビデオ撮影して自分はスチル写真に専念できる(そう考えるとリモコンもあった方がよかったか)。こういうのが手頃な値段で用意されているのがいいんだよねぇ(リコーも見習って欲しい)。SONYアクセサリー沼(笑)。このハウジングはいずれ買うつもりだ。
このビデオはスチル写真も撮れるし、撮影後にビデオ画像からスチル写真を切り出すこともできるが、その場合の画質は普及クラスのコンパクトデジタルカメラ並み。ただ、ブログに写真載せる程度ならこれで十分な感じ。もう24時間回し続けて決定的瞬間を逃さないとか(笑)。デジタル(スチル)カメラは敵も多くて大変ですな。
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