Photographer's File #22:山岸伸(デジカメWatch)2012年08月31日 00時00分00秒

川崎工場萌え:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、F3.5開放、1/3秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV

デジカメWatchに不定期連載中の「Photographer's File」。第22回は山岸伸氏だ。
Photographer's File #22:山岸伸(デジカメWatch)

参考になったのは以下の部分。

「仕事が好きで仕事をしていないことが耐えられないんで、毎日撮っていますよ。写真って撮ると上手くなりますよ、撮らなくなったら下手になっていきます。これは間違いないことです」

「なんで今はプロとアマチュアの差がないような状況なのかっていうと、特に僕らのやってるグラビア系の撮影ではフィルム時代はフィルムと現像でお金がかかっていたけど、デジタルだとお金がかからないじゃないですか。デジタルになってからは、たくさんシャッターを切れるっていうことです。つまり勉強になるしすぐにチェックできるから、たくさん撮ればそれだけ練習できて早く上達できるわけですよね」

「僕たちが若い頃はお金は湯水の如く使えたじゃないですか。毎月200万とか現像所に支払っていましたから。で、そんなにお金を使ってたら新しい製品が出たら、このフィルムを試してください、とか、このカメラを使ってくださいってみんながいうよね。それはもしかしたら僕の人生の中のバブルだったのかなあ(笑)」

「撮れば上手くなるのは歴然ですから、デジタルになった最近、プロとアマの差がなくなってきたのは、プロが下手になったんじゃなくって、たくさん写真を撮れるようになったアマチュアの方が場数を踏んで上手くなったきたんですよね(笑)」

やっぱり写真って撮らないと下手になるのか。そして撮ると上手になるのか。デジタルになって無駄ショットも増えたなぁとは思っていたが、ちゃんと反省して次に活かせば無駄ではないということか。

個人的には最近のショット数の大半は某アマチュアスポーツ写真だ。いや、大半なんてもんじゃなくて総ショット数の90%ぐらいは行ってるんじゃないか。自分の好みとしてはスナップとか記念写真の方が好きなんだけれども、ともかくスポーツ写真が圧倒的に多くなっている。上手になってるのかなぁ。親指AFはかなり上手くなった自信はあるのだが、写真の中身は…。

このHARUKI氏のPhotographer's Fileは今回が最終回らしいのだが、もったいない。写真家の生い立ちと作品とは無関係ではないので、これはいい企画だったのだ。比較的若い写真家の回よりも年配の人の回の方が言葉に奥行きがあった。だからもっとベテランに色々語ってもらいたかったなぁ。デジカメWatchのよいところがまたひとつ失われた。


写真は記事とは関係ない。
川崎工場萌え:Nikon D300、AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR、18mm、F3.5開放、1/3秒、VR:ON、AWB、ピクチャーコントロール:ポートレート、Nikon NCフィルター、ISO3200、-0.3EV

工作後高速で離脱という感じ(笑)。加速中なのでさすがのVRもこんな感じに。この煙突の炎はゴォーという音がしていた。まさにガスバーナーのような音。住んでいる人がいない場所だからいいけど、近所で四六時中ゴォーって言ってたら嫌だなぁ。

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