フード病ビデオ編(SONY HDR-CX590V)2012年08月30日 00時00分00秒

SONY HDR-CX590V + HOOD ASSY(385),LEN X25834381

今日はスチル写真の話ではなくて、ビデオカメラの話ですまん。TokinaのAT-X 124 PRO DX II 12-24mm F4を買いに行ったとき、家人がビデオカメラが欲しいと言い出したので、「SONYのを買うように」と条件を付けて私はカメラ売り場に向かった。トキナーを買って、ビデオカメラの売り場に行くと家人が選んだのがSONY HDR-CX590Vだった。

個人的にはその上位機種のHDR-CX720Vの方がよさそうだったが、値段が高いのでHDR-CX590Vになった。その際、HDR-CX590Vにはプロジェクター内蔵の姉妹機HDR-PJ590Vがあったのだが、プロジェクターは要らないということで、HDR-CX590Vを買った。

帰ってから取扱説明書を見ると、HDR-PJ590Vの方はプロジェクター付きなだけじゃなくて、リモコンとフードが付いていた(PJ590Vからプロジェクターとフードとリモコンを抜いた色違いがCX590Vということになる)。プロジェクターとリモコンはなくてもいいけど、フードは欲しいな。PJ590VとCX590Vのレンズ前面等はまったく同じはずで、フードさえ手に入ればCX590Vにも装着可能なはずだ。しかし、フードの別売設定はなく、カタログや説明書にフードの型番も明記されていない。

よし、それなら部品として取り寄せてもらおう。PJ590Vを買ってフードを無くす人もいるはずで、取り寄せできるはずだ。ヨドバシカメラでは特にPJ590Vの所有の有無やなくしたのかどうかなど聞かれることなく注文できた。ただ、型番等がすぐに分からなくてSONYに問い合せていた。

届いたフードは、

X25834381
HOOD ASSY(385),LEN
HDR-CX570E
1200090698
MADE IN CHINA
CHN
Repair part(s)

と書かれたシールを貼ったビニル袋に入っていた。「X25834381」が型番だと思う。値段は税込640円だった。

SONY HOOD ASSY(385),LEN X25834381

装着はビデオカメラ前面のフィルターねじのところにねじ込んで装着するのだが、ネジを締め込んでも角型のフードは自由に回転するようになっている。フードはカメラ側がビデオカメラボディの凹凸にうまく嵌るようになっていて、ねじ込んでカメラとフードが近づくとボディの形にあったフードが嵌ってフードが回転しないようになっている。従って保護フィルターを付けた状態でこのフードを装着すると、ねじ込んではいけるのだが、ねじ込み終わってもフィルターの厚み分だけフードが浮くのでフードがボディに嵌らず自由に回転してしまう。説明書にはフードとフィルターは同時に使えないと書いてある。ただし、フィルターと併用した場合でもこの角型フードをパーマセルで回転しないように止めてしまえば問題なく使えそうだ。

SONY HDR-CX590V

ビデオのレンズ前面にはGR DIGITALのような保護シャッターがあるので、通常は保護フィルターなしフードありで使っても大丈夫だろう。飛沫が飛んできたりするような場所では保護フィルターの上からフードを付けてパーマセルで角度を固定して使おうと思う。

このフードの欠点は、レンズの口径の割に大きいことだろう。HDR-CX590VやHDR-PJ590Vは、ワイド端が26.8mm相当なのである程度の広がりは仕方ないにしてもやや大きい。ちなみにこのビデオカメラHDR-CX590Vのフィルター径は30mmでねじピッチは0.75mmだ。30mmのフィルターというのはあまりない。RAYNOXの保護フィルターを買った。【追記:2012年9月27日】RAYNOXの30mmのプロテクトフィルターは、手ブレ補正をONにして画面が大きく揺れたときに四隅がケラレることが分かった。プロテクトフィルターにさらに純正フードを付けると手ブレ補正時にケラレる頻度が増す。このフィルターはお蔵入りだ(泣)。【追記ここまで】

飛沫で思い出したが、このビデオカメラシリーズのよいところは、「スポーツパック」という名の防水ハウジングが希望小売価格 24,990円でラインナップされている点だ(型番SPK-HCH)。水深5mまで使用可能とのことで、普通はこれで十分だ。これがあれば雨の降りそうな日に三脚に付けたまま放置してビデオ撮影して自分はスチル写真に専念できる(そう考えるとリモコンもあった方がよかったか)。こういうのが手頃な値段で用意されているのがいいんだよねぇ(リコーも見習って欲しい)。SONYアクセサリー沼(笑)。このハウジングはいずれ買うつもりだ。

このビデオはスチル写真も撮れるし、撮影後にビデオ画像からスチル写真を切り出すこともできるが、その場合の画質は普及クラスのコンパクトデジタルカメラ並み。ただ、ブログに写真載せる程度ならこれで十分な感じ。もう24時間回し続けて決定的瞬間を逃さないとか(笑)。デジタル(スチル)カメラは敵も多くて大変ですな。

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