ニコンHB-45フードがほとんど使わないうちにバラバラに ― 2012年08月18日 00時00分00秒
ツイッターの方で速報したが、Nikkor 18-55mm VR用のフードHB-45が、ほとんど使わないうちに根元の部分から分解してしまった。
自宅からカメラをたすき掛けして新幹線の席に座ったら、フードの根元に隙間が出来ていて、レンズからフードを外そうとしても外れなくなった。ロック解除のボタンがぐらぐらしていて押しても爪が引っ込まないようだ。結局写真のような状態になってレンズから取れた。結局日の当たるところで一回も役に立たないうちにバラバラだ。なんという儚さ(泣)。
バヨネット式という名が付いているが、レンズ側の溝に爪がはまるスプリング式というべきで、それが薄いプラスチックでできているものだからもげてこんな風になってしまう。このフードを設計した人はこのフードを付けてカメラを提げて撮影したことがあるのだろうか。普通にプラスチック製の本当のバヨネット式にしておけばいいのに、こんなトリッキーなものをちゃちい部品で作ろうという発想が間違っている。
レンズの方のインプレはいずれしたいが、かつてのキットレンズは歪曲は大きいが解像力は高くてカリっと写ったものだった。このレンズは細かいものが解像していない。これらが初めてのニコンのレンズ・フードの人はがっかりするだろうね。次はないと思うぞ。
戴いたコメントのお返事はお待ちください。
コメント
_ タロウカジャ ― 2012年08月19日 13時27分16秒
_ ノラ猫軍将軍山本ミケ六 ― 2012年08月19日 15時41分22秒
わ~い!、絞りリングのバチが当たったんや~、
と言いたいところなのですが、ノラ猫領土拡張である場所に進出で疲れているので煽りはここまでにしてあげよう(泣)、
しかし比較的に凝った作りなのにこんな状態になりやすいとは・・、
単純な作りでコスト削減で作りが雑でも故障しにくいならまだ良いのですが・・何を目指して開発したのか・・、謎ですなぁ(泣)。
_ Haniwa ― 2012年08月20日 08時43分31秒
■ タロウカジャ様
ありがとうございます。金属製で丈夫なフードの方が安いという矛盾。HN-2を購入したいと思います。今回の旅行中、フードがないのでフィルターに何回も腕などが触れてしまい汚れてしまいました。
ボディ内蔵のスピードライトを使うときにすぐに外せた方がいいので、なにかバヨネット式で使えるフードがないかも探してみます。
最近の二コンには本当にがっかりです。
■ ノラ猫軍将軍山本ミケ六閣下
ああこれもノラ猫軍の破壊工作だったんですね(泣)。
>ノラ猫領土拡張である場所に進出で疲れているので煽りはここまでにしてあげよう(泣)、
尖○諸島や竹○までの遠征ご苦労様です(違)。しかし、誰かが尖○を買うとか言い出さなければ今回の反日デモも起こらなかったと思うんですね。この事態、あの太陽族の方はどう責任取るつもりなんでしょうか。こういう時マズゴミであのお方の発言が流れないのはどうしてなんでしょうか。「犬の遠吠え」という言葉を思い出します。
凝りすぎだと思います。距離指標もないですので、鏡筒とバヨネットの角度を合わせる必要もありませんから、普通にプラスチックの回転させて取り付ける従来のバヨネット式にしておけばよいだけです。あるいはなんでも使えるHN-2を指定するとか。このちゃちいフードに1700円も払ったんですよ。設計者と1週間ぐらい合宿して問い詰めたいと思います(笑)。
もはや二コンは兼好資本下なのかも(泣)。
_ やまろ ― 2012年08月20日 12時16分04秒
確かに華奢です。しかも別売り。ほとんどのユーザーは買うこともないでしょうね。
_ りー ― 2012年08月20日 14時42分02秒
え?何?別売りなんですか?
エントリー向けのレンズなのになんで?
しかし、繰り出す部分に付けるタイプのようなので、金属製のフードだと当てた時のダメージが大きそう。普通のバヨネット式のプラスチックがベストなんですけどね。花形じゃないからズレても影響ないし。
私なら何も付けずに撮るなあ。
そういえば最近の私は、フードって高価なレンズでしか使っていません。AIレンズの頃はHSタイプやHNタイプを付けっぱなしにしてました。リアキャップに焦点距離を書いたシールを貼ってテンバに突っ込んで。単純なあの頃は幸せでした(爺)。
_ やまろ ― 2012年08月20日 19時49分09秒
なんでも、フードが付いてたほうが「それっぽい」からだそうです。
レンズ先端に付くので、広角側に合わせた深さしかなくて、遮光はあまり考えてないでしょうね。
DX 55-200mmのフードはもう少しまともなんですが。
_ Haniwa ― 2012年08月21日 09時35分11秒
一種のスプリング式+かぶせ式ですよね。ほとんどのユーザーは買わないですかねぇ。そういえばこのフードを付けている人を見たことがないです。
>なんでも、フードが付いてたほうが「それっぽい」からだそうです。
よい奥様です(笑)。「それっぽい」ことに出費をお許しになるのは素晴らしいです(泣)。
遮光はあまり考えてなさそうですが、そこそこの深さがあって外周はレンズ鏡筒の太さと揃っていますので広角側にはよいフードだと思います。ただ、あの華奢ぶりでは日常使いには使えませんね。しかも(爪が引っ込まなくなって)外れなくなるという壊れ方が嫌です。外れて困るのと外れなくて困るのの究極の選択ですが。
■ りー様
二コンはエントリー向けこそフードが別売りです。高い大口径レンズにはフードが付いているのに、安いレンズには付いていません。昔から批判されていますが一向に改めません。見かけの値段を安くするためだと思います。
>しかし、繰り出す部分に付けるタイプのようなので、金属製のフードだと当てた時のダメージが大きそう。
しかしほとんどのねじ込み式フードは鏡筒の繰り出し側に付けるものですし。スプリング式もかぶせ式そうですよね。私も普通のバヨネット式でいいと思いましたが、このレンズは回転しながら繰り出しますからバヨネットの回転でSWMに力が掛かるのを嫌がったのかもしれませんね。このSWMはM/AモードのないSWMですし。なんか考えるのもコスト掛かるしこんなもんでいいんじゃないみたいないい加減さと、妙に凝った脱着システムと華奢な部材いう、アンバランスさですねぇ。
>私なら何も付けずに撮るなあ。
スナップレンズなのでレンズ前面が汚れやすいんですよ。フードでレンズ先端に肌が触れないようにしたいです。
>そういえば最近の私は、フードって高価なレンズでしか使っていません。
フード病が治癒してしまったんでしょうか(笑)。デジタルってもうどうでも良くなるんですよねぇ。私もこんな解像しない安ズーム買う日が来るとは思わなかったです。しかし、デジタル時代は金を掛けないと写りが違うという格差社会です。写真趣味は終わりつつあると言いますか、カメラ業界が自分で終わらせつつあるというのが私の感想です。本当に単純なあの頃は幸せでしたよ(爺)。安レンズに安カメラでもちゃんと写っていました。VRとかSWMに金掛けて肝心の写りがアレなレンズとか何考えているのか寸又峡に1か月合宿して問い詰めつづけたいです(笑)。さらにアレなファインダーについて1か月、絞り環について1か月…(笑)。
_ りー ― 2012年08月21日 11時54分17秒
いやフード病が完治したというよりも、金属製刻印式フードを付けたいレンズをもう持っていないということです。その点、50㎜F2はレンズに触れないので最高です。
結局、現代のフードでは24-70㎜とか17-55㎜のように、鏡筒の繰り出し部分じゃなく外側に溝が掘ってあって、ロックがあって、花形、ってのがベストな方式なのでしょう。18-200㎜は花形ですがロックがなくてすぐ緩むので、テープ貼りしてます。その他のレンズは繰り出し部分がないので、そういうストレスがなくて済んでます。
AF20/2.8Dだけは繰り出しますが、どうせ1万2千円で買ったボロレンズなのでフードなしで使っています。フィルムでもOKですし、D300と組んでのスナップも気軽で良いです。微小なキズありですが問題ないです。
かぶせ式フード懐かしいですね。私もAi24/2Sを持っていて使っていました。F2とF2.8でフードが違うのは前玉の大きさの差?とかじゃないでしょうか。かぶせ式フードはもっと以前はAi20/3.5Sでも使ってましたね。ロックピンをしっかり締めてなくて、バッグから取り出した時に斜めになってしまってケラれるのに注意です。ああ懐かしい。
確かにデジタルは格差社会です。私はもう今後しばらくは新しいカメラが出てもシステムを組み直す経済的余裕は皆無なので、メンテナンスをして使い続けるしかありません。唯一趣味的に欲しいのは、フジのX100です。初代ヘキサーを使っていた頃のように、もう一度、写真を好きになれそうなので。←おお、カッコイイ表現!(笑)
そういえばフィルムですが、最近の同時プリントにがっかりしてポジで行くと宣言しましたが、やはりメーターなしのFでポジだけというのもストイックすぎるので、カラーネガでの撮影を少しずつ再開しました。保守的な私にはめずらしく様々なフィルムに手を出してみましたが、ポートラは面白いフィルムですね。
以前フィルムで仕事をしていた時は、カラーならポジが当たり前で、あとはモノクロページで紙焼きが必要なときはモノクロフィルムでした。ネガカラーは個人の記録用と媒体以外の仕事用だったので、フジの適当なISO400しか使ってきませんでした。
もともとポートラは、スタジオなどで決めて撮るプロ用フィルムなのですが、アマチュアの人たちがその軟調な調子を気に入って使いだしたものだと思います。
で、私などは最近流行の軟調でハイキーでシアンやグリーン被りの写真をネットや雑誌で見て、あまり好きじゃなかったのですが、自分で撮ってみたら何だか気に入ってしまいました。何でも自分で体験してみないと分かりませんね。
そんな訳でカリカリしないで、達観していきましょう。
腹が立ちそうなものには、近づかないことです。
お互いもういい歳ですし(笑)。
_ WANI ― 2012年08月22日 00時25分29秒
Ai-S 20mmF2.8でやりました・・・(w。
今では撮影前にフードを押し込んでちゃんと装着できてるか確認する癖がつきました。
>腹が立ちそうなものには、近づかないことです。
私も鉄ヲタには近付かない事にしてます(:p)。
あと最近は店頭でフィルムや薬品を買う事が多くなって来たのですが、時々フィルムコーナーとか暗室用品コーナーの薬品棚であれこれ物色している人を見掛けますが、物色の仕方が何か手にとっては棚に戻し、また手にしてパッケージをジロジロ見たりと物が解ってて見てるのか!?みたいに思えて一瞬イラッ!と来る物があるので近付かなくなるかもしれません(w。まぁ、そういう時はそういう人のうしろからスタスタと寄っていっておもむろにTRI-Xの100ft缶とかD-76を躊躇無くガシッ!と掴んで一直線にレジへ向かうのですが(w。
_ Haniwa ― 2012年08月24日 10時20分57秒
■ りー様
なるほど、フードに凝りたくなるようなレンズをもうお持ちでないということなんですね。こういうのがデジタル時代の特徴でしょうね。別にデジタルだからというわけではないのですが、最近の製品は愛着が湧かないと言いますか凝りたいと思わないといいますか、もうただの仕事用の道具ですよね。私は写真撮るのが仕事ではないですが、仕事的な仕方なく(と言っては写っている人に失礼ですが)たくさん撮るのに仕方なくデジタルカメラを使い、仕方なくそれに合うレンズを買って使っているという感じですね。趣味の質が変わってしまっています。
繰り出し部分でない鏡筒にフードが付くレンズは昔は少数派でしたが、いまはそういうのが多いですね。Nikkor 28-105mmはズーミングで鏡筒が回転しますので花型フードではないですが、回転する鏡筒にバヨネットで付くようになっていますね。これはズーミングでみっともなく全長が伸びるので、回転しない外側の鏡筒にフードを付けられないからでしょうね。
Ai Nikkor 20mm F2.8Sは私も普段フード無しで使っています。お皿のようなフードがあまりに邪魔なので。これなんか花型のいいフードをつくればもっとコンパクトに出来るはずなんですがねぇ。AF 20mmの方も同じですよねぇ。コンパクトな20mm F2.8レンズだけにフードの形は惜しいです。
前玉が違ってもHK-1でもHK-2でも支障がないような気がしますが、なにか特殊な場合にケラレが生じたりするんでしょうね。そういうところに拘って別のフードを用意するところがかつての二コンらしさですよね。
バッグから撮りだしたときにずれますか。そういえばかぶせ式はAi-S 20mmとぎょぎょっと20用しか使っていないのでずれた経験はなかったです。
デジタルカメラの格差社会、深刻だと思いますよ。新しいカメラが出ても必要がなければ組み直す必要はないと思いますよ。D300の写りに超満足というわけではないですが、こんなんで十分じゃないですか(笑)。趣味なのに「こんなんで十分」と思うようになってしまうところもデジタルカメラのアレなところです。仕事だとギャラとか納期とか仕事の質などで求められる性能は違いますが、趣味なんだからそこまで必要なくても拘るのが楽しいはずなんですよねぇ。それがもういいや、こんなんで十分とか思うようになってくるシステムなんですよねぇ。
>唯一趣味的に欲しいのは、フジのX100です。初代ヘキサーを使っていた頃のように、もう一度、写真を好きになれそうなので。←おお、カッコイイ表現!(笑)
私は高級コンパクトデジタルカメラはGR DIGITALで懲りました。いいカメラなんですが、この手のこの価格帯のカメラはぽんぽん買い換えないと性能が全然違います。そういうのを追いかけるのは私の趣味じゃないという意味で懲りました。GRDは次機種との間隔がながいのでまだ許せますが、それでも後継機の方が色んなところが全てにわたってよくなっています。
35mmだとネガで楽に撮るというのがこれからのフィルムの楽しみ方かもしれませんね。ポートラはよいフィルムですし面白いフィルムです。私はハイキーのシアン被りやグリーン被りがもっとも嫌いな色調ですが(笑)、普通に撮って普通にプリントやスキャンをしてもらえば、変な色調にもならずよい結果がでるので好きです。まあコダクローム200(KL)のマゼンタ被りもアレでしたが(苦笑)。
>腹が立ちそうなものには、近づかないことです。
>お互いもういい歳ですし(笑)。
そうなんです、私が写真趣味はカメラメーカーによって終わらせられようとしていると思うのはそういうことなんです。腹が立ちそうな製品ばかりなのでもう近づかない方がよさそうだと思うことが多過ぎなんです。まあ写真趣味の中でもばんばん撮るジャンルなどはデジカメのお蔭で栄えるのかもしれませんが、趣味の中身が変質していますね。
_ Haniwa ― 2012年08月24日 10時35分02秒
■ WANI様
おおさすがですね、Ai Nikkor 20mm F2.8Sにもお皿フードを常時お使いとは。
私もHK-2では気をつけるようにします。
>私も鉄ヲタには近付かない事にしてます(:p)。
書店で鐵道雑誌とカメラ雑誌って隣同士のことが多いのでニアミスがありますし、駅でもニアミスがありますね(笑)。まああまりに酷い場合にはガツンと…。屈強な体格の鉄ヲタって見たことがないのでこんなこと言ってますが、屈強な鉄ヲタがもしいたらすーっと逃げます(笑)。
>あと最近は店頭でフィルムや薬品を買う事が多くなって来たのですが、時々フィルムコーナーとか暗室用品コーナーの薬品棚であれこれ物色している人を見掛けますが、物色の仕方が何か手にとっては棚に戻し、また手にしてパッケージをジロジロ見たりと物が解ってて見てるのか!?みたいに思えて一瞬イラッ!と来る物があるので近付かなくなるかもしれません(w。
それはブログのネタを探している人なんじゃないですかねぇ(笑)。案外カメラ雑誌のライターさんかもしれませんが(笑)。善意に解釈して、これからフィルムをやってみたいと思っている人が色々見ているとか。
いろんなところで周囲の雰囲気に鈍感な人が増えていると感じますね。スマホいじりながらとかイヤホンでなにか聞きながらとかそういう普段からの行為が、スマホやイヤホン使っていないときでも周囲に鈍感にさせているのかなぁとも思いましたが、まあ団塊世代なんかはスマホやイヤホンに関係なしに周囲に鈍感なのでそれらが原因ではなさそうですね(笑)。まあ鈍感な人は後ろからすたすたと寄ってこられてもなんとも思わないでしょうし、刺されても10分ぐらいしてから気づくんじゃないですかねぇ…。
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