レンズマウント物語(第4話):M42の踏ん張り(デジカメWatch)2012年08月01日 00時00分00秒

懐かしの食堂車カツカレー(鉄道博物館):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F5.6AE(1/1250秒)、ISO200、-0.3EV、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

豊田堅二氏のレンズマウント物語(デジカメWatch)の第4話は「M42の踏ん張り」だ。
レンズマウント物語(第4話):M42の踏ん張り

M42マウントの変遷や悩みを簡潔にうまくまとめていると思う。しかし、もう少し突っ込んだ解説があっても良かったんじゃないかと思う。たとえば、「ペンタックスの追いかけ方式」の部分で、「ペンタックスES(1971)では、独特の方法で絞り値の伝達を行ない、M42マウントでの開放測光を成し遂げた。」とあって、そのあとにPentax ESでの開放測光の仕組みを解説しているのはよいのだが、この仕組みが可能なのはペンタックスのレンズのうちなんというレンズなのかなど、Takumarレンズの分類もきちんと載せて欲しかった。それだと誌面が足りないというかもしれないが、二コンやキヤノンは1メーカーで1回分取っているんだから、ペンタックスのM42マウントの変遷だけで1回分書いてもいいと思う。それはペンタコンやオリンパスも同様だ。3回分ぐらいあってもいいんじゃないか。

そこまで詳細に書いてこそ、後に書籍化できるような内容になるんだと思う。まあ加筆してあとから書籍化という手もあるが。旧朝日ソノラマのカメラ関係の書籍が、朝日ソノラマが解散して朝日新聞出版に吸収されてほぼ絶版状態なので、豊田堅二氏による新しい解説本に期待したいところだ。でもインプレスから出版するのはやめて欲しい(笑)。


写真は記事とは関係ない。
懐かしの食堂車のカツカレー(鉄道博物館):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F5.6AE(1/1250秒)、ISO200、-0.3EV、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート、AWB

大宮飯シリーズ(笑)。「懐かしの食堂車のカツカレー」というのだが、昔の食堂車のカツカレーってこんなに良かったっけという感じだ。カツもさくっと揚がっているが、昔のはもっと小さくてしなっとしていたような。あと野菜もこんなについてなかったような気がする。カレーのルーももっとレトルトっぽい感じだった。まあ今の時代に昔のままで出したらみんな怒り出すかもなぁ(笑)。

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