原鉄道模型博物館(横浜)2012年07月12日 00時00分00秒

原鉄道模型博物館前(横浜三井ビルディング):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE、マルチパターン測光、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート

この7月10日に横浜駅近くに原鉄道模型博物館というものができたというので、近くに行ったついでに夕方に寄ってみた。

しかし、この原鉄道模型博物館は、入っている横浜三井ビルディングの中自体が撮影禁止で(カメラ提げて建物に入ると建物内撮影禁止だと注意される)、しかも博物館の中も一切撮影禁止だった。それでこの博物館の評価はかなり辛口になる(笑)。ジオラマのところぐらいは撮影可にしてもいいと思うんだけどねぇ。

ともかくも大人入場料1000円で高い。まあ民間の博物館だから、これでも結構財政苦しいのかもしれない。内容は1時間もあれば全部見られる程度だ。やっぱり割高感が。

そもそも原鉄道模型博物館の「原」って何よ?と思った。原信太郎(はらのぶたろう)という兵庫県芦屋市在住の方の鉄道模型コレクション(大半がOゲージか1番ゲージの大型のもの)が展示されているものだ。そしてそのほとんどが原信太郎氏が自分で作ったものだという(【追記】後述の「ほぼ日刊イトイ新聞」の原丈人氏のインタビューを読むと外国の職人さんに作らせていたようだ。そういう記述は博物館にはなかったように思う。原信太郎氏の工房の再現と写真があったのでほとんど自作のように思える構成になっている。まあこれ、全部自分で作ったら仕事できないし、仕事が全部模型製作だとしても時間的に無理だよなぁ。【追記ここまで】)。その作ったという内容が拘りで、ただ形が似ているだけでなく、ちゃんと本物と同じように機能して同じように動くという拘りなのだそうだ。ものすごく拘っているのは分かる。しかし、「だからそれがどうした」というのが率直な感想だ。

拘った芸術品というのはある。それは独創性がある。模型はもとの実物にオリジナリティがあるから、いくら精巧に作っても工芸品にしかならないと思う。しかもこれは売りものではなくて全部自分のために作った模型だ。岡本太郎氏は作った作品はほとんど売らなかったそうだが、それは独創性のある芸術品だ。自分のために拘って作った模型は素晴らしい出来だが、だから何?という感じなのだ。例えばバイクや車を特別に改造してここに拘ったというのがあるが、それがレースとかに出るのであれば社会に繋がっていてその技術がいずれ一般発売品にフィードバックされる日が来るかもしれない。しかし自分用の模型はそういう社会との繋がりがない。やっぱり「それで?」という感じなのだ。原信太郎氏は鉄道模型会社を経営していたわけではなさそうなので(コクヨ社員だったようだ)、そういう社会の繋がりがないコレクションなのだ(コクヨの製品になにか反映されていたのかもしれないが)。

また原鉄道模型博物館の展示の半分以上は外国の鉄道車両だし日本の車両も戦前のものがほとんどなので、お子さんはあんまり楽しくないかもしれない(オッサンの私でも馴染みのない車両が多かった)。お子さん連れがかなりいたが、たのしかっただろうか。

自慢の1番ゲージジオラマは確かに圧巻だが、これも外国の街並みと外国の車両で、馴染みのない人には「ふーん」という感じだろう。アナウンスの男の人の声ももごもごと何言ってるのか分からないし(低音効かせすぎ)。ほかにHOゲージで桜木町駅界隈(と初代横浜駅)を再現したものもあった。こどもはこっちの方にたかっていた。でもこっちのHOゲージのジオラマはしょぼいんだよね。

私が行ったときは原信太郎氏のご子息の原丈人(はらじょうじ)氏が知り合いに解説していた(回りの入館者はだれも原信太郎氏のご子息だと気づいていない感じだった)ので、このインプレッションはきつくて申し訳ないという感じだが、はっきり言って5年持つかなぁと思った。
原丈人氏についてはほぼ日刊イトイ新聞 - とんでもない鉄道模型とすごいテレビ電話の話。参照。

館内で写真が撮れればもう少しここがすごかったと写真入りで紹介したくもなったのだが、一切撮影禁止なので正直に書くと以上のような感想だ(写真が撮れるかどうかでインプレが変わるのもどうかと思うが)。

横浜駅近辺で1時間ぐらい時間が余って千円余裕があるなら一度寄ってみたらという感じだ。ちなみにミュージアムショップと書かれているお店は実際には「天賞堂みなとみらい店」で普通の高級鉄道模型店だった。大半がHOゲージの模型で6両セットで33万円とかそんな模型を売っている。

なお、あと原信太郎氏は「1番切符」のコレクターとしても有名らしく、何枚かの「1番切符」が展示してあった(東海道新幹線開業日のひかり1号の0001番の切符など)が、それだったらもっと展示すればいいのに。見せたくないのだろうか。まあそんな感じの「博物館」だ。家に帰って家族に「だからどうした博物館」だったと報告したら「ブログのネタになっていいじゃない」と言われた(笑)。この博物館がストライクゾーンの人はそうは多くはないと思う。あああれか、横浜だから観光客が多くて一見さんが次々と来れば持つという判断か。駅から近いし。

【追記:2013年12月25日】
原鉄道模型博物館は館内撮影自由になったのか? ― 2013年12月25日
【追記ここまで】


原鉄道模型博物館前(横浜三井ビルディング):Nikon D300、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F8AE、-0.3EV、マルチパターン測光、L37c、ピクチャーコントロール:ポートレート

コメント

_ ノーネームしたん ― 2012年07月12日 21時22分17秒

>原信○郎

石原慎○郎かと一瞬・・、
写真を撮影させないのは何か意図があるんでしょうかねぇ・・、実は現実の車両と微妙に・・アレしてるのがばれるとか(泣)。

>あと原信太郎氏は「1番切符」のコレクターとしても有名らしく、何枚かの「1番切符」が展示してあった(東海道新幹線開業日のひかり1号の0001番の切符など)が、それだったらもっと展示すればいいのに。見せたくないのだろうか。

そっちが気になります・・、しかし”ちゃんと本物と同じように機能して同じように動く”んですか?、蒸気機関車の模型用スチームエンジンとかは小さいほど作るの難しいですからNゲージなのに石炭で湯を沸かして・・とかだったら驚愕です(笑)。
Haniwa氏は対抗でHaniwa博物館を作るのです、
Haniwa家の建材が猫糞とチャドクガの毛とかで上手く作られている芸術的で独創的なアレが・・あっ!お客さんそんなところに体をもたれかかると家が崩壊してしまうので遠慮してください(泣)と・・。

ここに書きます

>>後藤氏が開発陣に入っていればこんな哲学は・・、
>絶対にこんなカメラにはならないでしょうね。京セラって金のかけ方が間違っていると思います。中身はぼんくらカメラなのに外見だけチタンにするとか。安原氏が京セラに嫌けが差して辞めたのも分かりますね。

まあ京○ラは安○一式の様なカメラは出さないでしょうねぇ、
しかし京セ○も独特の技術とかあるんでしょうが・・なにか組み合わせがアレな感じで・・、惜しいんですよ・・。

>これについてはアサヒカメラが京セラにインタビューした記事が昔あって、G1はレンジファインダーで最初の1回しか測距できないので(一眼レフのようにレンズを駆動しながらその像を利用して追いつめていけない)、毎回定位置にレンズを戻してリセットしないとAFの精度が保てないということなんだそうです。そうだとしても広角レンズなどでは設定で繰り出したままにできるようにするとか選択肢が欲しかったですね。

これも後藤氏とかが発言力を行使できれば選択できるように・・とか有ったかも知れませんが、そんなに難しいことではないのに惜しいんですねぇ。

>D7000は店頭でちょっと持ってシャッター押しただけでD300の代わりにはならないのが分かるようなカメラですからねぇ。D300Sの正常進化版が欲しいという意見は分かりますね。私はD300で十分ですが。まあ高感度がきれいに越したことはないですが。

ええそのとおりで・・、D-300の後継機種(D-400)が出れば良いんでしょうが、何時ごろ出るのか?、ほんとに出るのか?、と、
まあ感触にこだわらなければD-7000でも良いんでしょうが、
DXレンズが有るとどうしてもDX機に引っ張られますから・・、
まあファインダーにもこだわるとか、そういうタイプの人は・・FXのD-4系にでもとりあえず文句言いそうな気がしますが(笑)。

_ Haniwa ― 2012年07月13日 10時16分28秒

ノーネームしたん様
>写真を撮影させないのは何か意図があるんでしょうかねぇ・・、実は現実の車両と微妙に・・アレしてるのがばれるとか(泣)。

本を買って欲しいからじゃないですかねぇ。天賞堂みなとみらい店に売っていました(amazonマーケットプレイスでは中古本が倍の値段で出ていますがまだ定価で新品が売られています)。個々の車両の写真を撮られたら本が売れないというのなら、ジオラマゾーンだけでも撮影可にすればいいのに、と思いました。

「1番切符」は鉄道模型じゃないからか、数枚しか展示がありませんでした。しかし、個人の個人的なコレクションの博物館なんだから、もう貴重なものを全部展示すればいいのにと思いましたね。まあ社会性がまったくないんでしょうね。車両模型を作るのに集めた資料がどうなっているのかとかそういうことは全く言及されていませんでしたし。その資料をきちんと後世に伝える方が大事だと思いますけどねぇ。そういう社会性が欠如したところがこの博物館に辛口評価になる理由であります。

>しかし”ちゃんと本物と同じように機能して同じように動く”んですか?、蒸気機関車の模型用スチームエンジンとかは小さいほど作るの難しいですからNゲージなのに石炭で湯を沸かして・・とかだったら驚愕です(笑)。

Nゲージは大きさを比較するために展示されている以外はなかったと思います。ほとんどが1番ゲージです。ガスタービン車の模型をガスタービン駆動にしたとネット上の原信太郎氏の記事にはありますね。しかし、博物館にはそういうものはなかったように思います。ガスタービン駆動の模型をジオラマで走らせてくれたら大絶賛記事になったと思います。要するにすごいはずなのにそのすごさを全然伝えられていない博物館なんですよ。まだご存命なので手元に置いておきたいものがたくさんあるんでしょうねぇ。

>Haniwa家の建材が猫糞とチャドクガの毛とかで上手く作られている芸術的で独創的なアレが・・

もたれかかった人は数週間痒さに悩まされるでしょう(泣)。

>まあ京○ラは安○一式の様なカメラは出さないでしょうねぇ、
>しかし京セ○も独特の技術とかあるんでしょうが・・なにか組み合わせがアレな感じで・・、惜しいんですよ・・。

別に安○一式みたいなカメラでなくていいんですよ。ただ、何を優先させて何にコストを掛けるのかの判断が京セラは間違っていることが多いということですね。自分の使いたい技術があるからそれが必要かどうかに関わらず無理矢理採用して、その分他が犠牲になる感じですね。その犠牲の対象はその機械本来の目的だったりするというアホさ加減で。他の企業でもそういう傾向は少しはあるんですが、京セラの場合は顕著で。写真を撮る機械なのに写真を撮る機能がスポイルされても平気だとかそんな感じですね。

そうです、普通にヘリコイドをあらかじめ何mにあわせて繰り出しておくということができないカメラなんですね。アホですね。そんなに難しいことではないんですが、京セラにとってはそんなことはどうでも良くて、ボディからダイヤルで距離を指定できることやAFレンジファインダーというシステムがすべてなんでしょうね。アホです。

>ええそのとおりで・・、D-300の後継機種(D-400)が出れば良いんでしょうが、何時ごろ出るのか?、ほんとに出るのか?、と、

タイ洪水前は出るという確からしい噂があったのですが、洪水で時間が経ってしまったのでどうなのか不明ですね。D7000は感触だけじゃないですよ。ブラックアウト時間やシャッタータイムラグがD300にはまったく及ばない感じです。この先どういう方向に行くのかが分からないのはニコンの常で…。

>まあファインダーにもこだわるとか、そういうタイプの人は・・FXのD-4系にでもとりあえず文句言いそうな気がしますが(笑)。

結局時間が経ってもデジタル一眼レフはF4やF6クラスのファインダーにはならなかったですね。まだデジタル一眼レフは出始めたばかりだからそのうちよくなるさ…と思っているうちに10年ぐらい経っていますよねぇ。

_ ちーぱぱ ― 2012年08月01日 00時17分33秒

原鉄道模型博物館(横浜) >
はじめまして、私も小学生の子供を連れて行ってきました、私も鉄なので開館前から楽しみだったのですが・・・・
正直、館内にいたのは40分くらいでしょうか^^;;子供と二人分1500円を払い見た感想は・・・・・・・でした、まあ場所や個人の博物館などのことを考えるとこの金額は仕方がないのかもしれませんが、あまりにも外国のものが多く、親近感も懐かしさも覚えませんでした、以前行った横浜市電保存館、電車とバスの博物館の方が数倍楽しめたような・・・・
期待が大きい分、落胆も大きいのかもしれませんね、指摘されていたジオラマもみなとみらいの方のしょぼさにはがっかりでしたし、メインの方も外国の街並みで・・・・やはりフ~ンみたいな感じでしたね、子供もほとんど興味を示さず、となりの日産ギャラリーの方に食いついていました、話のタネには一度訪れるのはいいかもしれませんが、2回はちょっと・・・遠慮してしまいますね^^;;
マスコミやテレビなどでは絶賛しているのですが、本当にみんなそう感じているのでしょうか、爆笑問題の太田氏しかり・・・ちょっと疑問ですね、私の見方が違うのかもしれませんが^^;;
撮影も許可して欲しいですよね、カメラをせっかく持っていったのに^^;;

_ Haniwa ― 2012年08月01日 09時32分11秒

ちーぱぱ様
コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

外国の珍しい車両のマニアの方なら「おおっ」となるんでしょうけれども、そうでない人は見たこともない車両の模型ばかりであまりウケないでしょうね。仰るように横浜市電保存館や東急・電車とバスの博物館の方が普通の人は楽しめると思います。

マスコミなどで絶賛しているのは大家の三井不動産が推しているからだと思いますよ。これがもっとマイナーなビルに入っていたらここまで取り上げられることもないと思います。NHKの爆笑問題の番組は見ましたが、爆笑問題の二人も向谷実氏もそんなに感動しているようには見えませんでしたねぇ。

一般人には一切撮影を許可してくれないですから、皆さんブログで取り上げることもなく忘れ去られていくんだと思いますよ(笑)。持って5年というのが私の見方です。

_ ちーぱぱ ― 2012年08月02日 09時03分04秒

早速コメントありがとうございます、こちらこそよろしくお願いします。

マスコミ絶賛の裏にはそういう事情があるんですね、博物館から帰宅した時のやるせなさを話せる場所があってとても嬉しかったし、私の感覚が間違いじゃないというのも確信できて安心しました、私はカメラには全く疎いですが、これからもブログを拝見させていたがきたいと思います。

カメラについて分からないことがあったときは初心者の質問でも教えてください^^;;

ブログを楽しみにしています。

_ Haniwa ― 2012年08月02日 09時11分44秒

ちーぱぱ様
わたしも同じ意見の方がおられて安心しました。あの博物館の拘りがすごいのは分かるのですが、なんだか残念感が漂うんですよねぇ。知り合いの鉄ちゃんも行って同じ感想でしたから、多数の感覚だと思いますよ。

いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。

_ ちーぱぱ ― 2013年03月28日 21時40分35秒

原鉄道模型博物館の時にお話をさせていただいたものです、ご無沙汰しております
今日はカメラについて伺いたいのですが・・・
当方カメラには疎いのですが、今までキャノンの デジタルNを使っていましたが、やはり色々な部分で不具合が有り買い替えを検討しております

そこでフジのHS30EXR か S100FSを検討していますどちらも中古ですが・・・
望遠も効いて持ち運びも便利だと思うのですが、カメラに詳しい方から見るとどうなんでしょうか?
運動会等にも使いたいので、望遠が必要なんです
他に良い選択肢があれば、教えていただけますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

_ Haniwa ― 2013年04月05日 09時25分16秒

ちーぱぱ様
お返事が大変遅れて申し訳ありません。m(_ _)m

レンズ交換式のデジタル一眼レフから「ネオ一眼」への買い換えですよね。

運動会にお使いになられるのであれば、従来の一眼レフの右に出るものはないと思っています。「ネオ一眼」がレンズが固定式である以外は同じであったとしても、メーカーの違いによるオートフォーカスの性能差があります。キヤノンやニコンのデジタル一眼レフの動体追従能力は抜きん出ていると思います。

もう一台キヤノンのデジタル一眼レフを買い増しされて、従来のカメラには広角から標準系のレンズ、新しいカメラには望遠の明るめのレンズという組み合わせがよいのではないかと思います。もし「ネオ一眼」の方が運動会に向いているのであればプロが皆「ネオ一眼」使うはずです。

_ ちーぱぱ ― 2013年04月09日 09時29分02秒

お返事ありがとうございます^^
オートフォーカスの機能までは考えていませんでした
なるほど・・・そういう違いがあるのですね

買ってから後悔するのは嫌なので、もう一度考えてみようと思います

写した画像がなんとなくうす黄色くなっているのはレンズのせいなんでしょうか?
本体よりもレンズにお問題なら、レンズを買い足すことも考えたほうがいいのでしょうか・・・

いろいろ考えて運動会までには^^;;;
そう考える毎日です、ありがとうございました。

_ Haniwa ― 2013年04月10日 09時30分57秒

ちーぱぱ様
運動会ってスポーツ撮影ですからかなりシビアです。特に徒競走をゴール側から狙うとかはオートフォーカスの性能が問われます。

予算との相談になってしまうとおもいますが、色んな方の運動会撮影のお話を検索されるとよい組み合わせが見つかると思います。

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