Nikon COOLPIX S30とAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)の修理完了(その2)2012年06月15日 00時00分00秒

Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF) + Nikon F100:Nikon D300、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF(35mm換算42mm相当)、F2.8AE(1/40秒)、ISO400、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、marumi DHG Lens Protect Filter

広角端でボディに伝達される情報が「105mm F4.5」になってしまうAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)レンズと防水蓋のロック機構が壊れたNikon COOLPIX S30カメラの修理が終わって一昨日ヤマト運輸の代金引換便で届いた。今回はAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)編だ。
Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)ズームエンコーダー不調 ― 2011年12月19日参照
Nikon COOLPIX S30 さっそく壊れました(泣) ― 2012年05月18日参照
Nikon COOLPIX S30とAi AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)の修理完了(その1) ― 2012年06月14日参照

Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)の故障は去年からだったのだが、このレンズは新品で買って1年ぐらいしたら製造中止(生産終了)になり(ニコン、Ai AF Zoom Nikkor 28~105mm F3.5~4.5D (IF)なども生産終了 ― 2006年06月21日参照)、そこから5年経ったので故障発覚時点で補修用部品の保有期間が満了している。そのためニコンピックアップサービスの対象製品から外されてしまっている。修理センターへ送付する方法なら受け付けてくれるのだろうが、その方法だとちゃんと修理してくれるのか不安があった(大丈夫か、ニコン ― 2006年04月05日参照)。それでニコンのサービスセンターに持って行こうと思っていたら半年以上経ってしまったわけだ。

この故障はあくまでもCPU方式で使う場合にのみ困る症状で、うちのカメラでいえばF100とD300以外のカメラではなんの問題もなく使えたし、広角端以外のところで電源を入れるか、一旦広角端からズーミングしてまた広角端に戻すと28mm F3.5の情報になっていたので、誤魔化しながら使っていた。それでもやっぱり広角端で使うことが多いので不便であった。特にDX用の広角・標準ズームを持っていないのでこのズームを仕方なしにD300に付けたときは広角端(と言っても42mm相当の標準画角だが)ばかり使うことになって、不便だった。

それでCOOLPIX S30の故障修理のついでにニコンのサービスセンターに持って行ったのだ。案の定、生産終了後5年以上経っているので補修部品はないといわれ、色々あったが、結局「限定修理」ということで工場送りになった。交換部品を使わずに調整だけで修理できれば修理するが、故障の内容によっては部品がないと直せない場合があり、そうなった場合は修理せずに返却となる(その場合修理代金は0円といわれた)ということだった。

結局、修理代金6700円、部品代0円、消費税335円の合計7035円で修理されて返ってきた。ありがとう、ニコン。そしてこの場合は運送料は0円ということだった。以前は1050円ぐらい掛かっていたと思うが、ニコンのサービスセンターで「受け取りはどうされますか?送料無料で代金引換でご自宅等にお送りできますが。」と言われたのでそうした。

なお、修理の内容は以下の通り。

処置内容

1.AFエンコーダー出力不具合のためエンコーダー基板部を調整いたしました。

お客様への連絡事項

この製品は、補修用部品の在庫払底の為、再事故の責任は負いかねますので、ご了承下さい。

「再事故の責任は負いかねます」の意味が分かりにくいねぇ。裏面には同一箇所の不具合については6か月の修理保証をする旨の記載があるのだが、これを適用しないという意味なのか、交換部品使わないで修理したけど部品交換していないからまた壊れるかもよぐらいの意味なのかよく分からない。まあ半年以内にまた壊れたら相談だ。

D300で少し試し撮りした限りでは問題なさそうだ。35mmフルサイズのデジタル一眼レフは持っていないので、F100で試写してみる。

なお、修理から戻ってきてビニル袋を開けると鉱物油の匂いがした。そしてズームリングの動きが非常に滑らかになっていた。このレンズはズーミングしていくと途中でリングの重さが変わって(重くなって)ぐぐぐという感じになる部分があったのだが(買った当初からそうだったのか記憶が曖昧だが途中からそうなったという記憶もない)、全域で重さがあまり変わらずに滑らかに動くようになっていた。また、買った当初はそうでもなかったのだが、ズーミングで繰り出す鏡筒の方に少しガタ(あそび)が出てきていたのだが、それも直っていた。これらの点は修理の際に特に申し出なかったのだが、きちんと直してくれていた。ありがとう。


Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF) + Nikon F100:Nikon D300、Carl Zeiss Distagon T* 2/28 ZF(35mm換算42mm相当)、F2.8AE(1/40秒)、ISO400、-0.3EV、ピクチャーコントロール:ポートレート、マルチパターン測光、marumi DHG Lens Protect Filter

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