ライカ、モノクロ専用の「ライカMモノクローム」デジカメ発売 ― 2012年05月15日 00時00分00秒
昨日は更新が出来ずすまんかった。「ハニワこうてい」の監修で忙しかったのだ(大嘘)。
今度はこわキャラ? 大阪・八尾の「ハニワこうてい」(asahi.com)
ゆるキャラ群雄割拠の時代に、一風変わった「こわキャラ」が誕生した。大阪府八尾市立しおんじやま古墳学習館の「ハニワこうてい(皇帝)」だ。
社会学習で来た児童らに古墳について解説するが、「ちゃんと覚えて帰れ」と完全に上から目線。子どもたちにまとわりつかれると「うるさい!」と怒声も。
しかし、説明自体はプロ級と好評。古墳が放置されたことを恨み、ハニワ帝国をつくって世界征服の野望を持つとの設定だが、やってることは結構地道?
ハニワ帝国で世界征服の暁には、フィルムカメラを強制、と(笑)。ちなみに「しおんじやま」が「おじゃましまんにゃわ」に見えてしまう(笑)。
さて、話題が逸れたが、どうもライカに喝を入れなければいけないようだ(笑)。WANI様ご教示ありがとうございます。ライカ、モノクロ専用の「ライカMモノクローム」(デジカメWatch)発売とのこと。もちろんデジカメである。店頭予想価格は90万円前後の見込みとのこと。うへー、高い。
35mmフルサイズで有効1,800万画素のセンサーを搭載する。ローパスフィルターは非搭載。マウントはライカMマウント。記録画素数は5,212×3,468。
(中略)
JPEGとDNG形式によるRAW撮影に対応する。感度はISO320~ISO10000。拡張設時はISO160の設定も可能。「RAWデータヒストグラム表示機能」を備え、生データの輝度を正確に確認できるとしている。また、JPEG形式で保存した画像をカメラ内操作で調色できる。
撮影モードは絞り優先AEとマニュアル露出のみ。ストロボ同調速度は1/180秒。
ファインダーはパララックス自動補正機能付。ブライトフレームは35/135mm用、28/90mm用、50/75mm用。倍率は0.68倍。有効基線長は47.1mm。
シャッターは金属の縦走り。最高シャッター速度は1/4,000秒。連写は最高約2コマ/秒で8コマまで。
うーん、モノクロにどういうメリットがあるんだろうと思っていたら、ライカ、「Mモノクローム」「X2」など新製品の国内発表会(デジカメWatch)に説明があった。
Mモノクロームは、ベイヤー配列のカラーフィルターを持たないCCDセンサーを搭載し、モノクロ専用機としたカメラ。“サングラスのような”というカラーフィルターを持たないことから「2倍シャープ」な画質が得られるとし、M9およびM9-Pより1.5~2段ほど高いISO感度が使えるという。
なるほどねぇ。ベイヤー配列のデジカメはGGRBの4画素ではじめて1点の色が再現できるわけで、モノクロにすればそういう変なことはしなくて済むという訳か。
しかし、ねぇ。カラーから色を落とすことはできてもモノクロの1回の撮影で色を作ることはできないわけで、モノクロ専用のデジカメってどうなのよ、という疑問が湧く。
フィルムカメラだったら、入れるフィルムでカラーでもモノクロでも同じカメラでなんでも撮れるわけだし。デジカメでもカラーで撮影したものをモノクロ化することは簡単だ。
1.5~2段ほど高いISO感度が使えるとか言われてもなぁ、最低感度がなんとISO320で拡張時にISO160が選択できるとある。これもちょっと感度幅がなぁ。かなり用途が限定されるカメラだろうなぁ。
これだったら、中古のライカM6にモノクロフィルム詰めた方がいいんじゃないかなぁ。【追記】90万円出すんなら、Nikon D4とかD800とかいくらでも選択肢あるし…。【追記ここまで】
小田急小田原駅:Nikon COOLPIX S30、4.1mm(29.1mm相当)、F3.3開放、1/400秒、おまかせシーンモード:風景、マルチパターン測光、ISOオート (ISO 80)、すべてオート
フィルムの作例にしたかったのだが、スキャンする時間がなかったので、またもやCOOLPIX S30の作例ですまん。こういう明るいところでは不満なくきれいに写る。「おまかせシーンモード」がどう判断されているかでプログラムAEの組合わせが変わるようだ。おまかせシーンモードがどう選択されているかは、撮影時は分からないが、撮影後はカメラ附属のソフトウェアView NX2で閲覧すると表示される。
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