金環日食の撮影には富士フイルムNDフィルター 4.0 が安い ― 2012年05月02日 00時00分00秒
更新が遅れてすまん。2012年5月21日の日食撮影をどうするか ― 2012年03月02日で、値段の高いNDフィルターを買うのをためらっていたのだが、どんどん日食の日は近づいてくる。それで、富士フイルムのサイトに金環日食の撮影にチャレンジしませんか?(富士フイルム)というものがあった。
そこに紹介されていた日食撮影グッズの値段を調べたら以下のようだった。
- 富士NDフィルター 4.0 (10×10cm) \3,270
- ケンコー マルチホルダー100 \1,470
- ケンコーマルチホルダー100用アダプターリング77mm \1,470
合計6,210円で金環日食撮影用フィルターセットが揃う。マルチホルダーやアダプターリングは日食撮影以外のフィルターワークで使えるから無駄にならない。NDフィルター4.0が3270円というのが安くてよい。
このセットで買おうとしたらヨドバシの店員さんは「富士のND4.0だけだとちょっと減光が足りないんですが」と言うのだが、「でも富士フイルムのサイトにND4.0だけで撮影できるとあって、この組合わせが載っていたんですが」と言ったら、諦めて商品を探してくれた。しかし、富士のND4.0は、某店では店頭在庫がもうないとのことで他店舗の在庫を取り寄せてくれることになった。新宿や秋葉原、上野、横浜といった店舗には在庫がないようだ。
たしかに、富士のサイトには、
必要な品物 (下記A, Bいずれかを使用してください)
A. 高濃度の光量調整用フィルター (TAC:トリアセテート素材、シートタイプ)
当社では、シートタイプの光量調整用フィルター(NDフィルター)を販売しています。
NDフィルター 4.0 (7.5×7.5cm) (フジフイルムモール)
NDフィルター 4.0 (10×10cm) (フジフイルムモール)最高濃度は「ND-4.0 : 露出調整倍数10,000」です。また、薄いシートタイプの利点を生かして2枚重ねて使用することもできます。
太陽撮影時の目安は露出調整倍数10,000~100,000程度のため、「ND-4.0」 1枚(露出調整倍数 10,000相当)で撮影する事が可能です。
また、明るさをおさえて太陽の輪郭をくっきりと写したい際は「ND-2.0 + ND-3.0」や「ND-1.0 + ND-4.0」(露出調整倍数 100,000相当)の2枚組でのご利用もおすすめです。
とあるので、ヨドバシの店員さんの言ったことも半分は当たっている。まあ富士フイルムが「ND-4.0 : 露出調整倍数10,000」だけでも撮影できると言っているので、これだけでやってみる。ほかに使い道のないNDフィルターを増やしたくないので。
しかし、このところ貧乏くさいネタですまん。
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