ベルゲール印画紙:ジョー・ホンダ写真展「孤高の戦士、アイルトン・セナ」2012年04月13日 00時00分00秒

白滝(横浜市中区):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F2.8、1/4sec、Kodak New PORTRA 160、Nikon L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし)

デジカメWatchにジョー・ホンダ写真展「孤高の戦士、アイルトン・セナ」 ――写真展リアルタイムレポートが掲載されていた。

紹介されている作品を見ると、モノクロ写真の階調や色がよく見かけるものとは随分違う。キャプションによると、

プリントはフランスの印画紙、ベルゲールを使用。往時の美しい階調が堪能できる。

ということらしい。

「ベルゲール」で検索すると、近代インターナショナルのサイトで以下のように紹介されていた。
モノクロ印画紙【ベルゲール】(近代インターナショナル)

[モノクロ印画紙【ベルゲール】 ]

フランス・ベルゲール社の超高級モノクロペーパー。
銀量が豊かで、重量感のある印画紙です。

ただ、このベルゲール、最近質が変わってしまったらしい。

今の時代は、自分で写真をプリントしようとしたら、ある程度の覚悟が必要です。

どんな覚悟かというと、ちょっと油断してると必要なものでもいつの間にか無くなっているから、油断するな、ってことです。

いや、無くなっているならそれなりの対応も考えられるけど、同じ名前でありながら、中味が全然違ってるなんて普通に起こってしまうのです。

フランスの印画紙「ベルゲール」のことです。

僕は「ベルゲール」の調子が好きで、このところずっと愛用していました。

一昨年、パリのギャラリー「T.A.F」で催した「コスプレ、女装趣味」の人たちを撮った作品の写真展に使った印画紙も「ベルゲール」でした。

黒の色味や、しまり方が絶妙だったからです。しっかり黒くしまってもつぶれないからです。

暗室の中で、現像液から取り上げ、赤いセーフティランプに浮かび上がった映像を見て、「これこそモノクロ写真だあ」と思ったことも度々です。

その「ベルゲール」が、いつの間にかすっかり変わっていたのです。

名前はそのまま「ベルゲール」でも、現在手に入る「ベルゲール」は、以前の調子とは似ても似つかないしろものです。

変ったのはパッケージだけではありません。

恋人とデートして、ちょっとよそ見してるあいだに、違う女の子の手を握ってたようなもんです。

顔も性格もすべて変わってしまいました。

また最初から出直しです。

これをネガティブに受け取るか、ポジティブに考えるかでこの先の行動が全然違ってきます。

僕は、これはいい機会だから、この際、違う印画紙を探してみようと考えたのです。

それに、紙を変えるのなら、ついでと言っちゃあなんですけど、現像液も変えてみたらどうかと思いました。

写真展のプリント(1)(十文字美信氏2010/8/29 1:06 AM)

※【旧タイプを使用していた方へ】

今回入荷分のバリアブルNBから、ベース面が旧タイプよりもより白くなっております。また、乳剤面がまくれやすくなっておりますので、予めご了承ください。

モノクロ印画紙【ベルゲール】バリアブルNB小四(近代インターナショナル)

ジョー・ホンダ写真展「孤高の戦士、アイルトン・セナ」の展示の「ベルゲール」が以前のものなのか現在のものなのか分からないが、デジカメWatch掲載の作品は独特の階調なので見に行きたいなぁ。


写真は記事とは関係ない。
白滝(横浜市中区):Nikon F3、Ai Nikkor 20mm F2.8S、F2.8、1/4sec、Kodak New PORTRA 160、Nikon L37c、Nikon SUPER COOLSCAN 5000 ED(ICEありGEMなしROCなし)

ISO160のフィルムだと泣きたくなるぐらい暗かった。実はちょっと手ブレしている。露出は少し明るく写りすぎかも。これが根岸の白滝不動の白滝だ。【新製品レビュー】SIGMA SD1 Merrill(デジカメWatch) ― 2012年04月11日の参照。

カシオ、フリースタイルデジカメ「EX-TR150」を発売日前に販売終了(デジカメWatch)2012年04月13日 20時21分16秒

カシオ、フリースタイルデジカメ「EX-TR150」を発売日前に販売終了(デジカメWatch)なのだそうだ。はあ?

カシオは13日、4月5日に発表したデジタルカメラ「EXILIM EX-TR150」の販売終了を告知した。

4月5日に発表し、4月20日の発売を予定していた製品。計画生産台数を上回る見込みのため「発売日前ではございますが、やむを得ず販売を終了させていただくことにいたしました」としている。再生産の予定はない。

EX-TR150は、ボディ外周を覆うフレームが360度回転する“フリースタイルカメラ”「EX-TR100」(2011年7月発売。販売終了)の特徴を受け継いだ後継機。新たに「メイクアップ機能」、「デコレーション機能」を搭載した。レンズは引き続き35mm判換算21mm相当の単焦点。発表時点の店頭予想価格は3万円前後の見込み。

これ、カシオ、21mm相当F2.8の単焦点レンズ登載のデジカメ「TRYX」を海外発表 ― 2011年01月07日の国内版だよね【追記】の「EX-TR100」に「メイクアップ機能」、「デコレーション機能」を追加したもののようだ【追記ここまで】。売れると思わなかったんだろうか。「Haniwaが評価してるからこれはマニア受けだけよくて売れないな」とか(笑)。再生産とかできないのか。なんだか融通の利かない世の中ですな。

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